アズーリア

Tag: グロソラリア 松明の騎士団 青い鳥 チョコレートリリー 霊媒 守護の九槍 異獣憑き 槍の民

概略

本作の主人公の一人。
新しき英雄、幻想再帰のアリュージョニスト。紀生型異獣である呪祖フィリスの適合者。
譲れない願いは、迷宮支配者と化した妹(ベアトリーチェ)の奪還。
果たしたい約束は、外世界人シナモリ・アキラとの再会。
避けられぬ運命は、【オー】の担い手たる獅子の少年との邂逅。(レオ?)
夢は、歌姫Spearの歌を世界に響かせること。

引用

「強固な現実は乗り越えられる。柔らかい呪文を唱えれば、それは簡単なこと。それを教えてくれたのは、私のお師様なんだよ。私より呪文を知っているジルになら、世界にかけられた呪いを解くことだってできるよ。死の囀りという呪いを、歌姫という美しさで書き換えることだって、きっと」

これまでのエピソード

プロフィール

詳細

• 呼称
  • 【神話揺動者】(ミュトスフリッカー)。澄明のマリー・スー。文彩(レトリック)の魔女アズール。色無し。灰色。ノッポのアズーリア。澄明のヘレゼクシュ。生きた仮想使い魔。地上の新たな英雄。幻想再帰のアリュージョニスト。
• 宣名
  ネタバレ

  「号は澄明、性は摸倣、その起源は幻獣(ファンタシーア)」

  「キュトスの姉妹の七十一番、未知なる末妹ハルベルトの使い魔にして一番弟子！　私の名は、永続者アズーリア・ヘレゼクシュ！」

• 黒百合時代
  • ダーシェンカの直弟子。
  • 【燦然たる珠】第二位ダーシェンカ主催【彩石の儀】にて最優であった彩度第十六番【澄明のヘレゼクシュ】。
  • 元呪文の座の最有力候補にして、氷血(コールドゲーム)のコルセスカ、黒血(インクジェット)のハルベルト、鮮血(スレッショルド)のトリシューラ、キュトスの姉妹第五位万色のサンズ、松明の騎士団副団長にして【聖女】クナータ＝ティエポロス・ノーグと並び将来を嘱望された天才。
  • フィリスに乗っ取られ、無意識に旧第五位ディスペータの存在を起源に従って逆流・過去へ放逐した。
• 歌姫Spear関連
  • 美貌の歌姫spearのファンというかもはや狂信者。彼女関連でよく人格が変わる。
  • ファン一号。
  • 葬送式典を前に、spearの作詞担当に抜擢。
  • マロゾロンドの夢の中で、spear（【猫の国】のハルベルト？）のマネージャーをやっているか、もしくはアズーリア（青嶺瑠璃？）がアイドルとして活動している。
• 松明の騎士団として
  • 転生直後のシナモリ・アキラが出逢ったキール隊?の一員だった。上司である守護の九槍第七位の命令を無視して第五階層に独断進攻。他の武隊も煽り、結果として多数の死者を出してしまう。
  • 【大神院】と【松明の騎士団】上層部の思惑により、エスフェイルを倒した功績から英雄に祭り上げられる。

• 守護の九槍
  • 序列第九位
  • かかげる松明は実体無き影の炎
  • 担当秘蹟は『病者への塗油(アノイント)』
  • 第五階層の制圧を予定されている

• 疑似細菌によって肉体を構成している変身者、影の海の黒花翁草(アネモネ)である夜の民、青い鳥(ペリュトン)として
  • 摸倣子の運動によって細胞の構造を成り立たせている呪術生命【スキリシア＝エフェクの夜の民】であり、天然の呪術微細機械(マイクロマシン)の集合体・疑似細菌の群体によって創造される創発的生命。
  • 青い鳥(ペリュトン)の固有種（覚醒済み）、即ち【黒衣の矮神】マロゾロンドの依巫にして端末である。
  • 霊長類、翼持つ牡鹿、ブラックアネモネ、霊長類体を元にしつつ肩甲骨のあたりから青い翼、頭から黒い枝角を生やした半幻獣形態とをそれぞれ使い分ける。
  • 青い鳥(ペリュトン)としてはかなりの高身長。
  • 種族的な性質により霊長類の表情そのものに対する理解が乏しく、輪郭と顔のパーツの状態は判別できても、どんな顔にどんな表情を浮かべているのかが判らない。
  • 呪力を消耗し過ぎると手のひらサイズになる。
  • アストラル体の制御を誤るか、気を抜くと不定形。
  • 特定の条件下で分裂可能。
  • 物質化していない霧状の部分は舐めると甘い。
• etc
  一人称使い。拘束(バインド)使い。呪文の紀人もしくは紀獣。
  美醜によらず顔から明確に人物を特定できるのはチョコレートリリーのみ。
  美的要素の強いソルダ、ラーゼフはなんとなく判別出来る。
  例外としてシナモリ・アキラはサイバネ義肢のイメージから判別可能（表情が曖昧である事には変わりないが）。
  アズーリアは己の顔を基本的に【チョコレートリリー】、ラーゼフ・ピュクシス、【痕跡神話】のサリア等知己にしか明かしていなかった。
  なお魔将戦時、鎧と共に黒衣を脱いだ半幻獣形態を披露。エスフェイルは初めて見た彼女の素顔に強い動揺を露わにしていた。
  猫の国及び深層意識にて、同一の存在と思われる青嶺瑠璃が確認されている。
  新進気鋭の迷宮小説作家。基礎物語類型を参照して自動生成された詩や物語を加工、更に文体模写と世界観のコラージュで編纂した物語を公開。膨大なテキスト量と、温かみのある作風で定評がある。
  ガルズ・マウザ・クロウサーの【静謐】によって存在を解体された後、チョコレートリリーによって詠唱・維持される【仮想使い魔】となった。
  世界槍の【迷宮支配者】にして相補の魔女ベアトリーチェ＝セレクティフィレクティと対をなす【永続者】。
  最強の寄生異獣マリーをその身に宿し、【燦然たる珠】で【賢天主】言理の魔女（アメル・ア・フィリス）を間接的に参照する事で、全修道騎士の中で最大出力を誇るエレクトリックライムの電撃を操る。
  コルセスカ/ディスペータが転生したルウテトや、杖の座のトリシューラからは嫌悪の感情を向けられている（ルウテトに至っては憎悪めいた言動が読み取れる）。
  参照先である原典が存在しない神滅具である斧槍【闇夜の希望(ナイトウィッシュ)】を愛用。

関係性

一章

• シナモリ・アキラ
  • 謎の全裸マント&隻腕の外世界人にして戦友。
  • 錯乱しているところを救う。
  • 必ず迎えに行くと約束をした。

• キール隊?
  • 所属部隊。
  • アズーリアを残し全員殉死。

• エスフェイル
  • 強敵。

• 冒険者達?
  • エスフェイルを倒す鍵となる魔導書?を託される

呪術

電子レンジ

ハルベルトが考えてアズーリアに使わせた。食品を温めるための呪文を戦闘用にアレンジしたもの。

「地を這う災厄、暴食の多腕、荒ぶる混沌にして焦土の魔よ、その身を震わせ、波打たせ、重ね合わせ、耳を劈く死の絶叫をコヒーレントに増幅せよ。その憤激によりて我が怨敵を電子レンジ内のレトルト食品のごとくチンせしめん！」

射影即興喜劇(アトリビュート)

アズーリアの固有呪術。
フォービットデーモンを参照する。命名規則はセリアック=ニアとアズーリアが相談して決めている。

月光白玉（セレナイト）

ミルーニャを参照して発動する呪術。

黒玉飛翔（ジェット

ハルベルトを参照して発動する呪術。

真琥珀（アンバー）

セリアック=ニアを参照して発動する呪術。

真翠玉（エメラルド）

リールエルバを参照して発動する呪術。

明藍飛翔（スカイストーン）

リーナを参照して発動する呪術。

幻想韻雷（ペリドット）

おそらくはアリスを参照して発動する呪術。マリーはこの形式と生ることで生存している。
三章時点でアズーリアが参照できる火力の中で最強を誇るが消耗が激しい上に制御も難しい。

深林雲母（アベンチュリン）

プリエステラを参照して発動する呪術。堅牢な防御を可能とする。

天眼透徹（アイアゲート）

メイファーラを参照して発動する呪術。

瑠璃彩星（ラピスラズリ）

アズーリア自身を参照して発動する呪術。

真紅玉髄（カーネリアン）

トリシューラを参照して発動する呪術。活力を与えて無機物すら自然治癒させる。

連関合成

鮮血石（ブラッドストーン）

真翠玉（エメラルド）と真紅玉髄（カーネリアン）の合成。

レッドレッデル

明藍飛翔（スカイストーン）と真翠玉（エメラルド）と黄の合成。
遠い昔、散らばった大地の時代に数多くの邪神を生み出してこの世界から去っていったと伝えられている怪物を作り出す。

参照元

マリー・スー

wikipedia>マリーの部屋

wikipedia>MarySue

ヘレゼクシュ

ゆらぎの神話百科事典>ヘレゼクシュ地方

アズーリア

ゆらぎの神話百科事典>アズール

wikipedia>アズール

wikipedia>アズール(紋章学)

ペルシャの地名→青い宝石(ラピスラズリ)→色の名前と変遷する。

表すのは、空の色。または、海の色・青の純色・ラピスラズリの色・瑠璃色・群青色・藍色・青全般。

アズラ

ゆらぎの神話百科事典>アズラ

Wikipedia>アダムとエバ

三男セト（セツ、第二ヨベル第5年週の第4年誕生））は次女アズラ（第二ヨベル第6年週誕生）と結婚した。

「号は澄明、性は摸倣、その起源は幻獣（ファンタシーア）」

アリストテレスの『霊魂論』の表象（phantasia）

「質料なしに現存させること」「表象は現実態にある感覚から生じた運動である」→呪力

幻想曲の意味も重ねていると思う

コメント

参照されてるページ

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