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【クラビウス】

Last-modified: 2019-08-12 (月) 20:54:31

DQ8 Edit

【サザンビーク】の国王。たまに間違える人がいるが、「クラウビス」ではないので注意。
英語版での表記はClavius。
 
判明している家族構成は兄の【エルトリオ】、妻(名前不明)、息子の【チャゴス】の3人。
だがエルトリオは死亡(国では行方不明ということになっている)、妻も既に故人となっており、現在はチャゴスがただ一人の家族となっているわけである。
容姿の特徴としては、背がとても高いことが挙げられる。主人公と比べても、頭2つ分以上は背が高い。
主人公の背は一般市民と比較して平均的な高さであり特別に低いわけではないことから、クラビウスの身長は単純に考えて2mは優に超えるのではないだろうか?後述する通りに【アルゴリザード】を一人で倒しただけあり体格も意外にガッシリしている。
ちなみに、【グルーノ】の紙芝居を見る限り、エルトリオの背はそれほど高いわけではなかったようなので、この恵まれた体格はクラビウス独自の身体的特徴のようだ。
そんなダンディな偉丈夫である彼の息子がアレというのは……ああ無情。
もしかしたら亡き母親似……かもしれない。しかしそうなると母親がアレ似なんだとしたら、今度はクラビウスの美的感覚が問題になりそうな気がするが。
 
順当にいけば王位はエルトリオが継ぐこととなっていたが、彼が突如失踪したため代わってクラビウスが即位した。
国に問題が複数起きた際に「こんなとき兄上がいれば…」と漏らしており兄はクラビウス以上に優秀であった事が伺える発言も。
兄が行方不明になったことで弟が王位を継ぐことになったという流れは、DQ5の【パパス】【オジロン】【ヘンリー】【デール】の関係を彷彿とさせる。
そしてパパスも死亡してしまったキャラなので、「兄を亡くしている」点はオジロンと共通している。
 
なお、エルトリオは【主人公】の実父であるため、クラビウスは主人公の親戚(叔父)ということになる。祖国の現国王は主人公の叔父、これもオジロンと同じ。
と、言う事はあのボンクラなチャゴスは主人公の従兄弟ということに…!
主人公の出生が明らかになった直後に主人公が仲間と会話をするとショックを受けている反応が見られる。そりゃそうだ。
なおオジロンにも子供が一人いるがこんな問題児ではない。
 
国民からの評価はチャゴスの件を除いて悪くなく、サザンビークも大国として栄えていることからしても、王としての力量は十分なものだろう。
主人公たちに対しては同作に登場した他の王たちと比べて尊大な言動が目立つものの、主人公たちが一介の旅人にすぎず、まして彼にものを頼む立場であるが故、ある程度の尊大な言動は王としての威厳を保つ上で当然のことであり、これは一概に欠点・問題点などとは言えまい。
誰にも彼にも腰が低い王はしばしば周囲から舐められてそこに付け込まれたり、臣下の信頼を失い肝心な時にリーダーシップを発揮できなくなりやすいのである。例として【アスカンタ】【パヴァン】が優しい人柄で知られる一方でいまいち部下をまとめられておらず、「頼りない」と評されることが多いのが分かりやすいだろう。
 
そんな彼であるが、我が子に対して非常に甘く、チャゴスを救いようのない馬鹿息子にしてしまったことだけが唯一にして最大の欠点。もともと甘かったようではあるが、妻を亡くしてからはチャゴスへの溺愛が一層ひどくなったという。
王位継承の儀式を行う際は、後継ぎがチャゴスのみということもあって甘やかしすぎたことを後悔している面も見えるが、その段階ではまだ溺愛の情を捨て去れておらず、愚行と分かっていながら護衛を付け、その甘やかしにすら裏切りで応えたチャゴスの不正に気付きながらその場で厳しく叱ることができなかった。
この件は信のおける家臣数名以外には伏せられていたが、その一人である大臣は「護衛までつけたというのに。王子の裏切りによって傷ついた王の心情は察するにあまりある」と語っており、今回ばかりは本気で失望して心を痛めていた模様。
ゆえに、その場では動けなかったもののチャゴスの性根を叩き直すという決意が次第に固まっていったのだろう。
 
儀式の直後、城の入口付近にいるギャリングの部下と衛兵と会話すると、チャゴスがカジノで遊び呆ける原因となった【ベルガラック】及び【ギャリング】の関係者を嫌悪している事が聞けるのだが、カジノ漬けになっているのはチャゴス本人の問題であり、そもそも彼の脱走を許しているサザンビーク側の監督不行き届きなので、怒りを向ける相手を間違えているとしか言いようが無い。
ただしだからといってカジノの営業を禁止したり圧力をかけたりはしておらず、一線はわきまえている(ギャリングの部下たちの協力要請を蹴っているが、こちらは元々協力する義理はなく、同じように主人公達の要請も当初は断っている)。
ギャリングの養子である【フォーグ】【ユッケ】は資産家だが結婚式に参列していないのは彼の私怨にも見えるが、同じ資産家である【アローザ】も参列していないので単に席が足りなかっただけか、あるいは名家かつ王族や教会とコネがある人々のみが呼ばれたとも考えられる。

長身でダンディーだが、子育てが杜撰と言う点では、子育ては上手だが、人相の悪い小男であるトロデとは良くも悪くも対照的と言える。
 
初めて主人公を見た時は大変な驚きようを見せたが、これは兄のエルトリオが主人公にソックリだったかららしい。これは彼が主人公と血縁であることの一つの伏線となっている。
ちなみに出来損ないの息子とは違い、クラビウスはちゃんと一人でアルゴリザードを倒したようである。
帰ってきたときにボロボロであったと言う証言はあったが、そもそもアルゴリザードは一人で戦うにはかなりの強敵であり、個人の戦闘能力としては十分高いことが窺える。
 
なお、真エンディングルートに入れる条件を満たしている場合、彼に【アルゴンリング】を見せるか否かでその結末が変わる。
チャゴスの命令で衛兵が主人公をつまみだそうとしていたのは通常と同じだが、真エンディングではその場面でクラビウスが衛兵を止め話の流れが変わる。
アルゴンリングを見せる前に「覚えておるぞ。かつて王家の家宝である魔法の鏡をくれてやったな」と言う。
これについては、「お前の愚息の面倒を見てやったのに偉そうに」という批判もあるが、国王としては一定の尊大さも必要であることは前記した通り。まして主人公は今回は一国の一兵士という立場でありながら夜分遅くに他国の王をアポなしで訪れる無礼を働いており、即座に兵を呼んで追い出されてもおかしくないし下手をすれば外交問題にもなり得る。最後まで取り合っているのはあの時の感謝からとも言える。
チャゴスの場面や相手を選ばずひたすら悪態をつきつづけるただの傍若無人と一緒にしてはならない。
 
【ミーティア】とチャゴスが生まれた時から婚約を取り交わされていたのは彼の父親がミーティアの祖母(【トロデ】の母)との恋が叶わなかった無念を晴らすべく、トロデーンとの友好の証として彼がトロデ王に持ちかけトロデ王が了承したからである。
その友好の証は通常エンドでは最悪の形で反故にされてしまうが、クラビウス自身はそれを恨むような様子はなく、むしろチャゴスを叱り主人公たちを助けてくれる。
また、3DS版のみ真EDでも「チャゴスに結婚の資格がないのはわかっているが、一人の親として祝福してやりたい」と語るように最後まで悩んでいたようで、夜遅くまで起きている。
このセリフにもみられるように、次期後継者を育てるべき王としての立場よりも一人の親としての気持ちを優先しすぎてしまったのが、チャゴスの教育に失敗した原因なのだろう。
しかし、主人公がどのような選択をしても結婚を破談に持っていく辺り、最後の最後では王としての矜持が勝ったようである。
 
試練が終わった後チャゴスと会話すると「最近父上が自分の顔を見てにやにやすることしきり」と話し、続いてゼシカに話しかけると「クラビウス王は王子を しかり飛ばす 絶好の機会を狙っているのかもしれない」とコメントする。
彼女の推測通り、最終的には絶好の機会にて息子をぐうの音も出ないほど叱り飛ばした
 
ただし、この対応は招待した諸外国の来賓の前で自国の恥部をわざわざ晒し上げているに他ならず、後述の3DS版のように謝罪したところでその程度で済まされる粗相とは到底言えない。
なぜそのような行動に出たのか、クラビウスの真意は明示されない。
前記した通り、クラビウスも王として相応の力量を持っていると思われ、迷いはあったにせよトロデーン側が示した拒絶の意思に無計画に突き動かされただけとは考えにくいものがある。
チャゴスを叩き直すための最終手段、そして甘やかした自分へのケジメとして自ら恥を晒す決断をしたと考えるのが素直だろう。
一応でも謝罪が追加され、この行為が強引なものと自覚している事が明かされただけでもよしとしておこう。

3DS版 Edit

CV:金尾哲夫(【CDシアター ドラゴンクエスト】では【ソルディ】【トム】を担当)
 
声がついたことで、「【ぼん!きゅっ!ぼーん!】」もまたフルボイス化。
その気合いの入った言い回しは聞く価値あり。
 
新たにエンディングが追加された関係でアルゴンリングを彼に渡すイベントのセリフが大幅に加筆されている。
主人公がミーティアが好きかどうか聞いてくるほか、【ミーティア&チャゴス婚約秘話】を聞かせてくれるようになった。
また、新たに追加されたエンディングではチャゴスとミーティアとの結婚を阻止せんとする主人公を激しく叱責するが、当の結婚式ではその言葉に反して主人公の願いをトロデと協議した上でしっかりと叶えてくれる。
また、帰国したらチャゴスの性根を叩き直すという決意や、「この度は大変見苦しいものをお見せしてしまい この場を借りてお詫びいたします」と来賓に謝罪する台詞も追加されている。