原語は「Rotten Egg」。
rottenは腐った、悪くなった、腐敗した、堕落した等の意味をもつ形容詞。eggは卵のこと。
直訳すると「腐った卵」。
他の卵と異なり、本来の意味に近い効果を持つ魔法の卵。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「ロットンエッグ」。
外見はハードボイルドエッグやソフトボイルドエッグと同じ。
しかしこの卵を割ると、吐き気を催す黄色いガスが拡がる。この黄色いガスは割れた場所の周辺にいる者たちのアーマークラスとST判定にペナルティを課す。ST判定に成功した生物はこの黄色いガスによるペナルティを免れるが、割った当事者はST判定なしでペナルティを被る模様。
近い効果を持つ呪文としてはAD&Dの「スティンキング・クラウド」があるが、さすがにあそこまで凶悪な効果というわけではない。