Act.3

Last-modified: 2018-04-16 (月) 23:35:56
 

もくじ

 
 

Episode.1|江戸川橋物語

 
 

拡張少女系トライナリー
あ ら す じ

今日もまたフェノメノンが発生。
発症者はまだ小さな女の子で、
魔女ッ子テレビアニメの世界だった。
魔法少女に扮してフェノメノンを
収束させたアーヤとガブリエラ。
しかしその後、カフェでガブリエラは
恥ずかしい姿で戦ったことに大憤慨。
他のメンバーに冷やかされて大暴れの
ガブリエラを横目に、
アーヤは何故か一人ホッコリ顔。
それから数日後の週末。
とある場所へ向かう所だったガブリエラは
同じくバイクで出かける所だったアーヤに、
駅まで乗せていってもらう。
しかしアーヤがどこに行くのか知りたくなった
ガブリエラは、自分の予定を変更し、
アーヤの後をつけることにする。
アーヤは保育園で紙芝居を披露していた。
ウッカリ園児たちにバレたガブリエラは
アーヤに尾行したことを謝るも、アーヤは
ガブリエラに人形劇を手伝って欲しいという。
気が乗らないガブリエラだったが
アーヤの懇願に負けて一緒にやることに。
その最中、アーヤはガブリエラに
打ち明けたのだった。
  「この前のフェノメノン戦、実は楽しかったのよね」  
ガブリエラはそんなアーヤの一面を見られて
ちょっとだけ幸せな気持ちになったのだった。


 
 

Episode.2|ロード・オブ・アキバ

 
 

拡張少女系トライナリー
あ ら す じ

バイトもオフの休日.
以前から約束していた秋葉原への1日コースに
やっと行くことが出来た神楽とつばめ。
つばめに秋葉原の魅力を十二分に味わって
もらおうと、神楽はつばめを色々な場所に
連れ回すが、その全てがつばめにとって
刺激的な経験だった。
とある書店で過激な薄い本を見せられて
ビックリしたり、フィギュアのグラマラス具合に
あてられてしまったり…。
心地よい疲れを感じていたつばめは、
神楽行きつけのメイドカフェで一休みをする。
落ち着く店内で、何度もお代わりをもらう
つばめを見て、神楽は自分が暴走してしまった
ことを謝った。そんな神楽につばめは、
どうしてそんなにラノベが好きなのかと問う。
 そんな問に神楽はただ一言「現実と違って、最後は
幸せな結末を迎えるから」と呟くのだった。 
その後、元気回復した2人は再度街に繰り出す。
神楽の提案でプリを楽しむも、またも神楽が
イタズラし放題で、赤面しつつも怒るつばめ。
しかしそんな平和な時間は長くは続かなかった。
裂 671丿メ)ソアラート。
真幌からの指令を聞いて青ざめる神楽。
そして2人は、急いで現場に急行する。


 
 

Episode.3|ピクシャル

 
 

拡張少女系トライナリー
あ ら す じ

出動した先のフェノメノンは
ゲームの世界を模したものだった。
世界のルールに囚われて、ゲームの
コマのように一定のコマ数しか動けない
トライナリーたち。そんな状況に神楽は
苛立ちを隠せない。
そしてついに限界に達した彼女は、
隊の規律を乱し、1人暴走行動に走る。
しかしそれが、このバトルの
勝敗を分かつことになった
まんまと敵の罠にはまってしまう神楽。
彼女は敵クランによる辱めを受けることに
なってしまうが、更に悪い事に
彼女が秘密にしていたこと-
卯月神楽がFreyMENOWだったことが
クランによって暴かれてしまう。
一方、今回はフェノメノンに入らず
劇場で後方支援に徹していたみやぴは
卯月神楽がFreyMENOWであるという
 裏付けを見つけ、彼女がメノウであることが 
事実上確定したのであった。


 
 

Episode.4|電脳料理人

 
 

拡張少女系トライナリー
あ ら す じ

クラン「モーフィアス」に囚われた神楽。
一気に形勢が逆転し、
トライナリーたちに緊張が走る。
しかし丁度そんな折りに、
みやびがゲーム世界のバックドアを発見。
パスワードも不要なそのメンテページに
突撃して内側から破壊する策を立てる。
その作戦に従い行動するアーヤ。
アーヤが囮になっている間に
ガブリエラが銃撃。
そしてその隙につばめがバックドアへと
特攻し、見事打ち抜く事に成功した。
モーフィアスは崩壊し、
彼の手から落下する神楽を支えるつばめ。
その時初めてつばめは神楽のことを
「神楽ちゃん」と呼ぶのだった。
終了後、隊の行動を乱したことで
怒られる神楽。しかしつばめだけは
 神楽のマンションが巻き込まれた事を知っており、 
神楽を慰めて家に行くよう促す。
マンションへと駆け込む神楽。
エレベーターに乗り、自宅の階で降りると
そこにいたのは千羽鶴だった。
千羽鶴は神楽に、ただ一言だけ伝える。
「刻は満ちた。逢瀬つばめを壊して-」


 
 

Episode.5|神楽学校やめるってよ

 
 

拡張少女系トライナリー
あ ら す じ


前回のフェノメノン発生後から
神楽はつばめの前に姿を現さなくなった。
バイトはもとより
学校にも来なくなってしまった神楽。
心配したつばめは、ついに真幌から家の場所を
聞き出し、一人神楽の家にお見舞いに行く。
 そこで出逢ったのは、やつれた姿の神楽だった。 
彼女はつばめの心配に対し、もう疲れた…と
本音を漏らす。だが、その事情については
一切話してくれない。
粘り強く「力になる」と言い続けるつばめに、
神楽は「それならもう帰って下さい」とだけ
言って家に戻ってしまう。
しかしそれが事件の始まりだった。
家の玄関には神楽の母がいた
蒼白する神楽。挨拶をするつばめを前に、
神楽の母は、神楽を掴み、家の壁に打ち付ける。
「貴方は私の元を離れてはいけないのよ!」
そう言いつつ、神楽を折檻する母。
あまりに衝撃的な現実を目の当たり
身動きがとれなくなってしまうつばめ。
そんなつばめに神楽は一言だけ呟くのだった。
「だから早く帰れって言ったのに!」
丁度その頃、劇場では真幌が管理庁幹部と
テレビ会議をしていた。
「卯月神楽の件、納得いく説明を戴きたい-」