モンスター/【ウォーグ】

Last-modified: 2023-05-15 (月) 19:18:07

原語は「Worg」。
ウィキペディアによると、元ネタは北欧神話に伝わる架空の狼の種族Wargとされる。Wargは魔狼フェンリルやその子らを指すと言われている。
J・R・R・トールキンの『指輪物語』『ホビットの冒険』の世界である中つ国では、冥王モルゴスの被造物とされている。ある程度の知性のある大型の狼に似た生物であり、オークを乗せることがある。
AD&Dシリーズでは、よりも大柄で強力な種として設定されているが、クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズには登場していない。

アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ

日本語版の表記は「ヴォルグ」。
AD&D第2版のモンスターコンペンディウムではオオカミの亜種という形で掲載されているが、「ウォルグ/ダイヤウルフ」という表記になっている。データ部分はダイア・ウルフと併記されるという少し変則的な記載になっている。
解説文はさすがに分かれているが原語版は4行、日本語版でも3行と簡単な解説に留まっている。
気候/地形は森林、出現頻度は希、社会構成は群れ、活動時間は常時、食性は肉食性、知能は低い、アライメントはTN(トゥルー・ニュートラル)もしくはNE(ニュートラル・イービル)。サイズM。
ヒットダイスは低めだが、体長は4~7フィートでありサイズはM。移動速度は18と速い。
解説文ではダイア・ウルフの1種であるが、ある程度の知性と独自の言語、そして邪悪さを兼ね備えている。そのためゴブリンが騎乗していることがある。

関連用語

ウルフ】【ダイア・ウルフ】【ウィンター・ウルフ】【アイス・ウルフ