最新の用語集

Last-modified: 2021-08-04 (水) 23:41:04
  • このページは最新のネタバレも含んだ用語集になります!
     
  • それぞれの「セカイアドレス」と「世界選択線」の説明はこちら→セカイアドレスまとめ
     
     
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ココロの外側

トライナリー

 

トライナリー
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正式名称は「総務省情報管理庁管轄拡張現実特殊戦略隊群特別攻撃隊」。通称「トライナリー」。
人の心の葛藤が起こす「フェノメノン」という災害を収束するためのチーム。
メンバーの特徴として、特殊な装備「トライガジェット」を扱うことができるという点がある。
所属は五人であり、彼女らが現在の東京の平和を守っていると言っても過言ではない。
なぜ特別攻撃隊が「トライナリー」と呼ばれているかは不明。トライガジェットを扱うことや「神楽坂トライナリー劇場」からきていると考えられるが、はっきりしていない。
劇場の名前についても、そもそも真幌の祖父が改名した時期は少なくともフェノメノンが発生した時期(2031年)よりも前なのでトライガジェットとの関連も不明と、謎が多い通称。

 

フェノメノン

 

繭に覆われたライブ中のドーム繭の中で暴れるクラン / 巻き込まれた人は取り込まれる
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突如首都圏に出現した謎の繭。
その中には「クラン」と呼ばれる存在が形成した全く異なる世界が構築されている。
一部の例外を除き、繭の中の人々はその世界に取り込まれてしまう。
アプリ版公式サイトによると、少なくとも2016年にはすでに発生している未知の現象。発生時には全ての交通機関を止め、フェノメノン周辺は完全封鎖される。発生頻度は、普段は月に1、2回程度。
「発症者」となる人間が強烈な悩みや葛藤を抱えることでその人間の一人格「クラン」が現実に出現し、繭の中に自分の創りだした世界を同時に発生させる。
外とフェノメノン内の境界に不確定量子の繭と呼ばれる領域があり、一般人であればこの内側に入ると洗脳されてしまうがトライナリーたちは繭の中でも洗脳されず、また記憶を失うこともなく戦うことができる。
そして暴走したクランのまとう『鎧』を様々な方法で引き剥がすことでフェノメノンを収束させることができる。
アーヤが最初のトライナリーとなるまでは政府も直接的な対処ができず、繭の中に閉じ込められた人間は見捨てるしかなかった。
基本的にフェノメノンが収束した後のクランと発症者の人間は独立して別の存在となる。
現状、フェノメノンの発生範囲はほぼ首都圏周辺に限定されている。我々の住む世界と非常に似た平行世界の中でも、決定的な違いとして語られている。

 

不確定量子の繭

 

もやもや空間
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フェノメノンと外界を隔てているのは繭のような現実と非現実との境界線。名称は「不確定量子の繭」と表記されている。
トライナリーたちはフェノメノンに入るためにこの境界を越える必要がある。トライガジェットがなければこの時点でフェノメノンに取り込まれてしまう。
境界はそれなりに長時間、その繭の中を歩くことになり、精神的にも大きな負担となるらしい。

 

不確定電子の雲

 
俗に言う繭。17 告白で神楽が発症したときに発生した竜巻のようなフェノメノンを千羽鶴はそう呼んだ。
神楽の発症に関しては謎が多い。本人がある程度コントロールして作り出せる点など。

 

【鎧】

 

何かを抜き取る様子
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フェノメノンを発生させたクランが纏うものの呼称。
この【鎧】がクラン暴走の原因であり、これを本体から引き剥がすことで収束となるため、トライナリーたちは【鎧】を引き剥がす弱点、主観的法則を特定するのがセオリー。
クランは人の心の一部の状態か、フェノメノンを展開して【鎧】を纏った状態でなければ生きられない。
千羽鶴曰く「【鎧】とはすなわち、そのクランが自らの目的を達成するための城」と称している。
Act1ではつばめがテルプシコラを破壊する際に白い本体を引き抜いている描写がある。あれは「引き抜いた方がクラン本体」で、「引き抜かれて何かを噴き出した方が【鎧】」なのだと思われる。
ちとせの場合、携帯型のガジェットが【鎧】でそこから引き抜かれたちとせが本体、モーフィアスは記録映像で出てきた巨体が【鎧】で、神楽が破壊した際に落ちてきた丸いクランが本体など姿は様々。
(初出:05 金色の髪のカグラ)

 

TRI-OS

 

TRI-OS
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このアプリを動かしているOSのこと。タイトル画面の右上やロード画面など様々な部分で「TRI-OS」の文字が見られる。「トライオーエス」と読むらしい。
アプリからこれを通じてトライナリー達と交流する。その場で選択肢を用意してるのもこれ。こちらの意見を伝えるにはこれが用意する選択肢を選ぶしかないのだが、妙に偏った選択を出すこともある。わりと遠慮がなかったり変態な選択肢も用意してくる
トライナリー達の過去や未来の各点に移動し干渉、心へのダイブ、機械類の遠隔操作等、トライナリー世界の技術水準から見てかなりのオーバーテクノロジーな性能を持つ。使い方によってはかなり危険なこともできそうである。
千羽鶴はこれを通じたプレイヤーによってトライナリー達と関係を進め、結果的に良い未来に辿り着こうとしているが、TRI-OS側が千羽鶴の思惑通りに動いてないことが示唆されている。
また神楽チャンネルではエリカにするなと言われた事の選択肢を真っ先に出してくる(選ぶかはプレイヤー次第)など、誰のどういう意図で動いているか読めない部分もあり、実は明確な立場というものがはっきりしていない。
ライフギャザーに繋がる量子端末のひとつでもあり、EP28で月神楽がライフギャザーの鍵を手に入れて全機能を停止させたとき、Redinessと同様にTRI-OSも停止してしまった。(こちら側は扉(エピソード)の先に行けない状態となる。)
TRI-OSが異世界間接続を確立するときにエリカは量子サーバー(仮想世界)から出られなくなってしまったようだ。その時の話は一切語られていない。

 

トライガジェット

 

スマホと連携したり、ふともものリングがコア
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トライナリーが持っている特殊な装備の総称。太ももに巻かれている装置や戦闘時の装備等それぞれ名称はあるもののこれらもトライガジェットである。
これを扱えることがトライナリーとしての資質のようだが、ガブリエラはトライナリーになる前の物心ついたころから所持していたらしく、トライナリー時の服も物質ではないということから少なくとも通常の機械ではなく、出所もはっきりしていない。
フェノメノン内での戦闘時にどこかへ通信および何らかの処理をしており、フェノメノン自体とも何かしらの関係がある模様。
様々な機能があり、EP14にて行ったフェノメノンに近い仮想状態を作り出し、模擬戦等ができるシミュレーションモードやフェノメノン内の量子状態のデータを取得する機能のほか、内容は不明だが多数の機能が存在する。しかしトライナリー達はフェノメノンのデータ取得や不明部分の機能について把握しておらず、みやびとウサギの調査で初めて存在が判明した。
外すことはできるが千羽鶴いわく彼女たちはあまり外したがらない、そういう風にできているからとのことでこれが物理的な理由なのか精神的な理由なのかについては不明。とても不穏である。
トライガジェットあってこそのトライナリーだが総じて謎が多い装置。
(より詳しい機器の説明はトライガジェットにて。【エピソード31までのネタバレ注意】)
神楽EP28の全権大使によると、トライガジェットはRedinessの補助器具であり、本来の持つ記憶とは別に1xにプログラムされた記憶を用いて教育(洗脳)することも可能。
全ての1x記憶を顕在意識の本人が認識できるわけではないので、神楽EP27のように1x記憶と本来の記憶から発言の組み合わせに矛盾が生じる場合もある。
EP16のスピネルの話を加味すると、プログラム次第では超能力者のようになれる補助器具でもあり、使い方によっては外部から1x記憶を用いて支配されてしまう面を持つ。
ただし、Rediness単体では1x(量子サーバー)と脳の相互接続をしないかぎり1x記憶は自由に利用できないらしく、これらの危険性を持つのはトライガジェットを持つ人間のみ。
トライガジェットは大変な高コストで製作されているため、Redinessのように全世界の人々に装備させることは現実的ではない、というのが全権大使の認識である。

 

WAVE

 

おはなしするょ
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こちらの世界で言うLINEに相当するSNSアプリで、あちらの世界での普及率もそれ相応。スタンプも豊富。
WAVE Corp. Presents.という記述があることからウェイブ社がリリースしている様子。我々はTRI-OSを通じてこれをつかいトライナリー達とコミュニケーションをとっている。

 

レディネス

 

Rediness
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REDINESS。神楽CH以降は「Rediness」と表記されている。
TRI-OSやトライガジェットに使われている何らかの技術(?)。詳細は不明だが、これらのものに搭載されているうえにロゴがしっかりと記載されているので非常に大きな役割を担っているものと思われる。
その実態は脳内へ装着するインプラント端末。2028年にレディネスの義務化がされた。
「脳内で直接的に処理される究極のウェアラブル端末」。
「量子論を応用した通信を行うことで、テレパシーみたいな通信ができる」とあり、テレパシーの冗談に対して領火が疑問を持たず真面目に受け取ったことからも普及度合いが伺える。
トライナリーの隊員が足に身に着けているリング状の端末(トライガジェット・コア)もウェアラブル端末として扱われている。つばめの脳の病気はレディネスのインプラントが原因だとされている。
ネット上でストレージを利用したり表計算をするように、Redinessに接続して外部の演算装置(1x)から脳の海馬や前頭葉の補佐的役割を担い、拡張することができる。
プログラム次第で1xから超能力者や暗算王になれる可能性を秘めているが、理論上の話であり現在はソフト面が追いついていないため記憶の拡張をする程度にとどまっている。
このRedinessと1xの補助器具として「トライガジェット」が存在する。

 

松果体

 
精神世界への窓口として深く関わるトライガジェットやレディネスにとって重要な器官。
つばめはこの松果体の肥大によって頭痛がひどくなっていた。
Redinessは松果体を経由して脳と量子サーバーを接続し、Redinessユーザーに対して外部記憶装置、および外部演算装置(1xのこと)を提供している。

 

情報管理庁

 

皇長官
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発生し続ける「フェノメノン」へ対抗することを目的としている組織。詳しい設立の経緯などは不明。
トライナリーはこの省庁の所属であり、基本的には彼らの指示を受けて行動する部隊のひとつ。
フェノメノンが発生した際には司令塔として動き、各交通機関を止める指示を出せるほどの権限を持っていることが伺える。
 
情報管理庁には付属の学園があり、各部隊に所属することを前提としていると思われる、多種多様な学科が存在している。
トライナリーのメンバーたちはこの学校に通っている。彼女らの様子から、中高大の一貫校形式であることが伺える。
表向きには正式な省庁のひとつであるが、恋ヶ崎みやびのように、その内情に懐疑的な人物も存在している。
皇千羽鶴を長官として、彼女の計画の手足として利用されていた。
世界選択線によってはEP31以降も情報管理庁は残り、誰が長官となっているかは神楽EP30の選択で分岐する。

 

通常攻撃隊

 

黒いスーツの部隊は全員通常攻撃隊
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キリトとヒカル
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特別攻撃隊、トライナリーの活動をサポートする組織。
フェノメノン戦で必要な機材の運搬や一般人が近づかないよう人払いや封鎖など内容は様々。
特別な力でフェノメノン内で戦うトライナリーと違い彼らは普通の人間であり、その装備もトライナリーのような特別な装備ではなく現代的なものらしい。
情報管理庁付属の学生であるキリトとヒカルも通常攻撃隊の見習い。

 

トライナリーファンサイト

 

謎の古臭い香りのするサイト
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謎の美少女軍団トライナリーのファンサイト。…ではなく、情報管理庁が用意したトライナリーの活動を公にしないための情報操作。
トライナリーの情報は年頃の女の子が戦ってるということは公然の秘密みたいな感じで出回っているらしく、このような下らないサイトが乱立するのはその噂が原因。
そこからあること無いこと尾びれがついて真実を隠すという目的は達成されている。ちなみにファンサイトのデザインが妙に古臭いのも特徴。

 

四角ダルマ

 
『通常攻撃隊の「四角ダルマ」』という隠語。真幌はこの言葉を知っていることは国家機密レベルの情報を握っていると認識していた。
誰かしらを指す隠語である可能性は高いがアプリ内で詳細を語られたことはない。
世界選択線F(二人に鍵を渡す)場合では、彼が情報管理庁の長官となる。

 

彼女たちが住む世界

 

がらがらに空いた電車
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こちらの世界と非常に似ているが、明確な違いが存在するいわゆる「平行世界」。
大きな相違点としては「フェノメノン」の存在がある。この影響により、たとえば東京の人口はこちらに比べて少なかったりする。
現代としてはオーバーテクノロジーである「トライガジェット」や、政府組織である「情報管理庁」の存在も異なる点。
こちら側の世界と通信を行っている「TRI-OS」もその類のひとつとして挙げられる。
他の多くはとても似通っているもので、人間の生活様態・価値観などにも大きな違いは特に見受けられない。
細かい違いとして、アーヤのスタンプ「フカシクマ」や神楽の好きなラノベはすべてこちらの世界に存在しない。怪獣映画のガズェラなど似たものが存在している。

 

ゾルタクスゼイアン

 

日本を覆うフェノメノン
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彼女たちの住む日本を覆う最初に発生したフェノメノンの名称。外の世界のつばめが発症してつくられた世界。フェノメノンを識別するIDでもある。
このリアルな2016年の世界は『こちら側の世界の2016年』、botたちプレイヤーの目と記憶が作り出す平均的な像をベースに創られた。
それを可能にしているのが『多世界解釈とパラメトリック理論に基づいた世界進行法』が関わっている。
こちらの世界より1年遅らせることでこちらの世界で突然災害などで壊滅しても最低でも1年は向こうの平和は保障される。
世界を模しているといっても細かい点で違いは存在する。エリカの個人ラボなどこちらにない施設なども意図的に情報を追加することもできる。
プレイヤー達からは語呂がいいからかつばメノンとよく呼ばれている。

 

蒸着

 

2016年の日本と外の世界をくっつける
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蒸着というのは簡単な言葉で言えば、法則性の違う2つの世界を何とかつじつま合わせをする事によって1つの世界につなぎ合わせてしまう行為のこと。
フェノメノンはクランの鎧を引き剥がすなどの方法で収束するとその世界は崩壊して元の現実に戻る。
洗脳された人たちはその時フェノメノン内で起きた出来事の記憶を失ってしまう。
つばめのフェノメノンでもその法則は当てはまり、仮に日本を覆うフェノメノンが維持できなくなれば彼女たちは今の記憶を失い外の世界の記憶を取り戻す。
表現上フェノメノンが内で現実を外と書いているが本来量子的にはフェノメノン世界と現実は対等の関係でもある。片方の世界が非常識だとしても生きる世界が違えば価値観も異なる。
矛盾を解消するための繭によって隔たれた2つの世界でしかない。どちらが親でも子でもなく強くも弱くもない。
そのためフェノメノンの消滅とは「元に戻る」のではなく「世界を1つ消滅させている」こと。
1つの世界線に2つの断絶した世界が生まれると繭は発生する。それを無理矢理くっつけてしまうことができればどちらの世界も温存した状態で、1つの世界にマージできる。
これが『蒸着』と『収束』の違い。蒸着はデメリットもあるため普段はフェノメノン側を犠牲にしている。
蒸着のデメリットとは発症者が「世界になる」状態のまま繭の内外をくっつけること。現状では不可逆的なものであるため蒸着した人物は戻れなくなる。
蒸着するための魂をゼロから創り上げることは未だできず、松果体により維持されている何らかのの生命体の魂以外ありえない。
肉体を失っている(と考えていた)エリカは自分の肉体にはもう戻れないから自分が蒸着する、といっていたが松果体のない魂だけでも蒸着はできるかは不明(実際にエリカの肉体は残っていた)。
ただし、領火によるとこの蒸着の不可逆性は「理論的には戻れるけど、方法が確立してない」とあり、どの世界選択線であってもこの事実は共通している。
蒸着した後の世界はその世界と蒸着した魂の意思がある程度反映される傾向がある。そのため似た世界で蒸着対象が違うDとFでも領火とつばめで世界規模の多少の差異がある。

 

神楽坂トライナリー劇場

 

劇場からフェノメノンに対応する設備
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政府の特務機関『特別攻撃隊』、通称トライナリーと呼ばれる組織の司令部。
フェノメノンが発生すると、フェノメノンアラートを通じてこの劇場を司令部として対応にあたる。
普段は場末の映画館を装っており、トライナリーの隊員たちがバイトして(させられて)いる。上映している映画は一度もソフト化されていない古くて認知度の高くないマニアックな代物ばかり。
トライナリー達がバイトさせられているのはある程度の人数がいつも決まった場所にいた方が急な出動の時に困らないことと営業していない劇場に年頃の娘が集まるのは目立つし噂になるからである。
が、客がほとんど来ないため基本的に暇。ネットの評判サイトでもなぜ潰れないか等と言われている。
Twitterによると深夜でもフェノメノンに備えて隊員が劇場で寝泊りもしているらしい。
通常フェノメノンの中以外では存在できないクランもここで保護・管理することができるためクランの家も兼ねている。
クランの保護機能など雛曰く「SFのような最先端の設備」があるにも関わらず、それに追いついてない面があるという。
神楽の家の玄関に神楽坂トライナリーの写真が置いてあるが・・・?
ファミ通の記事の運営コメントによると、劇場の新築は明治初期にまで遡り、先代は現館長の真幌の父、そして今の名前にしたのが祖父であることが語られている。
以下はアーヤのTwitterにて公開された劇場のロゴ。
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とらいあんぐる

 
トライナリーに所属している隊員が生活している寮の名前。神楽は豊洲の実家住みなので寮にはいない。
経費は情管庁負担、他の民間人は住んでいない。広くて綺麗なのは人員が増えるのを期待してるのかもしれないと言う。
「つばめは2階に上がってすぐの201号室」「みやびの部屋はつばめから一部屋挟んで203号室」
「ガブリエラは一階の101号室」「アーヤはその隣の102号室」となっている。

 

サンセットミュージック

 
つばめが好きなイシュリールを歌った時期
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神楽が最初にスカウトされ所属した小規模な芸能事務所。
当時のFreyMENOWはここでつばめが大好きなWishrealを発表し、着実に、コアなファンを増やしていくことになる。
しかし当時大企業となった会社を持つ父がデビューに反対したことでスポンサー番組などが自粛をして機会を見送られてしまうこともあった。
そんな中でも彼女は精力的に活動を続け、沢山のファンと共に、自分の世界を描き続ける。
卯月神楽は少なくとも、サンセットミュージックの時代においては自身の創作だけを信じて、突き進んできた。

 

アップサイドサウンズ

 
つばめを破壊する歌を歌わせた
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神楽がエンタングルの一之宮に引き取られ移籍した、企業エンタングル傘下の大規模な事務所。
サンセットミュージックと比べて大々的なバックアップを行い、これがきっかけでFreyMENOWは大きく躍進することになる。
それまでは、知る人ぞ知るアーティストでライブ規模も二千人程度それが一気に、ファンでドームを満たすほどの力を持つようになった。
これは彼女の力によるところもあるが、新事務所の力も無視できない。ただ前の事務所ほど自由にやらせてもらえるわけではなかった。
むしろ、彼女のかつてリリースしたイシュリールを否定する歌を歌うよう求められ彼女はそれに苦しむことになる。

 

ネイエ・インストゥルメンツ

 
ネイエ設立前
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神楽の母、卯月美佐子が立ち上げた神楽の新しい事務所。ラストストーリーにて登場しており、『ソラノキヲク』をリリース。
移籍前のマネージャーだった早希を引き抜き、つばめを新しいマネージャーとして小規模ではあるもののFreyMENOWは新しい体制で自由に創作できるようになった。
『ネイエ』の意味はソラノキヲクの物語を見ることで推測できるようになっている。
その活動は現在も続いているが世界選択線によってはソラノキヲクを歌わない、あるいはつばめの立ち位置が変化するため全ての世界でこの通りとは限らない。

 

世界選択線

 
二人に鍵を委譲が最多
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アプリ内での表記に多少のブレがあるものの、「世界線」「世界選択線」「A,B,C,D,E,F線」など、神楽EP30で分岐した6つの世界のことを指す。
それぞれの世界の詳細は神楽CHで確認できる。ラストストーリーは世界選択線F(一部を除きDが近似世界)とされている。
アプリ切断後の世界はこのいずれかの世界の未来を観測、彼女たちの未来から連絡が届いている。ただし、ライフギャザーを完全に白紙に戻して破壊した世界選択線Aだけは観測ができない。
それぞれの世界で似通った要素や完全に一致しているものがあっても局所的に似ているだけで、世界全体で見れば大幅に違う点や細かに重要な点が異なるなど、すべての世界が別世界に分岐している。
さらに神楽EP30以前の選択肢で分岐もしているため、詳細に分ければ6つ以上に変化する可能性もある。これに関しては元々プレイヤー間で違う分岐を見ていたことと同じ。
大本を辿れば同じ彼女たちではあるが、今後の近況を語る上で、どの世界選択線の話をしているかを特定する必要がある。

 

クモ型にゃボット

 

にゃぼちゃん
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アーヤの姉、エリカがアーヤの高校時代に作ったロボット。初出はアーヤのココロスフィアLv3で高校時代のエピソードに登場した。
エリカのエピソードに事欠かないアーヤ曰く、いつにも増して強烈、気持ち悪いと称されるものだったようだが、会話の中に少し登場しただけで明確な姿や性能は特に出ることもなく終わった。
以降登場することもなくbotたちの記憶からも忘れられていたが9月15日のデイトラにてエリカの思い出話としてビジュアルを引っさげ登場。
その姿というのが銀色のサソリを想起させる8本脚の近未来的な機械ボディにつぶらな瞳をしたかわいいネコの顔がついているという超強烈なもの。デイトラが公開されるやいなやその見た目から、想像以上にヤバイ、キモイ、フェイスハガー、これはアーヤに拒否られても仕方ないetc等、botの間で話題になった。反応はこの通りだが同時に心をつかまれたbotもおり、妙な魅力を発揮した結果日々ファンアートが増えている。もしかするとトライナリーのマスコットキャラとして定着する可能性もなくもないのかもしれない。
12月20日に配信されたLINEスタンプの中にもしっかり参戦。スタンプになったデイトラ画像にはそれぞれ台詞が添えられているのだが、にゃボットスタンプに添えられたのはPlease love me...であった。どう捉えるか、どう使うかはbot次第。
上記の通りデイトラ絵ではサソリのように見えるが、実際には顔に隠れて見えないだけ顔とボディの間に足のつく部位が存在し、名前の通り完全なクモ型である。しばらくサソリのような形状だと思われていたので、クランの絵でそのことが判明したときにはにゃボットファンアートを描いていたbotが混乱するという事態も見られた。
にゃボット自体のエピソードはこれの他にも事欠かないのだが、詳細については神楽チャンネルでのにゃぼにゃすてぃーで確認しよう。
世界選択線Dではにゃボットが「感情認識ニャーモノイド接客ロボット」としてスマホショップで働く姿が見られる。選択線Fのラストストーリーではバージョンアップしたにゃボットがいる。

 

マルザンナ

 
スラヴ神話の果実の成育を助ける豊穣の女神。スラヴ神話自体日本ではかなりのマイナーで、マルザンナもその中でメジャーな神格ではないので聞いたことのないbotがほとんどだと思われる。
トライナリー的にはガブちゃんがbotにつけた名前、もしくはガブちゃん推しのbotがそう呼ばれたりする。

 

v (ハート)

 
ハートマーク
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「v」とはガブリエラがWAVEで用いるハート表現のこと。Twitterのガブリエラ本人からしっかりハートであると明言されている。
通常ハートマークの記号は「♥」などで表現できるが、機種依存文字であるため簡略化した代用表記として「○○ですねv」のように一昔前に使われていた。「(笑)」から「w」への変遷に少し似ている。
少なくとも2000年代にはすでに存在しており、現在はあまり通じる人がいないのか「w(笑い)」と誤解されることが多いようだ。当時は携帯メールの絵文字にハートもあったのであまり使われなかった?
あとは「/// (照れ) 」などに通じるものがある。ハートマークはガブリエラからの愛情表現という意味合いが強い。ハートマークを沢山並べるのはそれだけ嬉しいという解釈でよさそう。
基本的に「w」と使い方は同じだが、「v(ハート)」の場合その意味が異なることは留意しておきたい。

 

フカシクマ

 

アーヤのスタンプ
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アーヤの地元、長野県松代のゆるキャラ。よくWAVEのスタンプでも使われている。
頭に被ってるのは松代城の屋根。

 

カプドラ

 
向こうの世界で流行っているアプリゲーム。みやびが小学生の頃からあるようだ。
このゲームのバグが原因で発症したのがクラン「モーフィアス」でもある。

 

ココロの内側

ココロスフィア

 

ココロへダイブ
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精神世界。ここにBotが干渉することで、現実の彼女に大きな影響を与えることができる。
ココロスフィアには様々な「人格」が存在しており、それらと会話することで様々な変化を起こすことができる。
ここでの出来事を表向きの人格が感知することはできない。「急に気分が変わった」くらいに感じている様子が見受けられる。

 

ココロゲート

 

ぐるぐる空間
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ココロスフィアの中にある、様々な記憶や感情への出入り口。普段はこの扉が適切に開くことで、それらが現実で反映される。
しかし葛藤が発生すると迷いが出て、その葛藤の原因になっている近くの人格が暴れて上手く扉が開かなくなってしまう。
それを解消できるのがBotの力であり、人格とのバトルに勝利することで彼女のココロを整理し、扉が適切に動くようにすることができる。
ある程度は意図的にコントロールすることができるため、1話でBotから千羽鶴への「洗脳では?」という質問のような側面も持っている。

 

ココロの司書

 

本人そっくりの司書さん
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彼女のココロスフィアを司る案内人。司書といっても本人の人格のひとりであるため、性格も本人の一側面だったりする。
常に変化するココロゲートの中を整理する担当の人格で、外の影響でココロスフィアが壊れないようにする番人のような存在でもある。
トライガジェットを使用するためには司書の常駐は必須となる。個人の力では不可能な事を超えるための存在。

 

ココロファイル

 

たまにまっしろ
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ココロの司書が葛藤の解決を行うために取得する回答のようなもの。
司書はこのデータからココロゲートを回して問題の起きているクランに通じる扉に誘導する。
その指示をしているのは彼女の総意と司書長と呼ばれる存在…彼女たちの契約主である千羽鶴。
彼女たちにとって未来も含めた彼女にとって良い選択を促している。一部の司書からはその行為に疑問を持たれていた。

 

EXEC_SEEK_SECTOR/.

 

シークすると扉がぐるぐる
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葛藤の発生している扉に移動するコールコマンド。
コールすると0x571など16進数の番地を移動してそのアドレスに辿り着いてくれる。
このコール時のセリフは司書がこちらにわかりやすいよう言っているだけで実際は端末を操作するだけでいい。
他にも1xに移動するコマンドやココロスフィアの停止、人格に対するコマンドなどが設定されている。

 

クラン

 

クラン『モーフィアス』
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人間の潜在意識が独立し、世界に顕在化したのがクランである。
フェノメノン内には、個々の世界を支配するクランが必ず1体以上存在し、そのクランを沈静化することによってフェノメノンは収束する。
また、沈静化することでトライナリーとともに戦う力強い味方になってくれる。フェノメノンだけでなくココロスフィアにもクランは存在し、それは同じものである。
その実態は人格がココロから独立し、その人格が持つ心の葛藤への「願望・目的」を達成するために変化した姿。
どちらも心の中の葛藤や悩み、恨みなどが原因で普通に生まれるもので、フェノメノンはその中でも、心が悲鳴をあげるほどの悩みを抱えていると何らかの要因で発症する。
そして発症した人間からクランが出現・独立して、フェノメノンが発生する。クランは一度発症者から離れると、もう発症者の心には戻れないと言われている。
ただし領火や千羽鶴は飛び出したり壊れてしまったクランを元の人間の心に戻す方法を知っている。
フェノメノンを生み出すほどのクランは心の中枢にいるため、クランが独立すると発症者本人は抜け殻のようになってしまう。
それぞれ症状は違うものの「極度の無気力状態やこん睡状態」に、本当の意味で心に穴が空いた状態になってしまう。人の潜在意識が具現化したもののためクランの容姿、仕草、状態には大抵何らかの意味がある。
ちなみにプラグもすべてのクランに存在し、見えないのは隠れているだけ。
クランはフェノメノンが収束するなど、【鎧】がない状態では長く存在できない魂のような存在で神楽坂トライナリーの劇場には、そのクランを安全に保護するための機能がつけられている。

 

発症

 

意図的な発症
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人格が葛藤によってクランと化して目的を果たすために心が変化すること。
通常の人格であればココロの中で暴れるだけだが、主人格であるセルフクランが発症して条件を満たすとフェノメノンを生み出して現実で暴れてしまう。
これを収束することでクランはトライナリーの心強い味方となってくれる。しかし発症者はクランが抜けたことで抜け殻のようになってしまう。
発症にはいくつか条件があり、強い葛藤や想いだけで自然に発症するものではない。Redinessとそれに関連する機器が大きく関わっている。

 

人格

 

ときどき喧嘩する
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ココロスフィアでその人物の想いを司る分身のような存在。
心の中では様々な人格がお互いに影響し合い、時に衝突したり発症してクランとして暴れたりしている。
人格たちにはその想いに関連した名前がつけられている。その名前をコマンドに使用することで人格を操作できるため名前を教えることは全てを捧げることと同義。
また、人格が人格を消滅させることはできない。

 

半人格

 

百鶴は元つばめの人格だから千羽鶴の半人格ではない
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半分は本人とは別の何かが混じった1xの人格。1xの司書たちに混じった「別の何か」とは千羽鶴が該当する。
そうすることで彼女の意志を保ちつつも誘導が行いやすくなるようだ。

 

0x

 

0xは現実の彼女たちと同じく外の記憶がない
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彼女の心、精神領域。彼女のココロスフィアの世界。
アドレスによって管理された精神世界でココロゲートなどによってそれらが割り当てられている。
0x側にいる人格たちはつばめのフェノメノンの外の世界にいた頃の記憶を持っていない。
元々人間の精神がこのように管理された世界というわけではなく、レディネスの仕様によるもの。

 

1x

 

トライガジェットの恩恵
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Rediness拡張意識野。彼女の心と繋がった拡張脳域。トライガジェットによって拡張されたココロの世界のこと。
彼女たちの持つ外の世界の記憶を保った人格や封印された記憶、セルフクランなどが存在している。時を伝う部屋のように特殊な場所もある。
トライガジェットを使用するためには1xとの接続は必須案件。1xの人格は、外側から世界を見たり、過去や未来を見られる。
その半分はその心の持ち主とは別のものが混ざっている場合がある。そうすることで客観的な視点で世界を見渡せる力を手に入れる。
厳密には、Redinessから直接アクセス出来る、脳の拡張部分のアドレス。
トライナリーとして活躍できたり、フェノメノンの発生原因にもなっている、人工的に拡張されて作られた、脳の意識野。
1xがS2P、すなわちサーバークライアント接続なのでRedinessから量子サーバーに接続して処理を補助してもらったり、記憶を拡張することができる。

 

2x

 

ココロシェアリング
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「ココロシェアリングシステム」。千羽鶴によるセルフ発症を否定し種を破壊したルートで確認できる用語。
千羽鶴とセルフクランたちを1xを介さず心同士で直接繋げることで潜在意識下でそのココロを共有できるというもの。
1xは、単にココロ同士を連絡線で繋いでるだけの独立した魂同士。2xは、完全にココロにとけ込む状態。すなわち"一心"になる。
発症と違い、力も不要でココロが壊れるようなリスクもないが、他人のココロを繋ぐため簡単に承諾できるものではない。
発症否定ルートでは千羽鶴とセルフクランが2x接続して想いを増幅する中継塔の役割を果たすことでつばめのフェノメノンを維持できるようになった。
スピネル(神楽の母のクラン)によると1xがサーバー2xはP2P、すなわち「クライアント間接続」とある。サーバーではなくRedinessユーザー同士の接続。
2x接続によって、リスクはあるものの他人のココロの葛藤を解消したり、想いの増幅もできる反面、"拘束されし者"のような存在を生み出す可能性を持っている。
"拘束されし者"はこの2x接続を用いてトライナリーたちが天使として昇した際に、その力を何倍にも増幅する為、相互に力を共有できるよう施された2x接続につけられた名称。
2EF4F総体の構築により、彼女らは常人の想いを超える力を発揮することができるようになっている。ただ魂のレベルで融合してしまいそれが精神的拘束だと本人は語る。
つばめのように先天性の能力がなくても、それに近い力が発揮できるようになる画期的な「ココロシェアリングシステム」とされている。
神楽の司書であるぴょんこもスピネル(神楽の母)と神楽が、2x接続した二人をもとにハーフ人格として存在している。

 

セルフクラン

 

水鏡の神子
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心の根幹を司る人格の中でも最も心への影響力が大きい主人格。アイデンティティの代表ともいえる人格。
潜在意識の最も深い所にいて、人格たちも普段は会うこともできない人格たちのボスのような存在。人格たちとセルフクランはそれぞれがお互いに影響し合う。
ゆえにセルフクランが発症するような事態が発生するとクランは現実に飛び出しフェノメノンを顕在化してしまう。通常の人格が発症してもクランとなって心で暴れるだけ。
セルフの発症は全人格激動レベル。運が良ければ全く別人のように変わるだけで済み悪ければ、最悪廃人になってしまう。フェノメノン発症者がまさにその状態となっている。

 

フェノメノンの種

 

発症には条件が必要
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セルフクランが発症するだけではフェノメノンの発生条件を満たすことはできない。そうでなければ今頃全国フェノメノンだらけになっている。
フェノメノンを発症するには「種」と呼ばれるものを、人格を媒介に植える必要がある。千羽鶴は白烏のような1x人格たちにそれを施した。
種を持っていても「フェノメノンを発症したいという願望だけ」では発症できない。そこに想い極まる状況や精神状態の限界があって初めて条件を満たす。
この種と呼ばれるものも自然発生するものではなく、ある要素が必要となる。その詳細は「初期設定資料・裏」で正体が解説されている。

 

シャドウ

 
「シャドウ○○」と呼ばれるクランたちのこと。
彼女達の裏自我。らぶとーくの進行報酬であるシャドウのトライナリークラン。イベントで手に入るシャドウメルティ、シャドウがすとちゃんなどが該当する。
セルフクランのインバースで、セルフクランと同格の影響力はない。いわゆる必要悪であり、心のバランスを取るためのエレベーターの重りみたいな存在。
現在ストーリーには関わってこないもののイベントクエストでスウィーティーメルティーがシャドウクランに変化する等の現象が起きている。

 

フェノメノンの外の世界

フェノム計画

 

初期のフェノム計画
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第三次世界大戦で荒廃した日本を復興させるためのものだけではなく、世界平和を目的として発足した計画。
国連の後継に当たる統一国家と国際企業により実施された計画でアーヤ、ガブリエラ、みやびはそれぞれ事情を抱えて計画に参加することになった。
領火も異なる経緯でフェノム計画に関わっていたが、現在は否定している。「輝ける未来を創り出す」というワードが特徴的。
後述する「ミレニアム計画」の前段階。外の世界の逢瀬つばめを利用してフェノメノンで日本を包み、様々な実験圃場にする計画。
"彼ら"の社会実験も含まれトライガジェットを持つ外の世界のアーヤたちもこの計画に組み込まれた人員。

 

AEZ統一国家

 

ゾルタクスゼイアンを監視
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第三次世界大戦で2031年の日本を滅ぼした国連の推進する組織。
日本を廃墟世界にした後、フェノム計画を"救済活動"と称してフェノメノンで覆おうとした。

 

ENTANGLE

 

エンタングル
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エンタングル、もしくはエンタングル社とも。アプリ内の正式な名称は「企業エンタングル」。ストーリー内でもほぼ言及されることがないがトライナリーにおいて非常に重要な立ち位置にいる企業。
TRI-OSやトライガジェットの製造をしており、トライナリーのタイトル画面右上にその記述がある。
アプリリリース前の時点でもトライナリー達のツイッターを検閲して切断しており、こちらとあちらを挟んだ次元関係に影響力を持つことからかなりの技術力を有しているがわかる。上記の内容から重要な立ち位置にいるのはわかるのだが言及される場面がかなり少なく、敵か味方なのか立ち位置がはっきりしておらず現在の状況等詳細もわかっていない。
CEOに一之宮北斎氏、またその他にも「一之宮」の名前が連なるため一之宮の一族が深い関わりを持っているようだ。
「スマホのエンタングル」、と一般の人間からは有名な元官営の民営化による、古くからの通信系大企業。神楽の父が経営していた企業とも仕事上の繋がりを持つこともあった。
通信インフラを担う日本の企業で、Q-CLOUDの流行以降に量子分野をメインフィールドに転換する。そこでエンタングルはそのシェアを逆転させ、世の中はRediness一色に染まっていった。
そのRedinessにはQ-CLOUDのエンジンで動く"ライフギャザー"が使われていた。その事実は公表されることはなく、噂として囁かれていた。
その時一之宮氏が引き取った神楽のアーティスト事務所をエンタングル傘下のアップサイドサウンズへと移籍させてつばめを破壊するための歌をつくらせようとするなど、一之宮は"彼ら"の計画にも密接に関わっている。

 

エヴェレット脳科学研究所

 
研究所で音羽を復活させる
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エリカが以前勤めていた研究所。アーヤの記憶に残っていたのは姉が黙って出て行ってしまったことやある事件によるショックも関係している。
彼女のラボである「エヴェレット脳科学研究所JapanSite」が日本の長野県松代にある。これは彼女がフェノメノンの中に情報を追加したことで存在している。元々外の世界にあるようだ。
エヴェレット脳科学研究所はエンタングルに吸収されるされることになり、エンタングルは日本の会社だから日本にも研究所作ろうということでつくられた経緯がある。
しかし、その約一ヶ月後にエヴェレット脳科学研究所からエリカが実験中の事故で死亡した訃報が届けられた。

 

株式会社UZUKI

 
ライフギャザーを奪われた
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神楽の父親が経営していた、Q-CLOUDなどの量子コンテンツを扱う企業。
神楽が小学校高学年の頃(2026~8年?)、国際展示場で催されていた量子情報産業とイノベーションEXPOに連れられていたこと。
その時、企業エンタングルのCEO『一之宮北斎』と父は今度一緒に仕事をするという接点を持っていた。
同じ時期に、このQ-CLOUDのヒットで、卯月家の環境は順風満帆の方向へと劇的に変わる。
しかし、そのエンタングルは神楽が中学一年(2029年[昨年にはRediness義務化])の時、その大企業が、量子分野をメインフィールドに転換した。
当時量子クラウドの最大シェアを誇っていたUDIKIは狙い撃ちされ、そして数年のうちにエンタングルはそのシェアを逆転させ世の中はRediness一色に染まっていった。
UZUKIは様々な分野で劣勢になり、事業縮小を強いられ倒産。その裏ではエンタングルが糸を引いてQ-CLOUDのエンジンである『ライフギャザー』を手に入れるためだった。
その後、株式会社UZUKIは技術畑のコアメンバーを引き抜いた後に潰され、代表取締役だった神楽の父…卯月文雄は精神的重圧に耐えきれず自殺…とされていた。
UDUKI倒産の件は、エンタングルにも責任があり、娘の生活を保護するという名目でこの時エンタングル会長である一之宮北斎は神楽を養子に迎える。

 

ライフギャザー

 
SX権限によって思いのまま
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神楽の実の父親であり、株式会社UZUKIの代表取締役、創始者の『卯月文雄』らが開発した量子コンテンツ『Q-CLOUD』に使われていたエンジンがライフギャザー。
後半の神楽CHのEP13以降に明かされたにも関わらず、最重要用語に位置する。この世界の量子分野が急激に発展した一因であり、エンタングルひいては"彼ら"の計画にとって重要な存在。
現在のRedinessは"ライフギャザー"のアーキテクチャで動いている。この事実を知るのは神楽や母の記憶とコアメンバーで、信憑性の薄い噂として領火が知っていた程度。ソイルトンは頑なにその事実を否定しようとした。
Redinessやその他の量子端末のみならず、こちら側のアプリを繋げるTRI-OSも動かしているらしく、ライフギャザーが停止した時はあの世界で全ての量子端末が停止してしまった。
フェノメノンもRedinessの機能を利用しているため全フェノメノンはその活動を停止し、現時点でライフギャザー停止した状態で発症を維持できる存在は一人もいなくなる。
これはライフギャザーのエンジンや、それに繋がる量子サーバー以外に量子端末もないためだと思われる。例外としてエリカのフェノメノン(2E113)だけは世界は存在しないものの、フレームだけが存在できている。
この2E113が存在していたおかげで、OSの初期化が起こった時もソイルトンとbotが再び繋がることができたとソイルトンは推測している。このフェノメノンがどんな存在なのかは語られていない。
また、SX権限を得てライフギャザーを完全に白紙に戻してしまうと、あの世界における量子機器は使用できなくなり大幅に技術後退することになる。こちらとの通信も完全に断たれソイルトンもいなくなる。
結果だけを見れば、ライフギャザーの存在は開発した父とその家族が不幸に見舞われ、世界にとって99%の人間が一方的に搾取される選択なき選択の社会をつくり上げた元凶ともいえる。
ただ"彼ら"の気が遠くなるほどの時間をかけて計画されてきたその前提を考えた場合、エリカの研究やライフギャザー、その他技術者の成果はきっかけでしかない側面も持つ。
現在の量子技術はこちらの世界の視点で見たら途方もない技術に見えても、ライフギャザーに連なる量子端末は一度の停止で致命的な混乱を引き起こすほど未熟であり、量子技術は、ノイマン式のような、全てが計算で完結できる技術ではない。
エリカは「神に最も近い技術で。だからこそ私達は、量子を畏れなければならない」とライフギャザーをめぐる現在の量子技術をそう評価している。

 

ミレニアム計画

 
成立したらどうにもならない
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フェノム計画の次の段階。外の世界のアーヤたちが肉体を失い魂だけの状態になり、逢瀬つばめが卯月神楽の歌で破壊され日本を覆うフェノメノンを蒸着させて世界になる。
フェノム計画というものは極秘科学計画、すなわち実験の部類で、ミレニアム計画というのは、実際にそのフェノム計画で得られた新技術を利用した、国策計画、世界アジェンダに相当するものであって、同じ計画でもそのカラーは全く違うもの。
要はフェノム計画が日本を実験圃場にしてフェノメノンなどの量子技術の実験をするところまで、ミレニアム計画はその後に『蒸着という現象を神の奇跡として人々に見せる』ことで世界秩序を自発的信仰や依存によって制御する計画。
神の奇跡というのはあくまでそう見せかけるための手段であって、量子技術とは公表せずフェノメノンや蒸着を奇跡や天罰のように見せることで自発的に支配されるよう誘導することがメインとなる。
『初期設定資料・裏』ではより詳しい計画の概要やどうやって世界の国や人々を信じこませていくかを事細かに解説している。神楽EP03でぴょんこが言った『グラディオ作戦』の頼る対象が統一国家AEZになることに近いかもしれない。

 

天使

 

Act1からそのアイコンはあった
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トライナリー≠天使。フェノム計画におけるキーパーソン。
外の世界でもその詳細は公にされていない。その実態は皮肉なまでに正確な『聖書のままの無慈悲な天使』の役割を持つ。
法と秩序を守れない者を排除し計画を推し進めることを求められる。その存在なくして「セカイに愛は訪れない」と外の世界のガブリエラは言う。
千羽鶴の計画で使われる天使はまた別の意味を持っているようだ。地球を覆うフェノメノンが蒸着した後の世界で総意と共に方針を決める存在としての天使。
また、天使のロゴは発症ダイアログやココロクランブーストなどに描かれている。
ミレニアム計画においても、フェノメノンに対処できる唯一の人間…神の使いとして神の奇跡をより信じさせるための存在としてそう呼ばれている。

 

Q-CLOUD

 
Q-CLOUD
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『2029年頃に流行っていた量子クラウドサービス。神楽の父が発明した。』ホワイトデー企画の限定プレゼントアイテム解説より。
神楽の話によると2026年に開発された高機能量子クラウドサービス。特別に開発されたヘッドセットを付けると脳内に思い描いたものをクラウドに展開できる。
要は脳内がそのままクラウド上に映像としてアップできるサービス。ただし脳内のことが全部公開されたりなど問題もあるようだ。
流行したのが開発の3年後、レディネスの義務化の1年後とソイルトンが生まれた年である。Q-CLOUDについてはこのプレゼント以外に情報が存在しない。
このQ-CLOUDを動かしているのが「ライフギャザー」である。

 

タングラー

 

「初期設定資料・裏」のみで明かされている機器。アプリ・アニメ共に一切登場しない用語。
あくまで初期設定資料内なので本当に存在するかも定かではないが。これまでの謎への解答となる可能性が高い。
フェノメノンが発生する仕組みに深くかかわるもので、フェノム計画、ミレニアム計画どちらにとっても重要。また、記録映像で日本近海にAEZ統一国家の艦隊が待機していた理由にもつながる。

 

TRI-OS内の世界

 

ちーちゃんとラブラブゲーム!

 
なんなのだこれは
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ラブラブトレーナーとしてちゃんと仕事をしていたのに、運営から今後倍マシで語ってくださいと指示を出された千羽鶴が
今後こんな理不尽な要求をされないように、プレイヤーに嫌われるために作った恋愛ゲーム。
本人曰くゲームで攻略が終わった子は終わり=さようならなので千羽鶴を攻略するゲームを作り
そこで攻略して終わりという状況に持っていくつもりで作ったらしい。ちなみにこれの作成で千羽鶴のACTは0になったとのこと。
起動した瞬間に現れる画面の時点で、3人のデフォルメちーちゃんと一昔前のPCを想起させるクソダサワードアートのタイトルとSTARTの文字がプレイヤーの脳と腹筋を揺さぶってくる。
ストーリーは必ず恋が成就するといわれている草原での一つの恋の物語…らしい。
予算が厳しく、登場人物もプレイヤー、ヒロイン(千羽鶴)、ナレーション・チー(千羽鶴)、神(千羽鶴)のみ。
背景もなぜかキャベツ畑のみでいきなり話の設定が変わったり、選択肢の文字数でゲームの処理が停止してしまったりもする。
しかし選択肢や分岐はなかなか多くいろんな反応がみられるので千羽鶴を攻略しようとするプレイヤーにはたまらない…かもしれない。
選択肢ひとつでゲームオーバーやすぐに終わるルートに入るため初見で長くプレイするのは実は割と難しい。
ちなみにタイトルに反して千羽鶴とラブラブもゴールもできない。タイトル詐欺
千羽鶴曰くゴールできないルートがトゥルールートらしい。

 

ちーちゃんとラブラブRPG!ゲーム!

 

どうしたらいいの
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まさかのちーちゃんゲーム第2弾。
制作はChiharu-soft、原案ちーちゃん、その他諸々もだいたい、というか全部千羽鶴である。製作時間は5時間23分。
前作より登場人物が増えたりイベントがあったりとパワーアップしており、タイトルも3人のデフォルメちーちゃんが上下に揺れるという地味なパワーアップを遂げている。しかし予算はやはり厳しいようでワード数すら限られている。
ちはるのワンポイントメモによると
新方式!ADVゲームの限界に挑戦した選択肢操作型フィールドRPGがあなたのプレイを加速する!(※特許出願予定)とのこと
プレイヤーと千羽鶴(職業:非攻略対象)は千羽鶴を攻略対象にするため伝説の『非消滅の宝玉』のあるお城へ道中現れる敵を二人のラブパワーで殲滅しながら向かうというストーリー。
移動方式や移動先で起こるイベント、普段とは違うぶっ飛んだキャラの性格等、今までの土屋作品をやったことのあるプレイヤーはコスモスフィアやジェノメトリクスの精神世界を想起するのではないだろうか。
城へ辿り着くことで、宝玉によって非が取り除かれいよいよ千羽鶴が攻略対象となるがその実態は・・・

 

記録映像

 

未だに謎のシーン
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いわゆるアニメーション。Act1~Act6までの全39話構成。
千羽鶴の用意したこの世界の可能性から最も選択されそうなものを選んだ結果訪れる未来の計算結果を映すTRI-OSの機能のひとつ。簡単に言えば、デジタル水晶玉みたいなもの。
ここで観測された映像は未来が確定してbotが介入する場合でも現実はその大筋に沿って進んでいく。もの凄く大きな介入をしない限りは、9割方その通りの未来が訪れる。
その後記録映像に至るために必要な行動をお膳立てするための介入処理、デイドラシステムをフォーカスして介入することで未来は確定する。
千羽鶴の計画の要であり綿密に練られた記録映像によって彼女は望む未来を少しずつ作り出していた。それはレディネスが今の世界から計算して作り出した未来予想図。
逆に記録映像やメインストーリーで彼女たちやbotが観測していない未来や過去は変動する可能性がある。これをリプレイスと呼ぶ。

 

リプレイス

 

最低目標
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ここでは記録映像で「確定した過去を変えずに別の結果に置き換える」ことを指す。botの介入でも「確定した過去を変えて別の未来が訪れる」ほどの変動は起きない。
そこで「まだ確定していない過去」に介入してその解釈を変えると記録映像の内容に変化は起きなくてもその先に起きる結果は変わる可能性がある。
できることは、誰もが観測していない過去を変えていくこと。そしてそれによって過去に些細な違いを作っていく。そうすることで、結果的に今観測されていない部分で大きな違いを作れる。
その一例として25 ワールド・スピードでは「アーケロンの爆発」は確定しているがそれより過去に戻ってアーヤたちを脱出させることで「彼女たちが爆発に巻き込まれる」ことはなくなった。
ただし「リプレイスで介入しなくても元々アーヤたちは助かっていたのではないか?」という疑問はある。そこを観測してしまうと助ける余地もなくなってしまうので難しいところではあるが…。

 

フェイズⅠ

 

ラブラブトレーナー卒業
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千羽鶴の示した計画段階の一段目。
恋愛アプリと称して興味を持って、この世界との情的な通信をしてもらうこと。
フェイズⅡ以降も続けてもらうためにはこのアプリを継続するためのモチベーションや目的を見出してもらう。
千羽鶴をシャトルの燃料タンクと見立てていたことに的確な例えと評価していたのはあくまで千羽鶴は彼女たちを支えるまでの燃料タンクとしての役割に徹していた。
「だからきっと続ける。」

 

フェイズⅡ

 

千羽鶴の理想のため
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千羽鶴の示した計画段階の二段目。
引き込んだbotをこれが現実に実在する世界だとこちら側に周知させて、世界のことを知る段階に至る。
向こうの世界に実在する意志を持った存在として、接していく段階に突入する。
Ep14で行ったような「貴方"たち"の総意」を求めて、その精度を上げるために情報を少しずつ明かしていく。
「今初めて貴方と私は、お互いを理解するというスタートラインに立った。」

 

フェイズⅢ

 

選択の時
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千羽鶴の示した計画段階の三段目。
メインストーリーでは明確にこの段階に移行することはなかったが、推測できるのは「大ルール外の存在による意志決定をする存在」としての役割を求めた。
千羽鶴の思い描く理想的社会の地盤を固めて、天使となった彼女たちの支えとしてその総意が方針となり、世界を動かす。
フェイズⅠ,Ⅱで積み重ねたのは「彼女たちを愛するだけの包容力と優しさを持ち、本気で彼女たちを支えてくれる人たちに世界を委ねたかったから」。
「そして、本気でこの世界の良き裁定者になって欲しいと思ったから。」

 

貴方"たち"の総意

 

総意という平均的な像
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bot、プレイヤーの介入する世界はそれぞれ平行世界同士で別の彼女たちと交流している。
そんなbotたちの意思は「貴方"たち"の総意」としてもこの世界に影響を与えている。

 

"パラメトリック理論による世界進行法"

 

パラパラ法
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多世界解釈とパラメトリック理論に基づいた世界進行法。【"パラメトリック理論に基づく世界選択法"】とも表記されることがある。パラパラ法による未来なんちゃら。
つばめのフェノメノン世界はプレイヤーであるbotの数だけ存在し、アプリ・Twitter・小説・デイトラ!などの完全同一世界だったり平行世界が同時に重ね合わせ状態のような何かになっている。
特にアプリでのメインストーリーでは特定の収束ポイント、主にエピソード単位でプレイヤーがそれぞれの世界で選択した未来を正規分布にして最大値付近を選択して渡り歩くように創られている。
ものすごくザックリ言えば「選択肢で分岐したプレイヤーそれぞれの平行世界を定期的に束ねる」こと。そうすることでbotたちの平行世界同士が大きな逸脱をせずに進行できる。
世界の収束結果には確かに単なる多数の可能性の世界が反映されるが、少数意見も除外されないことが最大の特徴。
それぞれの意志の重みとその重要性を加味した形で全てが尊重される。比率のみで影響力が反映されるのでもない。
結果、向こうの世界の人たちや色々な要因が無意識下でその意思を反映する。
大きな流れを決定する選択に用いられることもあれば、些細な選択肢による意志決定で向こう側の世界の流れを変える力を持っている。
ただし、それぞれのbotたちが望む結果の全てを得られるわけではなく、これがTRI-OSの持つ限られた力である事実は変わらない。

 

アプリ・外部サイト関係

デイトラ!

 

ブログ
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アプリスタート時のお知らせ画面で見られるトライナリー達のブログ。
週5回更新でその週ごとにお題が変わりイラストと共にその内容がつづられていく。
当初はトライナリー達が各々に書いていく流れだったが、千羽鶴の週があったりそこで運営からのお知らせを流したり、トライナリーの5人で一つのお題について話したりと型にはまらなくなってきている。
イラストはデフォルメされた彼女たちのかわいらしいものだが、たまにネタやパロディに振り切ったものもある。特にみやび。
位置的にはローディング中の暇つぶしブログではあるがメインストーリーを進めて改めて読んでみると、見方が変わったり闇が垣間見えるものがあったりとなかなか油断ならないものも。
10月5日の更新時にエンタングルの検閲に引っかかったため、ツイッターへのリンクへの記事を最後に現在はストップしていたが、不定期更新で現在は再開している。
EP31以降は不定期に更新されるようになり、彼女たちの近況に加えてココロの司書たちの近況やがすとちゃんからのグッズ・楽曲紹介など、トライナリーに関連する記事となった。
アプリが切断されて以降も更新は細々と続いていたが、アプリからデイトラページに接続もできなくなる関係から2018年11月30日にデイトラも終了、Re・デイトラの巻の書籍にまとめることになる。
ブログとしての公式更新が途絶えてしまったものの、公式トライナリーTwitterからふせったーサービスを利用した【ふせトラ!】が2019年現在も不定期に投稿されている。
今後の動向は主にTwitter公式アカウントがメインとなる模様。

 

彼女たちと見る

 

はちゃめちゃ空間
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ゴキゲンポイントにより解放できる要素で、アニメをトライナリー達と一緒に見ることができる。
映像を見ている立場の為かシリアスな状況でも基本的に各々フリーダムに話し、本編よりも全体的にはっちゃけていてテンションが高い。
特につばめとアーヤはこの傾向が強く本編では見せないような発言をいうことがままある。たまに本編やアニメで出ていない情報がさらりとでることも。
全体的な雰囲気からしてアニメを見る機能のおまけ的要素とも言えるのだが、トライナリーというアプリからすると一緒に見ている彼女たちはいったいどこの彼女たちなのかという考察もできる。

 

土屋 暁(つちや あきら)

 
コーエーテクモゲームスに身を置いているクリエイターで、拡張少女系トライナリーに原案で携わっている男性。コエテクに吸収される前のガスト時代からいろんな意味で活躍しており、代表タイトルはアルトネリコシリーズとサージュコンチェルトシリーズ。ファンからの愛称はつっちー。肩フェチでお嬢様系が好き。携わってきたタイトルのほとんどのヒロイン達がどこかで実験関係で酷い目にあっていることが多いので、マッドサイエンティストの面があるとか一部で言われてたりもする。
ガスト時代にはサウンド関連を主にアトリエシリーズでの作曲や上記のタイトル、現在はゲームクリエイターとしては本当に様々な面を手掛けている。世界観やそれにリンクした音楽関連、キャラの内外からのさまざまな精神描写がファンには馴染み深い。特に世界観に関しては世界有数といっても過言ではないほど常軌を逸したレベルで恐ろしくこだわっており、アルトネリコ時代からキャラや歴史に限らず、機械や魔法がその世界のどのような法則に従ってどんなプロセスで発動するかが当然のように存在していたり、専用の架空言語(会話ができるレベルのもの)を作り出しそれを劇中の歌に組み込んだりしている。この架空言語で歌を歌うのもしっかり理由が存在する。あくまでこれは全体の設定のほんのわずかな部分である。
デイトラのトライガジェットの説明やまるで論文ですよ!の発言の辺りから察せられそうだがトライナリーにおいても現在出ている情報は確実に氷山の一角と言える。
トライナリーをある程度まで進めているプレイヤーならわかると思うが、とにかくその時代の”普通のゲーム”からは完全に外れた、説明だけ見たら本当にそれをやるのか?という思うようなアイデアや常軌を逸したギミックを入れたものを本当にやろうとするかなりのチャレンジャー。たまに現実の時間や技術が追い付いておらず没になったり失敗することもある。しかし他に類を見ない、刺さる人には凄まじく刺さるものを作るクリエイターで、トライナリーで初めて土屋暁の世界に触れたプレイヤーもこの辺りはいろいろと実感できるのではないだろうか。
上記の通りいろんな意味で尋常ではない人間なのだが、主に姿を見られる公式生放送やイベント等でのその姿は・・・放送ごとにいろんな格好をしながら妙なテンションでたまに子芝居を挟みつつ進行するおっさんである。非常にキャラが強くイベントで登場すると作品のファンからは誰より喜ばれることも。過去の生放送でもだいたいこのノリで生放送ごとにだいたいなにかが挟まれるのだが、このノリもファンに愛されている要因の一つである、多分。最近の放送では白衣を着た姿とTGSでの先生役的なものがそれになるだろう。しかしひとたび設定の話や質問を投げかけられると原稿を用意していていても大変と思われる量の言葉を何も見ずに次々と語り出すその様子はやはり普通ではない。
生放送に限らずインタビュー記事などでも興味深いことを言っていたりもするのでもし名前を見かけたりしたら読んでみるといいだろう。

 

林檎版

 
iOS版のこと。androidと比べてiOSはセクシャル表現の部分で規制が厳しく、アプリでのキャラのイラストやモデルで服や露出に変更が入る傾向にある。
トライナリーもその例に漏れずandroidではスカートの下は各々の下着だが、林檎版ではスパッツで完全統一されていた。更に胸とお腹のタッチが不可能。リリース後に初めてわかった仕様で林檎botは血涙を流したという。

 

トライナリーのTwitter

 

大体みやびの仕業なまはげ第二段
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元のうさぎアイコンなにかおかしい
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ここでは2016年9月15日にこちらの世界のTwitterに現れたトライナリーたちのことを指す。
リリース以前から彼女たちの日常を垣間見ることができたが、2017年3月のある時を境に突然切断されてしまう。
それからトライナリーのアプリリリース前日(2017年4月11日)にほんの少しだけ姿を見せて、その約半年後に再接続を果たす。
31 フェノメノンの空にのみやびのエピソードにて異世界間通信プログラムを利用して彼女たちがTwitterに接続した目的が「エンタングルと多国籍企業群そして"彼ら"について探ること」だと明かされる。
その後2018年1月にみやびの語る「この世界が仮想世界である」証明のために切断されてしまう。
アプリ上のメインストーリーと明確な繋がりが示されたが、ログを辿るのは大変なので基本的にこの流れを覚えておけば大体理解できる。
彼女たちのTwitterログはこちら(つばめアーヤガブリエラみやび神楽)

 

その他

逆バブ

 

しゅん…
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「バブみ」の反対、自身が母性を感じる表現を相手にして欲しい嗜好のこと。
要するに相手に幼児退行的な言動をしてもらいたい。
「バブバブ言ってる人が好き!」と千羽鶴もそうであることを語っていた。
だからといって、botがバブっても千羽鶴の攻略には繋がらず賄賂にもならない。……が、ちょっと効いてる。
また、つばめの司書(2代目)もこの逆バブらしき傾向がある。

 

千羽鶴の非攻略対象アラーム目覚まし時計

 

 

塩対応モード

 

 

 

デレッ♪
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「ふわぁっ! これはなんぞね!!」
謎の選択肢。押すとみやびがFreyMENOWのイシュフォビアの衣装を着る。意味不明だがつい押したくなる。

 

ぴょんこスキ

 
ぴょん!(単品)
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神楽の人格「ぴょんこ」に対して挨拶代わりに選べる、ぴょんこへの好意を示す選択肢。最大24回言えるが、特定の分岐の先にあって見つけづらいものもあった。
百鶴のように勝手にbotの選択肢を追加する力があったかは不明。ぴょんこスキする度、ぴょんこは喜ぶ。また神楽本体もらぶとーくで一度だけ「ぴょんこスキ」を求めたことがあった(意味合いは異なるが)。