目次
始めに
- 当記事ではナンバリングタイトル(メインシリーズ)以外の作品におけるヘビィボウガンを扱っている。
ヘビィボウガンに関する基本的な事項やメインシリーズにおける概要については
武器/ヘビィボウガンを参照されたし。
MHF
- MHFのヘビィボウガンは、概ねMH2のアクションを引き継いでおり、
(秘伝書が無い場合)リロード関係に専用アクションが存在するぐらいとなっている。
ただし、この専用アクションの関係上、
リロードボタンを連打すると積極的に隙を晒していく事になるため、この癖を持つ人は注意が必要となる。
- 固有アクションによってヘビィボウガンと同等以上の火力を獲得している、
同作のライトボウガンとの差別化を図るために、ヘビィボウガンは様々な面で仕様変更が行われており、
基礎こそはメインシリーズと同じであるものの、その中身は全くの別物と言えるまでに至っている。
以下に、特に気にかけたい事となる「クリティカル距離」と「属性弾」の2点について、
簡潔にではあるが、順に触れることとする。- 最初に、ガンナーの基礎でもあるクリティカル距離についてであるが、
これを構成する「適正距離」と「威力補正値」が同作のライトボウガン、
及び全メインシリーズのボウガンと比べて大きく異なる。
まず、適正距離の起点はライトボウガンの適正距離から若干離れた場所になっており、
その距離自体も、ライトボウガンと比べて長くなっている。*1
更に、威力補正値も1.5倍ではなく1.7倍になっており、
固有アクションに慣れる必要のある、同作のライトボウガンと違って、
ヘビィボウガンは基礎を守るだけで高威力を発揮できる武器種に仕上がっていると言える。- 更に、このクリティカル距離は前半部分に特殊な距離判定が設けられており、
この距離内で弾をヒットさせると、通常より派手なヒットエフェクトが発生、
威力補正値に+0.3の追加補正が適用されて、更に高い威力を発揮することが可能となっている。
このシステムによって、ヘビィボウガンの扱いに慣れ、
クリティカル距離前半部分で弾を当てる技術を会得、習熟させる事で、
より高い威力を追求することが可能となっている。
- 更に、このクリティカル距離は前半部分に特殊な距離判定が設けられており、
- 次に属性弾であるが、これは単純に属性値の計算式がライトボウガンから独立している。
簡単に言ってしまえば、ヘビィボウガン固有の値を用いて属性値を求める形になっている。
この固有値はライトボウガンより高いため、
結果としてヘビィボウガンの属性弾はライトボウガンの属性弾より高い性能を有する事になった。
- 最初に、ガンナーの基礎でもあるクリティカル距離についてであるが、
- 固有アクションとして圧縮リロードが存在する。
これは、1度のリロードで装填できる、最大弾数を1発分に纏めるアクションであり、
単発で撃った場合の総威力より少々下がった威力を、たったの1発で放つ事が可能となる。
反動がかなり大きくなる、弾消費が激しくなる、ヒットしなかった時のリスクが大きくなるのと引き換えに、
高い威力の弾丸を短時間で放つ事ができるようになり、
特定の隙を狙って重い一撃を放つ、という別の攻め方が可能になるアクションである。
- これらの調整から、MHF-Zのヘビィボウガンは、
実弾から属性弾まで幅広い運用を行うことができるようになっていた。
アクション面でも、従来シリーズ同様の単発撃ち(しゃがみ撃ちは実装されていない)から、
専用アクションの圧縮リロードを活かした一撃重視の射撃まで、相手や好みに応じたプレイングが可能。
- 下記にあるオプションパーツの欄でも触れるが、
MHFでのパワーバレルは固定値で攻撃力+24、基礎攻撃力(武器倍率)に変えて+20の効果となっている。
無条件で攻撃力が上がるように見えるが、
現在のG級環境をやりこんだ段階になると、この数値は誤差程度の数値でしかなくなってくる。*2
バレルのもう1つの効果として弾速(飛距離)が強化されるが、
これは貫通系弾が突き抜けやすくなる可能性が大きくなるという懸念点もあるため、
あえてシールドを選択するという発想も悪くないだろう。
独自アクション
- 圧縮リロード
- リロード中にゲージが発生し、そこでタイミングよく追加入力することで、
装填弾を圧縮して1発の弾丸にすることができる基本アクション。
この圧縮した弾丸は、1弾の威力自体は単発撃ちに比べて劣るものの、
1射で装填弾を纏めて放つことができるため、1回の発射で打ち出せる弾威力は当然ながら高い。
例えば10発装填のLV2通常弾を圧縮した場合モーション値は60となり、単純計算で通常射撃の5倍の威力となる。
このアクションは反動が大幅に増加してしまうがリロード間隔はそこまで大きくは低下しない。
詳しくは上記リンクを参照のこと。
家庭用機シリーズではしゃがみ撃ちによって足を止める代わりに連射で高火力を得る方向に発展したのに対し、
MHFではその役割は単発射撃を素でテコ入れした事で補い、
更に圧縮リロードによって一撃の重さを伸ばすという選択肢も示したといえる。
- 2連武器殴り→砲撃
- 武器殴りを2連発で行い、最後にヘビィボウガンを斜めに向けて砲撃(排熱?)を行うというもの。
近接攻撃自体が微妙であるためあまり使われることはない。
なお元々はライトボウガンと同じ3連武器殴り攻撃だったのだが、MHF-G1で現在の形になった。
昔は切断属性も付いていたのだが、G1の変更と同時にオミットされたようである。
後述の「極ノ型」では使用できない。
秘伝書スタイルによる変化
- ゲーム開始時点では後述する「地ノ型」しか使用できないが、
HR5で入手できる秘伝書を装備すると「天ノ型」「嵐ノ型」が選択可能となり、
G級昇格でG級秘伝書を受け取ると「極ノ型」が解禁される。
秘伝書についての詳細は上記リンクを参照のこと。
- ヘビィボウガンの秘伝書スタイルは天ノ型が地ノ型の完全上位互換となっているが、
嵐ノ型はかならずしも地・天の上位互換とは言い切れない部分もある。
極ノ型はその嵐ノ型の上位に位置する型であるが、嵐ノ型の弱点が解消されている。
現在ではHR5で天・嵐ノ型好きな方を選べるようになっているので、
圧縮リロード溜め撃ちや排熱噴射を使いたければ嵐、そうでなければ天ノ型を用いて、
G級で極ノ型にスイッチするとよいだろう。
地ノ型
- ゲーム開始時、及び秘伝書未装備状態ではこれが自動的に選択される。
圧縮リロードがあるため、立ち回りとしてはこの時点でも他シリーズとは大きく異なっている。
上述したように天・嵐ノ型が使用できるようになるまでの状態という趣が強い。
天ノ型
- HR5で秘伝書を入手することで選択可能なスタイル。
射撃後の横回避がサイドステップに変化する。
- 置き換えになるアクションが事実上存在せず、地ノ型の完全上位互換となっている。
単発撃ちに完全に特化してしまう場合は、嵐ノ型よりもこちらの方がよいことも。
- サイドステップ
- 射撃後に回避入力で使用可能。
ステップ距離は短いが、ライトボウガン同様射撃後の隙をやや消しつつステップでき、
2連続で使用することができる。
またライトボウガンと異なり、ステップと同時に最大30度まで横角度を調整できる。
一応弾反動がある場合でも使えるが、反動を大きくキャンセルはできない。
嵐と極ノ型では溜め撃ちの姿勢が一瞬入る関係上、溜めなくても射角をやや大きめに調節可能。
嵐ノ型
- 同じく、秘伝書入手と同時に習得できるスタイル。
射撃時にボタンを押し続けることで、溜め撃ちができるようになる。
- この型ではデフォルト射撃の威力が元の0.95倍になり、その代わりほんの僅かだが通常より早く撃てる
(ちょっとでもボタンを長押しすると溜め動作になるため、実操作としては大差ない)。
また、この型を選択していると排熱噴射機構のゲージ増加量が少し増える。
この為溜め撃ち・排熱噴射を全く使わない場合は天ノ型の方が強力で、
圧縮リロードが追加されるまでは排熱噴射を除くと使いどころに乏しいとされていた。
G級までは武器やプレイスタイルに応じて、天ノ型と適宜切り替えて運用するとよいだろう。
- 溜め撃ち
- 腰を落として構えるように溜め、弾を発射する。
溜めはデフォルトを0とすると3段階になっており、威力は最大1.5倍。
また、溜め中は若干だが射角補正が可能である。
集中スキルがあると溜め速度が早くなる。
後にメインシリーズのヘビィボウガンでも「溜め撃ち」が出来るようになったが、
そちらと同様、単純なダメージ効率で語るなら溜めるより普通に撃った方が遥かによく、
1発の威力を重視したい場合に活用できるアクションとなっている。
と言ってもMHFには竜撃弾は無く徹甲榴弾のダメージや気絶値は期待できない(威力が上がらない)。
そして排熱噴射や後述の砲熱照射は溜め撃ちできないので、
全装填弾を1発に圧縮する圧縮リロードで特に強く活きてくるものとなっていた。
ちなみに溜め過ぎると威力が1.3倍になってしまう。
また、回避行動で溜めキャンセルも可能である(ただし前転回避のみ)。
溜め中に標的が大きく動いてしまった時などにキャンセルすることで、
弾の無駄撃ちを防ぐことができる。
時に圧縮リロードとの併用時には重要なテクニックである。
極ノ型
- G級でG級秘伝書を入手することで解禁される秘伝書スタイル。
- 上述したようにヘビィボウガンの極ノ型は嵐ノ型ベースだが、
溜めずに弾を撃っても威力に減算が発生しない。
嵐ノ型からオミットされているアクションはほぼ使うことのない近接攻撃のみであるため、
実質的に全ての型の上位互換となっている。
最大の特徴として、武器を問わず新たに砲熱ゲージが追加され、
これを用いた「爆風回避」「砲熱照射」が可能になる事が挙げられる。
また、全武器種共通の抜刀ダッシュからは「ダッシュリロード」へと派生可能。
- 抜刀ダッシュ
- 前転回避で移動するものだったヘビィボウガンにとって、抜刀ダッシュは恩恵が極めて強い。
回避かダッシュリロードのどちらかにしか派生できず、全武器種でも派生行動が極端に少ないが、
そもそも走れる時点でとんでもないメリットであることは間違いない。
ライトボウガンと同様、ダッシュ射撃は基本水平撃ちになる欠点があるが、
あちらと同様、オプション設定の簡易照準の設定変更で、
この問題の改善が見込める(勿論、その設定に対する習熟も必要であるが)他、
ヘビィボウガンはあえて射撃入力を保持することで溜め撃ちが行え、
その最中に照準を合わせることもできるため、総合的にライトボウガンよりはダッシュ後射撃は扱いやすい。
- ダッシュリロード
- 抜刀ダッシュからリロードを行うことで、瞬時(装填速度に依存)にリロードを終えることができる。
圧縮リロードも行えるが流石に脚が止まってしまう。
単発撃ちの場合は脚が止まらないため、メリットが大きくなっている。
- 砲熱ゲージ
- 排熱噴射機構と同様に弾を撃つ毎に溜まっていくが、
大型モンスターが同エリア内にいなければいくら弾を撃ってもゲージは溜まらない。
蓄積量はそれなりに多く、しっかり射撃を行っていけば短時間でMAXに持っていける。
また、時間経過では減らない。
ちなみに大型モンスターが居ないと溜まらないため、
睡眠学習では極ノ型関連の技は、抜刀ダッシュとダッシュリロードしか使えないという悲劇が起こっている。
- 爆風回避
- 砲熱ゲージを少量消費して行える緊急回避手段。
足元に銃身から爆風を放ち、その反動で宙を舞うという驚きのアクションである。
宙を舞うといっても穿龍棍のように攻撃に繋げられるわけではなく、そのままふわりと着地するだけなのだが、
この着地するまでの間は無敵であり、長時間モンスターの攻撃を受けることがない。
近年増えてきた、緊急回避を行いたいシチュエーションにて特に有効なアクションと言える。
なお爆風の反動で吹っ飛ぶという関係上、回避方向は自プレイヤーと逆向きになる他、
回避行動として射撃後に行った場合はスティックで飛ぶ方向を選ぶことができる。
ただし、その強力さと引き換えに硬直が長く、前転回避か抜刀ダッシュでしかキャンセルできない欠点がある。
また、このアクションは近接攻撃と置き換えで使用できるため、極ノ型では近接攻撃は使用できない。
使用する機会もないが
- 砲熱照射
- 砲熱ゲージがMAXの状態で砲熱弾を装填、発射状態にすることで使用可能な超高火力の射撃。
排熱噴射機構を威力・範囲共に超えるものであり、
溜め撃ちの構えから、ド迫力のビーム状の砲撃を放つことができる。
このビームは天廊の番人同様の超多段ヒットという性質になっており、
ゲージを使い切るまで撃ち続け、その反動でプレイヤーがどんどん後ろに下がっていくほど。
威力も凄まじく、一般的なG級モンスターに照射した場合、
体力半分から一撃で瀕死または討伐に追い込めることが確認されている。
詳しくはこちら。
変遷
- オンラインゲームという性質上か、味方のステータス向上のないライトボウガンが
完全なサポート武器として棲み分けることができなかったため、
様々な面でライトとヘビィの火力比較が行われている。
また様々な意味で変化が激しく、振り回されてきた武器種であるとも言える。
初期
- 肉質の非常に硬い変種の実装以降、肉質を無視する毒弾・麻痺弾を主軸とした運用がメイン、
というよりほぼそれのみが注目され、一部のハメに散弾が使用された以外は、
通常弾・貫通弾や属性弾の運用にどれだけ優れていても評価される事はほとんどなかった。
とは言え、麻痺弾により拘束しながら高火力を叩き込める事や、
ライトボウガンと違いSP武器で十分な性能が得られたために剛種適性試験で有用であった事、
肉質が硬く位置も高いが破壊が重要な古龍剛種の翼破壊に適していた事などから武器種としての需要は多く、
特に毒弾・麻痺弾両方の運用に優れるアルギュ=ダオラSPは、
当時のハンターの多くが所持していた事だろう。
- シーズン8.0で追加された秘伝書によって射撃後ステップが可能となり、
これによってヘビィの機動力を少し補うことができたが、
当時様々な変貌があった秘伝書においてあまりにも地味な変化であることがネタにされることになった。
ただし秘伝書にはクセの強いものも多かった事や、
剛種武器を必ずしも必須としない環境があったため堅実な立ち位置にはあった。
シーズン10~フォワード.3まで
- シーズン10ではボウガンの毒麻痺弾の肉質無視効果が無くなった。
これはシーズン8.0時代に既に予告されていたが、
上述したように重度の毒麻痺弾依存と言える状況をシーズン8.0から10までの期間に払拭することができず、
実弾火力についてはこの頃から秘伝書システム関係の緩和が始まり、
手が届きやすくなった「超速射ライトボウガン」の存在もあって、
ヘビィボウガンが最適解にはなれないと言われてしまっており、
その状況のまま頼みの毒麻痺弾弱体化が行われたことでヘビィボウガンは一気に暗黒時代に突入してしまう。
ヘビィのことを「へべぇ」というようになったのも詳細時期は不明だがこのころからである。- 当時は属性弾の威力もライトボウガン並み(つまり属性弾はほぼ使い物にならない)であり
頼りの排熱噴射も威力が低いとあって、「使いどころが全くない」とすら言われたほどである。
- 当時は属性弾の威力もライトボウガン並み(つまり属性弾はほぼ使い物にならない)であり
- その後、フォワード.1で実弾のクリティカル威力が増加したものの状況は大差なかった。
これは当時実弾=超速射であり、ヘビィの実弾は最適解ではないという見識が一般的だったためである。
ただ、当時からLV3貫通弾が有効なモンスター程の大型モンスターに限っては、
相手が動くという前提ではかなりの高火力が発揮できるのではないかとも言われていた。
最もそのようなシチュエーションがラヴィエンテぐらいしかなく、
そのラヴィエンテでは超速射一択という状況であり払拭には至らなかったのである。
- フォワード.3で排熱噴射と属性弾の威力が大きく増加したことにより
ライトボウガンとは異なる運用が成されるようになってきていた。
ただし本質的にはヘビィの地位が向上した訳ではなく、あくまでイロモノ的な扱いであった。
また、当時流行りつつあった秘伝防具を使用すると一瞬で武器倍率がカンストしてしまい、
火力が殆ど向上しないことも問題視されていた。
一応この頃になると、ラヴィエンテ戦における超速射の問題点
(Hit数が多すぎて処理落ちし、アイテムが機能しなくなることがある)が挙げられるようになり、
代替手段としてヘビィボウガンを使うプレイヤーも僅かには存在していた。
フォワード.4~MHF-GGまで
- フォワード.4では実弾のクリティカル距離が調整され扱いやすくなった。
そして待望の進化武器と赤色の秘伝防具が実装され、進化武器の凄まじい火力と
赤秘伝のスキルの良さに界隈は色めき立つことになる。
また、秘伝書育成ミッションによって従来カンストしていた武器倍率の限界を
引き伸ばすことができるようになり、超速射との差が一気に縮まることになる。
とは言えこの時点では机上DPSで超速射には及ばなかったため、
ラヴィエンテ戦における選択肢が増えた程度の認識が一般的ではあった。
- またギルド優先依頼の実装により、
属性がよく通るモンスターを積極的に相手にする必要性が出てくるようになった。
そこで属性弾を活かした運用が用いられるようになり、
属性特化ヘビィボウガン指定も数多く行われた。
手軽かつ強力なこの武器の存在もそれを後押ししている。
- ヘビィボウガンに対する界隈の認識が根本的に変わったのはフォワード.4終盤の覇種UNKNOWN襲来である。
ライトボウガン秘伝が保護スキルすら満足に搭載できずUNKNOWNの前に敗れていく中で、
ヘビィボウガン秘伝は(当時の)要求スキル数の少なさから火力と保護スキルの両立に成功し、
当時は秘伝防具の性能=武器種のポテンシャルと見なされる傾向にあったことから、
覇種UNKNOWNに対抗できる数少ない秘伝防具として大々的にフィーチャーされることになったのである。
同じく覇種UNKNOWN戦で脚光を浴びた太刀秘伝防具ほどは爆裂的に普及しなかったが、
それでもそこまでの不遇を一気に払拭するだけの勢いがあった。
- フォワード.5では覇種武器の登場により、
従来手の届きにくい存在であった進化武器に匹敵する火力を持つ武器を多くのハンターが入手し、
更に秘伝二重装備の火力1.4倍補正も相まって、ヘビィボウガン秘伝は更に脚光を浴びる事になる。- 一時は、「覇種は大銃仙が一番安定している」とまで言われた。
流石に弾肉質や行動パターンの問題で覇種パリアプリアや覇種ドラギュロスでは最速にはならなかったが
それらも含めた全ての覇種討伐ランキングでヘビィボウガンの掲載があったほどである。
- 一時は、「覇種は大銃仙が一番安定している」とまで言われた。
- 上記の事象はいわゆる秘伝防具絶対主義と称される、
この時期にMHFで蔓延していた「秘伝防具のみが唯一最強の防具群である」
という風潮の最たるものとして知られる。
ただ、この時代の復権(の成果)が後に悪影響を残した太刀と異なり、
ヘビィボウガンは後年全く別の理由で秘伝防具絶対主義に苦しめられることになる。
- MHF-G1では圧縮リロードが追加された。
このアクションは当初そこまで有効なシチュエーションが検証されておらず、
G1の武器ラインナップの微妙さなどもあって「ヘビィボウガンの間接的な下方修正か」と言われていた。- なお先行テスト時は排熱噴射機構を使用した場合、
単発分の熱を合計した分蓄積される仕様だった模様で、それが原因で、
圧縮リロード2~3回でMAXまでゲージが溜まるという事態を引き起こした。
肉質無視も相まって、あまりに強力すぎたため、正式サービス開始時は下方修正がかかっている。
- なお先行テスト時は排熱噴射機構を使用した場合、
- G2ではG級秘伝防具(パーフェクト圧縮リロード)が追加されたが、
G2時点では真根性の火力ダウンペナルティもあり、上に挙げた安定性という部分では特筆性が出せなかった。
一方、G級武器に強力な属性弾を用いることができる武器が登場し、
更に当時はハメによる狩猟が減少し、なおかつ秘伝防具至上主義から完全には脱却できていなかった事から、
近接武器と比較した相対的な生存性は低いとも言えず、
属性弾が有効なモンスターに対して高い火力を発揮できるへビィボウガンはかなり使われることになる。
最後に登場したディスフィロアに対しても、部位破壊が難しく当初は採用率は芳しくなかったものの、
属性弾が終始良く効く(と思われていた)ため、高レベルを狙うハンターが多く採用することとなり、
一般的な募集でもよく指定されるようになった。
- MHF-G3では真根性のペナルティ撤廃、装飾品の充実によって更に属性撃ちスキルを充実させることができ、
極限征伐戦を中心に採用率は高めであった。
MHF-GGでは属性撃ちの完成系と称されたテンプレ装備(装飾品の組み合わせ)が考案され、
同アップデートで実装された穿龍棍が圧倒的猛威を振るい他武器種を淘汰していく中、
研究途上という点から元来属性撃ちが有効なモンスターに対してはへビィボウガンは依然として用いられていた。
- なおこの時期よりへビィボウガンは実質「属性弾撃ち一択」という状況が起こっている。
実弾でも強力なものが登場してきてはいたが、当時まだ装飾品マイセット登録機能もなく、
へビィボウガン秘伝(大銃仙)以外の装備選択肢が事実上絶たれた状態では、
あまり指定されない実弾用装備を予め用意しておくのが大変、という事情もあり、
多くのプレイヤーに「属性弾撃ち一択」という意識が根付いたのは疑いない。
これは後の装備変革において悪影響を齎すことになる。
MHF-G5以降
- へビィボウガンにとって情勢が大きく変化したのはMHF-G5.1の至天征伐戦ディスフィロア実装である。
従来大銃仙が最高効率とされてきたディスフィロアが、
水冷弾のみでは体力を削りきれないほどに強化され、穿龍棍などを用いたPTに取って変わられていった。
しかもその過程で、ディスフィロアの属性抵抗力設定(初期から存在していた)が指摘されるようになり、
従来多くのPTで許容されていた水冷弾特化大銃仙を遠近混在PTに入れることのネックが主張されるようになった。
その結果通常の極限征伐戦ディスフィロアに関しても指定が激減することになってしまう。
- そしてかつて大銃仙が大きく飛躍するきっかけとなったUNKNOWNも至天征伐戦で復活。
ところがG5以降近接武器で普及していた絶対防御態勢スキルは、
大銃仙では他のスキルと両立させつつの搭載がほぼ不可能であった。
そのため至天征伐戦で指定されることが無くなってしまい、
これらがきっかけで通常募集においても指定されることが無くなってしまった。
- この頃からヘビィボウガンは「秘伝防具一式」に縛られることによる装備の行き詰まりが生まれるようになる。
これはヘビィに限らずガンナー3種いずれも抱えた問題ではあるのだが、
必ずしも秘伝防具にとらわれない選択肢が一応存在したライトボウガン、
秘伝防具一式に縛られてもそれなりに強力なスキルが構築可能だった弓に比べ、
ヘビィは上述した属性弾特化のテンプレ以上の装備が構築できない状況にあった。- これは「属性弾特化テンプレ大銃仙でも(至天ディスフィロアなどを)倒せないのだから、
属性弾強化と倍率強化のない非秘伝や、属性弾ではない実弾ではダメージが足りる訳がない」
という考えが界隈で支配的になっていた(つまりユーザー自身が選択肢を狭めていた)のが大きい。
- これは「属性弾特化テンプレ大銃仙でも(至天ディスフィロアなどを)倒せないのだから、
- MHF-G6では属性特効スキルが追加されたが、
属性弾撃ちの強力さ故か効果が全武器種中最低であり、スキル枠にも余裕が無いことから復権には至らなかった。
直後に実装された天廊武器でスキルを逃がすことで属性特効との両立も可能になったが、
属性撃ち大銃仙のスキルは既に限界に達しており、
強力なG級防具で更なる強化を図る近接武器に対抗するのが難しい状態であった。
その為この頃から、保護スキルも運用性も全て捨てて火力に極限特化する装備構成が見られるようになる。
しかしそれでも、火力に極限特化しつつ保護スキルを搭載可能な近接武器との差は埋められなかった。- ちなみに天廊武器の追加前に、秘伝防具を精錬して属性特効を発動させる装備が提唱されたことがある。
しかし上記テンプレがかなり手軽なものであり、精錬装備で1割程度しか火力UPが見込めなかったため、
労力に合わないといわれていた。
- ちなみに天廊武器の追加前に、秘伝防具を精錬して属性特効を発動させる装備が提唱されたことがある。
- 穿龍棍の普及によって指定(効率募集)の花形から追われた、という点で言えば、
太刀と同様に穿龍棍の影響を極端に受けた武器種の一つであると言える。
ただ、そういったものは特定のもの、かつモンスター側だけであり、
武器の性能や立ち位置という面では穿龍棍と役割や長所が被って利点が無くなった、とは言いがたい。
そのため、2014年10月末のインタビューではヘビィボウガンの緊急的な上方修正は予定していないことが、
関野運営プロデューサーから述べられている。- 上記の通り、へビィボウガンの火力そのものは現在でも決して低いわけではない。
不遇とされている最大の原因は、G2時代というG級黎明期に実装された秘伝防具一式が、
2014年末時点でも事実上最高到達点の装備であった事による、装備革新の行き詰まりであるため、
根本的なテコ入れにはまずその秘伝防具への強すぎる依存を解消すべきという声が多く見られた。
また上述したようにヘビィボウガンは穿龍棍実装後もしばらくは指定募集で活用されており、
穿龍棍の実装で窮地に追いやられてしまった武器種の調整が優先されざるを得ない状況では、
調整が後回しにされるのも致し方ない部分はある。
- 上記の通り、へビィボウガンの火力そのものは現在でも決して低いわけではない。
- その後動きがないように見えた中、G7で実装された始種防具にて新たな展開が生まれた。
それは、始種防具を1部位装備することで、
クリティカル距離補正強化効果を全てのガンナー武器が得られると言うものである。
ヘビィボウガンの場合、この補正を受けると通常弾、貫通弾に限ってのみ、
通常時の約1.18倍の強化を受けられるようになるということであり、
これによって以前より指摘されていた通常防具と大秘伝の火力差の改善、
及び大秘伝を超える物理弾珠秘伝装備*3の研究、普及が進むことが期待された。- 始種防具によってライトボウガンが秘伝防具一強状態から完全に脱却し、
若干遅れて弓も秘伝防具一強状態からの脱却を果たすことになったが、
ヘビィボウガンに関してはG8の時点でもまだこの流れに乗ることはできていない。
これはG2~GGまでに確立したヘビィボウガンの主力が「属性弾」であるという風潮が最大の原因とされる。
属性弾は始種防具の無条件強化の対象外であり、属性弾の場合大銃仙と秘伝珠装備の差別化が極めて難しいため、
あえて労力をかけて精錬化する必要性がないと見做されている、ということである。*4
実弾装備も少しずつ提唱されてきてはいるが、勢いはまだ無い。 - なお秘伝珠の属性弾装備に関しては、G7終盤とG8にて属撃スキル持ちの防具が増えたことで、
絶対防御態勢など強力なスキルとの両立を狙いやすくなった。
そのため、僅かではあるが秘伝珠装備も新たな開拓が始まりつつある。
- 始種防具によってライトボウガンが秘伝防具一強状態から完全に脱却し、
- G8ではライトボウガンと弓が大幅な強化を果たし、
上述したように秘伝防具一強状態を脱却した事によって装備革新が次々と起こるようになった一方、
当初ヘビィボウガンはやはり秘伝防具一択、という見識が強く、
ライトボウガンや弓との差が指摘されるようになった。- なおMHF-G8ではライトボウガンの強化の一環として「LV2/LV3貫通弾のストック数増加」
が行われたが、これはヘビィボウガンにも大きな恩恵が齎された。
全武器種で見てもヘビィボウガンとの相性が極めて良い(なおかつ近接との相性が極めて悪い)
モンスターとなっていた。
このモンスターは批判も大きかったが、秘伝防具・秘伝珠に依存しないガンナーの復権と言う事象を起こした。
そしてG8の始種武器、G9のG級進化武器は実弾撃ちで圧倒的火力を発揮することが可能であり、
更にG9では火力スキルの更なる上積みがGX防具などを中心に可能となった事から、
ヘビィボウガンについても、秘伝防具一式が必ずしも最大火力とは言えない状況となり、
装備革新が進み始めている。 - なおMHF-G8ではライトボウガンの強化の一環として「LV2/LV3貫通弾のストック数増加」
- なお、優先度の高い武器種の調整が一通り完了することになるMHF-G10アップデートで、
同じく優先度が低めであった双剣と共に上方修正が行われた。
内容は、- 秘伝スキル「重銃技【銃仙】」の効果上方修正(攻撃力1.2倍→1.3倍、大銃仙は変化なし)
- 通常弾圧縮リロードの威力上方修正
- クリティカル距離の前半部分でHITさせた場合の威力上方修正
- 秘伝スキルについては、弓とライトボウガン同様の調整となったことで、
ヘビィボウガンに関しても大秘伝一強という風潮が完全に払底された。
クリティカル距離前半部分の強化については、なんと専用のエフェクトが発生するようになった。
具体的には、白い旋風と共にモンスターの外殻を打ち砕くような派手なエフェクトとなっている。
この専用エフェクトの追加により、有効に機能しているかどうかが、
またクリティカル距離そのものも大まかながら一目で分かるようになった。
前半部分のみだが、補正が元の1.7倍→2.0倍へと強化されている。
通常弾圧縮リロードの強化は、おおよそ1.16(P圧縮)~1.25(通常の圧縮)とこちらも大幅強化されている。
通常弾については上述したクリティカル補正強化の恩恵をまともに受けるため、
これによって貫通弾・属性弾・散弾撃ち以外の新たな選択肢が提示されることになりそうである。
一方貫通弾・属性・散弾は小幅な強化となり、
他のガンナー武器種を喰わないように考慮していることがうかがえる。
- またヘビィボウガン本体の調整ではないが、
G級進化武器の燦然、絢爛、玲瓏の攻撃力が上方修正された。
これはG級進化ヘビィの攻撃力差が玲瓏以外なく、燦然・絢爛・玲瓏の中では、
(実用性は別にして)2種の爆撃弾を運用できる煌然が選択肢として最も良いという状態になってしまっていること、
玲瓏についても、始種武器が猛烈な追い上げを見せていることへの対策と思われる
ただし、攻撃力上昇値は若干というレベルではある。
更にG10では従来の通常弾装填数限界であった9/9/12を超える、12/12/12というヘビィボウガンが登場、
武器側のテコ入れも進んできている。
- MHF-G10終盤には、対ラヴィエンテ猛狂期戦において属性弾特化戦法が圧倒的な強さを誇る事が判明、
「公平な競争」や「効率の良い稼ぎ*5」に重大な支障をきたすとして、
界隈ではその使用の是非について大きな論争が巻き起こった。
MHF運営側としても想定外の事態であり、すぐにこの件について運営レポートで取り上げられ、
G10.1下の2016年8月上旬に、ラヴィエンテ猛狂期の属性肉質を硬化するという、
他の武器種や実弾ヘビィに極力影響が出ない形での調整が実施された。
G10では属性弾撃ちは下火になっていたが、
上記の件で「ヘビィボウガン属性弾は決して弱くなった訳ではなく、条件さえ完璧に揃えば恐ろしく強い」
という事が再認識されることになった。- 実際は属性弾が弱体化されたということは決して無く、
前述の通り上記の件が起こる前でも属性弾の基本を守り、しっかり相手を選べば依然強力であった。
よって、今まで属性弾の基本を度外視した運用をされていた結果弱いと認知されていた、
と言ったほうが正しいのかもしれない。
- 実際は属性弾が弱体化されたということは決して無く、
- MHF-Zでは非圧縮限定で全LV貫通弾の威力が上方修正された(パーフェクトも含む圧縮時は従来通り)。
この調整は極ノ型を意識した物であるとも言えなくもない他、
単発、圧縮どちらでも遊べる環境を作るという意図があることも考えられる*6。
またライトボウガン同様、やや窮屈になっていた装備環境は2018年4月アップデートとMHF-ZZにて解消された。
エンドコンテンツのG級大討伐クエストにおいては、
様々な面でライトボウガンの方が優位に立ち回れるためG10.1以降メインを張ることはなくなったが、
それ以外については概ね良好なバランスのまま最後まであり続けたと言えるか。
オプションパーツ
- メインシリーズと同じ「ハンティングアクション」の系譜に属するMHFでは、
ヘビィボウガンのオプションパーツとして下記の可変倍率スコープと、
追加のオプションパーツの内、どれか一つだけを選択して取り付けることができる。
なお、取り付けられるパーツの種類は武器の種類によって異なる。- なお、メインシリーズと比較した場合、各パーツの基本性能はMH2に準拠している。
- 可変倍率スコープ
- ライトボウガンと同等のパーツ。
アイテムの双眼鏡のように、スコープ画面で拡大倍率の調整が行えるようになる。
照準の移動速度が変わるため、エイミングの行いやすさに関わるほか、
視野を広く持つことでスコープ画面でも周囲の状況を把握しやすくできたりもする。
無論、簡易照準しか使わないプレイヤーには意味のないパーツとなる。
なお、下記追加パーツより取り付け費用が安い。
- シールド
- 盾を取り付け、リロード中、射撃中を除いた状態の場合、オートガードを可能にする。
MHFのシールドは、大剣のガードと同じクラスのガード性能を有しており、
防御手段として有効な範囲はMH2より広がっている。
ただし、ガード性能スキルの効果は適用されないため、主要防御手段としては使えない。
もちろん、リロードや射撃中以外は常に自動でガードしてくれるため、オートガードのスキルも意味はない。
HR帯では、後述するパワーバレルの攻撃力上昇値が、
「武器攻撃力」と「スキル環境」の2つと比較して大きい傾向である事が多く、取り付ける価値が高いとは言えないが、
逆にこの2つと比較して、上昇値が低くなるG級では一転、弾速を抑える選択肢と、
主に辿異種が用いる「超咆哮、超風圧、超震動の対策の1つ」として選択するに値しうるパーツとなった。
- パワーバレル
- 飛距離と攻撃力を向上させるバレルを取り付ける。
弾速を1段階引き上げ、ブレを抑え、固定で攻撃力を24上昇(武器倍率+20)させる。
HR帯では、「武器攻撃力」と「スキル環境」を鑑みて判断すると上昇値が高いと言えるため、
「パワーバレル一択」という言葉がハンター内で出る程に重要視されていたが、
弾速という概念の存在、及び詳細が明らかになり、
かつパワーバレルの攻撃力上昇値が武器攻撃力とスキル環境の2つと比較して低くなるG級では、
無理に選択する必要の無いパーツとして、シールドとの使い分けの認識が広まりつつある。
- 排熱噴射機構
- 剛種系統武器に属するヘビィボウガン限定のパーツ。
弾を撃った際にボウガン内部に溜まる熱に着目した結果誕生した。
LV1通常弾以外の弾を撃ち、熱が溜まった状態で専用の排熱用弾丸を装填し、
引き金を引くことで内部に溜まった熱を圧縮させ、一気に放つ攻撃が可能になる。
攻撃手段を追加するパーツであり、攻撃力と弾速の上昇はないため、
HR帯では、本システムを積極的に用いる場合に採用され、
G級では「烈種武器」はHR帯と同様、
始種武器はパワーバレルと同じ理由で「弾速を抑える」目的での採用も可能となった。
詳細はシステム/排熱噴射機構を参照。
- ヘビィバレル
- 剛種系統武器に属するヘビィボウガン限定のパーツ。
パワーバレルの強化品で、攻撃力の上昇値が武器倍率+40(表示数値で+48)に強化された。
HR帯では、武器倍率+40という手段は早々存在しないものであるため、
剛種系統ヘビィボウガンを実弾重視で運用するなら積極的にこちらを採用したほうが良い。
一方、G級では烈種武器が「強い理由で採用を検討できるに値する」ギリギリのラインであり、
十二分に攻撃力の高い始種武器は「弾速を重視」する場合、無理に採用する必要は無い程度となっている。
MHXR
- まず他の武器種とは根本的に異なる点として、
通常攻撃の隙を回避でキャンセルすることができない。
そのため、ヘビィボウガン元来の性質も相まって全武器種中でもトップクラスに隙が大きい。
- MHXRでのヘビィボウガンには弾種という概念が無く、
爆発性の弾を放物線状に発射する。
軌道が変わった徹甲榴弾と言えば分かりやすいか(着弾時にはダメージは発生しないが)。
- 固有アクションは「溜め撃ち」。
溜め中は画面上にゲージが表示され、最大まで溜めて発射する。
ただし溜まり切る前にパッドを離すと溜めが解除される。
溜め撃ちで発射される弾は通常攻撃を遥かに上回る大爆発を起こし、
MHXのスーパーノヴァと比較しても遜色ない。
しかし溜め撃ちはしゃがみ撃ちのモーションで行うため前後隙が大きく、
溜め中は溜め解除以外のモーションが一切取れないため、何にせよとにかく隙が大きい。
扱いの難しさも全武器種中トップクラスだが、
その反面的確に攻撃を当てていけばとてつもない火力が期待できる。
- 覇玉武器では新たに溜め撃ち離脱とヘビィブラストが追加。
- 溜め撃ち離脱は溜め撃ちで長押ししているパッドを任意の方向へ入力することで、
溜めたエネルギーを爆発させその方向へ回避するというもの。
従来の溜め撃ち解除の弱点であった隙の大きさを解消する便利なアクションである。
また、回避時の爆発にはアクセルアックスの砲撃離脱のように攻撃判定があり、
溜めた時間に応じてダメージが高くなる。
後述のブラストゲージを貯まるので完全な出し得技と言えよう。 - ヘビィブラストは攻撃を行うことで貯まるブラストゲージを消費することで使用できる大技。
発動するとモンスターに向けて極太のレーザーを発射する。
ただし、反動が大きすぎるのかとにかく軸がブレまくるため、
小柄なモンスターや極端に離れたモンスターを狙うのは苦手。
フルヒットさせればダメージだけでなく武技Pの貯まりもよく、そして何より気持ちいいので隙を狙って発動しよう。- ちなみにヘビィブラストは被弾時以外であれば専用のボタンを押すことで即座に発動でき、
準備モーション中は回転回避でキャンセルできることから、
溜め撃ち発射後の立ち上がりをヘビィブラスト移行→即回避でキャンセルする
ブラストキャンセルというテクニックも存在する。
- ちなみにヘビィブラストは被弾時以外であれば専用のボタンを押すことで即座に発動でき、
- 溜め撃ち離脱は溜め撃ちで長押ししているパッドを任意の方向へ入力することで、
関連項目
武器/ヘビィボウガン
武器/ヘビィボウガン一覧
世界観/ボウガン
武器/ライトボウガン - 対となるボウガン。
アクション/しゃがみ撃ち
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