保管/習熟点
■保管/習熟点
持ち運べないものは仕舞えばいいと言うが、この世界では決して簡単な事ではない。
何かに特化する事は決して幸せな事ではない。
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これはドールが持ちうる動作、知識領域を特定の行為に特化させることによって、
自身に必要な能力を強化する為のシステムです。
姉妹は自身に不要なパーツを取り外すことによって、自身に有用な効果を強化するために使う「習熟」の空きを作ることができます。
あなたは自分の汎用性を差し出すことで、自身の能力を増強する事が出来るのです。
――とはいえ、決して「習熟」は万能となりえる訳ではありません。
少量とはいえ、自身の力を削るのです。
過度な先鋭化は鉛筆の先を削る行為と同義であり、失う物も少なくはないのです。
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「そもそも、装備を仕舞う場所は誰が提供するのか?」
■保管/習熟点の運用
基本的に保管、習熟点は高寵愛におけるPCの運用を簡単にするためのルールであり、導入自体が寵愛比で見たゲームバランスに大きく影響します。あなたが蛇蝎少女および、永い後日談のネクロニカに慣れていないNCである場合、保管/習熟点を導入することはおススメできません。
ただし、姉妹が高寵愛のドールに慣れていない場合、多量のデータを処理できない場合、救済としてデータを適応することで、セッションを簡易化することができるでしょう。
PCの構築を簡易化するためのデータですが、事前のテストにおいて、構築に掛かった時間はむしろ増加する傾向にありました。
実際に導入する際には、時間的な余裕を持って本ルールを導入することをお勧めします。
■保管/習熟点の取得
[取得制限:保管/習熟点を取得する為には以下の制限を達成する。]
・なし
[取得方法:保管/習熟点を取得する為には以下の方法を行う。]
・保管/習熟点にプラグ枠は使用しません。
[取得特典:保管/習熟点を解放した場合、以下の特典を取得する。]
・習熟点10点を取得する。
保管
●「保管」
保管とは、キャラクターが使わないと判断した能力や部品を一時的に自身の能力から切り離していることを表します。
ドールはキャラクター作成や、成長、リビルドを行う場合、任意のマニューバを「保管」することが出来ます。
「保管」されたマニューバは、マニューバ欄から取り除かれ、取得していない物として扱われます。
また、他のマニューバの前提となっているマニューバを「保管」する事はできず、「保管」されているマニューバを、寵愛点やマニューバの効果などで新たに取得することはできません。
さらに、保管によって部位に存在する全てのパーツを取り除くことは出来ません。
●「基本パーツの保管」
保管の効果で取り外されていても全てのドールは「基本パーツ」を行動判定の際に宣言することができます。これは全てのドールが、保管していたとしても基本的なドールとしての肉体を保持しているとして扱われます。
また、保管されている基本パーツを宣言して大失敗した場合、ドールは他のパーツを1つ選んで損傷させなければなりません。
習熟点
●[習熟点]
習熟点はドールが経験によって、粘菌の処理能力を特定の行為に特化させていることを表すリソースです。寵愛がネクロマンサーから与えられた力であるというならば、習熟点はドールが己の力で手にいれた経験値であると言えるでしょう。
PCは「保管」したマニューバの悪意1点につき1点の[習熟点]を獲得できるほか、セッション中のイベントや戦闘、リソースの能力について習熟点を取得することが出来ます。
姉妹は「思い入れ」など、習熟点をリソースとして支払うことが出来ます。
PCはセッション間のキャラクターの成長毎に、マニューバの「保管」と[習熟点]の割り振りを行うことができます。保管したマニューバを再度取得する場合、プレイヤーはPCが持つ[習熟点]の総量を再計算し、効果を適応してください。