アフターストーリー

Last-modified: 2021-08-10 (火) 00:36:22

 
 

アフターストーリー 【カフェ・ホワイエ】

[AfterStory01] 神楽坂トライナリー

 
  • 日時と場所
    某月某日 1:33 PM
    とある休日、神楽坂トライナリー倉庫にて。
     
     
  • ストーリー要約
     
     
  • 最低でも31 フェノメノンの空により先の時系列(2016年9月13日?)での出来事。
     
  • 劇場の倉庫で探し物をしていた真幌とつばめはあるものを発見する。
     
    真幌これは…、懐かしい物が出てきたな。
    つばめ何が出てきたんですか?
    真幌ああ…昔、うちの劇場で使ってた食器だ。
    つばめ…食器?
     
     
  • 食器をトライナリー全員に見せると、ガブリエラに古いデザインだと言われる。
     
    真幌当然だ。私が生まれる前から使ってた物だからな。
    みやびこんなに沢山、カフェやっちょったわけでもなかろうに…。
    真幌やってたぞ。
    みやびはい?
    真幌劇場のホワイエでな、ちょっとしたカフェをやってた時期があるんだ。
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  • そのカフェは真幌が子供の頃に営業をやめてしまった。彼女自身もこれを見つけるまで忘れていた。
    カフェをやめてしまった理由も当時子供だった真幌にはわからないらしい。
     
  • 思い出の品だが多すぎるし使うこともないだろうと処分しようとすると、ガブリエラがふと提案する。
    「カフェの営業を再開すればいいじゃない。」と。それを聞いたつばめは乗り気になる。
     
     
  • 真幌は突拍子も無い提案に困惑するも、アーヤやみやびも「みんなで一緒に何か違うことをやるのもアリかな」と肯定的。
    ケーキがあるならとみやびも賛成する。
     
  • しかし暗い表情の神楽は部屋の隅でその姿を眺めていた。
    つばめたちが呼ぼうとしても遠慮しがちで応えてしまう。
     
     
    神楽わ、私はいいです。皆さんで決めていただければ――
    つばめそんなのダメだよ。みんな一緒に決めないと面白くないし。
    ガブリエラちょっと、そこの二人。早くしなさいよ。
    つばめあ、はーい! ほら神楽ちゃん、行こ。
    神楽わわっ、そんな強引に!
     
     
  • ぐいぐいと押し切られた神楽はカフェの話に乗るも、その遠慮がちな違和感をみやびには察せられる。
     
  • 問題のカフェ営業に必要なものを挙げていくと…
    場所と食器は問題ないとして。運営資金、調理用の設備に材料費、インテリアとその他雑貨諸々と用意しなければならないものが多い。
    これらは真幌がどうにかすると言って協力してくれることに。
     
     
    真幌…色々あったからな。
    みんなで協力して何かしようというのは、いいことだと思う。
    ガブリエラやった! じゃあ、カフェをやるのはコレで決まりね!
     
     
  • ひとつ気になったことを神楽が提案しかけて、「なんでもない」とやはり様子がおかしい。
    ハッキリしなさいとガブリエラに促されて「デザインが今風じゃない食器だからリデザインするのはどうか」と提案する。
     
  • 業者にお願いすることになるため、その見積やデザインをどうするかといった問題も出てくる。
     
    みやびけんど、うちらのなかでデザインなんぞ出来るヤツおるか? c493b41649bac7c8c7573f5dec817177.png
    ガブリエラ別に、難しいデザインを作るわけじゃないわ。
    例えば、そうね…。カフェのロゴを作るとか?
    真幌ああ、カフェのロゴか。それなら既にあるんだが。
    ああ。まあ、厳密には劇場のロゴなんだがな。
    前にカフェをやってた時は同じロゴでやっていたそうだ。
    つばめえっ!? 劇場のロゴなんてあったんですか!?
    真幌ああ、そうか。まだ誰にも見せたことなかったか。
    ほら、これだ。私が生まれる前から使われているモノだぞ。
    アーヤ見たことないですよ。だって、劇場のどこにもないじゃないですか…。
    ガブリエラへえ、昔からあるロゴの割りには、結構いい感じね。
     
     
  • いいデザインだとみやびも言うが、神の字のロゴで真ん中ら辺りが寂しいと言うみやびは中心に花のロゴを添える。
     
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  • これくらいの手を加えるなら構わないと真幌から許可も貰い、ロゴを作るところから始めることに。
    それぞれどんなロゴを作ろうか楽しそうに話す中、続きは後日となる。
     
  • 話が終わると、一足先に帰ってしまう神楽。その理由もアーヤたちは察していた。
     
     
    アーヤ仕方ないわよ。あんなことがあったばかりだもの。
    私が卯月でも、やっぱりちょっとまだ居づらいかもって思っちゃうかも。
    つばめでも、みんな神楽ちゃんのことは、全然気にしないって言ってますし……。
    みやびうちらが気にせんゆうて、はいそうですかと受け入れられたら――
    メンタル強すぎにもほどがあるっちゅう話や。
    つばめ…真幌さん、なにかいい方法はありませんか?
    真幌ふむ…私は特に心配はしていないがな。
    色々あったが、卯月は我々の元へ戻ってきてくれたんだ。
    なら、あとは時間が解決してくれる。そう思っているよ。
     
     
  • 部屋に戻った神楽は帰ってきたなりため息をついてしまう。
    他のメンバーと同じように、botに愚痴を聞いてもらう
     
    WAVE
    自分わかる。気まずいよね df2b58a9c8184e19d65a959de00d11eb.png
    神楽わかってくれる!!! よかった
    みんな全然気にしてないって言っててそれは本当なんだろうなーって思ったりはするんだけど、
    だからといってそれに乗るわけにはいかないの
    ぴょんこは知ってるのです 女の子のもういいよ♪は全然よくない場合が多いのです
    もういいよ♪(いいとは言ってない)
    自分つばめたちはそんなことないよ
    神楽つばめさんはないと思う けど、他の子たちはわからないと思う
    ないと思いたいけど
     
     
  • 話に付き合ってくれたことに感謝し、ひとまずbotとのチャットを切るがやはりその表情は少し暗いままだった。
    「とりあえずロゴ考えよう…。」
     
     

[AfterStory02] ホワイエにカップ1つ

 
  • 日時と場所
    某月某日 3:12 PM
    とある休日、神楽坂トライナリー楽屋にて。
     
     
  • ストーリー要約
     
     
  • カフェを開くための話し合いでまずは分担を決めることに。
    料理準備担当、飲み物担当、接客担当、インテリア担当と、イベント担当の5つ。
     
  • イベント担当は他ではできないようなイベントを開催したいという意見から。
    料理と飲み物の担当が分かれているのは飲み物にも凝りたいため。
     
  • イベント担当は詳しいだろう神楽がいいと真っ先に決まる。
    「そんなの無理ですよ!」と断ろうとするも自分でもイベントの企画をしたことがあると実績を買われてのもの。
     
    神楽で、でも、カフェのイベントとは違うから…。
    ガブリエラカフェの経営なんて、ここにいる全員が初めてなんだから…。
    そんな理由却下よ。はい、イベント担当は神楽に決定!
    神楽えぇーっ!?
     
     
  • 進行役も強引に任されて、困惑しつつも担当を割り当てていく。
     
  • 神楽の進行でカフェのメインである飲み物担当はみやびが適任だと言う。
    基本的にマシンが抽出するため誰でもいいと思われるが、本当にラテアートをするなら複雑で手の込んだ和食を作れる器用さが活きることが理由。
     
  • 料理担当はアーヤ。みやびが適任という意見もあったがアーヤはカフェのメニューにとても詳しい。
    趣味でカフェに行くのと作るのは別だと言うが、誰でも簡単に作れるようなお手軽メニューを考えて欲しいためだと言う。
    つばめたちも料理が作れなければ「一人で厨房を任せるなんてまず不可能」だと。飲み物に関しても同じこと。
     
  • 三つ目のインテリア担当はガブリエラが希望する。本人がこだわってみたいということで残りの接客担当はつばめとなり全ての担当が決まった。
     
     
    つばめ神楽ちゃんスゴいよ。あっという間に色んなこと決めちゃうなんて。
    神楽皆さんの得意なモノを知っていたおかげですよ。
     
     
  • 次に全員が完成したロゴを見せ合うことに。
     
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  • 神楽は銀杏、アーヤが風車、みやびは鶴、みやびは花、つばめは紅葉。
    全員がバラバラに色をつけてきたことに驚く。
     
    ガブリエラ打ち合わせしたわけじゃないのに、みんな色が被らなかったなんて…。
    アーヤ好みがバラバラだったのが幸いしたわね。
    つばめじゃあ、あとはこのロゴを食器に印刷すれば完成?
    神楽つばめさん。重要なことを忘れてますよ。
    誰のロゴを、どの食器に印刷するのかを決めるのが先です。
     
     
  • 担当とロゴ自体は決まったため、どの食器に印刷するかはまた後日になる。開店する日もまだ決まっていない。
    神楽の進行で担当箇所の準備を進めつつどの食器を決めるかを方針に今日は解散する。
     
    アーヤあ、そうだ。ついでにもう一つお願いがあるんだけど…。
    神楽はい、なんですか?
    アーヤ開店までの話なんだけど、それまで全員を仕切る役割を――
     
     
  • すり合わせを進めつつ、今日も帰ってきた神楽は「ただいま」の後にため息をつく。
    そしてbotに今日のことを話す。
     
    WAVE
    自分みんなほんとに神楽のこと好きだと思うよ?
    神楽地上が常世の楽園でも、その地下1mまでマグマが迫ってることなんて日常茶飯事なのです
    そう、それは水に流したわけでも許したわけでもなく、ただ背後に隠すことにしただけ
     
     
  • やはり不安は拭いきれないようだ。
     
    WAVE
    神楽まあ、わかるよ 060e677e2117d6ae09f816a6aac453d0.png
    みんな本当に、もういいって思ってるだろうっていうか、内心よくないのかもしれないけど
    それでも思ってることって、多分、あの日に還りたい…ってことなんだと思う
    あの豊洲クソゴミ事件より前の日のように
    私もそうしたい
    けど、無理よ
    みんながそうでも、私が気にするし
    自分私も気にしちゃうからわかる
    神楽(*´∀`)人(´∀`*)ナカーマ
    自分そのAA古くね?
    神楽え、マジ?
    まあいいや○○だし
    でも、ちょっとだけ楽になってもいいのかなって思えたわ
    信じてみる
     
     
  • ため息はつくものの、つばめたちを信じて奮起する。
     
    神楽(…仕切り役、頑張らなくちゃ!)
     
     

[AfterStory03] 逢瀬つばめの思い出

 
  • 日時と場所
    某月某日 5:36 PM
    とある平日の放課後、神楽坂トライナリーのホワイエにて。
     
     
  • ストーリー要約
     
     
    ガブリエラ――はい、ご注文承りました。少々お待ちください。
    …こんな感じ?
    つばめうん、完璧だよ。次は神楽ちゃん、お客さんが入ってきたよ。
    神楽あ、いらっしゃいませ。何名様ですか?
    二名様ですね。では、窓際の席へどうぞ。
    つばめ二人とも、完璧! 接客は問題なさそうだね。
     
     
  • カフェを開く前に接客の練習をしていた3人。劇場でも接客業はしていたため問題はなかった。
     
  • お店の制服もある程度決まったらしく、デザインは「ロゴの入ったエプロンと、白いシャツ」というものだった。
    シンプルな方がうるさくないというガブリエラと、カフェなんだから可愛くしようという神楽。
    「ガブちゃんなんか、メイド服の方が絶対にかわいいですし。」と。
     
     
  • そんなこんなでメイド服も考えはしたが、シンプルに誰でも着れる制服の方が動きやすく給仕もしやすいことで採用に至る。
    真幌に発注のお願いをして、仕事が終わった接客担当のつばめは「開店してからが本番」だと言われる。
     
     
    ガブリエラ…そういえば、食器のことだけど、つばめはもう決めたの? 9aa3f1c286689c29b7adad91f4c1887b.png
    つばめうーん…まだちょっと悩み中かも…。
    ガブリエラ一つだけってのが難しいところよね。
    神楽私も悩んでるんです。候補が三つあって…。
    つばめ…一つ。
    実は、お茶碗とかがいいかなぁ、なんて…。
     
     
  • カフェなのにお茶碗が必要なのか? というガブリエラに神楽は「最近のカフェは"和モダン"がウケる」と説明する。
    「ほうじ茶や緑茶、雑穀スープごはんとかが今のトレンドなんです」などなど。
     
    ガブリエラああっ、むぎまるの隣にもそんな感じの洒落たカフェがあったわね。
     
     
  • そういうわけで、アーヤと相談して茶碗も必要という結論になっていた。
     
  • しかしつばめは理由を聞かれると「恥ずかしいから」とその場では答えられない。
    接客練習も終わったところで二人は帰って行き、つばめは食器の選択をどうするか迷っていた。
     
     
    WAVE
    自分なにが問題なの?
    つばめ茶碗がぃぃって 思ったのにはね 理由がぁるの
    ぁのね 夫婦茶碗って 知ってる?
    夫婦で使う茶碗で 大きぃのがぉ父さん 小さいのがぉ母さん用なの
    うちのぉ父さんとぉ母さん それつかってて ぃぃなって 小さぃ頃から思ってたの
    自分ラブラブ夫婦か!!
    つばめそぅだよ ぉ父さんとぉ母さん とっても仲良しなの
    でも 今はぉ父さん 違う茶碗使ってるんだ
    ぉ母さん入院してから 自分だけ使っても意味がなぃって しまっちゃってて
    なんか それ見て ぃぃなって思っちゃって わたしも使ぃたぃなって 憧れてるの
    でも 茶碗にした理由聞かれたとき ちょっと恥ずかしくて それで悩んでるの
    自分素敵な理由だと思うよ
    つばめぁりがと なんだか 勇気出てきたかも
    背中押してくれて ぁりがと
     
     
  • つばめは茶碗にすることを決めてエピソードが終了する。
     
     

[AfterStory04] 國政綾水の思い出

 
  • 日時と場所
    某月某日 4:07 PM
    とある平日、寮「とらいあんぐる」アーヤの部屋にて。
     
     
  • ストーリー要約
     
     
    小夜うん、美味しい! このパニーニ最高よ! 711dc8a7ae56286611586b5aa012bea1.png
    アーヤお店のメニューに追加しても平気そう?
    小夜問題なし。500円までだったら私も出すと思うなぁ。
    アーヤオッケー。じゃあこれはランチメニューで。
    小夜だいぶメニューも固まってきたみたいね。
    アーヤ小夜が手伝ってくれたおかげよ。
    モーニング、ランチ、カフェタイム、それとサンセットメニュー ――
    これ以上作ったらさすがに対応しきれないか…。
     
     
  • 料理担当のアーヤは小夜と二人でカフェのメニューを作っていた。
    増やしすぎても対応できないためこれで一区切りとなる。
     
  • 劇場のロゴがあると聞いて小夜にもアーヤが書き足したものを見せる。
    そのロゴをどの食器に付けようかアーヤも迷っているらしい。
     
     
  • 皿は他の子が選びそう、かといって残り物にするのも寂しい。
    わがままと言われつつも小夜が勧めたのはティーカップだった。
    「紅茶が好きだからよ。どう、立派な理由でしょ?」
     
     
  • 小夜が帰っていった後、片付けをしていたアーヤは週末にみんなに味見してもらおうと考えていた。
    あと決めなければいけないのはデザートとアペタイザー(前菜)。
     
     
    アーヤ…そうだ。食器も選ばなくちゃいけないんだった…。
    本当、どうしよう…。どれ選んでも使うんだからなにも変わらないし…。
    …………。
     
     
  • 悩んだ末、botに相談する。
     
    WAVE
    アーヤ食器のこと 聞いてくれる?
    自分決まってないの?
    アーヤ決まってない だって どの食器がいいか なんて聞かれて どう答えろと?
    元々 食器に興味あるなら別だけど 私違うし
    ○○は なにがいいと思う?
    自分マグカップとか
    アーヤいいんだけど なんか普通っていうか 他の子とかぶりそう
    自分フォークかナイフは?
    アーヤそれならいいかも みんな 絶対選ばなそうだし
    でも 縁起的には あまりよくないわよね
    刃物は 縁を切るモノ とかいうし
    自分それ、ギフトの話でしょ?
    アーヤそれはそうだけど でも オリジナル食器だし
    ギフトセットとか 作るかもしれないでしょ
    それ考えるとね まあ 参考にするわ
     
     
  • なかなか決まらない中、後日小夜に相談すると…
     
    ハッキリ言う小夜
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  • 別にギフトセットの中身を決めるわけでもないしナイフ、スプーン、フォークはカフェには絶対必要だと言う。
    ギフトにするならフォークとスプーンだけ入れればいいと案を出してくれる。
     
  • 納得したアーヤは早速みんなに話すことに。
     
     

[AfterStory05] ガブリエラの思い出

 
  • 日時と場所
    某月某日 5:16 PM
    とある平日の放課後、神楽坂トライナリー楽屋にて。
     
     
  • ストーリー要約
     
     
    真幌ギャヴィ。お前が置こうとしているテーブルだが…。
    さすがに高過ぎる。もっと安いのに変えろ。
    ガブリエラモダン和風で統一するんだから、これくらいは仕方ないのよ。
    真幌もっと安く手に入るレプリカじゃダメなのか?
    ガブリエラレプリカなんかじゃ安っぽくなっちゃうでしょ?
     
     
  • インテリア担当のガブリエラは和風モダンで統一するために高いインテリアを揃えようとしていた。
    レプリカでは不足だと言うガブリエラに、神楽は似たようなお店に言ってみないかと提案する。
     
  • ショッピングセンターにきた二人はオシャレな家具を見に行くと高いと言っていたテーブルとそっくりなものを見つける。
    「うそっ!? あたしが見つけたのより全然安いわ!」と驚く。
     
    神楽レプリカですからね。でも、そんな風には見えないでしょう?
    ガブリエラ…侮ってたわ。こんなクオリティ高いのがあったなんて…。
     
     
  • ガブリエラも満足して代わりを見つけてくれたことに感謝する。
     
  • その後、カフェで一休みする二人。そこでガブリエラは最近の神楽の態度に踏み込む。
     
     
    神楽力になれたなら、何よりです。 00453fde4b91d96b16dc76f0b841f212.png
    ガブリエラ(…………。)
    神楽ガブちゃん?
    ガブリエラあのさ、こういうのそろそろ終わりにしない?
    神楽…ごめんなさい。余計なこと言って、連れ出すようなマネを――
    ガブリエラち、違う違う! なにバカなこと言い出すのよ!?
    神楽ち、違うんですか? それじゃやっぱり私と一緒にいるのが……
    ガブリエラ…あんたさ、いい加減にしなさいよ?
    あたしもみんなもそのことはもういいって言ったでしょ?
    いいって言ってんだから、いつまでもズルズル引きずらないでよね?
    神楽(…………。)
    ガブリエラ…あたしが言おうとしてたのは…神楽の態度よ。
    いつまでも、なんとなく他人行儀な感じで接してくるところ…。
    ぶっちゃけ、あまりいい気しないわ。
    神楽(…………。)
    ガブリエラまあ、今すぐ変えろとは言わないけど…。
    他人行儀な感じなのは、できるだけ早いとこ直してよね?
    神楽だって…その…。
    …友達なんだから。
    神楽(…………。)
    ガブリエラだ、黙ってないで、返事くらいしなさい!
    神楽…わかりました。ありがとう、ガブちゃん。
     
     
  • ガブリエラの担当も今回で大きなものは揃い、あとは細々したモノを揃えれば開店に間に合う状態になった。
    食器も…と思いきや、インテリアのことで頭いっぱいでまだ決まっていなかったらしい。
     
  • 神楽は決まったかを聞くと「二つの候補」まで絞れたようで、まだどっちにするか悩んでいる。
    どうしようか悩んでガブリエラはbotに相談する。
     
     
    WAVE
    ガブリエラ意外と難しいわね
    自分で作ったロゴを どの食器に付けたらいいかしら?
    自分小さいお皿とかは?
    ガブリエラうん 決めたわ
    私は小さいお皿にするってみんなに言うわ
     
     
  • 提案するとすぐに「小さいお皿」に決めて驚く神楽。
     
    ガブリエラまあね…。カフェで出てくる、素敵な柄の小皿があるでしょ?
    神楽ああ、クッキーとかが紅茶の添え物として出される時のような?
    ガブリエラあれ、あたしがまだ小さい頃だったかしら?
    初めて和食を食べたときもそういうのが出てきたんだけど…。
    その時のお皿が、ビックリするくらい素敵だったの。
    神楽そんなに素敵なお皿だったんですか?
    ガブリエラええ、あんまりにも素敵だったから…。
    家の白いお皿に同じ模様を描こうとして怒られたっけ…。
    神楽ふふっ、可愛らしい思い出ですね。
    …きっと、素敵なお皿になると思いますよ。
    ガブリエラ…そうね。そうなってくれると、嬉しいわ。
     
     
  • 小さい頃の思い出を語りつつ、エピソードは終了する。
     
     

[AfterStory06] 恋ヶ崎みやびの思い出

 
  • 日時と場所
    某月某日 4:43 PM
    とある平日の放課後、神楽坂トライナリーホワイエにて。
     
     
  • ストーリー要約
     
     
    真幌…美味い。
    アーヤ美味しいわ、みやび。まるでお店で飲むコーヒーみたい!
    みやびそりゃ、店で出すためのコーヒーやきね。
    ある程度美味くないとクレームの原因になるき。
     
     
  • 神楽の推薦で飲み物担当になったみやびはアーヤと真幌にコーヒーを振舞っていた。
    今まで本格的なコーヒーを煎れたことはなかったが、コーヒーメーカーのおかげでスイッチ一つでほぼほぼ完成するという。
     
  • コーヒーだけに限れば。みやびはラテアートも作っていた。
    アーヤもビックリするくらい上手いといつ練習したのかを聞くと「マシンが届いた日」と驚きの発言をする。
     
     
    真幌おい、アーヤ。ラテアートに関しては詳しくないんだが…。
    そんなちょっとの練習でどうにかなるモノなのか?
    アーヤ無理だと思います。私も練習したことあるんですけど…。
    全然思い通りの絵になりませんでした。
    みやびコツがいるきね。それを掴まんことには無理ゲーやろ。
    真幌元々、手の込んだ和食を作ったりもしていたからな。
    手が器用なのもそうだが、センスもあったのかもしれんな。
     
     
  • しかしラテアートは一日十杯が限界らしく、大変なのもあるが「ぶっちゃけ思うてたより何倍もめんどい」といつも通りの返しに少し呆れるアーヤ。
     
  • コーヒーは問題ないということで、次は紅茶をお願いする。
    真幌は片付けなければならない仕事があるということでみやびとアーヤの二人きりとなる。
     
     
  • ミルクティーを用意したところでアーヤは大切な話を切り出す。
    みやびも察しがついてるのか「神楽のこと」だとすぐに分かる。
     
     
    みやび卯月のことやね? 8dc7509f7e7c39e09fe2f0ef858c4060.png
    アーヤええ…みやびから見て、今の卯月はどう見える?
    みやびうちらの仕切り役、ちゃんとこなしちゅうと思うがよ。
    アーヤ意見が合うわね。私も凄く頑張ってるって思ってたわ。
    みやび…色々あったき。簡単に元通りになるとは思わんけんど…。
    アーヤが無理矢理仕切り役任せて、関わらんといかんようにしてくれたき。
    好調な感じに進んどると思うがよ。
    アーヤふふっ…みやびだって、そうじゃない。
    みやび…先輩である前に、卯月の仲間やきね。
    今年の夏……。卯月がうちらの前から去っていった。
    あの時うちは思ったんよ。もっと卯月にできることがあったんやないかって。
    やき、戻ってきた今――
    前よりもっと仲良くなれるように、迎え入れたいと思うてるちや。
    アーヤ…できると思う? 卯月の方から距離を開けるかもしれないのに。
    みやびそんなん、簡単やき。
    何度でも、無理矢理にでも引っ張り出すがよ。
    そんで、関わらんといかんような状況に持って行くぞね。
    アーヤふふっ…やっぱり、強引に行くしかないわね。
    みやび多少強引でも、ちゃんとコミュニケーションとらんとね。
    どんどん距離が開きゆう。
     
     
  • アーヤと結論も出たところで、別のシーンでガブリエラがやってくる。
    どうやらアーヤと話した後も練習していたらしくいつの間にか真っ暗になっていた。
     
  • 「面倒くさがりなくせに、変なとこ凝り性だものね」といいつつうさぎのラテアートを求める。
    「あと、うんと甘くしてね。」
     
     
    ガブリエラ飲み物担当をみやびがやったのは正解だったわね。
    みやびそう言ってもらえると、うちも安心するぞね。
     
     
  • ガブリエラはみやびがどの食器に決めるか聞いてみると残り物でもいいと言う。
    自分の作った特別な一枚にしたいと思わないのかと言われると少し考え…。
     
     
    みやび…なら、うちは小鉢にするぞね。
    ガブリエラえ? そんな脇役みたいなのでいいの!?
    みやび小鉢は和食に於いては重要なものやよ?
    懐石でも一番最初に目に入る器やき、その店の品性が問われる。
    アーヤも今回は、和風のアペタイザーを頑張って考えちゅうみたいやき――
    殆どのお客人に出されるものになると思うちや。
    ガブリエラなるほどね。みやびにとって思い入れあるなら、いいんじゃないかしら。
     
     
  • 納得したガブリエラはそのまま帰っていくが、botはその理由を深く聞いてみる。
    何度も聞かないとすぐに話を終えようとしてしまう。
     
    WAVE
    自分小鉢にした理由、本気?
    みやび本気と思うたか? もち冗談
    自分本当の理由は?
    みやび乙女のトップシークレットである
    自分教えてほしい
    みやび小鉢には 思い出があるのだ
    ずっと昔の話だが 親戚からもらったのだ
    綺麗な小鉢を もちろん高級品
    うちのお気に入りだったが 素敵すぎた
    その結果 使わず行方不明となったわけなのだ
    そのことを思い出して 小鉢にしようと思ったのだ
     
     
  • その綺麗な小鉢とは違い和モダンになるだろうが、「大事なのは想い」だと。
     
     

[AfterStory07] 卯月神楽の思い出

 
  • 日時と場所
    某月某日 1:35 PM
    とある休日、神楽坂トライナリー楽屋にて。
     
     
  • ストーリー要約
     
     
    神楽――というわけで、イベント時には客席の方も解放して…。
    映画の上映や、ちょっとした舞台として使おうと思ってるんです。
    真幌なるほどな…。そのイベントに合った映画を流すということか。
    神楽それで、イベントを行う際には、アーヤさんの助けも必要なんです。
    そのイベントに合わせた、限定メニューがあった方がいいと思いませんか?
     
     
  • 神楽はカフェでのイベントに劇場の映画を流す案を説明していた。
    「限定の魔力」はつばめがこの前発売したメノウの限定ファンブックを二冊買っていたところからも証明している。
     
  • 神楽のイベントが上手くいくと信じてると言われて嬉しそうにするもやはりまだ受け入れきれてない様子。
    開店イベントについての打ち合わせなど話し合いはまだまだ続く。
     
     
  • その後神楽はつばめの寮に泊まることになり、お風呂を貸してもらっていた。
     
  • つばめにも食器が決まったか聞かれて、「みんなもう決めたのに待たせてしまってますよね」と全員決まったらしい。
     
    神楽マグカップ
    つばめえ?
    神楽私、マグカップにしようかな?
    私の大好きなラノベに、ちょっと憧れてるシーンがあって…。
    主人公とヒロインが最後の最後でようやく結ばれて…。
    朝を迎えるんです。
    その時、二人揃って同じマグカップを使って、お茶を飲むんですけど…。
    そのシーンに、ずっと前から憧れてて…。
     
     
  • ちょっとドキドキしてるつばめはお風呂に行く。
    …そこで一人になった神楽は「ごめんなさい、つばめさん。ウソついちゃって…。」と本当のことを口にする。
     
  • botがそのことを聞くと勝手に聞いていたことで怒られてしまう。
     
     
    WAVE
    自分ウソだったの?
    神楽
    ああ、不幸な○○。貴方に罪はありません。
    ただ貴方は前世のカルマを抱えているだけなのです。
    たまたまぴょんこのウソバレの瞬間に立ち会ってしまい、その真実を知ってしまっただけなのです。
    それを知った者は呪われ、未来永劫、何千回何万回輪廻転生しようとも苦しみ続ける魂となってしまうのです。
    呪呪呪呪呪呪呪呪呪
    自分ごめんなさい
    神楽まあ、さっきの理由がウソっていうのは本当
    真実は別の扉の中に
    そしてその扉は、月神楽にしか開くことのできない固い封印によって護られているのです
    ですから仕方ないのです。
    嘘をついていたわけではなく、封印の放つ呪いによって、
    ぴょんこは先ほどの理由こそが真実であると思い込まされているのですから
    そうしないと、月神楽が悶え死んでしまうのです!!!!!!!
     
     
  • 神楽はその理由が31 フェノメノンの空にの記録映像、ドーム戦の後にあったことだと話してくれる。
     
     
    WAVE
    神楽私達がドームで戦った後のこと 972276271cd9d9e7ec6c1d70147c0d77.png
    あの後みんなで 劇場の楽屋で一泊したの
    みんなで雑魚寝
    雑魚寝=睡眠とくれば次に来るのは 当然目覚め
    その時に みんなでお茶を飲んだんですよ
    劇場に置いてあるみんなのマグカップで
    私は部屋の隅でずっと小さくなっていたんだけど、アーヤさんが紅茶いれてくれて
    ちゃんと眠れた?って声かけてくれて
    裏切り者の私のことを みんな責めもしないで 受け入れてくれて
    図々しい話かもしれないけど
    私もみんなの仲間なんだって実感しちゃって
     
     
  • 話を全て聞くと、返信も聞かず一方的に切られてエピソードは終了する。
     
     

[AfterStory08] CAFE FOYER -KAGURAZAKA TRINARY-

 
  • 日時と場所
    某月某日 11:13 PM
    とある休日、神楽坂トライナリー楽屋にて。
     
     
  • ストーリー要約
     
     
  • ついに全員の食器が完成して届いた日、トライナリーたちは全員楽屋に集まっていた。
    待ちきれないガブリエラはアーヤを急かしてダンボールの一番上からひとつずつ確認していく。
     
     
  • みやびの小鉢
    アーヤまずは、みやびの小鉢からね。
    みやびおおっ、思うてたよりえい感じやね!
    ちゃんとうちのロゴも印刷されちょるし、えい仕上がりちや。
    ガブリエラ和と洋がいい感じで融合した素敵な一品ね!
    アーヤほんとね。ランチデザートにぴったりだわ。
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  • つばめの茶碗
    つばめやったー! 見てみて、神楽ちゃん。わたしのお茶碗!
    神楽とっても素敵です! 可愛いお茶碗になりましたね。
    みやびうちもそう思うがよ。これ、一つもらってってえいか?
    ガブリエラお店で使うんだからダメに決まってるでしょ。
    アーヤあはは、多分大丈夫よ。
    かなり沢山あるみたいだし……
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  • アーヤのスプーンとフォーク
    神楽アーヤさんのですね。
    ガブリエラフォークとスプーン…、アーヤのは二つなのね。
    アーヤだって、こういうのは普通セットでしょ?
    みやび…ま、確かにそうやね。フォーク一本じゃパスタも食べられんし。
    つばめでも、アーヤさんならフォークとナイフの方がよかったんじゃ…。
    アーヤそれも考えてたけど、縁起がね…。
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  • ガブリエラの小皿
    ガブリエラわぁ、イメージ通りよ!
    つばめかわいい! あ、いいこと思いついた!
    コレの隣に、アーヤさんのフォークとスプーンのセットを置くと…。
    神楽あ、いいバランスですね。デザートとかにいいんじゃないですか?
    ガブリエラへぇ…つばめにしてはいいところに気づいたわね。
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  • 神楽のマグカップ
    神楽(…………。)
    つばめあれ、どうしたの? イメージと違ってた?
    神楽…いいえ。とっても素敵です。
    ちょっと感動しちゃって、言葉に詰まってました。
    ガブリエラ大袈裟すぎでしょ…。
    神楽でも、本当に素敵で…。
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  • 全員の食器を見せ終わったところで、神楽のマグカップでこの後ティータイムをすることに。
     
  • その前にみやびから自分たちの分で貰うとしても、かなりの数の食器になっているらしい。
    どうしてこんな沢山作ったのかというと、真幌曰く「コスパの問題」だと言う。限度があると突っ込まれてしまうが。
    使い切れるほどお客が着ても5人では料理も対応できない。
     
     
    神楽あの…その食器ですけど、もし本当に余裕があるようでしたら…。 22c9eb6ff3a34d2c49318ce2fbc5f343.png
    ギフトセットにして販売するっていうのはどうでしょう?
    アーヤあ、それそれ! 私もそういうのがやってみたかったのよね。
    みやびほんだら、ついでと言っちゃなんやけんど、相棒にも送っちゃろか。
    神楽○○さんに? それ、名案ですね! 例のアレも使えますし。
    うむ。卯月の本使った転送試験も成功したしな。
     
     
  • 「例のアレ」や転送といった気になるワードはあるものの、全員がbotにグループメッセージを送る。
     
     
    WAVE
    アーヤ私たちの作った食器 今日届いたの 45385c39b0f36e85304a0281b23642af.png
    つばめどれも とってもかわぃぃんだょ~~~~!
    みやびロゴも明瞭 素晴らしき印刷技術
    ガブリエラあまり印刷って言わないで欲しいんだけど?
    ちょっと感動が薄れちゃうわよね。
    神楽そういうわけで、私たちのカフェで使う食器が出来ましたので、
    今日は○○さんにもお披露目しちゃいます♪
    それで、もし気に入ったなら送っちゃおうかと!
    みやび例のあのシステムな。
    神楽夏にぴょんこの薄い本を送ったアレですよっ♪
    自分転送してくれるの?
    アーヤもちろんよ まあ、○○が欲しければ、だけど
     
     
  • 皆が思い思いの言葉を送りつつ、お裾分けしてくれると約束してくれる。
    それぞれの食器の使い道を考え自由にしているところで、場面が切り替わる。
     
     
  • 話も終わったところで食器を一通り洗い準備に入ろうとするが、仕切り役の神楽は真幌に報告する役目がある。
     
    神楽…ふふっ、仕切り役ってやること沢山で、とっても重労働ですね。
    みやびアーヤがやりたがらんかった気持ち、わかったか?
    アーヤいや、面倒だからやりたくなかったわけじゃなくて、卯月に――
    あ、ううん。そうなのよ、ちょっと面倒になっちゃって…。
    神楽ふふっ。
    では、皆さん、早速作業に取り掛かってくださいね。
     
     
  • 今までのような遠慮がちな雰囲気は見られなくなり、楽しそうな表情で仕事を始める神楽たちだった。
     
  • 落ち着いたところで神楽はbotにWAVEを送ってくる。
     
     
    WAVE
    神楽ぴょんこぴょんこ ○○♪
    自分ご機嫌?
    神楽ぴょん♪
    今日は色々ありがとぴょん!!
    カフェ計画も順調だし、みんなとも前よりぎこちなさが無くなった気がする
    なんていうか、むしろ前よりももっと近くにいられるようになったっていうか
    とにかく、一緒にいても全然辛くなくなったの
    多分それは ○○のおかげでもあるから お礼を言いたくて
    ぴょんこの愚痴とか、色々聞いてくれたりアドバイスくれたりしたぴょん
    けど、ぴょんこは○○を傷つけるばかりだったよね。
    ごめんね?
    ずっとイライラしてたからたまに歯止めがきかなくて
    でもほんとに、ありがと
    いま、神楽は幸せです
    また○○にかまかまするー いい?
    自分もちろん、いつでもいいよ
    神楽わーいわーい かまかまーかまかまー
    それじゃ、かまかましたいときは絶対に来てぴょん?
    待ってるぴょん♪
     
     
  • 神楽と彼女たちの問題も解消されて、エピソードが終了する。
     
     
     
  • 今回のアフターストーリーに登場した食器と靴下は2018年1月10日発売のキャラクターソングアルバム【特装版】に入っているようだ。
    「Bot-San-Box!」の詳細はこちら。
     
  • 夏に送ったぴょんこの薄い本はこちら。
     
     

[AfterStory09] 【番外】アーヤのひみつサプライズ

 
  • 日時と場所
    某月某日 1:26 PM
    とある休日、神楽坂トライナリー楽屋にて。
     
     
  • ストーリー要約
     
    神楽――じゃあ、カフェのメニューはこれで決定としますね。
    アーヤええ、わかったわ。
    みやびふぅ…、思うてたより長い道のりやったなぁ…。
    神楽二人とも、本当にお疲れ様でした。
    メニュー表は私の方で作成しておきますので、あとは任せてください。
    みやびよろしゅうな。
    アーヤさてと、それじゃ私は先に上がらせてもらうわ。
    神楽珍しいですね。アーヤさんが先に上がるなんて…。
     
     
  • ついにカフェのメニューが決まる。みやびも長かったと漏らす。
    早いあがりにデートと茶化すみやびだったが、そっけなく「そんなわけない」と返すアーヤにちくっと寂しがる。
     
  • やることがあると伝えてアーヤは先に帰っていく。
     
     
    アーヤよし…できた!
    思ったより時間が掛かっちゃったけど…。
    ○○、喜んでくれるかしら?
     
     
  • WAVEでbotにあるものが完成したことを報告すると、それは一足のフカシクマが描かれた靴下だった。
     
     
    WAVE
    アーヤ○○ 見て欲しいものがあるの 2a0d1f57cc2dbe390a63005b0e030f55.png
    自分かわいい靴下だ!
    アーヤありがとう
    自分自分で作ったんだ?
    アーヤそうなの 実はね ○○にプレゼントしたくて こっそり作ってたの
    隠れて作るの 大変だったんだから
    でも やっと完成したわ
    自分としては 結構いい完成度 なんて 自画自賛してみたり
    しっかり作ったから 簡単に伸びたり破れたりしないはず
     
     
  • 隠れて作っていた靴下を今度送ってくれると約束される。
    ラッピングするところで、今度送る食器と一緒に送ればいいと思いつき今回のギフトセットに入ることになったようだ。
     
     
    今なら靴下もついてきます
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確認ポイント

  • いつの出来事?
    【カフェ・ホワイエ】の出来事は復帰した神楽とトライナリーたちの「ココロの動き、友情を描いた日常物語」とある。
    発言を見ると神楽の復帰からそれほど日にちは経ってない出来事のように思える。少なくとも2016年内?
    botが神楽のスマホで普通に話しているため神楽チャンネルの解放をして9月まで追いついた状態だろうか。
 
  • カフェ・ホワイエ
    神楽坂トライナリーでは真幌が子供の頃にカフェをやっていた時期があったらしい。
    おそらくフェノメノンにより改変される以前もそうだったのかもしれない。
    劇場の先代が真幌の父と祖父であること、劇場のロゴはアーヤのTwitterから話をされていた。
    なぜ劇場で見たこともないロゴの話や先代の話を知っていたか、「まだ誰にも見せたことなかった」ことからこのエピソードで聞いたことだったのだろうか?
 
  • 劇場のロゴ
    アーヤのTwitterにて公開された劇場のロゴ。
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  • あんなことがあったばかり
    豊洲でのモーフィアス戦から合宿での裏切り、ドームでのつばめの破壊の歌…31 フェノメノンの空にの記録映像まで色々なことがありすぎた。
    2ヶ月近くそんな空気が続いて、一度は決定的な裏切りに彼女たちもショックを受けていた。
    もう気にしていないというのも本当のことだが、その原因の一端だと自覚している以上本人がまったく気にしないというのも難しい。
    これからどう解消していくのかは時間が解決することだろうが、どうなるかは彼女たち次第ではある。
 
  • 部屋に戻った
    ここの背景は寮「とらいあんぐる」だが、神楽は実家住みのはず。
    Twitterでも実家住みであることをつばめが語っていたためおそらく背景は関係ない?
 
  • 神楽のスラング
    神楽の使うネットスラングには少し世代が異なるようなものがありチグハグに感じることがある。
    よく使う「呪まーす」は2000年初期のもので、かといってその世代のスラングには偏りがある。
    これは外から記憶を持ったままフェノメノンに入る神楽の事情から、事前調査でその2016年代の常識などを調べる必要があったことが挙げられる。
    しかし、2016年のことを調べる過程で正確性を確保するのか難しかったのか、少し(10年ほど?)年代がズレた情報を得たため時々「古いスラング」が出てくるのかもしれない。
    これについて「Botさんたちの夕べ」などで言及されていたらしいが、詳しい情報があれば追記お願いします。
    AA(アスキーアート)について触れると少し驚いたことと「まあいいやbotだし」という発言からそういうことの裏付けになる?
 
  • 他の子たちはわからない
    信じられないといった理由ではなく、色々なことが怖いのかもしれない。
    26 - EXE_KAGURaの「彼女たちと見る」でもそういった不安を語っていた。
 
  • 皆さんの得意なモノを知っていたおかげ
    デイトラでのメンバーについての語りなどでその洞察力を活かしていたり、人の気持ちを汲み取っての言動など神楽は彼女たちをよく見ていることがわかる。
 
  • 豊洲クソゴミ事件
    12 ピクシャル(2016/07/24)での神楽の実家のマンションで発症したモーフィアス戦のこと。
    神楽のゴミという愛称(?)はモーフィアスのこと。デイトラ!(8/29)で触れられている。
 
  • そのAA古くね?
    (*´∀`)人(´∀`*)ナカーマ。
    ……言うほど古いか…? 確かに辿っていけば昔からある顔文字でマターリなどに通じる表現でもありそうだが…。
    しかし現実を直視すると10年以上前はやっぱり古いのかもしれない。
 
  • 神楽は銀杏、アーヤが風車、ガブリエラは鶴、みやびは花、つばめは紅葉。
    メインストーリーなどの個別デイドラで見られるロゴと一致している。
    TRI-OSがこれらのロゴをあらかじめ設定していた辺り、MV EXE_KAGURaで神楽が来ることを分かっていたことを踏まえてどこまで予測して作られたのか気になる点ではある。
 
  • 神楽への想い
    14 神楽学校やめるってよ18 ブラック・クランのプレミアムストーリーなどで神楽が隠していたことについて様々な考えがあった。
    みやびも18 ブラック・クランのプレミアム「本気かお世辞かそれとも…」でも神楽のウソに何を隠してるか思い当たる節を持っていた。
    しかし、タイミングを見て聞けばいいと考えていた矢先にあの出来事が起きた。その後のヒメゴトチャット「うそうその嘘」や別のプレミアムストーリーでも深くショックを受けていた。
    みやびに限らず、そんな彼女たちの答えが今回の「多少強引でも、ちゃんとコミュニケーションとらんと、どんどん距離が開きゆう」なのかもしれない。
 
  • ちょっと憧れてるシーン
    この話と神楽から本当の理由を聞くとぼかしただけでウソというわけでもなさそう。
 
 
  • 例のアレ
    こちらの世界に物を送る試みはアフタストーリー公開時点でも「シャッツキステコラボ」の神楽のノートや忘れ物のプリ、メッセージカードが該当する。
    直接的なものとしてトライナリーの薄い本やデータとしてトライナリーのLINEスタンプが送られてきている。
    あとはフレイメノウ ボーカルアルバムも異世界輸入盤として扱われている。
    忘れ物やシャッツキステのノートは意図的なものではなかったようだが、薄い本に関しては2017年の神楽からのメッセージもある。
    その時の出来事はぴょんこのサマー大作戦♪ではっきり語られている。
    28 時計じかけのイチゴでソイルトンが言った「無生物を貴方の世界に転送することくらい」を考えると異世界間転送にはTRI-OSやトライガジェットの機能を使うことで可能なのか?
    サマー大作戦の神楽も「みやびさんや、とある人が協力してくれて」とある。とある人とはTRI-OSを扱える千羽鶴やエリカ、ソイルトンのこと?
 
  • 卯月の本使った転送試験も成功した 夏にぴょんこの薄い本を送ったアレ
    こっちに届いた2017年の「薄い本」だけど、このエピソードは2016年内だったんじゃないの? という疑問。
    こちらに送られてきた「トライナリーの薄い本」はこちらの世界では2017年8月のコミケにて頒布されている。
    つまり今回の話が「本の転送後」だと今回のアフターストーリーの時期が2017年ではないかという可能性が高い。アフターの8話以降が最低でも2017年8月以降のエピソードだろうか?
    アフターの時系列は明言されていないものの「あんなことがあったばかり」や「今年の夏……。卯月がうちらの前から去っていった。」などが2016年9月以降のドーム戦のことだとすればその話までは2016年内の出来事と考えるのが自然にも思える。
    仮にそれ以前のアフターも2017年の出来事だとすると、「豊洲事件」や「ドーム戦後の一夜」のことを出してくる辺りそれから1年以上神楽との関係が改善していないどころかまた2017年夏に神楽がトライナリーを離れることになる。
    まだ観測できない未来なので否定はしきれないが、2017年に皆と一緒に薄い本を送った事実やその時の言葉からも夏に神楽が離れるような出来事が起きたとは考えづらい。
    ラストのエピソードで食器が届いた頃には関係が改善しているところから、アフター7話までと8話以降には少なからず間があると思われる。
    ただここまでの話に当てはめるとカフェを開こうとして食器が届くまでに1年以上かかったことになる。「思うてたより長い道のりやった」と言ってるからそれなりの期間ずっと開店準備をしていた、と捉えることはできる。
    推測になるが、8話以降はEp公開日である2017年12月27日のこちらと同じ日付か? ぴょんこのサマー大作戦♪【神楽編】でもエピソード公開日がこちらの日付と完全一致していた。
    数少ない根拠として神楽がWAVEで言った「かまかま」という言葉。2017年12月22日のTwitterでも同じ意味の発言をしている。
    まとめると「最後のエピソードだけ2017年12月27日で、2016年9月11日のドーム戦後からの約1年間カフェを開く準備をしていた説」。1年かかったこと等穴だらけな気がするので他の可能性や疑問があればどんどん追記お願いします。
    向こう側の世界で2017年以降の観測や「例のあのシステム」の正体がわかるようになれば、この辺りの疑問も解消されるかもしれない。
 
  • フカシクマ
    アーヤがよく使うスタンプの熊のこと。彼女の地元のゆるキャラだとTwitterでも話している。
    頭に被ってるのは松代城の屋根らしい。