その他の魔法のアイテム/【ハープ・オヴ・マークス】

Last-modified: 2024-02-17 (土) 17:17:47

原語は「Harp of Marks」。
harpは竪琴と訳される弦楽器のこと。marksは痕跡や印、記号、成績や評価、標識や標的を意味する単語markの複数形。
直訳すると「記しの竪琴」。
物体の表面に魔法的な記号を印字する魔法の竪琴。持ち運びに便利な携帯機能付き。未知の迷宮などの場所での探索に便利だが、こうした地味な機能のマジックアイテムはファンタジー作品ではあまり見られない。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「マークスハープ」。
外見は高さ6フィート(約1.8m)の竪琴。
この竪琴を演奏して「印字」(原語:Scribe)と命令すると、竪琴から近い特定の場所や物体の表面に輝く魔法の記号を印す。
この魔法の記号は演奏者が決めることができるし、演奏ごとに印を変えることもできる。ただしクリーチャーの肉体やクリーチャーにより持ち運ばれている品物に印すことはできない。また魔法の記号は鮮やかに輝く以外の魔法効果を持たない。
この魔法の竪琴には前述の「印字」の他に「拡大」(原語:enlarge)、「縮小」(原語:shrink)と、合計で3つのコマンドワードがある。これにより高さ6フィートの竪琴はポケットに入るくらいの大きさに縮めることができるため、持ち運びには便利。

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ウィザード・マーク(呪文)
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