Top > 【久美沙織】


【久美沙織】

Last-modified: 2018-12-05 (水) 18:51:09

概要 Edit

ライトノベルというジャンル名が無い時代よりファンタジーやSFを手がける作家。
 
自著の挿し絵を担当したイラストレーター・めるへんめーかーを介してFC版【ロトシリーズ】3部作をプレイし、その上で外伝的作品【ドラゴンクエスト 精霊ルビス伝説】を執筆。
更に【小説ドラゴンクエスト】シリーズにて、【天空シリーズ】(DQ4~6)のノベライズを担当。
その華やかな文章で、ドラマ性の強い天空編のキャラの心情を細やかに描いている。
 
DQ小説の前任者である【高屋敷英夫】とは違い、元々ゲームに詳しく、「MOTHER」シリーズなどDQ以外のゲームの小説版も執筆している。
 
【ライアン】【マーニャ】がとても格好よく描かれている、【スミス】といった、ゲーム中では語られないキャラについて印象深く描写するなど、好評な点も多い。
しかし、その一方で、

  • 【アリーナ】のボクっ娘&耽美化(お転婆というより、男装の麗人といった趣旨が強い)。
  • いきなり【アンディ】【フローラ】にプロポーズしてくっついた上、「自分たちは姉弟のような関係」と主張するリュカ(主人公)と【ビアンカ】をルドマンが強引にくっつけるという、シリーズ屈指の有名シーンである花嫁選択のシーンをスルーした超展開。
  • DQ6での原作とは異なるカップリング主張。
  • 【テリー】【デュラン】のシーンが若干BL臭い。

などといった偏った描写も多く、「個人的な趣味嗜好を押し出しすぎ」と言った批判も少なくない。
 
漫画などと比べれば若干対象年齢が高めの小説とはいえ、当然、ドラゴンクエスト好きの少年少女が読むこともあるわけだが、子供が読むには若干アダルトすぎる表現もある(本家でもあぶないみずぎやぱふぱふ等お色気表現はあるが、こちらは明確な行為として描かれている)。
 
元々小説版はどれもオリジナル設定がてんこもりで、リメイク版とは設定やシナリオが食い違うことが多いのだが(まあ天空編のリメイクは十年越しになったりしているので、仕方のない部分はあるにせよ)、彼女の作品はそれが殊更に顕著である。高屋敷英夫とは別の意味で好き嫌いが分かれる作家だといえよう。
特にDQVにおける【スライムナイト】のナイト部分は下のスライムから直接生えているため分離しない、という設定は、第二の主人公ともいえる【ピエール】人気もあって支持も多いが、後の本編シリーズ作品等で分離して歩くスライムナイトが目撃されているため、あくまで公式とは違う設定であることに注意したい(ただしPS2版DQ5の公式ガイドブックでは小説版を意識したのか「直接生えている」設定が公式のものとして扱われている)。
 
その一方で、DQVの主人公は未だにファンの間で「アベル」は定着せず、もっぱら「V主人公」「V」などと言われる反面、その中で一番語呂がよく普通の名前として食い込む「リュカ」はそれなりに定着しているようで、天空三部作では唯一、CDシアター版でも同じ名前が使用されている。
 
また、DQ4のCDシアターで【ガーデンブルグ女王】役として出演している。
当初はアリーナ役を希望していたがここに落ち着いたらしい。
当のガーデンブルグ女王も、小説版ではかなりぶっ飛んだオリジナル設定を与えられていたりするのだが、この演技自体はなかなか雰囲気が出ていて良い感じであった。