原語は「Harp of Charming」。
harpは竪琴と訳される弦楽器のこと。charmingは魅了するという意味の動詞charmの現在分詞形。
直訳すると「魅了の竪琴」。
きちんと演奏することで、魅了魔法の効果を発動できる竪琴。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「チャーミングハープ」。
外見についての記述は無い。
命令してから演奏すると、周囲にいる生物に対して「チャームパーソン」、「チャームモンスター」と同じ魔法効果をばらまく。対象となった生物は対呪文ST判定で魅了効果を免れる。この魅了は演奏している間しか効果がない。
1日当たりの使用回数に制限がある。
演奏中しか魅了できないことと、D&Dシリーズの魅了の仕様のためイマイチ使いづらい印象。
アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ
第2版の日本語表記は「チャーミング・ハープ」。
外見は普通の竪琴。
〈演奏〉技能でハープを選択している者が演奏した場合、1ターンに1回ウィザード3レベル呪文「サジェスチョン」をかけることができる。
ただしDMによっては演奏時に技能判定を行わせ、20が出ると演奏が大失敗したとして聴衆が怒ることになったりする。
ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版
日本語表記は「ハープ・オヴ・チャーミング」。訳語は「魅了の竪琴」。
関連用語
【サジェスチョン(呪文)】
【ハープ・オヴ・クウェスティング】【ハープ・オヴ・ゴールド】【ハープ・オヴ・サイレンス】【ハープ・オヴ・スロビング】【ハープ・オヴ・ディスコード】【ハープ・オヴ・フィンガー・ブレイキング】【ハープ・オヴ・マークス】【ブロークン・ハープ】