クランのひ・み・つ♪

クランのひ・み・つ♪

クランのひ・み・つ♪＜はじめに＞ 【ココロスフィア】

• ストーリー要約
   
   
• このストーリーはダイブ演出以前にアナザークエストのココロスフィア演出から始まる。
  現実での話ではなく、ココロの中にいる彼女たちのストーリーということになる。
   
• ココロの中の出来事なので、botの会話もココロスフィアと同様にWAVEを介さず口頭で伝わるようになる。
   
   

  クランについてのお話

   
   
• どこかのカフェらしき場所でつばめと神楽(の人格?)とbotは向かい合っていた。
  彼女たちはクランのことを知りたいらしく、botに教えてもらおうとするが…。
   
   

  つばめ	いきなりなんですけど、実はわたし、今困ってることがあって。
  	その、実は……、わたし、まだクランのこと良く解ってないんだよね。
  	でも、今更せんぱいのみんなに聞くことなんてできないから……。
  	○○さんが知ってたら、色々教えて欲しいな～って思って。
  自分	実は私もよく知らない
  つばめ	ええっ！？ そうなの！？
  神楽	多分それは本当のことですよっ。
  つばめ	卯月さん！？
  神楽	クランのことについては私も知りたいと思ってたんです！

   
   
• 神楽はbotが誰にクランのことを教わってるか知ってる様子。
  botが''「千羽鶴」のことについて答えると、文字での意思疎通なのか正確に伝わらない。
  つばめは当然「鶴の折紙？？」のことかと混乱する。
   
   

  つばめ	え？ 教えてもらったの？ 誰に？
  自分	千羽鶴
  つばめ	鶴の折紙？？
  神楽	あー、つばめさんは知らないんですね。
  つばめ	え？？ 誰のこと？
  神楽	今、Botさん界隈を異様に賑わせている某Cさんのことです。
  つばめ	某Cさん…？？
  神楽	○○さん達につばめさん達と繋がる方法を教えてる人です。
  	――なんですが！
  つばめ	ですが？？
  神楽	あっちの世界と接続すると同時に人気急上昇！
  	チュートリアル担当にもかかわらず、皆さんの心をガッツリ鷲掴み！
  	非攻略対象ではないバグがある！ とか！
  	非攻略対象だって聞いてココロが折れた、とか！
  	今やBot界では空前のCさんブーム！
  	このままだと、つばめさんは要らない子になっちゃいますっ！
  つばめ	ええええっ！！ どどどうしよう！
  神楽	私なんて、まだ回線接続すらされていないうちから要らない子ですよ！

   
   
• このままだとBotに捨てられてしまうという謎理論から逃れるためにもクランを知ろうとする二人。
  「人気なさ過ぎて接続見送りになったりしないように」など神楽は言いたい放題。
   
• その上、「秘密のブロマイドを差し上げちゃいます♪」とブロマイドのことについても触れる。
   
   

  神楽の分はない

   
   

  神楽	つばめさんたちのヒミツの夜の一幕ブロマイド、差し上げちゃいます♪
  つばめ	ええええっ！ なんでいつもわたし！？
  神楽	大丈夫ですよっ！ 今回はつばめさんだけじゃありませんから。
  つばめ	じゃあ、卯月さんも？
  神楽	残念ながら、私はまだチャンネルが無いのでありません。残念です♪
  つばめ	ええええ……！ なんかずるいよ…。
  神楽	というわけで、みんなで頑張ってクランのことを勉強しましょう。
  	ブロマイドゲット目指してレッツ、ラーニング！

   
   
• そして、イベントクエストのバトルに勝利することで次のエピソードに進める。
   
   

クランのひ・み・つ♪＜基礎編＞ 【ココロスフィア】

• ストーリー要約
   
   
• つばめたちはアーヤ、ガブリエラと合流してクランについての勉強をする流れに。
   

  神楽	まず一番基本的なところですけど、クランって何なんでしょうか？
  	私たちがトライナリーとして戦ってるクランと、ココロスフィアのクラン。
  	この2つの違いって何なんですか？
  アーヤ	確かにそこは気になるところよね。
  ガブリエラ	ま、結論から先に言うと、両方とも同じもの、ってことね。おしまい。
  つばめ	ええっ！？ でも、片方は現実に出てきて悪さしますよね？
  	ココロの中の方は、別にそういうことはしないし……。
  ガブリエラ	そこまで説明がいる？ ホントにもう、これだから新人は……
  	簡単なことなのよ？
  	どっちも、ココロの中の葛藤や悩み、恨みが原因で生まれるものなの。
  	その中でも特に、とてつもなく大きくなってしまったものが発症するのよね。

   
   
• クランとはココロの中で発生する葛藤の現れ。
  それがココロの中で特に強くなってしまったもの、現実に飛び出してきてしまったものがフェノメノンを生み出す。
  だから、「葛藤によって生み出される強い想いがクランである」という点は同じ。
   
   
• 次に、その『ココロの葛藤』について。
   
   

  神楽	とてつもなく、ですか？
  ガブリエラ	例えば神楽が、ショートケーキ食べたいって思うとするじゃない。
  アーヤ	その「食べたい」という欲が、食べられないことでストレスに変わる。
  	これがクランの誕生ね。
  つばめ	でも、ケーキ食べられないくらいで、フェノメノンを発症するのかなぁ。

   
• つばめの問いは「ケーキ食べられないくらいで発症するか？」というもの。
  程度によるだろうが、それだけでは発症に至るような葛藤は発生しない。
   
• そのため、ここで条件を変える。
   
   

  アーヤ	例えばこれが、卯月のお母さんが助かるか否かの話になると、どう？
  神楽	…！？
  	……それは……
  アーヤ	助かるにも色々失うことになって、そうしなければ助からない――
  	そうなると、ココロが悲鳴をあげることになる。
  ガブリエラ	発狂するかもしれないわよね。
  神楽	……そうですね。
  アーヤ	それくらいの凄まじい悩みを抱えると、それが爆発してしまう。
  ガブリエラ	そしてクランが現実世界に出現して、フェノメノンが発生しちゃうのよ。

   
   

  びっくり

   
   
• ココロの中で二律背反の「どちらを選んでも大事な何かを失うが、選択しなければすべてを失う」。
  それほどの悩み・葛藤を抱えているとその想いが爆発して現実にまでクランが出てきてしまう。
  そのクランはフェノメノンをまとって、葛藤を解消するための世界を作り出して暴れてしまう。それがフェノメノンの発症過程。
   
• なぜ「ココロの葛藤が爆発すると現実に出てきてしまうのか」については不明。
   
   

  つばめ	そういうことだったんですね！
  アーヤ	そう。
  	卯月、大丈夫？
  神楽	え？ はい！ ごめんなさい、ちょっとボーッとしてました。

   
   

  アーヤ	というわけで、まとめると――
  	クランは誰の心の中にもいる。けど普通は具現化したりはしない。
  ガブリエラ	その葛藤や悩みが極限を越えると、爆発して現実にあふれ出す。

   
   
• これがクラン発生とフェノメノン発症の仕組み。
   
• では、劇場にいるクランたちがどうやって生きているのかについては詳しく教えてはくれなかった。
  クランはフェノメノンで【鎧】をまとうか、人の心の中にいる状態でなければ生きられない。
  劇場のシステムは、そのクランたちを保護する機能がついている。
   
   
• クランと発症について色々知ったところでエピソードが終了する。
   

  はずかしい写真

   
   

クランのひ・み・つ♪＜応用編＞ 【ココロスフィア】

• ストーリー要約
   
   
• つばめと神楽がイベントでのバトル後、劇場前で待っていたのは真幌とみやびだった。
   
• 真幌にもっとクランについて詳しく聞く。
   
   

  つばめ	えっと、クランって何で現実に生まれてきちゃうんですか？

   
• …と聞くが、真幌も知らないらしい。
   
• そこでみやびが色々と語ってくれる。
   
   

  神楽	真幌さん、もしかして知らないんじゃ……
  みやび	まあまあ、二人とも。あまりまほさんを責めんといてやり。
  つばめ	みやびさん！ どうしてここに？
  みやび	どうしてって…つばめちゃん、今回まだうちだけ出ちょらんき。
  神楽	そういえばそうでした。
  みやび	それに、クランがどうやって顕在するか、予測しゆうはうちだけや。
  つばめ	ええっ！ みやびさん、そんなことやってるんですか？
  みやび	ココロの中だけの秘密やぞ。
  	現実のつばめちゃんに言ったらいかん。
  つばめ	わ、わかりました！
  神楽	何気にすごい発言ですよね。

   
   
• 知らなくてもブロマイドは手に入るが、ここは詳しく教えてもらうことに。
   
   

  みやび	はぁ、わかったちや。けんど、うちの憶測やき間違っちょるかもしれん。
  	まず、クランが現実に出現する仕組みやけんど。
  	実はそこについてはうちもわかっちょらん。
  	けんど、出現するとき何が起こるかをまとめれば何かが見えるかもしれん。
  神楽	そういえば、クランが現実に出ると、発症者はどうなるんでしょうか。
  みやび	クランが現実に出現してフェノメノンという繭をはる。
  	その瞬間から、そのクランは本体から独立するわけや。
  	例えば、ドーム戦のテルプシコラは、元は音羽の悩み、葛藤の1つ。
  	やけんど、それが独立して現実に露出した。
  	その時点で音羽からテルプシコラは切り離され独立する。
  	それらは得てして心の中枢にいるから、抜けると本人は抜け殻になる。
  	実際、発症者本人は皆、症状は違うけんど――
  	極度の無気力状態になったり、昏睡状態になったりしてしまう。
  神楽	……。
  みやび	すなわち、心の一部を持っていかれた状態。
  	本当の意味で、心に穴が空いた状態になってしまうちや。
  つばめ	でも、どうして急にそんなことになっちゃうんだろう。
  みやび	そこはうちもまだ分かっちょらん。ただ――
  神楽	ただ…？
  みやび	そこに、相当大きな力が関与しちゅうことは間違いないぞね。
  つばめ	大きな力……？
  みやび	例えば、人間は強烈な衝撃を受けると、魂が吹っ飛ぶちや。
  	車にはねられたり、身体を強打したり40階から落下したり。
  	そういった力の応用で一部の魂だけを乖離して利用してるのかもしれん。
  神楽	利用って、誰が利用してるんですか？
  みやび	さあね。うちの勝手な憶測やき。
  	とにかく、そんな強烈なエネルギーを与えられるヤツは限られちょる。
  	ソイツは、案外近くにおるかもしれんよ？

   
   
• みやびの話も聞き終えたところで真幌が特訓を始めようとする。
  ブロマイドを獲得するため、botはバトルを継続する。
   

  ココロの中は自由すぎる

   
   

確認ポイント

• 某Cさん
  ちー。

• クランのことについては私も知りたいと思ってた
  神楽もクランのことについてそれほどよく知らなかったらしい。

• 「千羽鶴(ちはる)」のことについて
  ココロの中の神楽は千羽鶴のことを知ってる？

• 「鶴の折紙？？」
  ココロスフィア内でのbotの発言は声によるものではなく、このメッセージのように文字で伝わっているらしい。
  ここに関しては一部の人格たちも把握している。TRI-OSの意思疎通の方法には不明な点が多い。

• チュートリアル担当にもかかわらず、皆さんの心をガッツリ鷲掴み！
  なんで神楽の人格がそこまでのことを知ってる？

• 私なんて、まだ回線接続すらされていないうちから要らない子ですよ！
  神楽のチャンネルはなぜか存在しない。
  千羽鶴もそれを把握しているようだが、その調査結果が出るのはもっと先のことになる模様。

• クランって何なんでしょうか？
  現実でフェノメノンを展開して人々を洗脳するクランと、トライナリーたちのココロの葛藤で暴れるクラン。
  この違いは暴れるのが「ココロの中か現実か」の違いだけで、実は両方同じものである。
  どっちも、ココロの中の葛藤や悩み、恨みが原因で生まれるもの。その中でも特に、とてつもなく大きくなってしまったものが発症する。
  もっとも前者は常にココロで起こってる葛藤そのもので後者は現実ではありえない異常事態。だからトライナリーが収束しなければならない。
  こちらの世界と同じようにフェノメノンを顕在化することは自然現象ではありえないこと。それも日本の首都圏範囲に発症者が集中しているのは明らかにおかしい。

• 葛藤
  一例として出された葛藤は「ケーキを食べたい！」という想いを起点とする。
  その想いを解消するためには「ケーキを食べること」。しかし、「食べたらふとるから食べない」と言った想いで欲求を否定するとそれが葛藤になる。
  その葛藤の大小はあれ、人が当たり前に抱えている欲求と理性のぶつかり合いがクランを生む種となる。
  その欲求と解消にはいくつもの例があるが、単純な「食欲」を満たすために自制する理性がなければ葛藤は当然起こらない。
  食べたいけど食べ物自体がない、といった悩みでは発症しないのかもしれない。
  「なぜ食べられないのか」原因を紐解いていくと「ふとるから」「お金がないから」「ケーキ買いに行くのが面倒だから」といった理由から葛藤が生まれ、発症に至るようだ。

• 卯月のお母さんが助かるか否か
  神楽はそのたとえを出されると驚いたように表情が暗くなってしまう。
  それは神楽にとって強い葛藤を生むものなのだろう。

• 現実のつばめちゃんに言ったらいかん
  この頃のみやびはつばめを情報管理庁のスパイだと疑っているため。
  クランについてもその詳細が怪しいと踏んでのもの。フェノメノンがどうやって顕在化するか、クランが関わっているのは明白。

• クランが現実に出現する仕組み
  何らかの要因で葛藤が爆発すると現実に現れるようだが、その「何らか」がわからない。
  自然現象でないことは明らか。自然現象であるなら、フェノメノンが『異常な現象』と言われたりはしない。

• 出現するとき何が起こるかをまとめれば何かが見えるかもしれん
  フェノメノンが発生するとクランが発症者である人間から飛び出す。
  クランはその人間が持つ葛藤の想いを司っていて、現在の葛藤を解消するためにフェノメノンの【鎧】をまとって周囲の人間をその世界の住人にする。
  フェノメノンが発生すると、現実とフェノメノン世界の間にピンク色の境界である繭ができる。この中に入るとその世界の住人として洗脳される。
  トライナリーたちがクランの暴走原因である【鎧】を引き剥がすとフェノメノンを収束してその世界は崩壊する。クランは抽出されて劇場に保護される。
  発症者は多くは昏睡状態などココロに穴が空いたような状態になってしまう。クランたちは元の人間の人格に近いものの、発症時の想いや価値観で暴走することもある。

• 心の中枢にいるから、抜けると本人は抜け殻になる
  それほどの強い葛藤でなければフェノメノンは発症しない、ということでもある。
  発症者は音羽のように昏睡状態などに陥ってしまう。

• 相当大きな力が関与
  フェノメノンの発症には大きな力が関与している可能性をみやびは推測している。

• 案外近くにおるかもしれんよ？
  身近な存在が強烈なエネルギーの衝撃を用いてクラン(魂の一部)を乖離して利用している可能性。
  フェノメノンとは単なる人の葛藤が生み出す事故ではないのかもしれない。