ダメージ計算式

ダメージ計算について

このゲームにおけるダメージ計算は以下の計算式に基づいて行われる。

最終ダメージ = (基礎ダメージ + 乱数) と (実攻撃力*0.1)　のうち、より高い数字

実攻撃力 = (1 + スキル攻撃力*0.1)*(物理攻撃力or魔法攻撃力)*(各種補正値)

基礎ダメージ = (実攻撃力*0.5) - (対象の物理防御or魔法防御)*0.25

乱数 = {-0.5*Sqrt(基礎ダメージ)} ～ {0.5*Sqrt(基礎ダメージ) + 1} の間の数字

Sqrt(X) = Xの正の平方根

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各種補正値 = 陣形効果発動中によって発動する補正等、様々な補正値（後述）

例1：スキルや装備に設定された特殊効果 = 例えば魔法陣形による全体攻撃効果が発動すると1個につき1.5倍

例2：属性攻撃による相性で弱点を突いた場合1.2倍or1.5倍

例3：例1と例2が同時に成立した場合1.5*1.2=1.8倍or1.5*1.5=2.25倍

ここで、乱数値は元々の基礎ダメージに対して非常に小さな値となるので、実際の計算では無視してしまっても大きな影響はない。
そのため、このページでは乱数値は実際に計算する上では省略させてもらうものとすることをご了承願いたい。
したがって、実際のゲーム上では大きなブレはないものの、多少の上下は発生する。

ちなみに最終ダメージで実攻撃力*0.1が採用されるのは、こちらの攻撃力が相手の防御力に対してあまりに低い場合の最低保証のような扱いなので、ボスを一撃で倒す場合のような想定であれば最初から考えなくても良い（が、期待ダメージを計算する例では省略はしていない）。

属性相性

属性攻撃は「スキル属性」と「防御側が持つ属性」間の相性によってダメージに倍率が掛かる。
強い順に、土＞水＞火＞風＞土となる。

防御側が複数の属性を持っている場合、すべての相性倍率が掛け合わされる。
水スキルで火属性を攻撃すると、弱点のためダメージは1.5倍されるが、
火属性＋土属性の2属性持ちだった場合は、(1.5*0.7=)1.05倍となる。
土属性+火属性+水属性+氷属性の4属性持ちに闇スキルで攻撃すると(1.2*1.2*1.2=)1.728倍となる。

武器属性にこうした有利不利は存在しないため、安定しているが爆発力には欠ける。

スキル一覧

計算例1

物理攻撃力1.0BのYouがシャープスパイク（物理攻撃,威力6）でトーナメント6回戦のイアリ(物防1.92B)を相手に攻撃し、補正が何もかからない場合

実攻撃力 = (1 + 6*0.1)*1.0B = 1.6B

基礎ダメージ = 1.6B*0.5 - 1.92B*0.25 = 0.8B - 0.48B = 0.32B

最終ダメージ = 0.32B と 1.6B*0.1=0.16Bのうち高い数値が採用されるため、0.32Bが最終ダメージとして適用される

大雑把に説明すると、イアリに無補正のシャープスパイクでまともにダメージを通したければ物理攻撃力1.0Bではギリギリ、となる。

計算例2(クロニクルページに記載されている決勝戦一撃勝利の計算例)

魔法攻撃力123.8Tの味方がアースキャノン（魔法攻撃,威力40,全体攻撃*2,土の加護）でトーナメント決勝戦のフェニア(魔防307T,属性(火,水,土,氷)
)を相手に、土属性の味方が7体、マジックワンド(ボーナスLv5,全体攻撃)で魔法陣形を発動して攻撃する場合

各種補正値 = 1.2(魔法陣形によるボーナス)*1.35(土の加護)*1.5*1.5*1.5(全体攻撃効果)*1.5(弱点土→水) = 8.20125

実攻撃力 = (1 + 40*0.1)*123.8T*8.20125 = 5076.57375T ≒ 5076T

基礎ダメージ ≒ 5076T*0.5 - 307T*0.25 = 2538T - 76.75T = 2462.25T

最終ダメージ ≒ 2462.25T と 5076T*0.1=507.6Tのうち高い数値が採用されるため、2462.25Tが最終ダメージとして適用される

フェニアのHPは2.45Qa≒2450Tなので一撃勝利達成となる。

計算例3(応用例1)

トーナメント6回戦のイアリ（HP15.4B,物防1.92B）をシャープスパイク(物理攻撃,威力6)で補正をかけずに一撃で倒したい場合に必要な物理攻撃力を知りたい場合

最終ダメージ＞15.4B

最低保証のダメージ計算は最初から除外するので、実質的に基礎ダメージ＞15.4Bを解いていけば良い

(実攻撃力*0.5) - 1.92B*0.25＞15.4B

(実攻撃力*0.5)＞15.4B+0.48B=15.88B

実攻撃力＞31.76B

(1 + 6*0.1)*物理攻撃力*各種補正値＞31.76B

1.6*物理攻撃力*1>31.76B

物理攻撃力>31.76B/1.6

物理攻撃力>19.85B

つまり物理攻撃力が19.9B以上であればシャープスパイクでイアリを一撃で倒せる計算となる

計算例4(応用例2)

聖都ダンジョン2：廃棄神殿のレアエネミー、ヴァリアントオクトパス（物攻1.18T）からの被ダメージを予測したい場合
ここでは過去のコメントの情報から、ヴァリアントオクトパスの攻撃スキルは威力1の物理攻撃と仮定して話を進める。

最終ダメージ ≒ 基礎ダメージ = (実攻撃力*0.5) - (対象の物理防御or魔法防御)*0.25

実攻撃力 = (1 + 1*0.1)*1.18T(物攻)*1(無補正) = 1.298T ≒ 1.3T

予測ダメージ ≒ 1.3T*0.5 - 対象の物理防御*0.25

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●ここで攻撃される味方の物理防御を400B=0.4Tと仮定すると

予測ダメージ ≒ 0.65T - 0.4T*0.25 = 0.65T - 0.1T = 0.55T

したがって予測ダメージは0.55T,およそ550Bとなる。

●さらに物理防御を上げていくと最終的にダメージには最低保証値となる(実攻撃力*0.1)の方が採用され、この時のダメージは

最小ダメージ ≒ 1.3T*0.1 = 0.13T

●この最小ダメージになるような物理防御を求めると

0.13T = 0.65T - 物理防御*0.25

物理防御*0.25 = 0.65T - 0.13T = 0.52T

物理防御 = 2.08T

したがってヴァリアントオクトパスからの予測ダメージの最小値は0.13T、およそ130Bであり、ダメージを最小限に抑えるための物理防御は2.08T必要ということになる。

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