モンスター/【ゴルゴン】

Last-modified: 2022-08-15 (月) 09:27:53

原語は「Gorgon」。
ゴーゴン、もしくはゴルゴーンとも呼ばれる。
ゴルゴーンはギリシャ神話に登場する醜い女性の姿をした怪物とされるが、D&Dシリーズでは金属製の表皮を持つ雄牛の姿をしている。元ネタは諸説あるが、ギリシャ神話のカルコタウロス(青銅の雄牛)説と、博物学の幻獣カトブレパス説が有力。
D&Dシリーズの姿で登場する作品はWizardryなどの幾つかのコンピュータゲームくらいで、ジャンルを問わずファンタジー作品にはほとんど出てこない。
ゴルゴン、もしくはゴーゴンでこの形態のモンスターはそれほどないのか、メタルフィギュアなどの立体化はそれほど多くはない。とはいえD&D公式の物としてはシタデルラルパーサから製造されていた。Reaper社からもBrass Bullというゴルゴンの外見に類似したメタルフィギュアが販売されている。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではエキスパート・ルール・セットに登場。新和版では「ゴーゴン」と表記されている。
外見は「雄牛に似た魔法のモンスターであり、全身が鉄のウロコで覆われている。」と書いてある。主な生息地は丘陵や草原。
ヒットダイスはそれなりに有り、比較的タフ。アライメントはカオティック。戦闘では大きな角とブレスを使用する。大きな角は突撃が可能。ブレスはダメージこそ無いが、石化効果がある。
エキスパート・ルール・セットに出てくるモンスターとしては防御力が高く、全ての石化攻撃に耐性がある。

ルールサイクロペディア

ルールサイクロペディア版での表記は「ゴルゴン」。
種別はモンスターおよび異界モンスター知力は1。サイズL。
また地の精霊界でのデータと解説文が掲載されている。

関連用語

メドゥサ】【コッカトリス】【バジリスク】【ゴルギメラ