Ver.5
段位の追加は2022/12/10から。
| 段位 | 追加日 |
| 初段~八段 | 2022/12/10 |
| 九段/十段 | 2022/12/17 |
| 皆伝 | 2022/12/24 |
| 極伝 | 2022/12/31 |
| 真・極伝 | 2023/01/01 |
今Ver.より、サプライズで新段位「真・極伝」が追加された。
段位認定ver.5の解説に書かれている「!!!WARNING!!!」と書かれている譜面は、原則として「これまでと比べて難易度が急上昇すること」を意味している。
初段
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | DREAM BOX | EASY | Lv.1 | 192 | 1386 |
| 2 | バルーン | EASY | Lv.2 | 334 | |
| 3 | 沈殿するイルカ | EASY | Lv.2 | 411 | |
| 4 | Mukidou-Airship | EASY | Lv.3 | 449 |
1曲目:部分的に音符間隔が不規則になる。精度が悪くとも押せていればゲージは減らないので、GREATやGOODを出してでも押すことを意識しよう。
2曲目:裏拍や付点配置が序盤と終盤を中心に多用されているので、少しリズムの取り方が難しいかもしれない。
3曲目:非交互配置が中心で、4段階段も多数流れてくる。これより上の段位を目指すのであれば、この階段は2本指で捌けることが理想であろう。
4曲目:特筆すべきは数か所に配置された4分縦連・8分トリルだろう。正確にリズムを刻めていないとBADハマりを起こしゲージを溶かすかもしれない。
EASYのみで構成された段位はChainBeeT史上初である。レベル構成はVer.4初段と同じであるが、あちらよりノーツ数が300ほど増えている。なお、この段位に出てくるノーツはタップのみである。
二段
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | Rainbow spheres | EASY | Lv.3 | 409 | 1557 |
| 2 | Symphonic X | EASY | Lv.3 | 339 | |
| 3 | 虚(Game Edit) | EASY | Lv.3 | 423 | |
| 4 | Darkness Slash | NORMAL | Lv.4 | 386 |
各譜面の攻略
・1曲目
赤い単体ノーツのみが出てきます。リズム難の譜面で、事前に曲を聴いておくことが必須な譜面ではあるが、初段を合格しているならば、この対策だけで突破できるであろう。もしも、初段をしておらず、この譜面で体力がなくて落ちるのであれば、初段から挑みましょう。
・2曲目
赤い単体ノーツのみが出てきます。基本的には8分を延々と捌く譜面である。これは、初段3曲目の「沈殿するイルカ(EASY)」の上位互換であるが、少ししか難易度が離れていないため、あちらで苦戦していない限りでは、こちらは特に問題ないであろう。
・3曲目
この譜面では同時押しが新たに出てきます。同時押しは横線が見える形で示されています。同時押しが出てきた時はそれぞれのノーツに対して各手を対応させて、タイミングよく同時に叩きましょう。
さて、この譜面ですが、リズムが取りづらいところが多いため、事前に曲のリズムを聴いておくことで楽になります。また、サビの部分ではリズムが取りづらい上に、叩くノーツが片手の一方的に偏っていることで、この部分は特に難しく感じやすいです。
・4曲目
この譜面ではホールドノーツが新たに出てきます。緑色をしています。ホールドノーツが現れたときは始点で押して、ホールドノーツが続いている間は離さずに押しっぱなしにして、終点で離してください。
さて、この譜面ですが、二段で体験した8分音符に同時押しが混ざっています。これを俗に「同時押し混じり8分」と言いますが、この配置によって、今までよりも一気に難しくなっています。さらに、この譜面でノーツ同士の感覚が8分の時よりも短いノーツ(16分)が現れます。この部分が同時押し混じり8分よりも難しいため頑張って耐えましょう。また、あからさまにリズムの取りづらい部分があります。この部分は12分を使っているのですが、ここも頑張って耐えましょう。
総評
圧倒的に4曲目が難しい段位です。そのため、3曲目までで苦戦するようであればこの段位の合格は厳しいでしょう。まずは地力をしっかり上げてから臨みましょう。
三段
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | 黒猫と雪Ⅱ | NORMAL | Lv.4 | 496 | 2099 |
| 2 | 4NCIENT P0TION | NORMAL | Lv.4 | 536 | |
| 3 | Duel | NORMAL | Lv.4 | 557 | |
| 4 | 巫 | NORMAL | Lv.5 | 510 |
各譜面の攻略
・1曲目
この譜面ではチェインノーツ(以後、「スライド」と明記されている)が新たに出てきます。チェインノーツが出てきたら、指を置いたままで、なぞるようにチェインノーツを取ろう。
基本的には16分を使ったリズムが取りづらいところのみに注意すれば問題ないでしょう。スライドについてですが、この部分はなぞるという選択肢以外にも、たくさんの指を使って抑えるという手があります。この手を使えば、どのようになぞって処理をすれば良いのかを考えずに処理できるためとても楽になります。
この、「たくさんの指を使ってスライドを確実に処理する」という方法は、高難易度におけるスライド処理の基本であり、これを応用した形で利用される場面(ver.5六段2曲目がその応用例に当たります)が多くあるため、「たくさんの指を使ってスライドを確実に処理する」を習得しておいた方が今後の上達において円滑に進みやすくなるであろう。
・2曲目
リズムの取りづらい部分が多い譜面ですが、曲を事前に聞いて臨めば円滑に進む上に、慣れれば配置自体はそこまで難しくないです。よって、段位を合格する上では特に問題ないです。
・3曲目
3拍子で構成されている楽曲である。さて、この譜面で注意したいところは、同時押し混じり8分とホールドノーツであろう。まず、この譜面で出てくる同時押し混じり8分は一方の指を早く動かさないと処理できないような速さであり、実際、その指が追いつきにくい。しかし、この同時押し混じり8分よりも難しいのがホールドノーツである。この譜面のホールドノーツはまず持ってして、始点と終点の位置が分かりづらい。さらに一部のホールドノーツの近くにはノーツが配置されており、これがこの譜面において最も厄介たらし目たる要因となっている。
・4曲目
総合譜面。この譜面ではこれまで出てきた技術を総動員して食らいつくのがミソです。この譜面に出てくる要素は、同時押し混じり8分、8分、同時押しです。高速であるため多少は難しいかも知れませんが、ここまでこれたプレイヤーなら大丈夫な難易度はしています。頑張って臨みましょう。
総評
特に難易度が急上昇したということもないため、ver.5二段を合格できるようであればこの段位も時間はそうかからずに合格できるであろう。
四段
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | こねこだっしゅ | HARD | Lv.5 | 444 | 2386 |
| 2 | Duelo en el Crepúsculo | NORMAL | Lv.5 | 592 | |
| 3 | 輪廻回想 (Radio edit) | EASY | Lv.5 | 751 | |
| 4 | COSMIC ROCKET | HARD | Lv.6 | 599 |
各譜面の攻略
・1曲目
ver.5三段と比べてこの時点でver.5四段の方が難しい。譜面内容としてはノーツの感覚が極端に短いノーツ同士(24分)が現れる。この24分を武器としてリズム難の譜面が出来上がっているが、どこもかしこも叩きづらい。このようなリズム難や癖のあるの譜面に対抗できるようにするための基本でかつ最大の武器は、「曲を事前に聞いて、リズムの概形を大まかにでも掴んでおく」ことである。今回の場合だと、24分はメロディに合わせているため「曲の事前に聞いて、メロディのリズムを大まかに理解しておく」ことが対策のコツであろう。これを行うのと行わないのとでは、天地の差で結果が変わってくることが多いです。そのため、事前に曲を聴いて、メロディのリズムを掴んでおこう。
しかしそれ以上に問題な配置がある。それが最後の24分トリルである。まず、トリルとは、「ある特定の2連においてそれぞれ交互にノーツが一定間隔で出てくる配置のこと」を指すが、このトリルと24分を混ぜると危険である。トリル自体を安定して捌くコツはあるものの、今回は説明すると変な癖がつく可能性が見え見えなのでここでは省く。そのため、あまりよくない解説にはなってしまうが、ひとまずここは頑張って耐えよう。なお、後にトリルの捌き方の解説があるが、この部分ではそれを習得したところで捌けるには程遠い難易度(実際、Lv.9に到達した人でようやく捌けるようになるプレイヤーが現れるほどの難易度で、Lv.10適正者でも、これを全部Perfect判定で取るのが安定しない人がよくいるほどの難易度)であるため、ひとまずは耐えるだけでいい。
・2曲目
この譜面の楽曲はBPM310ととんでもなく高速であるが、BPM310として解説すると感覚が麻痺してしまう人も出てくるため、ここではBPM155として解説を行う。さて、この譜面では、16分がたくさん出てくる譜面であり、指が非常に忙しい。その上、体力もバッチリ削られやすい。特に問題なのが、トリル気味の16分である。ここで、トリルの処理の仕方を解説する。トリルは、「ある特定の2連においてそれぞれ交互にノーツが一定間隔で出てくる配置のこと」である。つまり、どちらかのレーンから一定感覚のリズムでノーツがひたすら出てくる。そこで、最初に叩く方の手のリズムを一定に保つこと、すなわち、入りの手のリズムを意識することが重要になってきます。トリルは高難易度でも脅威となることがあるため、今紹介した基本をしっかり身につける必要があるが、この譜面を以ってしても、まだトリルのコツを掴むには不十分であるため、ひとまず今回はトリルの処理の仕方を理解しておくだけで良い。ただし、今回の16分の5連はトリル気味でありながらも、それが連続で出てくる部分が特に難しいです。16分5連を叩き始める手の方のリズムを意識して、16分5連の後に再び16分5連がくる時には再度16分5連を叩き始める手の方のリズムを意識しよう。
・3曲目
EASY譜面だからと言って舐めてはいけない。この譜面では高速状態で8分が延々と出てくる譜面である。そのため、8分を安定して処理できることは前提条件として、この8分を終盤まで体力を切らさずに処理できるかが求められている。
・4曲目
基本的には同時押し混じり8分の道中に出てくるリズムが厄介な16分をなんとかして繋げられるか、たくさん出てくる同時押しをリズミカルに処理できるか、そして、同時押し混じり8分を安定して処理できるかが求められる。また、サビにはノーツにスライドが混ざった状態で出てくる。これを俗に「ノーツ混じりスライド」というが、この時のスライドは片手のみで処理をしないといけないため、なぞることを特に意識しよう。
総評
前半は癖の詰まった配置が多い譜面であるが、後半に進むにつれて、基本的な配置を処理できる能力が求められる段位となっている。中でもトリルが現れるが、これは今後でもよく出てくるため、しっかり押さえておこう。瞬間殺傷力で言えば、「こねこだっしゅ(HARD)」の24分トリルがダントツであるためそこには最大限の警戒を払おう。
五段
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | Find Me | HARD | Lv.6 | 755 | 3104 |
| 2 | 月夜に嘆く風鈴の詩 | NORMAL | Lv.6 | 652 | |
| 3 | BRUTAL BLUE | HARD | Lv.6 | 764 | |
| 4 | volcanic | NORMAL | Lv.7 | 933 |
各譜面の攻略
・1曲目
基本的に求められるのは、同時押し混じり8分とトリル(「トリル」といった時は基本は「16分のトリル」である)である。まず、同時押し混じり8分についてだが、どこもかしこも現れる上に、同時押しの割合が多いため、指を大きく動かさなければならない。そのため、体力が削れやすい。また、Ver.5四段2曲目のDuelo en el Crepúsculo(NORMAL)にあったトリルはわかりにくいものが多かった上に、リズムも取りにくかった。しかし、今回のトリルについては、これ以上わかりやすいものはないぐらいに目立っている。トリルの基本は「配置の手のリズムを一定感覚に保つこと」である。これを意識しないと、トリルを処理する際のリズムがまばらになってしまい、結果としてBADハマりを起こす結末が多くなる。トリルを捌く基本のコツはここで習得をしよう。また、トリルに関して言えば、たとえクリアだけを目指していたり、段位で耐えることだけを考えたりしておいても、全てPERFECTで取るのが極めて望ましい。というのも、トリルは叩くタイミングが少しでもずれて、判定が変わってしまうと、その後の全てのノーツも判定が変わる。トリルの部分において判定が変わると、さらに判定が悪くなるということ(GREAT→GOOD→BADの順)も多くある。この観点から、トリルはPERFECTを全て取ることを意識しよう。
・2曲目
1曲目の「Find Me(HARD)」に合ったトリルを無くした代わりに、速度を上げて、同時押し混じり8分を処理するための指が追いつきにくくなっている譜面である。ノンストップ譜面であることもあり、体力もより消耗しやすくなっていることに注意。また、16分には依然として難しいため、注意したいところである。
・3曲目
8分において、少し遠目に配置されており、指がさらに追いつきにくくなっている。このおかげで前2曲よりも処理がよりしにくい。しかしこの譜面は叩きにくい8分が常に滝寄せてせてくる為、どんな8分がきても安定して処理することが求められる。また、この譜面もノンストップ譜面であるため、体力消費に注意したいところである。
・4曲目
16分はリズムが取りづらいところと、トリルの2択である。12分の部分はリズムが取りづらい上に、1回目に関しては、トリル型となっており、タイミングがずれてしまうと、BADを大量に起こすということがよくあるため、この部分には入りの手における一定のリズムを繊細に意識しよう。中盤には8分に4分間隔で混ざった同時押しが配置されている。この部分はどのようにして叩けば良いかで困惑しやすい上に、体力が削れやすいため警戒をしたいところである。
総評
4曲を通してみると、ひたすらに体力が求められる段位である。癖の詰まった配置はあまりないため、この段位では地力が求められるであろう。自分の指が壊滅しないように事前に体力をつけよう。
六段
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | Adam&Eve | NORMAL | Lv.7 | 920 | 3826 |
| 2 | ステラと塔の物語 | EXTRA | Lv.7 | 943 | |
| 3 | Dexil | HARD | Lv.7 | 840 | |
| 4 | Romper La Epopeya | HARD | Lv.8 | 1123 |
各譜面の攻略
・1曲目
ver.5五段4曲目の「volcanic(NORMAL)」よりも難しい。というのは「volcanic(NORMAL)」に現れた「8分に4分間隔で混ざった同時押し」がこの譜面でも何回か現れる。が、決め手となったとは別のところにある。それは中盤にある16分地帯である。この部分は16分が5連となって連続で現れるが、この部分では「逆手から始まる」が連続で何回もある部分が特に難しいため注意。また、サビでは16分を交えた同時押し混じり8分があり、この部分のリズムは取りづらいことにも注意。
・2曲目
この譜面で難易度が非常に高くなる。まず、同時押し混じり16分が現れる。これは、片手で16分を処理しないといけない部分が必然的に発生する。これがまず難しくなっている要素の一つである。次に、ホールドノーツやノーツにスライドが混ざった箇所がある。このスライドにおいて骨のある難易度となっており、これも難しくなっている要素の一つである。スライドに関しては片手で処理をする場面がほとんどであるが、ここでは片手2本指を使って処理をする(これがVer.5三段1曲目の応用例です)と、なぞることをあまり意識せずに処理できるようになるため、この技術は必ず習得しておこう。
・3曲目
高速状態で、同時押し混じり8分を裁かせられる譜面である。もう当たり前のように同時押しが大量に配置されているが、そろそろ、これをあまり体力を消費せずに処理できるように意識し始めよう。また、ホールドノーツに混ざったノーツ8分は片手で処理をしないといけない。つまり、体力を消耗しやすいため注意。スライドに関しては今回は1本指で問題ないであろう。トリルについては高速ということもあり、BADハマりを起こしやすい。ちなみにver.5初段4曲目の解説にも出てきた「BADハマり」とは、叩くタイミングを間違ってBADを起こした後、その後のノーツにも影響してBADが連続で起こることである。その性質から、BADハマりを起こすとゲージが大量に削れかねないため、後の演奏に大きな影響が出る。そのため、入りの手のリズムを強く意識して叩こう。
・4曲目
この譜面では横長ノーツが新たに出てきます。処理方法は赤ノーツの時と同じです。むしろ取りやすくなっています。
さて、高速状態で体力、技術共に求められる譜面である。特に横長ノーツの部分には注意したいところである。また、同時押し混じり16分はこの譜面ではとてつもなく速いため、最大限の警戒をしたいところである。体力もダントツで消費するため、諦めずに粘ろう。尚、特徴的すぎる譜面であるため、詳細な解説を載せる。
4曲目の譜面解説
∎譜面構成
序盤→横長キック→歌あり部分→ビームのように聞こえる地帯→12分→同時押し混じり8分→キック地帯→横長ノーツの同時押しラッシュ(ビームのように聞こえる地帯)
∎解説
・序盤
ここは特に難しくないため、消耗したゲージを回復させよう。
・横長キック
この部分から横長ノーツが現れる。この横長ノーツではキックに合わせて置かれている。この横長キックと丸ノーツとのコラボにおいて、16分になっている部分がリズムとして取りづらくなっている。また、横長ノーツの部分では指が追いつきにくくなることに注意。
・歌あり部分
歌ありの部分では序盤と同じく、回復地帯である。リズムは事前に掴んでおこう。
・ビームのように聞こえる地帯
この部分に備えて音量に注意したいところである。さて、譜面内容だが、横長ノーツが同時押しとして現れる。この部分も回復地帯である。
・12分
キックがなり、音が一瞬無音になった後に、12分が出てくる。この部分は残念ながら、どのようなリズムで叩けば良いかがわかりにくいような音の大きさになっているため、BADを出さないようにせめてつなげられるようにはしておこう。
・同時押し混じり8分
同時押し混じり8分だが、この部分において、いくつか16分が混ざるところがある。なおかでも、16分に同時押しが直接混ざっている部分は特に難しいため、この部分では事前に耐え切れるようなゲージ量を作っておこう。
・キックが再び流れるようになると、横長ノーツはそれに合わせて配置される。逆手側はこの横長ノーツを延々と処理することになるのだが、体力が削れていることもあって、指が追いつきにくくなっているであろう。中でも、8分横長の部分もあるため、ここでの体力消費には注意。一方の順手側というと、こちらはメロディに合わせて配置された丸ノーツを捌いている。こちらに関しては叩くリズムをよく意識しないといけないため注意。
・横長ノーツの同時押しラッシュ(ビームのように聞こえる地帯)
終盤に入ると再びビーム地帯が始まる。この部分では8分横長ノーツの同時押しと、16分が特に鬼門であり、体力、技術共に必要である。終盤ということもあり、体力に関しては特にないと思うがここで頑張って耐えきると段位に合格できるので最後の力を振り絞って頑張ろう。
総評
難易度が急激に上がっている段位であり、ここで多くの人が苦戦をするであろう。基本的にこの段位で求められる技術は多くあり、なかなか身につけるのに時間はかかるであろう。しかし、今回の段位で出てきた「同時押し混じり16分」は、今後の高難易度譜面で当たり前のように出てくるため、ここで習得するきっかけを作っておくと心強いであろう。体力もバッチリ消費するため、事前に体力をつけておきたいところである。
七段
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | Shade of Gradient Tree | EXTRA | Lv.8 | 653 | 3705 |
| 2 | 夏が僕を刺激した。 | EXTRA | Lv.8 | 1017 | |
| 3 | えいえんの ゆめを ください | HARD | Lv.8 | 1005 | |
| 4 | Xephy’r | EXTRA | Lv.9 | 1040 |
各譜面の攻略
・1曲目
総合力を試される譜面。中でも難所であるところは、同時押し混じり16分と8分同時押しである。なお、「8分同時押し」とは「同時押しが8分として出る配置」のことである。8分同時押しは体力が削れやすいがために、両手の叩くタイミングがずれやすい。また、同時押し混じり16分はそこそこのスピードで出てくるため注意したいところである。そのほかにも、ホールドノーツを使った配置も多少難しいため注意したいところである。なお、「ノーツが縦に2つ並んでいる」ところは「微縦連」という。この部分では指に負担がかかるため、腱鞘炎、複雑骨折に注意。
・2曲目
同時押し混じり8分をひたすら捌く譜面である。しかし、この譜面の問題な部分は同時押し混じり8分において指を大きく動かさなければならない配置が多い。このような動きをさせる配置を「遠配置」というが、これが譜面の至るところに出てくる。すると、体力が瞬時に消耗して、本来叩ける配置が指が追いつかず叩けなくなるということがある。そもそもとして、遠配置自体が叩く位置を間違えやすいがために、BADを起こしやすい配置となっているため、このことについてはしっかり意識をしたいところである。また、サビの前にスライドが現れる。これに関しては4本指で抑えた方が楽である。
・3曲目
この譜面では難易度が特別あがったとは完全には言い切れないが、全体を通して16分が非常に処理をしづらい。というのは、同時押し混じり8分の間にあるリズムの取りづらい16分や、高速状態でひたすらに続き、BADハマりが起こりやすいトリルなど、豪華満載である。中でも、極めつきなのが終盤の「トリル+規則16分(つる)」である。トリルは入りの手のリズムをしっかり意識することがBADハマりを起こさない重要なポイントだったとして、規則16分がややこしい。今回の規則16分は、「ノーツが同じレーンに4つそれぞれ並べてあり、左右それぞれに2レーンずつ交互にノーツを処理する配置かつそれぞれの方面において2レーンに出てくるノーツを交互に処理する配置」である。この配置は別名「つる」と言うが、この「つる」は、トリルのように「リズムがずれやすくBADハマりを起こしやすい」のに加えて、「リズムがずれやすいという観点から叩く位置も間違えやすい」と言うとんでもない配置をしている。しかもこの配置の厄介たらしめる部分が、「つる」は「つる」を練習することでしか上手くならないのに、その「つる」を練習する過程で癖がつきやすい。瞬間殺傷力で言えばver.5七段の中でもダントツの配置であるため注意をしたいところである。
・4曲目
3曲目の「えいえんの ゆめを ください」(HARD)を省いて見てみると、この譜面で難易度が1段階上がったと言える。譜面内容としては同時押し混じり16分や非交互の16分、さらには、終盤に8分同時押しが出てくる。ありとあらゆる要素が詰め込まれており、体力もぼちぼち消耗するため、総合力を試されていると言えるであろう。非交互16分に関しては、これまで実践して少し経験を積んできた同時押し混じり16分の「片手で16分を処理する技術」を使えば問題ないであろう。
総評
同時押し混じり16分が多く現れ、本格的に難しくなるが、同時押し混じり16分はこれからの高難易度譜面で当たり前のように現れるため、必ず習得をしておこう。また、そろそろ腱鞘炎や複雑骨折が起きやすくなる段位なので、指のコンディションは念入りにしよう。
八段
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | POTATOMANIA | EXTRA | Lv.9 | 870 | 3589 |
| 2 | ’bout ya dirty cheats | EXTRA | Lv.9 | 862 | |
| 3 | Bright Refrain | EXTRA | Lv.10 | 857 | |
| 4 | Red Hood | EXTRA | Lv.10 | 1000 |
各譜面の攻略
・1曲目
同時押し混じり16分において、同時押しと単体ノーツとの感覚が広い部分があるであろう。その部分が特に難しい。ここでは3本指を使って処理をするか、頑張って2本指で処理をすると言うプレイヤーの2つに分かれます。どちらが良いかは人それぞれなので、自分が処理をしやすい方の運指を選ぼう。また、スライドに関しては、ノーツが混ざっていない部分では4本指、ノーツが混ざっている部分ではスライドの部分は片手2本指でそれぞれ処理できるように使い分けよう。スライドは一応一本指でも捌けなくはないが、かなりきついため、たくさんの指で処理できると心強い。
・2曲目
癖譜面。ver.5四段1曲目の「こねこだっしゅ(HARD)」に似た傾向をもち、24分がひたすらに配置されている。だが、あちらと比べてこちらの譜面は進化をしている。それが、同時押し混じり24分である。と言うのは、24分に同時押しが混ざると、指が追いつきにくい上に、リズムも取りづらいからである。この譜面に関しては、何度も曲を聴いてリズムになれると言うことが対策の先決であろう。
・3曲目
Lv.10下位。この譜面からLv.10であり、高難易度譜面と見做されやすいです。
さて、この譜面では同時押し混じり16分の安定した処理と、非交互の16分の処理が求められる。しかしこの譜面の問題点は、これらの配置をノンストップで裁かないといけないと言うところであろう。そのため、体力が切れやすいだけでなく、集中力も切れやすいため、この体力と集中力を事前につけておこう。幸いにも、速度はあまり速くない為、落ち着いていけば、冷静に処理できるだろう。
・4曲目
Lv.10中下位。同時押しが一切出てきません。嘘だと思うかもしれませんが、本当です。
さて、この譜面では乱打をひたすらに捌く譜面となっている。なお、「乱打」と言っている時は、大抵は「非交互の16分」である(交互を含むニュアンスもあります)。尚、「交互」と言っているときは、大抵は「交互の16分」である。そして、交互は乱打に含まれる。話を戻すが、ありとあらゆる乱打をひたすらに捌かせるため、体力がなくなりやすいです。また、苦手な乱打も少なからず現れやすい傾向にあるため、自分の苦手な乱打はどんな乱打か、また、苦手な乱打をどのようにして叩くかを対策すると良いであろう。ちなみに、難所は終盤前にある遠配置気味の16分5連である。この部分の4つ目と5つ目には遠く配置されており、しかも配置的に片手で処理をしなくてはならない。この部分に関しては中指を使うという勢力も現れるため、各自処理しやすい叩き方を模索しよう。
総評
良くも悪くも、バランスの取れた段位である。この段位から、Lv.10が出てくる。Lv.10はどれも一筋縄ではいかないような譜面ばかりであり、上手くなるのに時間はかかるが、慣れると一番楽しい難易度であるため、じっくり時間をかけて習得しよう。また、Lv.10では難易度の格差が広い。そのため、できない譜面が平然と現れると思いますが、気にする必要はないです。まずは簡単なLv.10を探して練習をしましょう。
九段
八段合格で解禁。
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | bpm160の練習曲 | EXTRA | Lv.10 | 930 | 3970 |
| 2 | いざ、参ります | EXTRA | Lv.10 | 897 | |
| 3 | Force Fusion | EXTRA | Lv.10 | 1113 | |
| 4 | Gradatim | EXTRA | Lv.10 | 1030 |
各譜面の攻略
・1曲目
Lv.10中下位。
基本的には乱打処理能力を求められる。この観点に関して言えばVer.5八段4曲目のRed Hood(EXTRA)と同じであるが、今回は同時押し混じり8分に同時押しがしっかりと配置されている。この譜面において気をつけたいところは2つである。ちなみにトリルはこの段階では完全に精度を意識して叩けるようになろう。
1つ目(スライド)
スライドに関していうと、16分の間に一本指のみでなぞれるスライドがある部分があるが、この部分を2本指で取ろうとすると取り方によっては後の16分でBAD判定になることがあるため、ここに関しては最初から片手2本指で押さえるか、一本指のみで対処しよう。
2つ目(微縦連乱打)
ラストの部分で微縦連乱打がある。この部分は片手で16分を2連打を処理しなくてはならない部分で、指が追いつきにくいこと、また、リズムが取りづらいことに注意。
・2曲目
Lv.10中位。
ノンストップ譜面であり、体力が求められる譜面。BPMがbpm160の練習曲(EXTRA)よりも早い(BPM188)ことでさらに難しくなっている。中でも難所は同時押し混じり16分3連の3回連続と24分4連の4回連続である。同時押し混じり16分3連はそもそもとして配置的に叩きにくい。これが3回連続で出てくる事で難化している。24分4連の4回連続に関しては、リズムが簡単に崩れやすい、指を極力速く動かさなければならないが、追いつきにくいという観点で難しい。これらの部分では特にBADを起こしやすい配置である為、要注意。
・3曲目
Lv.10中上位。
なぜここ(Ver.5九段3曲目)に入れたのかと問いたくなるような難易度である。というのは、譜面全体を通してとにかく叩きづらい同時押し混じり16分や、BPM182と速度がやや早いことでBADハマりを起こしやすくなっているトリルなどがある。さらにはトリルと同時押しを混ぜた配置が一番難しい上にややこしい。どうややこしいのかというと、まず16分に同時押しが混ざることにより、実質片手のみで16分を裁かないといけない箇所が発生する。このことで、叩くタイミングが簡単にずれやすくなっている。また、16分の構造はトリルが基盤となっているため、少しでもタイミングがずれるとBADハマりを起こすということは依然として変わらない。そして、これらが融合すると、叩くタイミングが簡単にずれやすく、BADハマりを誘発させやすい配置が完成される。極めつけに、この配置が何度も出てくる。そのせいで挑戦段階では、BADハマりを出すことも前提として耐えなければならない配置となっている。これが、九段3曲目に勤めているのがおかしい最大の要因である。他にも追い打ちをかけるように、サビの部分での逆手側の8分が規則的で叩きづらくなっている。その状態で順手側は順手側のリズムで裁かないといけないことで難易度に更なる拍車をかけている。これらの理由で前2曲とは比較にならない難易度を誇る。体力に関しても、叩きづらい同時押し混じり16分などで瞬時に消耗しやすくなっており、瞬間的な観点で言えば、この部分が一番消費する為注意。以上の理由から、配置自体の難易度で言えば、Ver.5九段の中では一番難しい為、覚悟して臨もう。
・4曲目
Lv.10中上位。
3曲目に負けじ劣らずの難易度。BPM180という高速状態で乱打を捌かせられる譜面である。また、同時押し混じり16分もしっかり出てくる。乱打がひたすら続く部分では、交互でかつ単純な部分があるが、高速であるが故に叩くリズムが見失いやすく、結果として、叩くタイミングがずれやすくなる。また、序盤の交互では、途中で叩く位置が急に離れておる箇所が多くあり、その度に叩く位置がずれて、BADハマりを起こすということが頻発しやすい。加えて、非交互の乱打も完備されている。この非交互の乱打も高速であることを踏まえると、叩くタイミングが少しでもずれるとBADハマりを起こす為、要注意。単純な体力消費も全体的な観点で言えば、この譜面が一番消費する為、注意。ただし、高速乱打が得意なプレイヤーなら、交互でBADハマりを起こさない限り、1曲を通して、ウイニングランと化すであろう。
総評
実質後半2曲のみで成り立っているような段位であり、前のVer.4九段よりも難しい。この段位で難易度が大きく上がるため、八段に合格したプレイヤーはすぐにこの段位に合格しようと思わずに、まずはたくさんLv.10中位の譜面をたくさん練習しよう。
十段
九段合格で解禁。
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | Open up the future | EXTRA | 10 | 1199 | 4914 |
| 2 | 硬核機動 | EXTRA | 10 | 1132 | |
| 3 | Super Jump | EXTRA | 10 | 1100 | |
| 4 | セクタマイネ -updated- | EXTRA+ | 11 | 1483 |
各譜面の攻略
・1曲目
Lv.10上位。
この譜面では二回発狂が降ってきます。
基本的にはBPM168というやや高速状態で乱打の処理を求められる譜面である。乱打の中に微縦連が混ざっていたり、非交互なところには実質片手で処理をしないといけない為要注意。また、同時押し混じり16分に関しても、やや早い状態で流れてくる為注意。何よりも、この譜面では演奏時間が長く、体力消費をしやすいため、そのことには最大限の警戒を敷いておこう。
・2曲目
Lv.10上位。
Ver.5十段1曲目と違うところは、BPM176と速度が早くなった上に、乱打において非交互の箇所が増えた状態でそれが長く続くところである。そのため、1曲目と比べて、体力をもう一段と消費しやすくなって、かなり捌きにくくなっておりmissを出しやすい譜面になっている。また、同時押し混じり12分の部分に関してはリズムが取りづらい上に同時押しが4分間隔で混ざっている。この影響でなかなかに難しい配置となっている為、要注意。
・3曲目
Lv.10詐称(実質LV.11下位)。この譜面に関しては「Lv.11だ」と思って挑んだ方がいいです。
この譜面で新たに「横長ロール」が出てきます。「横長ロール」は「横長ノーツを縦連にして並べた配置」です。現れた時には、トリルの要領で入りの手のリズムを特に意識して取ってください。トリルよりもシビアな精度が求められます。
究極の総合譜面。具体的な譜面内容は、24分-②、同時押し混じり12分-①、横長ロール-②、つる-②、同時押し混じり微縦連-①、16分-②と非常に多い。今紹介した要素は、「BADを出しやすい配置」-①、或いは「BADハマりを起こしやすい配置」-②のどちらかがほとんどである。各要素がどちらの配置かをそれぞれ把握して押さえておこう。その中でも難所と言える要素は、24分、同時押し混じり12分である。
・24分
24分については、BPM190とそこそこ早い状態で流れてくるため、指が追いつきにくい。幸いにも交互であるが、叩くタイミングが少しでもずれるとBADハマりを起こすため、叩き始める方の手のリズムを一定に保つことを意識しよう。
・同時押し混じり12分
同時押し混じり12分については、同時押しが6分間隔で混ざっており、これを見た通りに捌くと考えると、物理的に追いつきにくく、LV.10適正者がそう簡単に捌けるような配置ではない。そこで、この部分は12分の部分を同時押しと見なして、6分同時押しとして処理するという方法が考えられる。このように2つのノーツを同時押しと見て処理することを、「餡蜜」という。餡蜜を行うことで、どのようにして捌けばいいかがわかりやすくなり、体力消費も少なくなるため、結果としてBADも減りやすい。しかし、今回においては餡蜜ができたとしても、体力は依然として消耗することに変わりはないため、これについては注意をしよう。また、餡蜜はGREAT判定を出すようにしているため、スコアが下がることも押さえておこう。ただし、段位において合格をするだけならば、餡蜜をするデメリットはありません。なので、今回の同時押し混じり12分では積極的に餡蜜を使いましょう。
と、2つの難所を紹介したが、他にも、つるや16分はノーツを叩く位置が間違えやすかったりする。すると、そこから後のノーツの叩く位置も間違えてBADハマりを起こすため、叩き始める部分の位置を間違えないことを意識しよう。また、同時押し混じり微縦連は、同時押し混じり12分と同じく物理的に追いつきにくいが、微縦連部分はノーツの間隔が狭いため、餡蜜は使えないです。なので、この部分は根性で乗り切ろう(根性で叩けるようになることも上達のきっかけの一つである)。冒頭に前述した通り、あらゆる配置の処理が求められる。それでいて休憩部分が少なく、体力もバッチリと消耗することから、完全に隙のない譜面である。そのため、苦手部分が少なからず現れると思うが、自分の苦手要素は極力無くしておく、或いはゲージを耐えられるだけの耐性をつけておくと心強いであろう。なお、スライドの部分については片手2本指を積極的に使って処理をしていきたいところである。
・4曲目
Lv.11中下位。この譜面からLv.11です。Lv.11は一筋縄のいかないような譜面ばかりです。覚悟して臨みましょう。
BPM150で遠配置気味な同時押し混じり16分をひたすらに捌かせる譜面である。が、これが長く続いていることで、体力が消耗しやすくなっている。また、演奏時間が長いこと、ノーツ数が多いことから、この譜面は相当な体力が求められる。まずは同時押し混じり16分を捌けるようにして、体力が求められる譜面で体力をつけて挑もう。さらに、BPMがやや遅いことから、32分の部分も容赦なく出てくる。大抵はトリルとなっているため、入りの手のリズムを意識しよう。
総評
段位全体を見た感じでは、体力、高速処理能力、乱打、同時押し混じり16分と高度な配置を処理することが要求されるため、なかなかに難しいであろう。しかし、これらの配置はLv.11以降では必須となってくる。時間はかかるであろうが、じっくり研究をして習得しよう。
皆伝
十段合格で解禁。
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | inor | EXTRA | 11 | 1386 | 5548 |
| 2 | LiLT | EXTRA+ | 11 | 1339 | |
| 3 | Reversed Revenging | EXTRA+ | 11 | 1446 | |
| 4 | Pleasant PLANET! | EXTRA+ | 11 | 1377 |
各譜面の攻略
・1曲目
Lv.11中上位。
Ver.5十段4曲目のセクタマイネ -updated-(EXTRA+)と似た傾向で、乱打による遠配置や同時押し混じり16分などをほぼノンストップで処理する譜面であるが、あちらよりもBPMが40と大きく上がっている影響で、指が追いつきにくくなっている。ちなみに「乱打による遠配置」を具体的に言えば「6レーン乱打」である。話を戻すが、加えてこの譜面では、サビより少し前に16分を使ったリズムが掴みづらい部分がある。そして、冒頭に述した通り、ノンストップ譜面であるため、体力がかなり削られやすい。この体力が削れやすいというところがこの譜面の最大の特徴であり、1曲目で体力を削れた分は後の演奏に大きな影響を及ぼす。これらの影響でVer.4十段4曲目と比べて難易度が大きく上がっている。
・2曲目
Lv.11中上位。
この譜面では局所的な難所である24分や32分でBADの数をいかにして減らせるかが重要になってくる。また、これらの部分では体力が急激に削れやすいことに注意。全体を通してみるとリズム難の譜面であるため、事前に曲を聴いてリズムを掴んでおくことが1番の対策になる。また、Ver.5皆伝1曲目では体力を大きく消耗したプレイヤーが多いであろう。それに対して、この譜面では簡単な部分も多く、体力を回復できる地帯が多い。この体力を回復できると自ら判断した部分(簡単な部分)については次の2つを意識しよう。
・叩く力をなるべく抜く
・ノーツを叩いた後にすぐに出てくる次のノーツの移動を小さくする
(言い換えると、ノーツを叩いた直後に指をなるべく上に上げず、すぐに横に移動する)
この簡単な部分において体力の消費を抑えて叩く技術を「脱力」と言う。脱力を行うことによって体力の消費を抑えられ、後の3曲目、4曲目で苦戦しにくくなることが利点である。今回、脱力しやすい部分は、同時押し混じり16分、8分同時押し、16分同時押し2連である。また、人によっては12分同時押しも脱力できるであろう。しかし、12分同時押しは、「脱力ができるプレイヤー」…①と、「叩くので精一杯なプレイヤー」…②の2つに分かれるであろう。①の場合なら体力を回復できるので、脱力を積極的に行おう。②の場合なら頑張って処理するか、ゲージに少し余裕があるならば、少し叩くノーツをあえて抜くことのどちらかを検討しよう。
・3曲目
Lv.11上位。
BPM200の高速譜面であり、そこから繰り出される大量の乱打は指が非常に追いつきにくい上に叩きにくい。また、この譜面ではホールドノーツを用いた配置がよく出てくるが、ホールドノーツの長さが非常に短いものだったり、スライドと同時に出てきたりと求められるウェイトが高い。しかし、この譜面で最も恐ろしいところはノーツに混ざったスライドであろう。と言うのは、このスライドが1本指で捌くのが非常に厳しいようなアクロバティックな配置ばかりしている。そのため、ホールドノーツやノーツに混ざったスライドに関しては、片手2本指を駆使して処理しよう。これができるかどうかで難易度が大きく変わってきます。
ちなみに、サビ直前にある「ホールドノーツ&スライド」はそれぞれどちらかの手が対応すると思うが、途中すぐに、ホールドノーツで処理していた手がスライドを、スライドを処理していたもう一方の手がホールドノーツをそれぞれ処理することになり、左右の処理する役割が一瞬で切り替わっている。これが3回連続である。この「左右の処理する役割が瞬時に入れ替わり、それが何度も続くような配置」を処理する技術を「スイッチ」と言う。スイッチを使う配置はLv.11以降にならないとなかなかお目にかからないが、とっさの対応力が求められる高度な技術である。
最後、曲が終わったと見せかけて、ガラスの音に同時押しが配置されていることに要注意。
・4曲目
Lv.11詐称(実質Lv.12下位)。特にこの譜面の中盤(付点8分同時押し混じり16分)に関しては完全にLv.12クラスの配置であるため、気持ちを切り替えて臨みましょう。
BPM192の高速譜面であり、同時押し混じり16分を基盤として成り立っている譜面である。中でも中盤の同時押し混じり16分の間にある24分やスライドがかなり敷き詰められており、どのようにして処理をすればいいかで厄介である。今紹介した部分だけでも十分に難しく、そこそこのゲージが削れるが、この直後にLv.11とは思えないようなとんでもない配置がある。それが同時押し混じり16分を基盤として混ざった24分やスライドの直後にある付点8分同時押し混じり16分を含んだ配置である。これも同時押し混じり16分の一種であるが、その中に、16分に「付点8分間隔で入れた同時押し」がある。この付点8分同時押し混じり16分の部分が処理をするのに難しく、Lv.12適正者でも簡単に捌けないプレイヤーがいるほどの難易度である。もっと具体的に言えば、Ver.4極伝4曲目のStrelitzia(EXTRA+)の難所の一つである付点8分同時押し混じり16分と遜色ない難易度である。この配置によって、これまでの3曲とは比較にならない難しさを誇る譜面となっている。そして、たとえゲージが満タンであったとしても、今紹介した中盤の部分だけで落ちる可能性がある。言い換えればこの中盤の部分だけでこの段位の合否が決まる。一方で、中盤以外の部分では簡単な部分が多いと言うこともあるため、中盤の部分で耐え切れるかが焦点になってくるであろう。なお、中盤の部分を超えた後も同時押し混じり16分が出てくる。挑戦段階において、中盤を乗り越えた後は体力が少ない状況であることが想定されるため、最後の力を振り絞って臨もう。
総評
今回の皆伝では、体力的な要素が求められるのはもちろんのこと、特に技術的な要素が求められる段位である。これまでの皆伝と比較すると、瞬間殺傷力で言えばこの段位がダントツである。また、要求されるウエイトもVer.5十段とは天と地の差のレベルであるため、覚悟をして臨もう。
極伝
皆伝合格で解禁。
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | ヘキサリンクス | EXTRA+ | Lv.11 | 1272 | 5871 |
| 2 | Rage Against The Music | EXTRA+ | Lv.12 | 1625 | |
| 3 | DestructioNight | EXTRA+ | Lv.12 | 1517 | |
| 4 | Mistilteinn | EXTRA+ | Lv.12 | 1457 |
解禁について
| 楽曲 | 解禁条件 |
| ヘキサリンクス(EXTRA+) | コインのみで解禁可能。 |
| Rage Against The Music(EXTRA+) | ・Ver.5極伝2曲目に到達 ・同楽曲のEXTRA譜面のHARD CLEAR |
| DestructioNight(EXTRA+) | ・Ver.5極伝3曲目に到達 ・同楽曲のEXTRA譜面のHARD CLEAR |
| Mistilteinn(EXTRA+) | ・Ver.5極伝4曲目に到達 ・同楽曲のEXTRA譜面のHARD CLEAR |
なお、下3曲の解禁条件は9周年アプデによって完全撤廃され、コインのみで解禁が可能になった。
各譜面の攻略
・1曲目
Lv.11詐称(実質Lv.12下位)。
全体難の譜面。同時押し混じり16分や24分をBADを極力抑えて捌けるかどうかが求められる譜面である。また、ノンストップ譜面であるため、膨大なる体力が求められる。
・2曲目
Lv.12下位。
やや高速状態ながらも、同時押し混じり8分が遠配置として出てくるノンストップ譜面である。そのため、終始体力が削れやすい。また、同時押しの間に混ぜられた16分や、非交互の16分なども含めて、認識難となっているため、叩くタイミングを把握しにくい。終盤の同時押し混じり16分を含めた配置がVer.5極伝の中ではかなり難しい配置であるため、焦ってBADハマりを起こさないように。
2曲目の詳細な解説
譜面構成
序盤→折り返し階段混じり地帯→同時押し混じり8分→同時押し混じり16分→ジョブ地帯→同時押し混じり8分主体→メロディ取り地帯→同時押し混じり16分(メロディ取り地帯)→サビ前半→同時押し&スライド(サビ中盤)→同時押し混じり16分(サビ終盤)→乱打
解説
・序盤
簡単である。ゲージを稼ごう。
・折り返し階段混じり地帯
しかし、折り返し階段がある部分でリズムを崩しやすく、場合によっては後にもリズムが崩れたままになりやすい。
・同時押し混じり8分
この譜面の同時押し混じり8分は少し異質であり、何故にか地味に叩きにくい。ここでは、EXTRA譜面も同じ傾向であるため、一度そちらで練習してみるといいであろう。
・同時押し混じり16分
一応同時押し混じり8分に同時押し混じり16分が混ざることがあるが、このレベルの同時押し混じり16分はこの譜面においては序の口であるので、確実に拾おう。
・ジョブ地帯
ジョブと連呼している間に8分の同単押しが現れる。ここも片手側に8分が寄っているが、簡単な部類であるため、ここは楽しく叩こう。
・同時押し混じり8分主体
8分同時押し3連が何回かあるが、この部分において、地味に叩きにくい部分があるため、少しだけ注意を。この部分は前例ががあまりなく、苦手な人もいます。
・メロディ取り地帯
この部分はメロディを事前に聞き取って叩くタイミングを把握しておこう。
・同時押し混じり16分(メロディ取り地帯)
EXTRA譜面ではこの部分も単体ノーツのみで構成されていたが、この譜面では、同時押しを混ざることによって大幅な難易度向上をしている。特に同時押し混じり16分の部分では指が追いつきにくいような構造をしているため、普段に現れる同時押し混じり16分の技術だけでなく遠配置の技術も必要になる。また、サビ直前の部分もメロディ取り地帯となっており、同時押しが相変わらず混ざる。この部分では特にメロディのリズムを頭に刻み込もう。同時押し混じり16分(メロディ取り地帯)あたりから体力との勝負にもなるため気を引き締めよう。
・サビ前半
同時押し混じり16分やその間にスライドが現れるものの、まだ簡単といったところである。しかし、進むにつれ、同時押し混じり16分の量が増えて、密度がだんだんと濃くなるため体力消費に注意。
・同時押し&スライド(サビ中盤)
この部分ではスライドに同時押しがサンドイッチのように挟まれている箇所がある。この部分においてスライドは片手2本指ずつ、つまり、計4本指で処理を行うと楽になりやすい。また、これらが現れている間にも同時押し混じり16分があるため、体力には引き続き気をつけたいところである。
・同時押し混じり16分(サビ終盤)
最難関箇所地帯。同時押しがたくさん現れるのにその間に16分が妙な配置をされていることによって、譜面が一気に見づらくなっている。しかも、叩くタイミングが掴みづらい。
・乱打
最後の乱打は同時押し混じり16分(サビ終盤)の直後にあり、叩くリズムがずれてBADハマりをおこしかねない。
とにかく、同時押し混じり8分や同時押し混じり16分において少し特殊な形をしているため、なかなか寝れない人も多いであろう。そこでこの楽曲のEXTRA譜面を事前対策すると、同時押し混じり8分の叩く感覚が掴みやすくなる。
・3曲目
Lv.12中位。
常に同時押しの割合が多い同時押し混じり16分が出てくる譜面となっており、こちらもノンストップ譜面となっている。32分なども出てくるが、配置自体は比較的単純なものが多いため、この譜面において最も重要になってくるのは、同時押し混じり16分で体力の消費を極力抑えて、次の4曲目で温存できるかどうかということである。
3曲目の詳細な解説
・譜面構成
序盤→同時押し混じり16分→16分同時押し3連混じり→24分混じり配置→4分同時押し混じり16分→微縦連混じり同時押し→同時押し混じり16分→終盤
・解説
・序盤
序盤35秒ほどはホールド混じりにあるノーツと共に処理をしながら曲の雰囲気をじっくり味わえるほど簡単である上に、体力を回復できる部分である。
・同時押し混じり16分
ここから曲の終盤まで休憩が一切ないので腹を括るようにしよう。中でも付点8分同時押し混じり16分は指が追いつきにくい上に、特に体力が削れやすいため注意。
・16分同時押し3連混じり
この部分では16分の直後に16分同時押し3連混じりが出てくることで一気に体力を消耗させにくる。また、その直後にある32分や同時押し混じり16分でバランスを崩しやすいため注意。
・24分混じり配置
この部分は厳密には同時押し16分を中心に配置されている。が、24分の部分が叩きにくい上に、体力が瞬時に消耗しやすい。
・4分同時押し混じり16分
この部分は文字通り4分間隔で入った同時押しが混ぜられた16分である。この部分でいかようにして体力の消耗を抑えられるかが求められる。
・微縦連混じり同時押し
この部分は比較的簡単である。しかし、比較的簡単だからといって舐めてはいけない。というのは、32分が混ざっていたり、そもそもとして、微縦連自体が指に負担がかかりかねない配置であるからである。また、体力は確実に消耗するため、はっちゃけてはいけない。
・同時押し混じり16分
ここから怒涛の展開である。譜面内容としては4分同時押し混じり16分や付点8分同時押し混じり16分が絶え間なく現れる。この部分でいかにして体力の消耗を抑えて4曲目に繋げるかが重要になってくる。
・終盤
長い同時押し混じり16分を乗り越えた後は特に難所もなくフィニッシュ。
・4曲目
Lv.12中上位。
究極万能譜面。この譜面ではBPM200の中で同時押し混じり乱打や6レーン乱打、さらには同時押し混じり16分の前に24分があったりする。乱打自体にもほとんどが非交互であり、頭を悩ませやすい。サビには付点8分同時押し混じり16分があったりする。終盤にはPhoton(EXTRA+)をさらにパワーアップをしたスライド混じり微縦連がある。そして、これらの配置をノンストップで捌かなければならないため、多くの体力を必要とする。また、Ver.5極伝において多くの難所はここに詰められているため、ぶっちぎりで難しい。
4曲目の詳細な解説
譜面構成
序盤→同単押し→乱打→軸交互→スライド混じり軸16分→(16分&スライド)混じり同時押し→Aメロ→同時押し混じり乱打→同時押し混じりトリル→6レーン乱打→同時押し混じり乱打→(スライド&16分)混じり同時押し→4分同時押し混じり12分を基盤とした配置→スライド混じり12分微縦連→12分同時押し
・序盤
最初の最初は簡単であるが、すぐに(16分&スライド)混じりノーツがやってくる。この部分に関してはスライドは片手2本指を使った方が楽であろう。
・同単押し
ここは簡単である。ゲージを稼ごう。
・乱打
同単押しの直後にある乱打は非交互であるため、指がもつれないようにしよう。
・軸交互
非交互の乱打の後には順手側のレーンにおいて8分で固定されている軸交互が現れる。ちなみに「軸」とは、ある特定の1レーンにおいて大量にノーツが出て、なおかつ片手のみで叩くための1レーンのことを指す。そして、1レーンのみで処理する片手(つまり、軸があるもの)に対して、残りの数レーンはもう片方の手のみで処理しなければならないような配置を「軸配置」という。今回の軸配置では逆手を起点として交互構造になっているが、その逆手側が軸でない方であるため、叩く位置を間違えやすいことに注意。階段練習曲(EXTRA)で軸交互の感覚を掴めるように練習しよう。
・スライド混じり軸16分
軸交互の直後には逆手側のレーンにおいて8分で固定されている。順手側にはスライドが混ざったノーツがある。この部分はΩblivion(EXTRA+)を彷彿とさせる配置であり、叩くタイミングをそれぞれ把握しておかないと苦戦しかねない。それでも、Ωblivion(EXTRA+)にある軸配置よりはまだまだ簡単な配置である。順手側の指はスライドのために2本指で対処し、ノーツには中指で対処しよう。
・(16分&スライド)混じり同時押し
この部分は同時押し混じり16分の部分が追いつきにくい上に、直後にあるスライドが譜面をより見づらくしている。付属効果でスライドの後のノーツは巻き込み判定を食らいやすくなっている。そのため、この部分は比較的難しい。
・Aメロ
この部分は同時押し混じり16分があり、叩きにくいものの、譜面全体を見ればまだマシといった感じである。そのため、ここでは体力の消費をなるべく抑えられるように努めよう。
・同時押し混じり乱打
比較的簡単な部分が終わると、今度は比較的長い乱打に同時押しが適度に混ぜられた配置がある。この部分においては指が追いつきにくい。さらに、ホールドノーツの直後にある16分もまた指が追いつきにくかったり、微縦連で構成された乱打も指が追いつきにくい。その後も、同時押し混じり乱打が長く続く部分があり、ここでの集中力、体力消費には注意。比較的難しい部分である。
・同時押し混じりトリル
この部分はトリルを少し改造して同時押しを混ぜている。これはForce Fusion(EXTRA)を彷彿とさせる配置であるが、あちらよりも速度が早い状態で流れてくるため、指が追いつかずにBADハマりを起こす可能性がより高くなっている。また、同時押し混じりトリルの直前に24分を入れていることによって、より叩くタイミングがずれやすくなっているため、要注意。この部分に関しては、トリルを基盤として作られた配置であるため、まずは同時押しのないトリルを精度良く叩けるようにしよう。6レーン乱打に入る前の同時押し混じり16分についても叩きにくい箇所があるため注意。
・6レーン乱打
ここからサビに入る。6レーン乱打は基本的にノーツとの距離が広く空いていて、7レーン時の乱打の時よりも指が追いつきにくくなっている。この部分はinor(EXTRA)を彷彿とさせる配置であるが、あちらよりも長い上に、BPMも10上がっているため、指が疲労しやすい。
・同時押し混じり乱打
6レーン乱打を突破すると、休憩なしで、同時押し混じり乱打に入る。体力がかなり削れた状態でこの同時押しを含めた長い乱打を捌くのはかなり厳しい上に、更なる体力消耗に拍車をかけてくる。比較的難しい。
・(スライド&16分)混じり同時押し
最難関地帯。スライドが混ざっている部分もあるが、それよりも問題なのは同時押し混じり16分である。というのは、4分同時押し混じり16分や付点8分同時押し混じり16分の割合が多い。中でも付点8分同時押し混じり16分が連続で出てくる部分が最大の難所である。この部分はPleasant PLANET!(EXTRA+)を彷彿とさせる配置であるが、あちらよりも速い。早いということはそれだけ指が追いつきにくくなっているため、全力でもぎ取ろう。
・4分同時押し混じり12分を基盤とした配置
最難関箇所を乗り越えた後も、休憩なしで同時押し混じり12分を捌かせにくる。基本的には4分同時押し混じり12分が流れてくるが、スライド混じり12分微縦連や12分同時押し、さらには12分同単押しなど、明らかに体力が削れた状態で撃沈させにくる配置が多い。
・スライド混じり12分微縦連
そしてラスト直前にはスライド混じり12分微縦連が襲いかかってくる。この部分は左右の役割が変わるため、スイッチを使用することになるであろう。このスイッチはVer.5皆伝3曲目のReversed Revenging(EXTRA+)で一度経験したと思うが、今回はスライドと12分ノーツになっているため、難易度ははるかに跳ね上がっている。ここで落ちることもあり得るため、何がなんでも落ちないというように気張ることがここでは最も重要である。最難関地帯に匹敵する難しさである。
・12分同時押し
ウイニングラン!極伝合格、おめでとう!
譜面全体を見ると、Super Jump(EXTRA)を魔強化した譜面だと言い切れる。あらゆる配置の処理を求められる上に、ノンストップで裁かなければならないこの譜面ははっきりいって難しい。しかし、これまでVer.5段位で出てきた配置が詰め込まれてできている譜面であるため、一度過去の譜面に見習って復習をするといいであろう。過去でどのようにして上手く叩けてきたのか、これを見つめ直して臨もう。
総評
全てがノンストップ譜面で構成されたゴリゴリの体力段位である。この段位で重要になるのは1曲目から3曲目までの間に消耗する体力を極力抑えて、4曲目で対等する譜面で体力を抑えるかつ、難所をなんとしてでも切り抜けられるような実力が求められる。
真・極伝
極伝合格で解禁。
| 曲目 | 楽曲名 | 難易度 | LEVEL | ノーツ数 | 総ノーツ数 |
| 1 | クォークの海を泳いで | EXTRA+ | Lv.12 | 1275 | 6329 |
| 2 | the escapers fly into the sky | EXTRA+ | Lv.12 | 1550 | |
| 3 | ヘキサリンクス エクストリーム | EXTRA+ | Lv.12 | 1657 | |
| 4 | HYPER-ULTRA-PLAY!!! | EXTRA+ | Lv.12 | 1847 |
ゲージについて
・ゲージ総減少量=BAD23個分(満タンの状態から全てBADでクリア不可となる基準)
・プレイ開始時にBAD22個を出した後に約620個のノーツを連続でPERFECT判定で取るとゲージが満タンになる。
Ver.5真・極伝では・ゲージ総減少量=BAD23個分(満タンの状態から全てBADでクリア不可となる基準)となっている上に、ゲージ満タンに必要なウェイトは変わっていない(つまり、BAD1つに対してのPERFECT必要量は多くなっている)。これが難易度上昇の原因の一つである。
解禁について
| 楽曲 | 解禁条件 |
| クォークの海を泳いで(EXTRA+) | ・「クォークの海を泳いで(EXTRA)」をHARD CLEAR ・Lv.11以上の譜面を100以上クリア |
| the escapers fly into the sky(EXTRA+) | ・「The escapers fly into the sky(EXTRA)」をHARD CLEARする ・Lv.11の譜面を80以上クリア |
| ヘキサリンクス エクストリーム(EXTRA+) | ①「ヘキサリンクス」をいずれかの難易度でクリアして、「ヘキサリンクス」の「ヘ」を6回連打する。 ②次の2つの条件をそれぞれ満たすと解禁される。(①を先に行う必要がある) ・「ヘキサリンクス エクストリーム(EXTRA)」をHARD CLEARする ・Lv.11以上の譜面を66以上クリアする |
| HYPER-ULTRA-PLAY!!!(EXTRA+) | ・段位認定ver.5 真・極伝 4曲目に到達 ・「HYPER-ULTRA-PLAY!!!(EXTRA)」をHARD CLEAR ・Lv.11以上の譜面を120以上クリア |
なお、これらの解禁条件は9周年アプデによって完全撤廃された。
各譜面の攻略
・1曲目
Lv.12中位。
BPM304として解説を行う。
リズムの感覚を掴みづらい超絶技量譜面。この譜面は同時押し混じり8分や16分が難しい上に、そのどれもがリズムの取りづらい配置をしている。しかし、リズムの取りづらい譜面に対して最も有効な手段は、地力を単に伸ばすことではなく、曲自体のリズムを把握しておくことである。そのため、事前に楽曲のリズムを掴んでおくことが第一先決である。また、この楽曲のEXTRA譜面では叩くノーツのリズムがEXTRA+譜面と似ているため、EXTRA譜面でリズムを掴んでおくと、案外慣れやすい。但し、慣れていないうちはLv.12中位とは感じにくいことに注意。
1曲目の譜面解説
◇譜面構成◇
開幕→ポリリズム→ポリリズム(同時押し入り)→間奏→同単押しを主体とした配置→(スライド→16分)の繰り返し→サビ(前半)→サビ(後半)→終盤
◇解説◇
・開幕
開幕は同時押し混じり8分から始まる。が、その少し後にある、スライド混じりノーツにおいてスライドが叩きにくい上に、そのスライドのせいでノーツの叩くタイミングを見失いやすく、結果としてノーツの叩くリズムを掴みづらいことに注意。その後にあるスライド混じりのノーツの箇所や16分、さらには同時押しの多い同時押し混じり8分など、それぞれリズムの取りづらい箇所が多いため注意。
・ポリリズム
この部分に入るとChainBeeTにおいては特殊な技術が求められる。それが「ポリリズム」である。ここでのポリリズムとは「レーン上に複数の楽器がそれぞれ違うリズムで流れてくること」である。このゲームでのポリリズム自体は同時押し混じり8分や同時押し混じり16分、さらには同時押し混じり12分など、リズムが取りやすいもので今までまとめられてきたため、ポリリズムという名称が使われていなかったが、この譜面ではリズムが相当に取りづらい。実際に譜面の構造を見ると、まずは順手側にメロディの4分が、逆手側には電子ドラム音を取った6分4連で同時に流れてくる。次に順手側に電子ドラム音を取った6分4連が、逆手側にはメロディの4分で同時に流れてくる。この部分においては相当にリズムが取りづらい。この部分に慣れる方法はかなり曖昧な説明になるが、とにかく曲を聴いて雰囲気にでも「このリズムだ」と体に染み込んで叩けるようになるのが手っ取り早い。
・ポリリズム(同時押し入り)
訳のわからない地帯。この部分は5分を含んだメロディと、4分の電子ドラム音がそれぞれポリリズムとしてノーツが配置されている。すると、同時押しが大量に混ざるでかつ、リズムが非常に取りづらい配置が完成する。この配置は認識難にもなる上に、リズムをある程度掴んでいないとまともに叩けすらしない。
・間奏
休憩。体力を回復させよう。
・同単押しを主体とした配置
この部分の多くは同時押し→単体ノーツを繰り返した配置である同単押しが多いが、BPM304がお送りする、つる配置があったりする。このつる配置は異様に速く、指が非常に追いつきにくい。
・(スライド→16分)の繰り返し
この部分は密度が異常に濃ゆく、2本指で処理しようとするときついであろう。そこで、この部分は4本指を駆使して処理を行うと楽であろう。
・サビ(前半)
サビの前半ではメロディに合わせて同時押しが大量に混ざったノーツが配置されている。幸にもリズムが同じ部分がEXTRA譜面と比較して多いため、一度そちらの譜面で叩くタイミングを頭に入れておくことと、同時押しで指を早く追いつかせることを意識するだけで案外楽になりやすい。ただし、16分などはEXTRA譜面でなかったためその部分にはこの譜面で対策をしよう。
・サビ(後半)
訳のわからない地帯その2。こちらもサビ前半と同様にメロディに合わせて同時押しが大量に混ざったノーツが配置されている。しかし、ノーツの量が多くなる上に、左右のどちらかに偏っているがため、体力が簡単になくなりやすく指が追いつきにくい。リズム自体に関してはEXTRA譜面と比較して同じ部分が多いため、一度そちらの譜面で叩くタイミングを頭に入れておくことと楽にはなりやすいが、それでもこの譜面の中で叩くポテンシャルが一番求められるため注意すること。
・終盤
この部分単体で見れば簡単であるが、サビの終了直後に叩くタイミングを整える暇がなく、タイミングを崩したままで行くとBADハマりを起こしかねないため注意。最後ホールドノーツで心を落ち着かせてフィニッシュ。
・2曲目
Lv.12上位。
24分も捌かないといけない超絶総合譜面。問題なのは24分が連続的に現れることにより、指が物理的に追いつきにくいことである。また、途中にある、横長ノーツ入りの部分はどのようにして捌けばいいかで困惑しやすい。この譜面で最も重要になってくるのは、連続して現れる24分でのBADハマりを極力抑えられるかどうかにある。
2曲目の譜面解説
the escapers fly into the sky(EXTRA+)の解説を再編して載せています。
◉譜面構成
序盤→同時押し混じり乱打主体→乱打主体→スライド混じり16分→(同時押し混じり横長12分7連)×4→同時押し混じり12分主体→片手拘束&同時押し混じり乱打→(スライド混じり微縦連&24分)×4→終盤
◉解説
・序盤
序盤の8小節はそんなに難しくないであろう。ゲージを少しでも回復させよう。
・同時押し混じり乱打主体
しかし、その後には同時押し混じり乱打主体を主体とした配置がたくさん配置されている。乱打には16分と24分とのコラボがなされており、BADハマりを起こしやすい配置が完成されている。縦連混じり同時押しやノーツ混じりスライドなどもまかり詰まった配置の中に組み込まれているためこれらの要素にも注意。
・乱打主体
乱打主体の部分はノーツを正確に叩くことが求められる。特に24分の部分はBADハマりを起こす可能性があるため、なおさら正確に叩かなければならない。
・スライド混じり16分
スライド混じり16分は片手で16分を処理をしないといけないため相当な地力を要する部分である。
・(同時押し混じり横長12分7連)×4
(同時押し混じり横長12分7連)×4の部分だが、地味に屈指の難易度を誇っている。と言うのも相当な手練れでない限り、どんな運指を組んでもBADを容易に出しかねない配置であるからだ。仮に横長12分の部分を逆手で処理をしようとすると、順手よりも指が追いつきにくいため、思っていたより苦戦しやすい。さらに逆手の12分処理に意識が裂きやすく、かえって順手の方のリズムが疎かになってしまう。さらに最後の7連目は丸ノーツが逆手側に配置されているため逆手を移動させなければならない。しかしただでさえ逆手にはきつい12分に加えて移動するとなるとそれは鬼畜の所業である。この部分に関しては一度薬指を使うことを考えてみる方がいいであろう。
・同時押し混じり12分主体
同時押し混じり12分主体だがここは特に問題ないであろう。体力を回復させることに尽力しよう。
・片手拘束&同時押し混じり乱打
片手拘束&同時押し混じり乱打において、片手拘束の部分はスライドの部分を多指で処理することを心がければ問題ないであろう。ただ、24分や同時押し混じり16分がBADを出すのに非常に厄介な相手となる。さらにその後、微縦連混じりの同時押しが大量に現れる。微縦連以外の16分なども相まってなかなかの難易度を誇る。
・(スライド混じり微縦連&24分)×4
(スライド混じり微縦連→24分)×4に関してだが、スライド混じり微縦連の微縦連の部分は片手で処理することになるであろう。ここは踏ん張ろう。24分の部分に関しては微縦連を処理した側がすぐに24分を処理しないといけないとなると相当な難しさを誇る。BADハマりも起こしやすいため注意したいところである。この譜面の中では最もBADハマりを起こしやすいため落ち着いていこう。
・終盤
終盤はEXTRAよりもノーツが少なくなっているため回復の見込みはほぼ皆無であるため、ゲージが削れた方は気を取り直して次へ進みましょう。
・3曲目
Lv.12最上位。
ノンストップで大量のノーツを捌かないといけない超絶体力譜面。主な難所は同時押し混じり16分やスライド混じりノーツなどであるが、一番重要になってくるのは体力の消耗をなるべく抑えて、次の4曲目に繋げられるかどうかにある。
3曲目の譜面解説
この文章はヘキサリンクス エクストリーム(EXTRA+)で書いた文章を再編して組み込んでいます。
譜面構成
序盤→サビ1→同時押し多発地帯→乱打→同時押し混じり16分→サビ2(前半)→サビ2(後半)→同時押し多発地帯
解説
・序盤
序盤から同時押し混じり16分が現れるがこの部分はまだ序の口である。
・サビ1
序盤の後はいきなりサビ1に入る。微縦連混じり同時押しや24分などがあるがこの部分も譜面全体で見た時、簡単な部類になる。しかし、同時押し多発地帯に入る前には、ノーツ混じりスライドが現れる。この部分においてスライドの部分は片手2本指で処理をするのが安定しやすいが、スライドを叩く手が変わる(スイッチ)ところが難しい。この部分はスライドを叩く位置を事前に把握しておき、後は実践で慣れるしかないであろう。スライドに意識をしすぎてノーツを叩くタイミングを疎かにしないように。この部分ではゲージを回復させられるようにしよう。
・同時押し多発地帯
同時押し多発地帯に入ると16分が混ざっていたり、8分同時押しが連続で現れるなど、タイミングがずれやすい配置が一気に襲いかかってくる。そのため体力も削れやすい。またその後にある(24分+スライド)については24分の部分は4本指で処理をする方が安定しやすいだろう。スライドの部分についても3本指で処理をした方が比較的安定しやすい。同時押しの叩くタイミングが簡単にずれやすく、BADハマりを起こしやすい配置であるため注意。
・乱打
乱打地帯に入るが、この地帯が非常に難しい。まず、BPM210の非交互を捌かなければならない。しかも、その乱打が長く続くため高度な乱打処理能力を求められる。この部分でいかにゲージを耐えられるかが注目どころとなるであろう。できれば指を動かす領域を狭めておきたいところである。
・同時押し混じり16分
乱打の後にある同時押し混じり16分についてだが、16分が比較的長く続いている部分については同時押しが混ざっているのも相まって難易度が高い。さらに8分同時押しが異様に多い。これまでに蓄積した体力の消耗に加えてさらに体力を消耗する。さらに進むとスライド混じり微縦連が現れる。スライドの部分は見やすいかつ簡単な配置であるためそれほど大きな障壁にはならないが、問題は微縦連の方である。こちらはBPM210の16分を片手で処理をしなければならないため指が非常に追いつきにくい。ここでは判定の枠が縦にあることを利用して、判定線に対して片手2本指を垂直に並べて微縦連を処理すると言う方法がある。
・サビ2(前半)
再びサビ2(前半)に入る。注意点は最初に書いたサビ1と同じだがそれに加えてホールドノーツが混ざる。ノンストップでノーツを捌いてきた手の体力の消耗も相まって、ホールドノーツの話すタイミングが散漫になりやすいため注意したいところである。さらにサビ1の時と違って体力を消耗した状態でこの地帯を捌くため、よりBADを出しやすいところに注意しよう。
・サビ2(後半)
ボイスの「1!2!3!4!」の後にサビ2(後半)に入る。この部分は同時押しに叩きにくい16分や処理しにくいスライド、さらには微縦連などが同時に混ざってくる。この地帯は体力を消耗した前提で捌く上に、配置が不規則(総合配置)であってか、難易度が非常に高く感じられる。どの指でノーツを叩くか、どのリズムでノーツを叩くかを把握しておくかが攻略の鍵の一つとなるであろう。また、体力を鍛えておいたり、地力を上げておいたりすることで徐々に叩けるようになるため、日頃の練習が欠かせないであろう。
・同時押し多発地帯
最後に同時押し多発地帯がもう一度襲いかかってくる。最後の体力を振り絞って叩ききろう。
・4曲目
Lv.12最難関。
BPM220から繰り出される同時押し混じり16分の嵐やスライド混じり乱打が暴走した超越体力譜面。これまでの譜面とは一線を画す譜面であり、まさに、真・極伝4曲目に位置する通常譜面最難関である。
4曲目の譜面解説
▶︎譜面構成
開幕→第1サビ→声地帯→メロディ地帯(休憩)→同時押し混じり16分を主体とした配置→同時押し&微縦連混じり16分→6レーン同時押し混じり16分→休憩→16分混じり8分同時押し→(同時押し&スライド)混じりトリル→第2サビ(前半)→同時押し混じり16分を主体とした配置→スライド&32分入り16分
▶︎全体の構造
譜面全体を見ると、とにかくBPM220の同時押し混じり16分があちこちに見られる。その影響で体力が削られやすくなっている。ここに到達するには相当の実力が必要になるが、ここに到達してからがむしろ勝負の始まりであるので、最後の壁を乗り越えられるように気張っていこう。
▶︎解説
・開幕
開幕から、同時押し混じり16分の部分でリズムが取りづらい且つ、指が追いつきにくい箇所がある。3曲目までの体力が蓄積していることもあるため、この部分は3本指を駆使して、体力を抑えたいところである。
・第1サビ
第1サビでは、16分や特に同時押し混じり16分において指が追いつきにくいため、相当な実力を要する。特にBPM220から流れてくる8分同時押し混じり16分には指が物理的に追いつきにくいため、要注意。この部分は体力的にきついであろうが、配置自体は簡単な部類であるため、ゲージとしては稼ぎに持っていかないと厳しいであろう。
・声地帯
声が聞こえる部分も同時押し混じり16分が現れたり、8分同時押しが大量に現れたりして、体力が削れやすいが、譜面全体の中では簡単な部分である。メロディ地帯(休憩)に入る直前には、同時押し混じり(16分&スライド)があり、この部分も他の譜面で見ればかなり難しい配置ででろう。しかし、この譜面では難所ではないため、ここでは稼ぎに持っていかなければ段位突破は容易ではない。
・メロディ地帯(休憩)
この部分はノーツの数が明らかに少なく、体力を回復できるように見えるが、その部分がかなり短いため、相当な手だれでない限りは息を整えることすら容易ではない。そのため、段位挑戦段階では休憩部分でないと思った方がいいであろう。
・同時押し混じり16分を主体とした配置
難関箇所その1。ここから体力が一気に消耗する。というのは、ノーツに混ざったスライドも少し難しいが、同時押し混じり16分が瞬く間に大量に現れる。しかも、この部分がかなり長い。これによって、体力が一気に削れやすくなっている。この時点で指は疲弊しているであろうが、ここからの部分で体力が持つかどうかで合否が変わってくることが多いため、むしろここからが本番である。
・同時押し&微縦連混じり16分
難関箇所その2。同時押し混じり16分を主体とした配置を乗り越えた後は、休む間も無く同時押し&微縦連混じり16分に入る。この部分は微縦連が混ざった16分や同時押しが混ぜられた乱打を捌かなければならない。しかし、これまでの時点で体力が消耗した状態でこの部分を捌くのは、精度が落ちやすい上に、指が追いつきにくい。さらに体力がさらに削れやすい。また、後に現れる、6レーン同時押し混じり16分の直前にあるノーツとスライドとのコラボに関しては、スライドが以上に早い。ここでは、片手の指をたくさん使って処理をするのが定石である。スライドは抜けやすいが、スライドを多くぬけると、BADを大量に起こし、その後の段位ゲージにも影響しかねないため、なるべくBADの数を抑えられるようにスライドを拾おう。
・6レーン同時押し混じり16分
同時押し&微縦連混じり16分でヘトヘトになった指だが、この譜面は止まるところを知らない。すぐに6レーン同時押し混じり16分がやってくる。EXTRA譜面の6レーン乱打に同時押しがちょこっと混ざっただけだからこの部分はそれほど問題ないと見ると地獄を見かねない。なぜならば、EXTRA譜面と違い、これまでに体力が消耗した状態でこの部分を捌かなければならない。そして、体力が消耗した状態で現れる6レーン乱打はかなり相性が良く、疲労した指に対してより追いつきにくくなっている。ここまででまず耐えられるかが、真・極伝の第1関門である。
・休憩
実質的に休憩できる唯一の場所である。この部分は体力を少しでも回復できるため、ここで疲れた指の調子を整えておこう。
・16分混じり8分同時押し
が、休憩をした後に、それを消化させるような配置がある。それが16分混じり8分同時押しである。この部分は体力が消耗しやすい8分同時押しがあり、その間に16分が混ざっている。そして、体力を回復したとはいえ、少しだけの休憩であり実際は少しだけ体力が回復できておらず、依然として疲労状態である指に襲いかかってくるこの配置は叩く指が簡単にずれやすく、BADハマりを起こす可能性が結構ある。特に段位挑戦段階ではこの可能性がかなり高いため用心すべし。
・(同時押し&スライド)混じりトリル
この部分はサビ直前にある配置である。まず、同時押しが混ざったトリルがある。この部分はBPM220で流れてくる上、体力が相当削れた状態で捌かなければならないため、トリルのコツ(入りの手のリズムを一定にすること)を意識したとしても、指がずれやすく、結果としてBADハマりを起こしやすい。そのため、相当な体力をつけておく必要性がある。スライドに関しては、やはり、直後にある16分で巻き込み判定を食らいやすいこともあり、かなり難しい。Mistilteinn(EXTRA+)の時ですら難しかった同時押しが混ざったトリルに対してBPMが20と大きく上がって登場するため、もはや違うものと思うべきであろう。
・第2サビ(前半)
第1サビの時と状況は変わらないが、体力は消費しているため、条件がかなり変わってくる。しかし、最後の部分は第2サビよりも難しいため、この部分でゲージが大きく減るようであれば突破は絶望的になるであろう。
・同時押し混じり16分を主体とした配置
難関箇所その3。8分同時押しが大量に混ざった状態で16分やノーツ混じりスライドが混ざる。しかし、最も問題なのはBPM220で32分5連が流れてくることである。これを16分に換算すると、BPM440である。段位においては、腱鞘炎を起こしやすい部分であり、非常に難しい。この32分に目が行きがちではあるが、それよりも一番恐ろしいのは、16分に同時押しが付点8分間隔で混ざっている配置があることである。これをBPM220で捌かなければならないと考えると、段位においては確実に、16分単体の部分を餡蜜しないと物理的に指が追いつかない。餡蜜をしたと考慮しても、指が追いつきにくいことは依然として変わらない。難所をたくさん紹介したが、一番気をつけたいのは、結局体力である。というのは、この後も難しい配置がある上に、この部分を叩いてる途中で体力がなくなると、ゲージが減りかねない。
・スライド&32分入り16分
難関箇所その4。トリルの間に混ざったスライドは序の口として、階段16分からの32分が現れたりする。そして最後にはスライド→32分→スライド→32分という、もはやどうしようもない配置が待っている。そのあとは同時押しとホールドノーツでフィニッシュ。
総評
サプライズで追加された段位であるが、最高段位の名に恥じない難易度であり、ダントツでの最難関である。最初は無理ゲーに見えて一度は諦めがつくほどに絶望するだろうが、実力が伸びていくうちに合格の兆しが見え始めるので諦めずに粘ろう。これに合格できるプレイヤーは一握りであるため、合格できたら相当な実力があるといっていいであろう。