その他の魔法のアイテム/【ハープ・オヴ・フィンガー・ブレイキング】

Last-modified: 2024-02-17 (土) 22:05:46

原語は「Harp of Finger-breaking」。
harpは竪琴と訳される弦楽器のこと。finger-breakingは指の骨折や大けがと解釈できる。
直訳すると「指壊しの竪琴」。
周囲の生物の死亡を押しとどめてくれるかもしれない魔法の竪琴と同じように機能するが、使用者の指に大けがを負わせてしまう。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「フィンガーブレイキングハープ」。
外見についての記述は無いが、スロビングハープと同じように見える。
演奏するとスロビングハープと同じ魔法効果が機能するが、一定の確率で演奏者の指がダメージを被る。この怪我で負ったダメージは普通に回復するが、演奏者は怪我をした手を使えなくなってしまう。これにより演奏者のデクスタリティが大きく低下する。
この指の負傷は「リジェネレイト」の呪文や類似した魔法で回復すると記されているが、クラシックD&Dには「リジェネレイト」の呪文が無い。


クラシックD&Dで「リジェネレイト」の呪文の代用と成り得るのは「キュアオール」、「リストア」、「ヒール」、そして「ウィッシュ」といったところだろう。
もし持っていればリジェネレーションリングを指にはめるべきだろう。

関連項目

ハープ・オヴ・クウェスティング】【ハープ・オヴ・ゴールド】【ハープ・オヴ・サイレンス】【ハープ・オヴ・スロビング】【ハープ・オヴ・チャーミング】【ハープ・オヴ・ディスコード】【ハープ・オヴ・マークス】【ブロークン・ハープ