シプピア族

Last-modified: 2023-05-07 (日) 21:33:47

説明

太古の時代に世界各地の島々を中心に生活をしていたと考えられる海洋民族。
高い造船技術と船と心を通わせ自由に操る"艦おろし"という儀式を用いて世界中の海で活動していたが、とある大国と戦争になり、多くの者が戦死もしくは処刑され滅んだとされている。
彼らの文化や技術についての情報はほとんど残っておらず、言い伝えによれば、海辺の町を見境なく襲い、女子供を問わず殺害するなどした野蛮な民族だとされている。
しかし、近年フィエド連合王国で発見されたシプピア族集落跡地から、言い伝えられている野蛮な民族像とはかけ離れた、平和的な民族だったという説が出ている。

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歴史は勝者が記すものというが

敗者が記す歴史もある。

説明

上記の説明は隼公国フィエド連合王国などの、シプピア族の子孫が多く住む国々の間で締結された"シプピア族名誉回復条約"に基づき、生み出された欺瞞情報です。
実際にはシプピア族はその多くがラプター島?など各地に逃げ延びており、現在も隼公国などで生活しています。
度重なる他種族との混血により、力は薄れていますが、時折、高い兵器との親和性を持つものが誕生しており、その血は現在にも受け継がれています。

シプピア族の真相

シプピア族は、平和を愛する穏やかな海洋民族であり、海産物などを大陸に住む他民族と取引するなど他民族とも友好な関係を気付いていたと考えられます。
彼女たちは生まれつき、精霊や付喪神と心を通わせることができ、船に宿った付喪神と心を通わせ、相棒とする儀式が"艦おろし"でした。
彼女らは、男性の出生率が低く女性が力を持っていた民族で、男性は保護すべき対象という考え方が主流だったと考えられる。
彼女たちは年に1回行われる模擬海戦にて、相棒の船と共に戦い、勝利したものを一族の長としていました。

滅亡の要因

滅亡の要因となったのは、とある大国*1が彼女らの造船技術を目当てに服従を迫り、彼女らがそれを拒否したことだと考えられます。
そのことに怒った大国の長は、軍に攻め込ませ、滅ぼしたと伝えられています。
また、かの大国が流布した情報により、野蛮な民族として差別されたことも数を減らした要因と考えられています。
現在もその差別は残っており、"シプピア族名誉回復条約"に基づき、欺瞞情報が流布されているのは彼女たちがまた、差別の対象にされないためです。


*1 シプピア族の文献に残っている国だが詳細は不明