レイダー対策/ギニュー特戦隊

Last-modified: 2024-04-26 (金) 16:21:54

概要

「チームアップ型」レイダーであり、討伐されずに進化することで後続のレベルの性能が強化されるという点が特徴である。
したがって、各形態を討伐することで次のレベルを弱体化させることが可能。

隊員を討伐すればするほど次のレベルのレイダーが出現してくるため、無闇に討伐し続けてもレベル4のギニューの出現を早めてしまう。

そのため、いつ誰がドラゴンチェンジを使うか、誰が探索をするかといった役割分担と厳密なリソース管理、そして進化を可能な限り遅らせつつ、進化直前になったら討伐するといった進化管理も重要になってくる。

しっかりとした対策と立ち回りを徹底していないとあっという間にやられてしまうほどの圧倒的に「強い」レイダーである。

探索フェイズ

進みは遅いとは言え、ギニュー特戦隊は共通で時間経過で進化エネルギーが増加する。

つまり、起動キーの発見や設置が滞るとそれだけでギニューが近づいてしまう。
ギニューはたとえ隊員が全討伐されたとしてもレベル4レイダー相応の性能を持っているため、できる限り出さないように心がけたい。

そのためにも、民間人救助と早めのキー設置、レイダーに対する隠密・逃走という基本を徹底しよう。

超TM起動を目指すにせよ、討伐するにせよ、レベル4になりやすいレイダーのため、非常にリソースが厳しい戦いになる。
討伐しても交代時の演出がありとても長いため、神龍サバイバー以外はじわじわとリミットを削られるのも嫌らしい。

体力の多さや、レベル4をどう妨害するかということを考えると、神龍サバイバーが戦況に与える影響が他のレイダーより高くなるため、サバイバーのもっているドラゴンボールを起動フェイズ開始までにまとめておき、神龍召喚に備えたい。

起動フェイズ

前述の通り、超TM起動システムを早めに出現させていれば、ギニュー出現かその前に起動を完了させることも不可能ではない。

もしギニューが出てきてしまった場合、起動システム破壊を阻止する上で、同じレベル4である神龍サバイバー以外の通常格闘が通らない事が大きな障害となる。
事前にロケットランチャーベジータのグローブをエリアXに集めておく事で、ギニューの妨害がしやすくなる。
また、対ギニュー特戦隊の超タイムマシン戦を意識するなら、妨害スキルを装備しておくのはかなり有効。

下手に討伐して次の形態を出したくなかったり、レベル差があるなどの理由で、格闘での時間稼ぎがしにくくとも、妨害スキルを当てさえすれば起動システムの破壊を止められるからだ。

討伐に関してだが、前のレイダーが討伐されても次のレイダーに入れ替わるという仕様上、ギニューを討伐する前にジリ貧になってしまうということが起きやすい。
そのため、神龍サバイバーがいない限り、討伐は狙わず超TM起動を目指した方が良いだろう。

一応グルドを倒しておけば、ギニューの体力が通常より減るので討伐しやすくなる。

レベル別対策

レベル1 グルド

グルドはフルパワー連続エネルギー弾やバースト技の時間停止など、レベル1レイダーにしては戦闘に長けている。
逆にアシストキャラ、スカウター、気の探知といった索敵スキルを一切所持しておらず、索敵と民間人捜索が弱い。

また、移動速度もかなり遅く、素の状態だとサバイバーのチェンジと同じか、少し遅い程度の飛行速度しか出ないのも弱点*1

グルドを討伐するとレベル4のギニューの体力が減り、その後グルドが巡回しなくなるいう大きなメリットがある。
一方で討伐のために人手が割かれて起動キー発見・設置が滞る上、リクームの登場も早くなってしまう。

しかも、前述した通り時間停止などの技を持っているためタイマン性能が高く、1対1では返り討ちに遭ってしまう可能性が高い。
グルドの進化が遅いなどの理由がない限り、基本を徹底して最速で起動フェイズを目指す方が無難だろう。

グルドの体力は140と低く、リミット技2発から3発打ち込めば討伐できる。とはいえ、バースト技を持っていることを考えると、討伐には2~3人以上のチェンジが必要になる場合がほとんどである。
残像拳などのバーストスキルと、チャーミングポーズなどの拘束スキルなどの両方を採用した、グルド狩りに向いたスキル構成であれば、ひとりで討伐も出来なくはないが、単騎討伐はかなり厳しい。
討伐を狙う場合は、近くに味方がいることを確認したり、シグナルを使って、味方と意思疎通を図る必要がある。

また、討伐を狙うなら12分までが実質のタイムリミットであることも覚えておこう。時間ぎりぎりになってチェンジを吐いて「おいグルド~そろそ…」となってしまっては本末転倒。

たとえ討伐ができなくとも、注意を引いて民間人探しを妨害できればリクームに進化するまでの時間を稼げる。
リクームと違って、追跡性能はそこまで高くないため、時間を稼いで引くという動きが比較的しやすい。

レベル2 リクーム

リクームになると、2種の突進技による高いチェイス能力を備えるようになり、隠密・逃走の難度が一気に上がる。
また、このレベル以降はスカウターを使用可能になる。

グルドを討伐した直後だと、息切れしたサバイバーがダウンさせられてしまう可能性が非常に高い。また、チェイス能力のスカウターの性能の高さから、瞬間移動などの一気に距離を離すスキルが無いと、逃走は厳しいものになる。

リクームの基本は「そもそも見つからない様迂闊な行動は避ける。」「見つかってしまった場合とにかく時間を稼いで他サバイバーを自由にする。」「蘇生されやすい場所でダウンする。」のサバイバーの基礎を徹底する事が大事。

また、移動スキルの使い方を工夫することで、逃走率をある程度高めることが出来る。

リクームの突進技である、リクームマッハアタックは、200mを高速で移動できるため、たとえばグラップリングデバイス変化【ミサイル】を連続で使い、まっすぐ逃げたとしても、難なく追跡されてしまう場合が多い。

しかし、リクームマッハアタックの弱点として、軽い方向転換は出来るものの、急激に方向転換することは出来ない
この性質を利用して、複数の移動スキルを違う方向に使い、リクームを左右に振ることで、撒きやすくなる。

具体例

例えば、グラップリングデバイスを使った後、変化【ミサイル】をすぐには使わず、リクームマッハアタックで追ってきたタイミングで、別の方向に折り返すように移動すれば、リクーム側はリクームマッハアタックをキャンセルせざるをえなくなる。

リクームは移動速度が早いように思われがちだが、素の飛行速度はかなり遅い*2ため、突進スキルを使った状態で距離を取られると諦める場合が多い。

このように、リクームマッハアタックを使用された後に、別の方向に移動することで、リクームから逃げやすくなる。

もちろん気弾で撃ち落とされるなどの危険はあるため、地形を利用して、一瞬射線を切った上で折り返すなどの工夫が出来るとより逃げやすくなるだろう。

戦闘面の話をすると、実はリクームチェイス能力こそ高いものの一気にチェンジを削り切る能力自体は他のレベルと比較しても高くない。
何故なら気弾はセル第一形態と同じで火力と判定が弱く、拘束スキルも持たない。そしてCTの都合上、マッハアタック&キックはチェイスに使うか戦闘で使うかのどちらかでしか使えないからである。

追うためにマッハアタックを温存すればチェンジゲージを削られにくく、戦闘に使ってしまうと移動スキル連打で逃げられる二択が発生している。
そのため、一気にチェンジゲージを削られる格闘を受けない事を強く意識しよう。ある程度距離を取りつつ気弾を相殺or回避していけば、ある程度安定して時間を稼ぐことが可能だ。

リクームはチェイス能力こそ高いがタイムマシン防衛能力は低く、多人数戦が苦手なため、リクームの間に超TM起動システムを出現させるとかなり勝利に近づく。

最後に、リクームを討伐したほうが良いか、ということについて説明する。
リクームの順当進化によるボーナスはジース&バータギニューの格闘カット1回、格闘ダメージ増加、そしてギニューの火力アップ。地味ながら後続の性能を思っている以上に底上げしてしまう。
そのため、出来れば討伐したいのだが、倒したあとに出てくるジース&バータの戦闘能力は高い。下手に早期に討伐してしまうと返り討ちに遭ってしまう。

そのため、探索フェイズ中に討伐するメリットがグルドと比べても薄い。
キー設置の邪魔だから、などの理由が無い限り、無理に討伐する必要はないだろう。
逃げるのに必死で討伐を狙う余裕がない、というのもあるが

レベル3 ジース&バータ

ジースになると気弾がレーザー系気弾になり、サバイバーの気弾で打ち消されなくなる。また、バータを呼び出し索敵及び奇襲も可能になる。

まず、気をつけなければならないのは気弾である。ダメージが32と、あの魔人ブウ(悪)の気弾よりダメージの高い気弾が飛んでくる。
食らい続けていると、レベル3ですらあっという間にリミットが削りきられてしまう。そのため、当たらないように横移動することを心がけよう。

必殺技のクラッシャーボールの赤い球は射程が400mほどある。見通しのいい場所をバリアが割れている状態で歩いていると、狙撃されて突然ダウンする可能性がある。注意しよう。

もう1つの必殺技のパープルコメットクラッシュは連続でエネルギー弾をぶつけるもので、複数人との戦闘に長けている。発動中は無敵のため、バースト技代わりに使われることがある。
ただし、技後に若干の硬直があるためエネルギーフィールド強靭魔壁といった防御技で凌いだ直後に魔貫光殺砲などの大火力技を叩き込むチャンスにもなる。
非常にリスキーではあるが、切り札として覚えておいても損はない。

上記の通り、全体的な戦闘能力が高い。が、戦闘能力こそ高いものの体力が非常に低く、また生存ボーナスが強力なのもあってか討伐を狙う機会は多い。そのときには、ダメージが高すぎるレーザー気弾に注意しよう。

順当進化した場合、ギニューの必殺技のミルキーキャノンが、バータの青いハリケーンとジースの連続クラッシャーボールという2つの攻撃が追加され、大幅強化されてしまう。そのため、出来る限り順当進化させたくはない。

レベル4 ギニュー

レベル4のため、格闘、気弾、必殺技どれも高性能。
また、戦闘力上昇、ストロングジャージーによって移動性能も高い。

気弾は1発当たりのダメージが全て同じという仕様のため、1回当たるだけでも痛手である。
ただ、距離があれば殆ど当たらないため、距離を取って対応したい。
必殺技のミルキーキャノンはただでさえ強力な技だが、ジース&バータが生存していた場合、さらに強力になってしまう。

上記の気弾、必殺技はあらかじめリクームを討伐しておけば火力が下がるため、幾分楽にはなる。

アルティメット必殺技のボディチェンジは当たれば即ダウンという恐ろしい技。
幸い、発動時には「お前のカラダをいただくぞ!」と叫びながら突進してくるため、避けやすい部類ではある。
この技で神龍サバイバーがダウンさせられると、非常に厳しい展開になってしまうので、時には身代わりになる覚悟も必要である。
また、ボディチェンジは喰らうと即ダウンさせられるだけでなく、チェンジレベルが強制的に1に戻されてしまい、レベル3のトランスボールがギニューになってしまうので注意しよう。

保証付きでレベル4とはいえ中々の高性能、だが突破口がないわけではない。
まず基本的にギニュー隊長が出動する盤面は「サバイバー側のボロ負け」「タイムマシン防衛中にジース&バータから交代」「タイムマシン防衛中にジース&バータが倒れる」の3パターン。

1つ目にに関してはどうしようもない盤面だが、2つ目3つ目に関しては攻略の余地がある。

2つ目の状況の場合、基本はタイムマシン起動を狙うことになる。チェンジのある味方は例えレベルで負けていてもギニューに突っ込んで時間を稼ぎ、少しでもタイムマシン起動に繋げよう。
この際、チャーミングポーズクリリンの靴といった妨害スキルが有効。レベル差に関係なく時間を稼げ、行動不能中はレベル差が負けていても格闘やバニッシュが通る。
10秒に1回ほど飛んでくるミルキーキャノンのCTも、可能なら意識しておこう。飛んでくるのに合わせて力の解放エネルギーフィールドで耐えれれば御の字。

3つ目の状況の場合、上記に加えて討伐も見えてくる。ジース&バータが倒れる=どこかしらのタイミングでドラゴンボール奪取が出来ている、でもあるので神龍召喚が通っているor通せる為である。
大事なのは体力が低いとはいえ「おのれ…当たりさえすれば!」とならず討伐に拘り過ぎない事。

ギニュー戦の神龍サバイバーは、勝利に対するウェイトが非常に重い。
その理由は、格闘がまともに通るのが神龍サバイバーだけであることや、ギニューの強引な破壊を咎めるために討伐を狙う必要があり、そのために何度でも必殺が使える神龍サバが必須レベルであること、ボディチェンジを避けられないと即座に神龍サバイバーがダウンして、一気に盤面不利になる点などが挙げられる。

特に神龍サバイバーになった場合、ギニューとの間合いを意識する必要がある。
ボディチェンジという技がある以上、迂闊に近づくとワンパンされてしまうし、戦闘力上昇やストロングジャージーによって近接戦闘の選択肢が多く、不利な読み合いになるためである。
あっちから近づいてくることも考慮して、一定以上の距離を取っておきたい。
しかし、レベル4であるギニューの超TM起動システム破壊を止めるためには、神龍サバイバーの格闘が一番有効なこともあり、厳しい選択を強いられる。

レベル3以下の格闘を全て弾いてしまうため、レベル4相当の神龍サバイバーでしか完全な足止めは出来ない。周りのチェンジ残量を確認しつつ、時にはゲージを犠牲にしてでも格闘で時間を稼いだりする必要があるだろう。

そのため、最終的に起動勝利を目指すにせよ、遠距離から体力を削ることで、自分の方に注意を引かせたり、超TM起動システムの強引な破壊が出来ない体力まで削るのが有効である。


*1 ロックオンボーナスが存在するため、チェンジしたサバイバーに追いつけないという訳では無いが。
*2 流石にグルドよりは速いが、ロックオンボーナスが無いとサバイバーのチェンジ中飛行速度と同程度か少し遅いぐらい。