パーティメンバー:DQ5
【主人公】―【ビアンカ】―【ゲレゲレ】―【フローラ】―【男の子】―【女の子】―【ヘンリー】―【サンチョ】―【ピピン】(―【デボラ】)
概要 
【ドラゴンクエストV 天空の花嫁】に登場する女の【プレイヤーキャラクター】。
結婚イベントで選べる【主人公】の【結婚】相手候補の一人。
なお、後述の通り別作品にもしばしば登場し、ヒーローズシリーズではプレイヤーキャラクターの1人になっている。
DQ5の発売前の広告およびSFC版の取説では名前を明かさず「ナゾの少女」と記されていた。
実際彼女はストーリー上重大な秘密を持ったキャラであり、これからゲームを始めようとするプレイヤーにそれを予想させるような意味深な表現だったともいえる。
英語版での表記もそのままBianca。
「ビアンカ」はイタリア語で「白」を意味し、欧米では実際によくみられるポピュラーな名前。DS版以降の英語版ではビアンカの育ての親夫婦の苗字がWhitakerと白を表すwhiteのスペルを組み入れたものになっている。
また、天王星の第8衛星にもこの名が与えられているが、こちらの直接の由来はウィリアム・シェイクスピア著「じゃじゃ馬ならし」の登場人物で、そちらのビアンカは「多くの花婿候補がいるご令嬢の清楚な娘」という、DQ5でいえば【フローラ】のポジションである。
スクウェア・エニックス公式サイトの2012年版ドラクエ全シリーズキャラクター人気投票で2位(1位の3勇者は男女を区別していないため、女性キャラクターでは事実上の1位)、
『ファミ通』 2012年8月9日号のDQ10発売直前企画での「好きなDQキャラクター」ランキングでは1位、ガジェット通信が2009年に行った「恋人・嫁にしたいドラクエキャラランキング」でも1位を獲得するなど、非常に高い人気を誇るキャラである。
DQ5 
主人公より2歳年上の幼馴染。
そして主人公の【結婚】相手候補の1人。
【アルカパ】の宿屋の主人【ダンカン】の一人娘であり、肩書きは【宿屋の娘】になっている。
ただビアンカ自身も知らないことだが、実はダンカンの実の子ではない。
主人公と結婚すると天空の勇者の子孫であることが後々わかる。
同じく花嫁候補として登場する【フローラ】(及びDS版以降の【デボラ】)も後に勇者の血を引くことが判明するが、ビアンカとの関係性については作中では一切明らかにされていない。
ゲームの表パッケージおよびスーパーファミコンのゲームカセットに主人公と並んで描かれていたり、子どもたちの公式イラストもビアンカと同じ金髪だったり、公式ノベライズの【久美沙織】作「小説ドラゴンクエスト5」、その小説を基にしたCDシアター、およびスピンオフ作品の【幸宮チノ】作【ドラゴンクエスト 天空物語】でも主人公の妻になっているなど、露骨にビアンカ前提。展開的に無難なので推されているのだろう。
集英社刊・Vジャンプ緊急増刊【ドラゴンクエストVI 幻の大地】内の開発者対談コーナーにおいて【堀井雄二】すらビアンカを選んだ場合を本編と語っている。
もちろん花嫁の選択はプレイヤーの自由だが、このコメントや関連作品のビアンカ推しもあってかフローラ(&デボラ)派からは目の敵にされがちで、SFC版発売から15年以上たった頃でも、誰を花嫁にするかという話になると激論になることが多かった。
ネタ程度とはいえ「ビアンカ派」「フローラ派」(後には「デボラ派」)なる派閥が生まれ、「フローラにした」などと言えば呆気に取られ、人でなしの変わり者という評価を与えられたり。
アンケート等によると、大勢としてはゲームの展開上目立つビアンカを選ぶプレイヤーのほうが多かったようだ。(詳しい割合はフローラの項目を参照。)
CDシアターでのCVは川村万梨阿、DQH以降のゲームでは井上麻里奈、DS版5発売前実写CMでは後にDQ11の【ケトス】を演じる豊口めぐみ、「ユア・ストーリー」では有村架純が担当。
生涯 
赤ん坊の頃、山中でダンカンに拾われ、彼の娘として育てられる。
8歳の頃、主人公と出会う(セリフから過去にも会っていたことがわかるが、その頃のエピソードは作中には出てこず、幼かったため主人公の記憶も曖昧である)。
アルカパで子供たちにいじめられていた子猫(【ベビーパンサー】)を助けるため、主人公と共に【レヌール城】に行き、そこに住み着くゴーストを退治する。
主人公と再会するまでの10年間には、体調を崩した父ダンカンの療養のため、アルカパの宿屋を売って【山奥の村】へ移住し、その後、母親を病気により亡くしている。
主人公とはそこで10年ぶりに再会することになる。
父親の看病など多忙な中ではあるが、旧知の仲である主人公のためと、「また一緒に冒険する」というかつての約束を果たすために、【みずのリング】の探索を手伝ってあげると申し出て、【滝の洞窟】へ同行する。
みずのリング入手後もなぜか【サラボナ】まで主人公に同行する。
その理由は謎だが、リメイク版の会話システムでは、「主人公の結婚相手がどんな人か見てみたい」と語っている。婚約中の男性が別の女性と一緒にいる所を関係者に見られたらマズいとも思えるが、子供の頃から世話になっている上、善意で手伝ってくれたのだから、それくらいは許されてもいいだろう。
【ルドマン】、フローラ親子と対面するがそこでフローラに、ビアンカは主人公を好きなのではないかと見抜かれ、急遽自身も花嫁候補に選ばれる事となる。
ちなみにルドマン邸を訪れる際にビアンカが棺桶状態だと、メイドさんに追い返されてしまう。
結婚相手に選ばれた場合は、子供の頃から好きだった主人公と共に世界中を旅することになり、自らの本当の出自を知る事となる。
ただし、自分が養子であることは最後まで知ることはなく、EDでその類の噂話を聞いても信じようとしなかった。
主人公と結婚しなかった場合は、そのままダンカンとともに山奥の村に住み続け、エンディング時点はまだ独身のままでいる。
なお、結婚しなかった場合でも主人公にとっては特別な存在であることに変わりはないのか、リメイク版で「僕がもらってもいいですか?」とか言い出すピピンを威圧するシーンがある。
まあ軽薄なピピンには任せられんということなのだろう。
性格 
子供時代はおてんばで勝気だが短気ではなく、いじめられていたベビーパンサーを助けようとするなど、基本的に優しく正義感の強い性格の少女として描かれている。というか、割とノーマルな性格。
家業が大型の宿屋という、人々の出入りの多い職業ということもあってか、人見知りしない社交的な性格になったようで、楽しくのびのび育ってきた様子がうかがえる。
成長してから移り住んだ山奥の村でも、その美しさと気立てのよい性格から人気者となっているようで、村の人々に慕われている。
会話システムのあるリメイク版では、子供時代と大人になってからの彼女の違いなどもより分かるようになった。
子供時代は、主人公を弟のように可愛がり、本を読んであげようとするなど、お姉さんとして張り切ってリードしてあげている様子が伺える。
親子ほども年上である【パパス】に対して「ステキ」と憧れていたりするおませさんな一面もあり、お化け退治の際も、本当は怖かったが頑張って虚勢をはっていたようである。
全滅するたびに主人公をひきずって町まで帰還してみせるのだから、やはりかなりタフな女の子である。
結婚後は、妊娠判明時の「私は 今のままで じゅうぶんに しあわせよ。」などの台詞に代表されるように、素直に主人公にデレるようになる。
カジノ船の踊り子や、ラインハットのぱふぱふ娘に話かけたあとの彼女のセリフ(【ぱふぱふ】内DQ5の節参照)、そしてアルカパに泊まったときには主人公のベッドに入り込むその過激な行動に(これはSFC時代からあった)プレイヤーはDQ1の【ゆうべは おたのしみでしたね。】並にヒヤヒヤさせられる。
主人公(もといプレイヤー)が特異な行動をとった際にツッコミを入れる役目でもあり、幼馴染という間柄もあってか、主人公に対する言動は良くも悪くも遠慮がない。主人公との力関係も子供の頃からかわっていないようで、リメイク版では、主人公に内緒で【メダルがたチョコ】をひとりじめして食べていたりもしている。
腕白な【男の子】に対し「こらーっ!!天空の剣とおもちゃを一緒にするんじゃありませんっ!!」と怒る場面も見られ、いつも優しいが怒ると怖いお母さん像がうかがえる。
主人公と結婚しなかった場合、エンディング時点まで独身のままでいる。好きな相手と結婚できなくても、潔く受け入れられるフローラやアンディとは異なり、どうにも明るく前向きなビアンカの性格「らしくない」のだが、実は意外と芯の弱い女性なのかもしれない。
主人公と結婚しなかった場合も、山奥の村で複数の男性に好意を寄せられているのだが、少なくともエンディングまでは、彼らの気持ちにこたえる様子はない。エンディング時点で初めて、誰かと結婚しようかという意思をのぞかせている。
ベビーパンサーの名前に「ゲレゲレ」、さらにリメイク版では「ギコギコ」を発案するパパスに負けず劣らずのネーミングセンスの持ち主。
なのにこっちが双子に名前を付けるや否や「ちょっと変わってるけどステキな名前ね」と言い出す始末。
「アンタに言われるとは」と思ったプレイヤーは少なからずいるだろう。(まあ幼年時代にも同じようなこと言った人はいるにはいるけど)
だがリメイク版にて、ボロンゴ・プックル・チロル・ゲレゲレという4種の名前が、元の住まいであるアルカパの宿屋1階の本棚にある絵本「仲良し4人組」の登場キャラクターという設定が加えられた。
それでも、新たに「ギコギコ」という名前も言い出すわけだから、ネーミングセンスに問題があるのは間違いない。
容姿 
豊かな金髪を三つ編みにして右横でまとめている。幼年期は真ん中分けで三つ編み2本をツインテール状にした髪型であるが、成長すると横分けでサイドで1本にまとめていて、大人っぽく落ち着いた見た目になっている。瞳の色はブルー。
気は強そうだが美人であるといろいろな人から言われるが、会話システムによると、驚くことに化粧はしておらず、基本スッピンの状態のようである。結婚式の時に初めて化粧をしたと語っている。
ただし、鏡を調べると、こっそり口紅を直す描写がある。口紅以外の化粧をしたことが無かったのだろうか。
橙と緑を基調とした服装で、ミニスカートであるがPS2、DS版での公式イラストではそのスカートが長くなってしまっている。お色気要員ではないので気になるほどではないか。
その一方でSFC版の公式ガイドブック下巻では、各種【セクハラ装備】のほか、裸エプロンにしか見えない【きぬのエプロン】や、下半身に何もはいていないように見える【レースのビスチェ】など、【中沢数宣】の手によって描かれたやたらとエロスな格好をさせられているイラストが沢山掲載されていたりする。
また滝の洞窟で男性にお尻を触られたり、リメイク版では幼年時代にベビーパンサーをいじめていた子供にスカートめくりをされたという話が出てきたりと、破廉恥な目に遭っている様子。
なお、SFC版のドット絵では、子供たちと若干金髪の色の濃さが異なるが、遺伝的に黒髪の主人公の影響と思われる。もとから黒髪のデボラや青髪のフローラは謎だが。
戦闘能力 
基本的にステータス・装備品・習得呪文は所謂【魔法使い】系である。
本作では同系列の【仲間モンスター】が今一つ性能がよろしくないため、育てれば最終局面まで一線で活躍できる。
ネックは【結婚】相手に共通する、青年時代前半終盤の【グランバニア】~青年時代後半の【大神殿】という、かなり長期的な強制離脱期間。
青年時代での加入から離脱までの期間では、補助呪文が活躍する機会であるボス戦が1度もなく、よほど仲間モンスター運が悪かったり特別なこだわりでもない限りスタメンにする理由も特になく活躍させるのは難しい。
実質的には他の嫁候補と同じく青年時代後半の再加入後が活躍の場となるだろう。
再加入時には主人公らと比べるとかなりのレベル差が生じていると思われるので、使いたければ文字通り「愛」をもって集中的に経験値を与えていこう。
なお、歴代の呪文メイン(後衛型)のキャラの中で初めて初期習得呪文なし、初期MP0のキャラである(DQ3で非呪文職から転職した賢者を除く)。
普通の少女が経験を積んで魔法を覚えていくという演出になっており、このパターンはDQ7の【マリベル】に受け継がれた。
ちなみに本作は主人公を含めて初期習得呪文なし、初期MP0でありながらレベルアップで呪文を覚えるキャラが登場したはじめての作品でもある。
SFC版 
攻撃呪文を得意とし、HPと力は低めだがMPとすばやさが高い魔法使いタイプ。
【メラ系】・【ギラ系】を極められるため、【イオ系】・【ヒャド系】を極める【女の子】とのバランスが取れている。
更に【主人公】が【バギ系】、【男の子】が【デイン系】を極めるため、家族でお互いの穴を埋める形となる。
フローラとは取得呪文、ステータス、装備可能のアイテムがほとんど同じだが、いくつか相違点がある。
まず、ステータス面では力がフローラより若干高く、身の守りは若干低いほか、装備品も若干異なる。
オリジナル版、リメイク版のどちらでも、結婚時のレベルはフローラより高いため、より即戦力として活躍しやすいメリットはある。しかもSFC版ではフローラには青年時代前半にレベルの制限があったり、強制AIで使いにくかったりするので尚更である。
しかしこの時期はそもそも嫁を活躍させにくいため、実質的なメリットとは言い難い面がある。
強いて言えば離脱前に過剰にレベルを上げておいて再加入時に備えられることだろうが、レベルを上げるのが先か後かの違いでしかないため、そこはプレイヤーのスタイルや好みによるだろう。
そして妻としてはただ一人、【メタルキングヘルム】を装備できることが有名。もしかしたら髪型の都合なのかもしれない(ビアンカは下の方でまとめているが、フローラたちは上の方でまとめている)。あるいは単純に首の力が強いだけかもしれない。
フローラと比較した場合には、身の守りで20ほど劣るため、最終的な守備力ではあまりアドバンテージにはならない。
妻と娘を両方メンバー入りさせたい場合は、【やまびこのぼうし】の取り合いになってしまうことは多いが、あぶれた方には【おうごんのティアラ】があるので、メタルキングヘルムは他のキャラに回ることが多いだろう。
また元々の持ち主なので当然といえば当然だが、フローラ・デボラが装備できない【ビアンカのリボン】も装備可能。もっともこのリボン、人間キャラにとっては正真正銘の「装飾品」であり、装備するメリットはないが。
フローラが使える【ベホイミ】、【ラナルータ】、【イオナズン】は習得できず、代わりに覚えるのはメラとギラなので、呪文のレパートリーで明らかに劣っている。
ラナルータはわりとどうでもいい呪文なので関係ないが、他の2つが大きい。
ベホイミは【しゅくふくのつえ】で代用可能と思われがちだが、山彦の帽子の存在により、ベホイミは山彦効果で170ポイント回復、一方は山彦効果を得られず85ポイントの回復と、回復力に大きな差が生まれる。
また、フローラはメラ・ギラ・イオの3属性すべてを使えるが、ビアンカは1つ欠けてしまうのでは呪文使いとしての使い勝手は大きく異なる。
しかし、結婚してしまえばフローラと競合することはないし、【メラゾーマ】や【ベギラゴン】を使えるので、後は【バイキルト】や【たたかいのドラム】などの補助役に回れば上手く立ち回れるだろう。特にミルドラーズやエスターク戦での攻撃手段はメラゾーマ一択なので、山彦の帽子を装備すれば、フローラに準ずる活躍を見せることも可能。
高いMPとすばやさを併せ持ち、強力なブレス耐性を誇る【プリンセスローブ】や【メラ系】・【ギラ系】・【バギ系】耐性付きの水のリング、凄まじいMP回復力を誇る【しあわせのぼうし】、【メタル狩り】に有効な【どくばり】も装備可能なため、彼女が活躍する場面は多いだろう。
序盤は比較的レベルアップが早く、特に幼年時代はLv1で加入しながらすぐに主人公を追い抜き1レベルほど高いところに落ち着く。
しかし、Lv30を超えたあたりから急激にレベルアップが遅くなりはじめ、青年時代前半にレベルを上げた場合でもこのあたりで主人公に逆転され引き離される。
同じ嫁候補のフローラと比較するとクリアレベルまでなら同程度だが、Lv41の時点で逆転されて【最大レベル】に必要な経験値では30万(約3レベル分)ほどの差をつけられる(必要経験値にテコ入れがなされたリメイク版でも、DS版で追加されたデボラを含めて花嫁の中では彼女が最も多く必要となる)。
なお、幼年時代はすべてのアイテム、青年時代に彼女と結婚しなかった場合は彼女に装備させていたアイテム(装飾品以外)はすべて持ち逃げされる。
【まふうじのつえ】や【やすらぎのローブ】あたりをうっかり装備させたままだとロストしてしまうので注意。
同じ青年時代で、すべてのアイテムを預かり所に移管してくれる【ヘンリー】とは処理が異なる。
リメイク版 
青年時代前半加入時のレベルはSFC版のときはレベル10で固定だったが、PS2版では幼年時代のレベル+2、DS版では同+10となり、そのレベルまでの呪文も習得している。
PS2版はSFC版と変わらないかむしろ低いぐらいだが、DS版以降では少なくともベギラマはほぼ確実に覚えているので、それなりに戦力として当てにできる程度にはなっている(ただし、時期的に装備がかなり貧弱)。
魔法使い系の最強装備であった山彦の帽子が削除されてしまったため、魔法使い系自体が大幅に弱体化してしまった。
一方で、スタメン枠が4人に増えたおかげで、一家四人で魔王討伐というスタイルも可能になった。
幸せの帽子、黄金のティアラが【すごろく場】でも入手できるようになり、嫁と娘両方に装備させる事が可能となった。よって、ビアンカにメタルキングヘルムを装備させるかは相変わらず判断が分かれる所。
また、フローラのベホイミ×2やイオナズン×2が無くなり、両者の溝は少し埋まったと言える。
【グリンガムのムチ】を入手しやすくなったことで、力がフローラより高いというアドバンテージも生かしやすい。
性能も性格もフローラとデボラの中間といった感じ。
なお完全な余談であるが、本作で最も多くの【装飾品】を装備可能なキャラクターでもある。
装備可能な装飾品は、【ビアンカのリボン】【みずのリング】【いのちのリング】【ほしふるうでわ】【メガンテのうでわ】【エルフのおまもり】【きぼりのめがみぞう】の7つ。
DQ5では装飾品の同時装備が可能なため、武器防具と合わせるとアイテム欄12枠のうち11まで装備品で埋めることもできる。
PS2版における11個もの「E」マークが縦にずらーっと並ぶ光景はある意味壮観。もちろんやる意味は特にないが。
スマホ版では主人公専用の装飾品が増えたため最多タイに。
なお、幼年時代、青年時代ともに離脱時に彼女に持たせていたすべてのアイテムが【ふくろ】の中に移動するようになった。
彼女の私物であってもなぜかお土産として持たせてくれる。
ただし、彼女と結婚した場合でも結婚前の一時離脱時に一旦すべての装備品を袋に入れてしまうため、他の嫁候補と違って【シルクのヴェール】と【みずのリング】しか装備していない状態で再加入する。
これに気づかずに戦闘に出してしまわないよう注意。
習得呪文 
習得Lv | 習得呪文 |
---|---|
3 | 【メラ】 |
5 | 【マヌーサ】 |
7 | 【ルカナン】 |
8 | 【ギラ】 |
12 | 【ラリホー】 |
13 | 【バイキルト】 |
15 | 【ベギラマ】 |
17 | 【トラマナ】 |
18 | 【マホカンタ】 |
20 | 【メラミ】 |
23 | 【ザラキ】 |
27 | 【ベギラゴン】 |
33 | 【メラゾーマ】 |
※幼年時代はギラまでが習得可能、それ以上は習得不可。
ステータス 
Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | 運のよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期 | 1 | 3 | 10 | 5 | 20 | 2 | 18 | 0 | 0 |
青年時代初期 (特にSFC版) | 10 | 21 | 28 | 14 | 34 | 23 | 61 | 46 | 1904 |
途中 | 20 | 45 | 70 | 49 | 72 | 40 | 125 | 64 | 37103 |
40 | 53 | 111 | 66 | 108 | 118 | 257 | 233 | 567567 | |
最大 | 99 | 140 | 255 | 150 | 255 | 255 | 511 | 510 | 8087203 |
- SFC版では以下の特徴がある。
- 青年時代前半の初期値がLv10の上記データで固定。
- 幼年時代のパラメータはHPが1ポイントだけ低い。
耐性 
無効 | (なし) |
---|---|
強耐性 | ザキ・麻痺、ラリホー、マヌーサ、マホトーン、メダパニ、毒、休み |
弱耐性 | (なし) |
無耐性 | メラ、ギラ・炎、イオ、ヒャド・吹雪、バギ、デイン、マホトラ、ルカニ、メガンテ・体当たり |
小説版 
上記の通り【久美沙織】作「小説ドラゴンクエストV」では、彼女が主人公リュカと【結婚】する展開となる。
幼少時のビアンカはリュカの父【パパス】に淡い慕情を寄せており、リュカは弟分であると見做していたようだが、【レヌール城】での冒険を経てお互いを大切な存在と認識するようになっていたようである。
青年期になって再会、【みずのリング】探索を経てお互いの想いをはっきり自覚するが、自身は主人公と「姉弟のような関係」であると語っており、心の準備もないままに【ルドマン】に半ば強引に結婚までもっていかれたため、その後しばらくギクシャクした関係となる。
その後【テルパドール】にて、【アイシス】が場所ときっかけを提供したおかげで、ようやく身も心も結ばれることとなる。原作のアルカパのイベントにかわるような展開だが、この描写はそれなりに大人向けなので、お子様に読ませる場合にはご注意を。
この夜の出来事はリュカの心の中にも深く刻まれていたようで、大神殿探索の最中、奴隷として過ごした日々を思い出す中でビアンカと結ばれた夜、リュカの体中に刻まれた鞭痕の一つ一つに口づけをして彼の辛い日々を自分の事のように悲しんだビアンカの事もまた思い出している。
以降は夫と二人きりのまま船室から出てこないなど、仲間の1人から自分が何か彼女の機嫌を損ねる事をして嫌われたのではと誤解される程の、周囲の見えないバカップルぶりを見せる。
これはリュカとの再会直後、つまりただの幼なじみの段階で人目も憚らずしばらく抱き合っていることから割と早い内からその片鱗が伺える。
【グランバニア】での妊娠判明・主人公の即位・出産・誘拐と別離・大神殿での10年ぶりの再会、とゲームどおりの展開をたどるが、【ミルドラース】を倒して世界平和を取り戻した後、双子に母親らしいことをしてやれなかったことなどから、リュカに次の子供が欲しいとねだる。
物語終了後、この夫婦が子宝に恵まれたかは不明だが(余談だが天空物語ではエピローグで本当に恵まれている)、平和な日々の中で艶めいていたビアンカと対照的に、疲れた様子であったリュカの様子からは、夫婦生活はある意味充足していたものと推測される。
なお、小説版では勇者は人間と天空人との混血児として産まれたものに変更されているため、彼女も勇者の子孫ではなく、純粋な天空人となっている。みずのリング捜索の際にダンカンから自分が拾われた経緯を告げられているため、ゲームとは違い自分がダンカン夫婦の実の娘ではないことを知っているが、両親への愛情が変わることはなかった。
青年編後半の【天空城】ではビアンカの実の祖父(天空人)が登場しており、ビアンカの実母が地上へと降りて行った経緯をリュカが聞くことになった。
またこの時リュカの子供たち、つまり彼にとっては曾孫とも出会っており、失ったはずの家族を再び得たことで大いに感激していた。
原作通りに【ベビーパンサー】に「ゲレゲレ」と名付けようとしてリュカに微妙がられている(このため最終的には「プックル」が採用された)が、双子が生まれた時には男の子には「ティムアル」、女の子には「ポピレア」と名前を付けているのでこちらの作品ではネーミングセンスが悪いわけではなさそうである。
二人の名前自体、自分の養父(ティムズ・ダンカン)とリュカの父(パパス)にあやかって付けた名前なので、両者に対しての敬意が表れているのだが。
ちなみに本作では「ダンカン」は姓という設定なので、ビアンカのフルネームは「ビアンカ・ダンカン」になると思われる。
CDシアター版では、アルカパでベビーパンサーをいじめていた子供に捨て子だとバカにされたという過去があった為、原作とは異なり、自身が捨て子だということを把握しているという設定になる。
しかしダンカンはゲーム同様、朝の山奥の村で自身とビアンカとの関係を主人公に暴露し、そして彼女には内緒にするよう頼んでいたため、どうやらビアンカがその事情を知っていることを知らなかったようだ。
ユアストーリー 
声は有村架純が担当。
本名は「ビアンカ・サント・アルカパ」(主人公リュカにプロポーズされるシーンで確認可能)。この映画を作る上で個別に設定されたフルネームである。
容姿は髪にハネが入り、上半身は甲冑らしさが加えられた。左肩部分には羽毛のような装飾がつけられている。
幼年時代編のダイジェスト内では原作どおりにレヌール城へ行き、ゴースト退治をしてベビーパンサーを助け「ゲレゲレ」と名付ける。
本編では青年時代前半編の【サラボナ】の酒場でリュカと再会する。
性格は独自の要素がかなり盛り込まれており、大酒呑みで、やや荒っぽく、勝気な姉御肌。ある程度裕福な家庭で育ったという原作の設定は無視されているのか、職種も魔物退治の賞金稼ぎとなっており風貌もかなりワイルド。
【魔法使い】として有名な設定であり、この時既にベギラゴンを習得している。
リュカとの再会後【ブオーン】戦で彼の手助けをし、さらに彼のフローラへのプロポーズを後押しする。しかしその後本心に気付きフローラとの婚約を破棄したリュカから酒場で結婚を申し込まれ、驚きつつもそれを受け入れる。
その後【サンタローズ】でアルス(男の子)を産むが、ゲマによって大神殿に連れ去られる。そこで、自分は【天空人】であり、人間に拾われて育てられた過去があることを知らされる。
この作品での天空人は金色の目をしているが、彼女は天空人であることを隠すため呪文によって目の色を青く変えられていた(なお、彼女の育ての両親はこの作品では登場しない)。
この後ゲマに反抗しようとするが石化させられ、その場に放置される。
8年後、大神殿に乗り込んできたリュカたちによって石化が解かれ、リュカやアルスとともにゲマ一味と戦う。原作と違い【イブール】はおらず、呪いもかけられていないので【ストロスのつえ】だけで元に戻ることができた。
DQ9 
Wi-Fi【スペシャルゲスト】として2010年2月26日より配信されていた。
元は宿屋の家の子どもということで、主人公やリッカにも共感してくれた。
職業は魔法使い。彼女のコスプレ装備の一部は男性には装備できない(旅芸人の証があれば装備できる)。
彼女のコスプレ装備をコンプリートすると「男の夢、幼なじみとの再会」にちなんで「【天空の幼なじみ】」の称号がもらえた。
余談だが彼女から貰える装備品を全てもらった後、自分の宿屋の話をしてくれるのだがこの時「アルパカの宿屋」と誤表記されてしまっている。それだとコブのない小型のラクダの仲間だよ…
DQ11(3DS版)・DQ11S 
【冒険の書の世界】におけるルドマンの屋敷で登場する。
翌日に花婿が誰を選ぶかを待つ身だが、呪いにより他の花嫁候補同様ルドマンの姿に変えられてしまった。
このまま元の姿に戻れなくなったらショックを受けるであろうダンカンの体調を心配している。
クエスト【ルドマン家の呪い】をクリアして元に戻ったあとは、いなくなったキラーパンサーの事を心配している。
その後、【ラパンハウス】で受けられるクエスト【謎のキラーパンサー】を受注した状態で話しかけると【ビアンカのリボン】をくれる。キラーパンサーにビアンカのリボンを使った後に話すと無事再会できた事を教えてくれる。
DQH 
パーティメンバー:DQH
声優は井上麻里奈。
【ドワドキア】でフローラと共に【族長の娘】の護衛中に主人公たちと出会う。
戦闘能力 
使用武器は弓。呪文系統は【メラ系】。
【ゼシカ】との被りを避けるためか、原作では装備することもできなかった弓を使い【キラーマシン】のように背中に矢をしょっている。
まあ弓が装備できる魔導師系キャラやジョブのあるゲームは探せばごまんとあるから違和感はないだろう。
もしや原作でも彼女の腕力で使用できる弓があったらもっと強かったのか?
攻撃力は少し低いものの、基本攻撃が長距離なので安全に戦い抜け隙を突くのも得意。
□(Y)ボタン連打で最も距離が近い敵を自動的に狙ってくれるが、ボタン長押しでエイムモードに移行可能、任意の敵を狙撃することもできる。
本作は攻撃を食らうとコンボが途切れてしまうが、ビアンカは長距離で安全にコンボが稼げるため、指折りのテンションマスターでもある。
特技では【さみだれうち】連射が、単純かつ強力。
遠距離攻撃できることを利用して、【ちからのルビー】を3つ持たせ、会心時MP回復のスキルを覚えさせれば、安全地帯から一方的かつ永久に打ち続けることができる。
また、ちからのルビー+さみだれ撃ちはメタル狩りにも有効。
小さいうえ攻撃しづらく、動きが素早いので近づくことすら困難なメタル系だが、ビアンカのさみだれ撃ちなら、本人があさっての方向に向いていない限り、高低差があっても、壁越しであってもお構いなしで追尾してくれるため、本作最高のメタル狩りキャラとなっている。
サンダーボルトは暴走が非常に危険なマシン系に有効。攻撃判定が持続するため、さみだれ撃ちでは対処しきれないほどの雑魚が沸いているときに便利。
その他の強敵との戦いでも置き技として火力補助に出来る。
MP消費も控えめなので比較的使いやすい、またガード貫通、魔法属性なのも便利。
呪文のメラ系は後方に大きく飛びのきつつ、足元に火球を投げる呪文。
もともと遠距離戦が基本のキャラなので、性能がかみ合っておらず使いにくく、威力も大した事がないためポイントを降るのは後で問題ない、一応距離を取る技として使えなくはないが基本アクションの高速蹴り上げで充分距離がとれるためやはり微妙。
サポートのラリホーは成功率が非常に高く、中型モンスターどころかマシン系ですら足止めが可能。防衛戦において威力を発揮する。
必殺技の【想い出のリボン】は本作でも最長の攻撃範囲を誇り、眼前の敵ならどんな遠方でも、壁越しでも攻撃することができてしまう。
ただし、左右の攻撃判定が非常に狭くなっており、ちょっとしたズレで当たらないことが多い。
欠点として、全キャラクター中もっとも守備力が低いため、ちょっとした事故が致命傷になってしまうこと、強敵との戦いでは無理なため撃ちや特技の使用は控え堅実に行くといい。
お供に【クリフト】を連れて行くのもベターだが有効。
また、安全だからとあまりに敵と距離を置きすぎると、基本攻撃の火力が下がり同行メンバーが何もしてくれないことか。
スキル 
固有 
アクション 
- 下表はガッツリ操作の場合。
コマンド | アクション | |
---|---|---|
PS | NSw | |
□ | Y | ノーマルショット |
□長押し(小) | Y長押し(小) | ブラストアロー |
□長押し(中) | Y長押し(中) | マルチアロー |
□長押し(大) | Y長押し(大) | ストロングアロー |
弓かまえ中にスティック左右+R2 | 弓かまえ中にスティック左右+ZR | ラビットステップ |
△ | X | 高速蹴りあげ |
△長押し | X長押し | ターニングキック |
△・□ | X・Y | スピードショット |
空中で□長押し | 空中でY長押し | ダウンショット |
ボイス集 
ルイーダの酒場選択時 | 交代ね! |
ステージ開始 | |
ボスステージ開始 | |
モンスター召喚 | お願いね |
よろしくね | |
キャラチェンジ | わかったわ。 |
最後の猛攻! | |
大ボス撃破 | |
レベルアップ | わ~、よかったぁ~。 |
スーパーハイテンション | ここが頑張りどころね! |
必殺技 | お願い!ゲレゲレ!ありがとう! |
勝利 | 皆で力を合わせたおかげね! |
瀕死 | |
死亡 | |
蘇生した | 皆で頑張りましょ! |
蘇生してもらった | ふふっ、ありがとう |
DQH2 
パーティメンバー:DQH2
2016年6月16日(木)に配信された。
メラの射程が上がり、遠距離キャラが使う物として充分な物になっている、威力も上がり実用レベルになった。
基本的な性能は前作と同様(スキルに関しては強化が最大までされた状態)、【りゅうおう】など弱点持ちが増えたためスナイパーとして活躍できる。
さみだれ打ちは会心MP回復がかなりしづらくなったため、連発しにくくなったが、他の特技の燃費はよくMP自然回復速度も上がっているため、そこまで困る程でもないだろう。
ラリホーは意外な敵にも効くので有用。ただし【エスターク】に使うとかえって危険になるので注意。
シアトリズムDQ 
プレイヤーキャラクターのひとりとして登場。初期職業は【魔法使い】で、本編で縁の深いいばらのムチを手に持っている。
DQMB2 
【スペシャルカード】、【炎のリング】で登場。
【とどめの一撃】は【ボルケーノ】。
DQMBS 
2016年10月17日~11月14日の間にアプリで販売される「ビアンカパック」で彼女の【スペシャルチケット】、メラゾーマが入手できる。
第5章では彼女のスペシャルチケット、メラガイアーが入手できる。
但し、ドラクエシリーズのヒロインにも関わらず扱いはモンスター。おいおい。
確かに普通の人には持たない力を持ってはいるが。
DQトレジャーズ 
お宝に【ビアンカの像】が登場。
クロスブレイド 
第5弾の【ギガレア】として主人公やゲレゲレ、フローラ(もちろんDQ5の方)と共に参戦。
ステータスのバランスはフローラと同様のまりょくとすばやさが高めのタイプ。快活なイメージからかこちらのほうがややこうげきに無駄に配分されているせいで誤差程度とはいえステータスでは劣る形となるが、攻撃エリアはこちらの方がやや使いやすい。必殺技は【メラゾーマ】。
スキルは2~4R目の自分ターンに味方全体の呪文ダメージを小アップする「快活な戦い」、3R目の自分ターンに味方光属性の攻撃エリアを広くする「幼馴染の応援」。
ステータスだけでなく、効果やスキル名までフローラと似通っている。呪文ダメージ自体を小アップする強力な効果もあり、もちろんフローラとの相性も抜群。他にはミレーユやポップなど様々な光属性の魔法型キャラがメンバーの候補に挙がる。
超1弾では花嫁姿の【シークレット】が登場。
いたストシリーズ 
SP以降皆勤を続けている。SPのスフィアバトルにおいての職業は魔法使い。
どのシリーズにおいてもBランクと平均以上の能力を持っている。30thではCと他キャラと同様ランク落としている。
プレイスタイルはとにかく堅実で、良くも悪くもマイペース。
しかしその手堅い行動故にあまり大崩れすることはない。
ただ、意外と5倍買いに対しては積極的。というか無理をして独占を崩そうとすることも結構あり、それが原因で大崩れしてしまうこともある。
本人曰く、「独り占めなんていけないわ!」とのこと。
口に出るセリフはみんなのお姉さんのような感じ。何だか安心できる。
しかしSPで共演しているフローラとの会話は、フローラが「貧乏人」などと毒を吐きまくる上に5主人公の前ではカマトトぶるという(原作とは異なりすぎる)大変ステキな性格にされてしまっているせいもあって、ギスギスしている。
発言の一例:
フローラ「○○さんと一緒にゲームできるなんて…。とても感激ですわ!」
ビアンカ「そうね…。余計な人さえいなければね…。」
強さ的にはあちらはAランクなので、後塵を拝すことになってしまっている。
なお、フローラとのキャラを差別化しわかりやすくするために「金持ちと貧乏人」というキーワードが強調されているものと思われるが、誤解のないよう言っておくと、DQ5本編のビアンカは別に貧乏というわけではない。
幼少期、彼女の両親はDQ5どころかシリーズを通してもトップクラスに大きい(なんと町の面積の半分近くを占める)豪華な宿屋を経営している。ルドマン家ほどではないのだろうが、一般人としてはかなりリッチな方である。そして、体調のすぐれない父の療養のため、その経営から退いて以降も、山奥ではあるがそこそこ便利で非常に環境のよい村にて、村内では一番大きい家を手に入れ、豊かな自然にかこまれて暮らしている様子である。移住後、ダンカンが回復し山奥の村の宿屋の経営に関わるまでの収入源は謎だが、長期療養出来る環境はしっかり整っているため、やはりかなりの蓄えがあったものと思われる。(ちなみにビアンカ一家は山奥の村の宿屋のオーナーなのではないかという説もある。)
結果的に田舎で暮らしているが、ビアンカ一家が自らの意思でそこへと行っているため、「田舎者」と言われるならまだしも、「貧乏」と言われる要素は見受けられない。この点も、DQ5をやったことのないプレイヤーには誤解されそうである。
ポータブルやDSではフローラがいないこともあって、貧乏と言われることはなくなったが、ドラクエやマリオからの共演キャラでは特殊な肩書きをもつ女性キャラが多いため、庶民的目線からのセリフが多い。
どこパレ 
ヒーロー系統でフローラと共に登場。現在でもおやぶんの洞窟、魔王カーニバルから排出される。
習得Lv | 習得呪文・特技 | 備考 |
---|---|---|
8 | 【だいぼうぎょ】 | |
22 | 【ピオリーマ】 | |
47 | 【星降りのサンバ】 | |
90 | 【真・メラガイアー】 |
固有特性は【じどうHPかいふく】+【絶好調】+「2回行動」の「年上の幼馴染」。
ステータスは全体的に高水準。尖った部分がないといえば聞こえが悪いが、各数値がどれも非常に高いため問題なし。
攻撃力、かいしん率共に高いため【さみだれうち】【アゲハ乱舞】「スチームプレッシャー」等との相性が非常に良い。
絶好調もあるのだからなおさらである。ぜひ多段系の特技を覚えさせてあげよう。
かしこさやすばやさも高いが呪文よりかは物理攻撃で生きるタイプ。
ちなみに、通常攻撃モーションや眠りモーションでキラーパンサーの姿を見ることができる。おそらくゲレゲレだろう。
DQR 
第2弾カードパック「解き放たれし力の咆哮」にて、レジェンドレアカードとして登場。また、第8弾カードパックにて「天空の花嫁 ビアンカ」名義で英雄カードとして再録されている。
いずれも共通レジェンドレアカード。CV:井上麻里奈
フローラとは対照的にビアンカはダメージを与える能力に特化している。
第2弾「ビアンカ」 
5/5/5 冒険者
スキルリンク:敵リーダーに3ダメージ
スキルリンクというのは、テンションスキルの発動に伴って発動する効果の事。
ビアンカの「お願いゲレゲレ、やっつけちゃいなさい」というセリフのもと、ゲレゲレが敵リーダーに突っ込んでいく。
テンションスキル発動には普通3ターンかかり、応援などを使うにしてもコストがかかるため、実質的に能力は一発限りであり、登場してしばらくはアグロデッキに一部採用される程度であった。
だか英雄【ロトの血を引くもの】が登場して以降、魔法使いのテンションスキルとこのカード、そして【王女の愛】を組み合わせて敵リーダーに大ダメージを与えるコンボが発見された。
準備が出来ていれば6コストで12もの大ダメージを叩き出すことも可能で、再びアグロデッキに採用されるようになった。
第8弾「天空の花嫁ビアンカ」 
コスト2 英雄
レベル1 コスト1 わたしのとくいわざ
ユニット1体に3ダメージを与える
レベル2 コスト4 大切な友達
指定の味方マスに 速攻 4/4のゲレゲレを1体出す
レベル3 コスト10 家族の絆
次の自分のターン開始時味方リーダーは
「この対戦の間自分が手札を使う度敵リーダーに2ダメージ」を得る
幼少時代の得意技メラ、旧友ゲレゲレの援護、最後は家族の総攻撃、手法は違うがいずれもダメージを与える攻撃的なラインナップとなっている。レベル3は家族がランダムに攻撃する演出となる。
前二つは敵の排除に単純に使い勝手がいいが、最後の技はかなり異色。
手札を使えば使うほどダメージを与えられるのだが10コストと非常に重い上に終盤で大量に手札を使うにはそれなりに工夫が必要。
リカントマムルやヒャドの極意といった、軽い札を連鎖的に調達できるカードと組み合わせたい。
また、10MPすべて使っておきながら盤面がまったく動かないため、タイミングを見誤ると逆に自分が猛攻を受けるリスクもある。
ちなみに重ねがけすることも可能。終盤の2ターンを無駄にすることとなりそうそう狙えないが、回復や除去で引き伸ばして特殊勝利を狙うようなデッキに対して1ターンキルを狙うのには有効。
同期のフローラと同じタイミングで強化され、レベル2がコスト5から4に変更された。
決して使い勝手が悪い訳ではないがフローラがドローソースとしてあらゆるデッキに投げ込まれていたのと比べるとさすがに利用率で負けており、後にレベル1のダメージも2から3に引き上げられた。
DQタクト 
2020年12月31日開催の「ドラゴンクエストVイベント」にて登場。
「ビアンカSPスカウト」で仲間にすることが可能。
同スカウトのAランクは【ホークブリザード】
イベントクエストで入手できる【みずのリング】を「ルドマンの館」で交換することで仲間にすることも可能。(ビアンカ・フローラ・デボラから選ぶ)
英雄系Sランク、こうげきタイプ。
リーダー特性は「デイン属性物理威力+20%」基本特性「鞭の反撃」
とくぎは【バイキルト】【疾風迅雷】「天雷打ち」
必殺技は「天空の一撃」
覚醒スキル 10Pで「いどう力+1」
才能開花でとくぎ「げきれつ天雷打ち」
特性「天空の一撃+100%」「いどう封じの物理」「たたかいのベホイムの援護」等を習得できる。
ドラけし! 
少女時代の「ビアンカ」、青年期の「ビアンカ」「花嫁ビアンカ」「花嫁ビアンカ+」の4種類が登場。
「ビアンカ」(少女) 
2022年3月24日開催のDQ5イベント「父パパスとの旅路」にて幼少期の彼女が登場。名称は「ビアンカ」
ドラけしは星3の赤属性で、スキルは横長を攻撃するギラ。
「ビアンカ」 
2022年12月1日開催の1周年イベント「天空の花嫁と魔界の王」で登場。名称は少女ビアンカと同じく「ビアンカ」。星4の緑属性で、スキルは十字の範囲を物理攻撃する「天雷打ち」。編成に入れてブオーンとけしコン!すると50アピールポイント獲得。
「花嫁ビアンカ(+)」 
同じく2022年12月1日開催の「天空の花嫁と魔界の王」にて登場。期間限定ドラポンから排出される星5の緑属性で、攻撃力は最大349にまで届く。スキルは広範囲を物理攻撃する「ずうっと仲良く!」。
範囲は早い話がイオナズン。…イオナズンが使えるのは恋敵の方だったはずだが、まあメラゾーマやベギラゴンの範囲は使いにくいのでこれはこれで有難い。同じ緑でイオナズンのハドラーは呪文なので差別化はできる。あちらはステータスが見劣りするが…
イベントで手に入る「ビアンカのブーケ」と錬金するとブーケが付きウインクをした「花嫁ビアンカ+」になりスキルも攻撃回数が2回になる。
スキル威力もそのままなので更に強力にはなるが、本作の二回攻撃の仕様上、障害物で遮らない限り二発目は下の方にしか攻撃できないのが難点。通常ステージなら十分すぎるぐらい有用だが。
しかし、何らかのミッション条件を満たす為に長期戦を行いたい場合、1発目の攻撃で偶然できたスキルドラ消しを2発目でほぼ巻き込んでしまい、意図せず敵を全滅させてしまう事故が起こりがち。2回攻撃スキル全般に言える話だが、花嫁ビアンカの場合はなまじ範囲が広すぎて特に起こりやすい。ミッション達成を目指す場合は外した方が無難。錬金後にガチャで引けば両立できるので、運よく両方入手できたなら無印と使い分けるのも手。
またけしコン!では300アピールポイントを獲得できる。
余談 
一時期、花嫁候補のビアンカとフローラの名前は、堀井雄二が帰宅した時に「先にビール(ビア)か、お風呂か」と悩んだことが由来という都市伝説がネットを中心に流行ったことがある。
2017年6月16日より、コナミのアーケードゲーム「オトカドール」に「ビアンカダンスコーデ」というジューンブライドコーデが登場している。
この時期のDQMBSには【ミルドラース】が出ている。 同じ作品のヒロインとラスボス、何の偶然か。
さらに、オトカドールの公式サイトで配信されている2017年カレンダーで先行公開されたときには、このコーデと共にピクニックフローラルブーケという武器も登場している。
当辞典の閲覧者ならこれが何を意味するかわかるだろう。 ただの偶然とは思えない…
海外版では彼女の台詞が若干なまった喋り方になっている。例えばdoesn'tではなく北部イングランドの方言のdun'tが使用されていたり、結婚式の誓いの言葉「はい、誓います」が「Yeah I do.」になっている(フローラは「I do.」)。このため日本版よりもおてんば娘や田舎者というイメージが強くなっているらしい。
ライブスペクタクルツアー 
フローラと共演。富田麻帆が演じた。
台詞 
【そらにくせしありきしか】
【ねえ○○○○…… そっちに いってもいい?】