その他の魔法のアイテム/【ハープ・オヴ・ゴールド】

Last-modified: 2024-02-17 (土) 16:27:56

原語は「Harp of Gold」。
harpは竪琴と訳される弦楽器のこと。goldは金、黄金、金貨や貴重な物という意味の名詞。
直訳すると「黄金の竪琴」。
条件が限定されるが、周囲に存在する貴金属を黄金に変質させてしまう魔法の竪琴。金を始めとする貴金属類の価値を一変させかねないため、ファンタジー作品ではまず見かけない。
ただし一部の神話や民間伝承では黄金を生み出す品物や生物が登場することがある。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「ゴールドハープ」。
外見は4000cnの大きくて重い竪琴。kgに換算すると約1814kgということになる。
この竪琴を1時間ほど演奏してからコマンドワードを発すると、竪琴の周りに存在する銀、エレクトラム、プラチナといった金属類が全て黄金に変わってしまう。
数日に1度しか魔法が発動しない、竪琴の演奏を完了させなければならない、竪琴の周囲に置いてある品物限定、変質できるのは銀・エレクトラム・白金のみ、一度に変質させられる重量に上限があるといった様々な制限があるが、非常に強力な魔法と言えるだろう。


基になる銀やエレクトラムが必要とはいえ、文字通り「錬金術」に近い魔法。黄金が高い価値を持つ通常の世界観であれば、経済的にバランスブレイカーとなりかねない。
領地運営に携わるプレイヤーであれば財政的な救世主とも言える家宝になるだろうが、その存在がバレたら所有権を巡って騒動どころか戦災を招く事間違いなしである。

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