No.022 | ||||
---|---|---|---|---|
比叡(ひえい) | 金剛型 2番艦 戦艦 | |||
艦船ステータス | ||||
耐久 | 63 | 火力 | 63 | |
装甲 | 52 | 雷装 | 0 | |
回避 | 30 | 対空 | 24 | |
搭載 | 9 | 対潜 | 0 | |
速力 | 高速 | 索敵 | 13 | |
射程 | 長 | 運 | 10 | |
艦載 | 装備 | |||
3 | 35.6cm連装砲? | |||
3 | 15.2cm単装砲? | |||
3 | 7.7mm機銃? | |||
装備不可 | ||||
改造チャート | ||||
比叡 → 比叡改?(Lv25) → 比叡改二?(Lv75) | ||||
図鑑説明 | ||||
井上提督も愛した巡洋戦艦、比叡です。 ぴかぴかに肌を磨いて、御召艦としても活躍したの。 大和型のテスト艦にもなったのよ、知ってた? え?ソロモン海戦?そうよ、奮戦したわ! |
セリフ | CV:東山奈央、イラストレーター:コニシ |
入手/ログイン | 金剛お姉さまの妹分、比叡です。 経験を積んで、姉さまに少しでも近づきたいです。 |
母港/詳細閲覧 | あはい、お呼びになりましたでしょうか? |
んぅ… はっ!何ですか!?寝てません!寝てませんてばぁーっ! | |
いつでも準備、出来ています! | |
ケッコンカッコカリ(反転) | - |
ケッコン後母港(反転) | - |
編成 | 気合!入れて!行きます! |
出撃 | 気合!入れて!行きます! |
司令には、恋も!戦いも!負けません! | |
遠征選択時 | さっすがですねぇ! |
アイテム発見 | さっすがですねぇ! |
開戦 | 撃ちます!当たってぇ! |
航空戦開始時 | |
夜戦開始 | お姉さまの邪魔するひとは、許さない! |
攻撃 | 撃ちます!当たってぇ! |
主砲、斉射、始め! | |
攻撃(夜戦) | 私! 頑張るから! 見捨てないでぇー!! |
小破 | ひえー! |
中破 | お姉さま譲りの装備をこんなに……くっ、許さないんだからぁー! |
被弾カットイン | |
勝利MVP | 私の活躍、見ていてくれました? そう、なら、頑張った甲斐がありました! |
帰投 | 作戦が完了! 艦隊、帰投しました! |
補給 | はい!力が湧いてくるようです! |
よし!これで…いけます! | |
改装/改修/改造 | はい!力が湧いてくるようです! |
少しはお姉様に近づけたかなあ | |
さっすがですねぇ! | |
入渠(小破以下) | こんなの、かすり傷程度なんだけど…。 |
入渠(中破以上) | お姉様の夢を見て、お休みしますっ。 |
建造完了 | 新しい妹、もしくはお姉さまが、いらっしゃるみたいですよ。 |
戦績表示 | 司令にお知らせみたいです。 |
轟沈(反転) | 金剛お姉さまは…無事か…な・・・だったら…いい…かな… |
時報 | |
放置時 | 気合!入れて!…いるんだけどなぁ~?あれ~?あれぇ~? |
ゲームにおいて
- 金剛型戦艦4姉妹は、榛名の運が15、金剛が12であることを除いて、性能的な差違はない。
他の戦艦(金剛型以外)との違いは、速度が「高速」であることと、徹甲弾など一部の装備が積めないこと。
ドロップなど詳しくは金剛も参照。 - 比叡は2-4まで唯一ボスでしかドロップせず、比較的入手が難儀である。
- 2013年11月20日のアップデートにおいて、金剛に続きLv75での「比叡改二?」への改造が実装された。運用コストは上昇するものの、火力は金剛同様長門型に匹敵する98まで向上、対空・耐久こそ劣るものの、装甲では互角のものを持つなど、相応にパワーアップが見られる(いずれも最大値)。
ちなみに姉妹艦である金剛改二?も、ほぼ似た様な性能である。なお、改造時に三式弾を持ってきてくれる。
小ネタ
- 比叡「ひえー!」(小破時。ツッコミ禁止)
- 金剛型戦艦2番艦。金剛は
イギリス製デース!お姉さま少しお静かに明治の終わり頃に建造された艦のため、太平洋戦争では最古の日本戦艦。
御召艦(おめしかん)になったこともある由緒ある艦。- ただし、比叡が公式に戦艦でいられたのは、1931年6月~1932年12月までのごく短い期間だけ。
しかも艦籍は「練習戦艦(下記及び改二?に詳細)」であったため、帳簿上では沈没時も「練習戦艦」とされていた。
まあ、名より実だよね?
- ただし、比叡が公式に戦艦でいられたのは、1931年6月~1932年12月までのごく短い期間だけ。
- 巡洋戦艦として建造されたため、艦名は「比叡山」から。
- この比叡は二代目であり、金剛型コルベット艦比叡が初代。
- ちなみに、初代金剛型コルベット艦は金剛と比叡のみの二人姉妹であり、初代比叡は金剛と共に英国製である。
この初代姉妹はエルトゥールル号遭難事件の生存者をトルコへ送り届けたことで知られる。 - また、初代比叡は日清戦争の黄海海戦において、敵艦の包囲を単独敵中突破で生還するという武勲を成し遂げた。
この時敵弾で蜂の巣になった名誉の軍艦旗は戦艦比叡に受け継がれ、式典の時などに掲揚する習わしとなっていた。同名鑑はこのように、名とともに栄誉も受け継ぐのである。
- ちなみに、初代金剛型コルベット艦は金剛と比叡のみの二人姉妹であり、初代比叡は金剛と共に英国製である。
- 尚、三代目として、はるな型ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)「ひえい」が2011年まで就役していた。就役期間36年3ヶ月は海上自衛隊最長記録ホルダーである。
- この比叡は二代目であり、金剛型コルベット艦比叡が初代。
- 名目上は国産戦艦だが、配備を急ぐため兵装や部材のほとんどをヴィッカース社から買い付けている半ノックダウン生産艦。
- 中破時のセリフの「お姉さま譲りの装備」はここから来ているものと思われる。
- それを反映してか、カードイラストでは微妙に眼の色が薄く、髪も金剛同様の茶髪。
- カードイラストでは、霧島も碧眼であり榛名のみ瞳の色が違う。
これは、竣工時に榛名以外の姉妹3艦が同じタービンを搭載していたところからくるものか。
はたまたイラストレーターの気まぐれか。
- カードイラストでは、霧島も碧眼であり榛名のみ瞳の色が違う。
- また、比叡本人は金剛との関係を「妹分」とも称している。
- ゲームでは金剛お姉さまにぞっこんの比叡だが、史実では金剛との絡みはあまりない。
- 姉妹艦でも速力に差があり、若干速い金剛&榛名、若干遅い比叡&霧島で分けられることがほとんど。
金剛と組んでいたのはミッドウェー直前ぐらいだったり。
- 姉妹艦でも速力に差があり、若干速い金剛&榛名、若干遅い比叡&霧島で分けられることがほとんど。
- 他の姉妹に続いて戦艦に改装中に、締結されたロンドン海軍軍縮条約の影響を受けて改装作業が延期されてしまう。
この後、2年半にもおよぶ放置プレイ改装延期の末に練習戦艦となる。
練習艦のためスケジュールや艦内設備に余裕があり、その後大改装まで数度にわたって御召艦の栄誉を担うことになった。 - 御召艦として展望台や御座所が設けられ、観艦式の前には二週間に及ぶ乗員の徹底的な清掃でピカピカとなる。
また、階段の手すりなど陛下がお手を触れられる可能性のある場所は、全て純白の絹で覆われた。
そんな比叡は、昭和天皇のみならず、当時の市井の人々にもなかなか人気者だったそうな。- 特に(自己紹介にもあるように)井上成美提督は比叡がお気に入りで、部屋に絵まで飾っていたらしい。
…艦これでも、家具で実装してくれないかな?比叡の油絵… - 実際に観艦式での御召艦比叡を目にした作家豊田穣いわく、まるで生まれながらの貴婦人が舞踏会に招かれたようだったとのこと。
幾度もの御召艦の経験によって、艦隊一同の敬礼を受けるのが当然のような貴族的な雰囲気を身につけていたという。 - 但し、御召艦指定を受けると乗組員は2週間上陸禁止となり、清掃などの準備に専念させられたため、名誉に伴う苦労は並大抵ではなかったようだ。
- 特に(自己紹介にもあるように)井上成美提督は比叡がお気に入りで、部屋に絵まで飾っていたらしい。
- 最終的には大和型の技術的テストベッドとなり、大和型戦艦に採用される塔型艦橋に改装。
金剛型姉妹の中では最も見分けやすい艦となった(他姉妹は艦橋が檣楼型)。- またこのため、金剛型で唯一『前部(一、二番)砲塔だけ』『後部(三、四番)砲塔だけ』での統制射撃を行うことが可能な艦となっている。
- 他三艦……というか大和型と比叡以外の戦艦はすべて『全砲塔での統制射撃』か『各砲塔での各個射撃』のどちらかしかできない。
もっともその有効性が実戦で発揮される機会はなかった訳だが……。
- 他三艦……というか大和型と比叡以外の戦艦はすべて『全砲塔での統制射撃』か『各砲塔での各個射撃』のどちらかしかできない。
- またこのため、金剛型で唯一『前部(一、二番)砲塔だけ』『後部(三、四番)砲塔だけ』での統制射撃を行うことが可能な艦となっている。
- 勝利に浮かれる軍部に対し、昭和天皇が「初瀬・八島の例がある、待ち伏せ攻撃に気をつけろ」と戒るが、参謀の独断により現地部隊への伝達がされなかった。
戒めの言葉が届いたことによって未来が変化したかどうかは神のみぞ知るところだが、結果として比叡は待ち伏せ攻撃を受けることになる。 - 海戦史上最大の混乱をきたした第三次ソロモン海戦で奮戦し、敵の副司令官を軽巡アトランタの艦橋ごと吹き飛ばした。
しかしながら、主な戦闘能力の他に舵をやられてしまい、操艦が不可能になってしまう。- 味方艦艇による曳航や近くの島へ座礁させることを検討されるも、夜が明けると断続的に米軍機が飛来するようになる。
復旧作業もままならなくなり、支援部隊「隼鷹?」からの零戦による援護の甲斐なく比叡の損害は時間と共に拡大していく。
このままでは作業続行も曳航も不可能である、と司令官は比叡の自沈を決断した。 - 当初は退艦を拒否していた西田艦長も、機関室全滅の報告を受けて総員退艦を決意し、駆逐艦「雪風」へ移される。
- 艦長が艦と運命を共にすると言って聞かず、数人がかりで無理やりボートまで担いでいったエピソードもある。
- しかし、機関室全滅の報が実は誤報である事を知らされた時には、既に味方駆逐艦から雷撃が撃ち込まれていた。
- 雪風にて魚雷発射音を聞いたという話もある(戦闘詳報に魚雷発射の記載は無い)。
- 味方艦艇による曳航や近くの島へ座礁させることを検討されるも、夜が明けると断続的に米軍機が飛来するようになる。
- ここで仮に「機関停止状態=睡眠状態」としてみよう。
提督達に愛され親しまれているあのセリフは・・・?寝てません!寝てませんてばぁーっ!
- 雷撃処分の遂行途中で、「大和」司令部の山本司令長官より処分撤回命令が出される。
- 「浮いている限りは輸送船団への攻撃を吸収する可能性がある」との黒島先任参謀の主張が理由であるとされている。
- 護衛に来ていた駆逐艦雪風、照月(艦これ未実装)、時雨、白露?、夕暮(艦これ未実装)ら5隻は一時的に現場から退避し、6時間後に戻るが比叡の姿は無かった。
- 夜戦時の「見捨てないでぇー!!」はこれが元。
- 機関がかろうじて生きていた(寝てません!寝てませんてばぁーっ!)にも関わらず自沈決定・囮艦とされ、
仲間が避難している間に(見捨てないでぇー!!)誰にも看取られることなくサボ島沖の鉄底海峡に姿を消した。
これが比叡の最期であり、太平洋戦争における日本海軍最初の喪失戦艦となった。- 自沈が決まり「軍艦旗降ろし方」の命令が下った際、何かが引っかかって中々降ろせなかった。
まるで比叡が自沈を拒否しているかのように見えたという。 - 翌日には、この日に共に戦った妹の霧島もまた同じ海底に沈んでいった。
- 自沈が決まり「軍艦旗降ろし方」の命令が下った際、何かが引っかかって中々降ろせなかった。
- 生還者の多くが新鋭軽巡「大淀」に配属された。軽巡でありながら比叡の歴戦乗組員による戦艦並みのシゴキで、訓練は非常に厳しかったという。
- しかしそのおかげで大淀は、新鋭艦にありがちな「錬度不足のまま実戦へ投入」という事態に陥らなかったのが幸運と言えよう。
元乗組員たちは「二度と艦を失う悲しみは繰り返さない」を合言葉に、比叡時代に培った錬度と旺盛な士気を武器に大戦末期の劣勢の中、奮戦を続けた。
- しかしそのおかげで大淀は、新鋭艦にありがちな「錬度不足のまま実戦へ投入」という事態に陥らなかったのが幸運と言えよう。