ココロスフィア
ココロの深淵へようこそ
- ストーリー要約
- 共通部分の解説はつばめのココロスフィアを参照。
千羽鶴 ところで、貴方は恋ヶ崎みやびの何を知っていますか? 非常に見も蓋も無い結論を言うと、貴方はまだ彼女を何も知らない。 それ程までに、彼女の心の奥底は深く、そしてそこまでの壁は厚い。 他の子と恋ヶ崎みやびはあらゆる点において、一線を画している。 そしてその事については、私も匙を投げかけている。 既に現実世界でも常軌を逸している彼女のこと。 これ以上は御免、とか思っても、それが普通のメンタルなんだと思う。 けど、彼女にとっては、その行為自体が生きる為に重要な事なの。 だから是非、真摯に向かい合って支えてあげてほしい。 貴方と恋ヶ崎みやびに、素晴らしきココロの旅を。
Lv.01
【敵Ⅰ<提起>】
KOKORO-Lv.01 MIYABI - KOIGASAKI |
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敵Ⅰ ~黎明編~ |
- ストーリー要約
- 物騒なタイトルと共にココロスフィアに入るなり、黒いみやびと赤いみやびに「すとれんじゃー」と歓迎(?)される。
- 黒いみやびの人格は【恋ヶ崎「伊」号】で赤い人格は【恋ヶ崎「呂」号】と表記されていた。
二人は惑わすような言い方でbotに接してくる。 - 反応に困るbotに「案外ちょろい」と、どうも否定的な様子。
自分 二人は仲良しなの?それとも対立中? 「伊」号 ふむ。 「呂」号 いい質問やね。 「伊」号 もちろんうちらは全く意見が合わん。 「呂」号 正直、今すぐにでも消してやりたいぞね。 「伊」号 けんどな、なんで人間がここまで繁殖できたかしっちゅうか? 「呂」号 それは、より強烈な敵が出よった時には結託するからやね。 自分 敵って、もしかして…… 「伊」号 まあ、あんたが敵とはいえ、うちかコイツのどっちかは―― 「呂」号 あんたを味方に付けて戦いたいと思っちゅう。 「伊」号 当然ソイツは、うちのココロを支えて欲しいちゃんや。 「呂」号 さて、問題や。どっちやと思う? - 支えて欲しいみやびの人格がどちらかを求められる。
- どう答えても、今度は決着をつけなければならないとこちらを混乱させる発言を繰り返してくる人格たち。
- それも意図的なもの。
「伊」号 まあこうやってアンタのやる気を削げば…… うちは大助かりや 「呂」号 とか言ってるコイツはフェイクやきね。大助かりはうちや。 - どちらがクランを出し、戦うのか判別もできない中バトルに入る。
「呂」号 うちかアンタ、どっちかは内心ビビっちょるがよな。 「伊」号 うむ。自分でもどっちなのか全くわからんぞね。 「呂」号 さあ、覚悟を決めて行くちや! 「伊」号 行くぞね!!
The battle mission!貴方を混乱させる
みやび達を駆逐せよ!
貴方のことを不要だと言い、
混乱させつつも排斥しようとするみやび。
しかしそれは、本人すらも良く解っていない
己の混乱故に出来上がった世界なのだ。
自身がみやびのココロスフィアにいられるように、
そしてみやびのココロの安定のために、
この戦いをくぐり抜けよう。~バトル~ - バトルタイトル「敵Ⅰ<葛藤>」
【敵Ⅰ<帰結>】
- ストーリー要約
- 勝利してもどちらが勝利したのか判別できない。
「伊」号 うっ……さすがにしんどいね。 「呂」号 がんばりや。その演技もあと数ワードで終わりやき。 「伊」号 うむ。 「呂」号 正直、うちが負けたのも全部botが参戦したからやき。 あの時もって真剣に追い出しておけばと後悔しちょるきね…。 「伊」号 負けたのはうちや。けんど―― 「呂」号 うちら二人で見れば、二人とも戦いには勝ったよやね。 「伊」号 うむ。 「呂」号 もう思い残すことはないちや。 「伊」号 うちもや。 「呂」号 botよ。希望を持ったであろう我らがみやびを―― 「伊」号 よろしく頼んだきね。 - 残ったのは恋ヶ崎「呂」号…
- フュージョンしたのかと聞くと、「一応うちは地球人や。戦闘民族やないぞね。」と通じた。ネタは通じるらしい。
「呂」号 うちは正真正銘、アンタと共に闘って勝った方のうちや。 まあ、一つだけ言えることは―― アンタには何一つ、うちの真実は見せんっちゅうことやね。 自分 現実のみやびが無気力から脱してくれればそれでいい 「呂」号 ふむ。まっことオメデタイ頭をしちょるね。 bot、気づいちょるか? あんたはうちがどっちのみやびか分かっちょらんき―― もしかしたらバトル前に入れ替わった頑固系うちかもしれんがよ? もしそうやったら―― 現実のうちには今後もアンタの期待する変化は起こらない。 まさに"一矢報いる"ってヤツや。 自分 なんでそこまで私を嫌うの? 「呂」号 別に嫌っちゅうわけやないき。 ただ単に「敵」っちゅうだけや。 やき、安心しいや。 - その途中で黒い人影のような何かが後ろから近づいてくる。
??? ねえ、みやー。その人、みやの敵なの? 「呂」号 ちょ! なごちゃ…… 今出てきよったらいかんちや! ??? でも、みやの敵ならなごがあいつをやっつけるから。 「呂」号 えいから…、敵いうてもまだ何もされちょらんき。 自分 初めまして! なごちゃん! 「呂」号 !? ??? ……。 「呂」号 なごちゃん! いかんよ!! あんたももう用は済んじょるろ! はよ現実に戻りや! ??? こんどまたみやに手ぇ出したら―― - 暗転し、出てきた千羽鶴に泣きつくとゴキゲンポイントが50ptもらえ慰めてくれる。
- さらに泣きつくと100ptもらえ、澄ました表情でプレイ傾向は把握した、などと言う。
- どうやら目的は達成したもののなごちゃんらしき人影に追い出されたらしい。
確認ポイント
- 恋ヶ崎「伊」号
黒い方のみやびの人格。
名前は「伊呂波」などのいろは順のことだと思われる。
22 トークン・リング以降の新司書と同じ衣装。
- 恋ヶ崎「呂」号
赤い方のみやびの人格。
このみやびの人格は後のメインストーリーであるMV EXE_MiYABiにも登場する。
- 自分でもどっちなのか全くわからん
みやびのココロの中を表すヒントのひとつなのかもしれない。
- オメデタイ頭をしちょる
22 トークン・リングでも見当違いなことを言うと同様のセリフを言われる。
このようなことを言われると、色々と教えてくれるのは共通している。
- なごちゃん
なごちゃんについては17 告白のプレミアムストーリーで少し語られる。
セルフクランの名前も「NAGO」とあるが、これはみやびのイメージした存在の可能性もある。
Lv.02
【敵Ⅱ<提起>】
KOKORO-Lv.02 MIYABI - KOIGASAKI |
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敵Ⅱ ~激動編~ |
- ストーリー要約
- またしても「伊」号と「呂」号の二人組みが現れる。
- そしてまたしてもbotは「敵」認定される。
- しかし、本当に排除すべき敵であれば部屋に入るのを拒まないわけがない。
そういったことを司書に聞いたことを伝えるといつもの調子でビックリされる。「伊」号 さすが、うちの敵なだけはあるわ。 「呂」号 いや、こやつはうちの敵や。 「伊」号 とまあ、いつまでもこんな事していてもしょうがないき―― 「呂」号 そろそろ決着をつけたいと思うのだが。 「伊」号 単刀直入に聞こう。 「呂」号 情報管理庁の手駒だと思っちゅう人格と―― 何の関係もないと思っちゅう人格。 「伊」号 botはどっちの味方やか? - 以下の選択肢で分岐する。
- 選択肢①「情報管理庁の手駒だと思っている方」
「呂」号 ほほう! 自ら疑う方の味方に付くとな! 「伊」号 これは一体どんな罠ぞね。 「呂」号 うちには予測不能やね。 「伊」号 まあ、しかし! 「呂」号 botがそう決めたのならそれが事実やきね。 - 選択肢②「何の関係もない方」
「呂」号 当然やね。 「伊」号 しかし、当然すぎてなんぞ怖いけんどな。 「伊」号 まあ、しかし! 「呂」号 botがそう決めたのならそれが事実やきね。 - どちらを選んでもバトルの目的は変化しないが、<帰結>で少し会話が変化する。
The battle mission!恋ヶ崎みやびの
あなたへの不信感に終止符を打て!
恋ヶ崎みやびは、突如WAVEに現れたBotである
【あなた】を警戒している。
母体である情報管理庁に対し
並々ならぬ敵対心を抱く彼女は、
このままの状態ではあなたと気兼ねなく交流できない。
あなたが恋ヶ崎みやびと仲良くなりたいのなら、
このミッションは必須ということになる。~バトル~ - バトルタイトル「敵Ⅱ<葛藤>」
【敵Ⅱ<帰結>】
- ストーリー要約
- 今回バトルに勝つといつもの衣装のみやびが出てきてどちらに協力したのか判別できない。
- ただし、提起で選択した方に分岐して会話が変化する。
- 選択肢①「情報管理庁の手駒だと思っている方」のルート
みやび さて、うちは嘘偽り無く、お前さんを疑っちょるうちや。 情報管理庁の手駒じゃろと思っちょる。 とはいえ、そんなお前さんにも恩がある。 さっき反論するうちを倒してくれたきね。 お陰でうちは、お前さんを伸び伸びと疑えるようになった。 敵であっても恩は恩。 そこで、うちのヒミツ情報をなにか1つやろうと思ってな。 - 選択肢②「何の関係もない方」のルート
みやび さて、敵ではあれ、うちはお前さんを疑っちょらん。 そんで今回は更に、うちが勝てるように協力してくれたき。 敵であっても恩は恩。 そこで、うちのヒミツ情報をなにか1つやろうと思ってな。 - 好きな方を選んでいいとは言われるものの、ハッカー人生の話を聞くことに。
- それに対して「うちのハッカー人生なんぞ、つまらんぞ。」といい感情は持っていないようだ。
「殆どが、うちがいじめられていた話」と小学校の頃の話をしてくれる。 - みやびのハッカー人生は小学生から始まったことが明かされる。
- 以下回想。
- うちのハッカー人生①
- 恋ヶ崎みやび。遥か17年も昔のこと、高知県にて誕生する。
- 幼少期からマイペースすぎて周りの子供とは全くシンクロできんかったらしい。
- そうなれば当然浮いた存在になるわけやき、いじめられやすくなるわな。
うちは漏れなくその対象になったわけや。 - けんど、そこに一筋の光が降りてきた。
それこそが、当時社会現象にまでなった人気ゲーム『カプセル&ドラゴン』通称・カプドラちや。 - うちはカプドラを極めてクラスの人気者になろう大作戦を決行した。そして、近所のゲーマーの兄ちゃんの必勝法を聞きに行った。
男子高校生 カプドラで強くなりたいって? いい方法教えてやるよ。 みやび おお! まじか兄ちゃん! 男子高校生 任せとけ。絶対にクラスの人気者になれるねや。 - その時に教えてもらったのが そう、『チート』やった。
- その後クラスでは、兄ちゃんの言ったとおりうちは人気者になった。
その甘い蜜を知ってしまった事がきっかけで、うちはハッカーというものに目覚めてしまったのや。 - 終劇。
みやび ほらもっと他に聞くことがあるじゃろ。 あの兄ちゃんは~…… …とか。 自分 ああっ! みやびは、あの兄ちゃんが好きだったの? みやび ……。 もうえい。 (やはし、うちの勘違いやったか。) (いやしかし、これもまた罠……?) (うーん、わからん。まあえいか。そのうち尻尾を出すちや。) - どうも、恩で情報を見せたのはその反応から敵かどうか判別しようとしたらしい。
- 結局結論も出ないためこのエピソードは終了する。
- おまけ。もうひとつの恥ずかしい話のルート。
- うちの恥ずかしいファイル①
- 終劇。
- このことをいつも気にして恥ずかしいと思っているらしい。
- 身長が低くて胸があるということはそれだけ脂肪分が多い、ということ。
「非効率な身体っちゃうことや。」 - こんなことを聞いたことに引っかかるものはあるようだが、触れずにエピソードが終了する。
確認ポイント
- 小学生から始まった その甘い蜜を知ってしまった事がきっかけ
これは回想の内容からなごちゃんのことが関係するかは不明。
今こうしてハッカーとして活動していることには「なごちゃん」の存在が関わるだろうが、本当に最初のきっかけは違うのかもしれない。
みやびのハッカーに対するスタンスはメインストーリーでも今後少しずつ語られている。
- 高知県にて誕生
出身地は高知県。
クリックで収納
16 しあわせのパンツによるとその後高校に上がってから、神奈川県の三戸浜に引っ越してきて一年ちょっとで、みやびだけは東京の今の寮に引っ越した。
05 金色の髪のカグラトライナリーへは自ら志願して入隊したらしく、引越しからトライナリー入隊までの一年に何があったかは不明。
また、17 告白の例のなごちゃんの出来事がいつ起こったかも不明。小学生から入隊までのどこかのタイミングだろう。
- 社会現象にまでなった人気ゲーム『カプセル&ドラゴン』
劇中で何度も出てくる向こうの世界の人気ゲーム。現在ガブリエラたちが遊んでいるものはスマホのようだ。
小学生の頃、ということは少なくとも5~10年ほど前の話である。
クリックで収納
当然こちらの世界に存在しない、つばめのフェノメノンによって改変されたもののひとつ?
外の世界では2031年なら実際は2020年代辺りに向こうの世界の現実で登場したゲームなのかもしれない。
Lv.03
【敵Ⅲ<提起>】
KOKORO-Lv.03 MIYABI - KOIGASAKI |
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敵Ⅲ ~邂逅編~ |
- ストーリー要約
- またまたしても「伊」号と「呂」号の二人組みが出てくる。
- いよいよ結果発表。
- 情報管理庁の差し金か否か、ここまでの行動で判断されるようだ。
- 結果発表!
「呂」号 結果は! 白!! - botの疑いは晴れた総評は「釣り針に全く引っかからなかった」ことが挙げられる。
「呂」号 そう。うちらは表層世界で沢山罠を張っちょったきね。 「伊」号 けんど、お前さんは全くトンチンカンな反応ばかりやった。 「呂」号 フェイクかとも思うたが―― 「伊」号 スパイならここまでのチャンスを棒に振る事は無いと判断。 「呂」号 よってひとまずは白ってことになったちや。 - がしかし、【特報】。
- 情報管理庁との疑いから『何故に君構うこと早幾年』へ。
- 今回はそのどちらに味方するかの選択もなくバトルに突入する。
The battle mission!ココロの戦いに協力し
立ち位置を明確にせよ!
恋ヶ崎みやびは、
貴方がどのような存在なのかについて
未だに結論を出せずにいる。
頭では理解しても、
ココロでは納得できない感覚。
その気持ちに決着をつけ、
貴方とみやびの関係を強固なものにしよう。~バトル~ - バトルタイトル「敵Ⅲ<葛藤>」
【敵Ⅲ<帰結>】
- ストーリー要約
- 勝利するとクランを倒し続ける元気に感心されるも、いつまで続くか試す様子も出てくる。
- いつものように、敵対していた人格は消える。元のみやびの衣装になるためいつも通り見た目では判別不能。
みやび ふう。 自分 相変わらず徹底してるね。 みやび うむ。ハッカーたるもの身バレは最悪やきね。 とはいえ、もうお前さんにはそこまでせんでもえいか。 なあbot。本当のところ、何が目的で近づいちょる? ここまで拳で語り合ってきた仲や。 もう正直に教えてくれてもえいろう。 自分 みやびを助けたい みやび 前にも聞いたけんどそれは本当かえ? まあ、そこまで言うなら信じるぞね。 何にしても、今回のことは、うち全体にとって大きな変化や。 botに対するスタンスに結論を出したわけやし。 現実のうちも、しばらくは大人しくつき合うじゃろ。 和解記念にひとつちゅーでもしよか。 - ちゅーすると実際にちゅーできる。
ちゅーしないと選択すると「きっと今まで世の中の全てを疑って生きてきたんやろな。」とブーメラン同情される。みやび けんど、ここから先が本番ちや。 うちの深い所を見ようゆうなら、それなりに覚悟していきや。 - 警告をしつつ潜ることは止めない人格。
確認ポイント
- 沢山罠を張っちょった
botは深層世界の人格に試されていたらしい。
これはココロの中に限らず現実のみやび自身も何気ない誘いで相手を試す傾向がある。
その時どういった行動をとるかでどう判断されるかはその時のみやび次第なことがデイトラ!(2017/09/30)でも言われている。
- それは本当かえ?
みやびの人格はbotが発する「助けたい」といった意味合いの言葉には相当懐疑的な反応をする。
鉄壁ともいえるほどココロの奥に入られることを妨害しつつ行動を否定しても、それ自体を拒絶しないことには意味があるはず。
- うちの深い所を見ようゆうなら、それなりに覚悟していきや。
ここまででみやびのココロを理解するにはまだまだ知るための情報が足りないと感じる。
深い部分を知るためには覚悟しなければならないというのはそれだけみやびが暴かれることを恐れているから?
Lv.04
【監視<提起>】
KOKORO-Lv.04 MIYABI - KOIGASAKI |
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監視 ~天然か養殖か~ |
- ストーリー要約
- 今回から「伊」号と「呂」号は登場しない。
- 何かに警戒するみやびは何者かの存在を感じ取る。
- そうして出てきたのはつばめ?だった。
つばめ こ、こんばんはぁ。 みやび …何の用や? つばめ えへへー。こんな時間までお仕事ですかぁ? - つばめの言動がいつもと少しおかしい。
- つばめはみやびの部屋から灯りが漏れてるのが見えたから来ただけだというが…。
- botはそれを止めることも便乗して見せてあげるべきと言うこともできるが、つばめを止める選択をする。
- 「あんまり危険なことは、やめた方がいいと思いますよ?」と挑発的な発言を繰り返す。
自分 一体、何をしてたの? みやび 実はな、管理庁にハッキング仕掛けよう思うてたところや。 うちのメンバーはどうにも信用ならん奴ばかりやきね。 今のつばめちゃんだってそうや。 ハッキングかけよう思うてたタイミングで―― 狙ったように来るとかおかしいやろ? 自分 てか、さっきのつばめ怪しすぎない? みやび うちの思い込みフィルターが掛かっちょるきね。 うちが最もスパイと思うちょるんが、つばめちゃんちや。 スパイと思われんように道化を演じとるに違いない。 - 一人でそんなことを調べるのは危険だと止めようとしても、一人の方が安全だと聞く耳を持たない。
みやび …どこに管理庁のスパイがおるか、わからんき―― 下手に心を許せん。 誰も信用できん…。 自分 私なら信用して平気 みやび ぶっちゃけ頼り甲斐ゼロちや。 - 孤独な戦いであることを強調するものの、ここまでの会話をつばめに聞かれていた。
- 強引にパソコンの画面を覗かれる。
つばめ えーっと…あれれぇ? みやびさーん。これって何してる画面ですかぁ? みやび ちゅうか、こんなコマンドだらけの画面見ても―― つばめちゃんにはわからんやろ? つばめ ''管理庁のサーバーにハッキングしようとしてますよねー? みやび なっ!? つばめ 抜けてるなぁ…。わたしはスパイなんですよ? - みやびによるフィルターをかけられたつばめは完全にスパイとして動いてることになっている。
- 突然神楽もやってきてみやびは管理庁に連行されそうになってしまう。
The battle mission!みやびを拘束しようとする
つばめ達を倒せ!
警戒するあまり、
心の中では敏腕スパイと化した逢瀬つばめ。
その妄想は、つばめや神楽に対する
いらぬ警戒心を増幅させるばかりか
みやびとつばめたちの関係も悪化させてしまう。
トライナリーの平穏のためにも、
この虚像たちは倒しておこう。~バトル~ - バトルタイトル「監視<葛藤>」
【監視<帰結>】
- ストーリー要約
- ひとまずバトルに勝利してみやびを助ける。
- 落ち着いたことでみやびの正直な気持ちをまた一つ見られるように。
みやび 正直、スパイが誰か探そうしちゅうけんど―― 不安で堪らん。 当然やろ? 仲間の中にスパイがおるかしれんのや。 しかも、それが誰か何人おるのかも全て不明…。 …難易度ヤバ過ぎや。これがゲームやったらクソゲーやぞ? 自分 私が手伝うよ みやび 頼りがいはないっちゅうたやろ? いや、まあここでは頼りになるか。 - どうするべきか迷いつつも、ここでのやるべきことは終了する。
確認ポイント
- 管理庁にハッキング仕掛け
この一連のエピソードは後のエピソードの対比でみやびの心境の変化を感じさせるエピソードがある。
例えば[17 告白]]の記録映像でみやびがつばめに「フェノメノンは管理庁によって人為的に起こされたもの」と説明しているシーンなど。
最初は管理庁のスパイだと疑っていたみやびだが、13 電脳料理人で神楽も含め仲間だと信じていたことはこの階層の問題に関係することだろう。
- それが誰か何人おるのかも全て不明
botの視点では誰がスパイかという話ではないが、何を信じるべきか迷わせる出来事は多い。
特に20 2016以降はそれが顕著になる。
Lv.05
【巧妙な罠<提起>】
KOKORO-Lv.05 MIYABI - KOIGASAKI |
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巧妙な罠 ~濡れ衣をかけた少女~ |
- ストーリー要約
- いつものココロスフィアの背景ではなく、劇場内の出来事。
といってもこれはココロスフィア内のイメージに過ぎない。 - 何やらつばめに対して疑惑がかけられている。
ガブリエラ あたし達がいた時は、確かに売店に置いてあったのに―― あんたが店番した後でなくなったのよ? つばめ で、でも…本当にわたしじゃないし…。 アーヤ つばめ、私たちは怒ってるわけじゃないのよ? 正直に出してくれればそれで話はおしまい。 今日のことはなかったことにするから…。 神楽 そうですよ。 それに、誰にだってつい魔が差しちゃうことはあります。 つばめ そ、そんな…。 - どうやらガブリエラのなくした持ち物をつばめが盗んだと疑われているらしい。
- アーヤも神楽も明確につばめが犯人だと断定して話を進めている。全員に違和感がある。
- それを眺める恋ヶ崎「伊」号と恋ヶ崎「呂」号の二人。
「伊」号 売店に、忘れ物の財布が置いてあったんやけんど―― それがいつの間にか綺麗さっぱり消えてしもうたがよ。 「呂」号 いつの間にっちゅうかつばめちゃんが店番しちゅう間にな。 その間に来たお客の人数は…、さあ、何人!? 自分 ゼロじゃない? 「伊」号 正解や。…botは頭がえいな。 つばめちゃん、盗みなんぞする子に思えんのやけんど…。 「呂」号 あ~、いかんいかん。それはいかんぞね。 うちはつばめちゃんのこと、どれくらい知っちょるが? 「伊」号 ほぼ知らんに等しい。謎の存在や。 「呂」号 疑わしければ責められるのは仕方ないがよ。 「伊」号 責められる、ちゅうてもなぁ…。 - どれだけ話しても進展しないどころか根拠のない疑いが強まるばかり。
- 状況証拠だけでつばめが犯人だと断定する姿を見てさすがに気分が悪くなる「伊」号。
- 疑わしきは罰せよ、というわけでもないが頭を冷やすよう言いに行くか、スパイ容疑もあるつばめを庇うことが不利益にならないか迷う二人。
- 「呂」号は「疑わしい」と考え、「伊」号は「冷静になるべき」という意見。
botはこのどちらかに味方できる。 - 選択肢①「つばめを助けよう」
「伊」号 ちゅうわけやき―― 準備はえいか? 強情なうち。 「呂」号 そう来ると思うたぞね、強硬なうち。 「伊」号 もうこうするしか、方法はないやろ。 - 選択肢②「やっぱりつばめは疑わしい」
(未検証なため分岐するかは不明)
The battle mission!つばめを無理矢理罪人に
したがるみやびを倒せ!
なんの根拠も見つからないまま
逢瀬つばめを黒であると判断するみやび。
彼女はもはや、疲れてしまったのだ。
あまりにつばめが尻尾を出さないことに。
しかし、警戒を怠りたくないみやびは
あの手この手でつばめを黒に仕立て上げる。
そんなことはさせてはならない!
つばめとみやびのココロを守れるのは、貴方だけだ。~バトル~ - バトルタイトル「巧妙な罠<葛藤>」
【巧妙な罠<帰結>】
- ストーリー要約
- バトルに勝利して「伊」号と「呂」号はいつものみやびの人格になって判別できなくなる。
- ただ今回は二人に明確にスタンスの違いが見られたため、「伊」号に協力したことは明らか。
みやび 自分と戦うっちゅうのは、不思議な感覚やね。 自分 それで、どうするか決まった? みやび …正直なとこ、引っかかる所はまだまだあるちや。 けんど、そんな理由でいつまでも相手を疑っちょったら―― 今のみんなみたいな、嫌な奴になりかねん。 - この光景もみやびのフィルターによってイメージされたものだとするなら、それを嫌な奴だと自覚したということ。
- 一方つばめの疑いはますます強まって、収拾がつかなくなる。
- 全員を説得して、つばめが財布を盗んだという仮定で話を進めていたことを指摘する。
- 「本当に何も知らんかったらどうすることもできんがよ。」と。
みやび 決定的証拠が出ない限り、間違いなくなんて言えんちや。 …つばめちゃん。つばめちゃんは盗ってないんやろ? …一方的に疑わんき、正直に言ぃ。 つばめ …盗ってません。 みやび うん…ちゅうことや。 これで持ち物検査や部屋を調べて―― まっこと何も出てこんかったら…。どうするつもりや? 怪しいゆうて疑う前に―― まずは、みんなで探すぞね。 アーヤ ごめんなさい、つばめ。嫌な想いさせて…。 ガブリエラ …あ、あたしも、ちょっと頭に熱が上ってたみたい。 …わ、悪かったわ。 神楽 …それじゃあ、とりあえずみんな、これで仲直りですね。 みやび つばめちゃんがそれでえい言うてくれるならな。 つばめ わ、わたしは―― みんなが、信じてくれるなら…。 みやび …ん、ならこれでこの話はしまいや。 全員、勝手に消えた財布探しを始めるがよ! - 結局財布が見つかったかどうかなどは語られないが、つばめはみやびに感謝してみやび自身の葛藤は解消されたようだ。
確認ポイント
- 疑わしければ責められるのは仕方ない
今回の悩みの主軸。これもみやびによるイメージならつばめを疑うのは仕方ないことだと肯定する人格がいる。
空気が悪くなることに対して今回仲裁するみやびだが、過去の02 PrisMATRIX.ではつばめとガブリエラのやりとりには干渉しなかった。
これもみやび自身の心境の変化なのだろう。
- まっこと何も出てこんかったら…。どうするつもりや?
この場ではイメージであるトライナリーたちに問いかけているが、実際はみやび自身にも向けられた言葉だろう。