ニコラウス・ヴォルフハルト

Last-modified: 2017-10-23 (月) 00:51:58

キャラシート

【名前】ニコラウス・ヴォルフハルト
【容姿】線の細い、雪のように真っ白な子供。手指に傷がある。
【願い事】満たされる。
【バッドエンド】
【グッドエンド】
【令呪】 0 / 0
【HP】25 /25
【筋力】E:1
【耐久】A:5
【敏捷】E:1
【魔力】D:2
【幸運】E:1
【スキル1】略奪者:移動フェイズ時、自分のサーヴァントのHPを(耐久値D6)回復する。
【スキル2】完勝への布石:自身のサーヴァントの先手判定時、補正値3を与える。
【その他】属性:混沌・悪 / 特性:人間・獣

名前:ニコラウス・ヴォルフハルト
年齢:10歳
性別:男
血液型:AB型
好きなもの:まねっこ・間食
嫌いなもの:空腹
特技:解剖
起源:『欠乏』
属性:混沌・悪
魔術属性:『欠乏』
魔術特性:吸収・略奪
魔術回路・質:? / 魔術回路・量:?/ 魔術回路・編成:異常

 

・人物
「お腹がすきました。だからおはなしがしたいです」

 

『欠乏』の起源に目覚めた起源覚醒者。
欠落者。無限に飢え無限に貪り続ける獣。魔性、獣性に回帰した人面獣心の『狼』達の中の一人。

 

髪も肌も、雪のように白い華奢な体つきの男の子。何かが欠けているが故の天使の容貌。
生まれながらに起源に覚醒しており、それが強く出ているために欠陥が多い。
故にこそ、自分に欠けたもの、本来備わっていてしかるべきと信じるもの――満たされるということ、即ち「幸福」を渇望する。

 

根底が欠けているが故に、肉体的にも精神的にも強く飢えている。
空腹を常に主張するのはそのためで、何かを口にしていないと我慢が出来ず、時には自分の手指を齧り取って咀嚼してしまう。
その行為は底の抜けたバケツに水を汲んでいるようなもの。あるいは『欠乏』という起源自体、『食べる』ことから派生しているのかもしれない。
無論空腹を満たすために自食する生物など何もかも間違っているが、そうしなければ溢れ出る飢餓感に潰れてしまうのだ。
そして自分自身にさえ衝動を向ける生物が、他者に対して穏当な反応を示すはずもない。
幼い思考で「欠けたものを補いたい」という本能を駆り、「欠けていない」「幸福である」他者を積極的に捕食する。
バラバラにして、丁寧に腑分けて。"どこが自分に足りていない部分か"を考えつつ、一つ一つ味わいながら噛み砕く。
己の裡にないものは、何かから手にいれるしかないのだから。

 

「あなたは幸せか」「何をしたら幸せと思うか」「それがあるから生きていけると信じられるものはあるか」
そんな風に何度も問いかけるのは、自分もそれをしたら――誰かの真似をすれば幸せになれるか、と想っているからだ。
何を奪っても、何をしても、満たされない足りないのだと餓え続けていても。

 

外観通りの幼い狼だが、一部の数値(スペック)は既に成体の狼を上回る。愚劣な神子。
来歴には、よくわからない部分も多い。

 

「お腹がすきました。だから殺します」

関連人物

ソフィア・エスター・フィッツサイモン:おいしくいただきました。
椿屋安寿:殺したほうがいいやつ。
フラウス・ドレッセル:欠けているように見えたのだが、自分とは違うらしい。裡に残る火があるなら、それを食べれば満たされるかも。
ルピナス・カートライト=ルピノ:頭のいい子だなとぼんやりと思っている。楽しそうなので真似してみようと思うのだが、不器用で上手くいかない。

 

アン・リュコス・バスカヴィル:握った手は、柔らかった。