パーティメンバー:DQ6
概要 
【ドラゴンクエストVI 幻の大地】の重要キャラ、および終盤の仲間キャラクター。英語名も同じくTerry。
その後【ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド】の主役に抜擢され、DQHシリーズにも登場したが、DQ9では【スペシャルゲスト】として登場することはなかった。
DQ6での設定は、「最強の剣」を求める【さすらいの剣士】。
その正体は【ミレーユ】の弟である。
白っぽい髪(銀髪)に紫色の瞳を持つ。クールな性格にイケメンの容姿(ただし公式イラスト等の身長は低め)と、それとは裏腹なヘタレ感が魅力の、何だかんだでDQ6でも屈指の愛されキャラ。
今でこそクールな一匹狼の様な性格だが、幼い頃は非常にいたずら好きだったため、姉であるミレーユはほとほと手を焼いていたらしい。
CDシアターでの声優は緑川光、DQヒーローズシリーズ以降のゲーム作品での声優は神谷浩史。
人気 
そのイケメンな容姿とクールな雰囲気から、SFC時代から女性を中心にファンは多く、【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】シリーズで描かれることも非常に多かった。
1997年に【月刊Vジャンプ】内のファンページ「DQ KIDS!!」で行われたDQシリーズキャラの人気投票(当時はDQ6までが対象)では見事1位に輝いている。
テリーの人気がいかに相当なものであったことが伺い知れる。
DQ7発売直前の同誌2000年7月号でのアンケート結果でも、DQMの影響もあってかやはりテリーが1位。
ランキング対象キャラの増えた『週刊ファミ通』 2012年8月9日号のDQ10発売直前意識調査の企画での「好きなキャラクター」ランキングでも、第10位と中々健闘している。
DQ6 
出身は【ガンディーノ】だが、ガンディーノの老夫婦は実の両親ではなく養父母である。
彼がまだ幼かった頃のガンディーノは王の悪政や【ギンドロ組】というマフィアとの癒着によって荒廃しきっており、ある日ミレーユは王への献上品としてギンドロ組の手で連れ去られてしまう。
幼いテリーは必死に抵抗したものの逆に半殺しにされ、ミレーユを救う力を手に入れるために旅に出たのだった。
なお、ミレーユは奴隷の老人の手引きで城から脱出を果たしており、二人はすれ違う形でガンディーノから旅立っている。
噂が聞けるのは【サンマリーノ】だが実際に主人公一向と初めて出会うのは【アークボルト】。
ドランゴ討伐直前にアークボルト城の出入口で、ドランゴを倒した証拠として死骸を納めるための特製カンオケを引き摺りながらテリーが出ていくシーン。
(旅の剣士がひとり大きなカンオケを引き摺っているという辺り、【ロトの紋章】の【サーバイン】の登場シーンと非常に似ている。ひょっとすると、テリーの初登場シーンはこれのパロディなのかも知れない)
奇しくも【ドランゴ】をどちらが先に倒せるかで主人公一向と争う形になり、結果先にドランゴの元に辿り着いた彼は圧倒的な力を見せて倒し、褒美の品の【雷鳴の剣】を入手し、討伐依頼をしたアークボルトでは「青い閃光」と呼ばれ讃えられることになる。
しかし一部の住民には、彼はどこか陰のある印象を持たれており、道を踏み外しかねない危うさは、微かだがこの時点から既に窺える。
vsドランゴのシーンではSFC版・DS版ともに気合の入ったムービーが流れるが、ここで見せる明らかにオーバースペックな強さから、
のちにドランゴとの【八百長】疑惑をかけられることに。
なお、このときのテリーはどういう訳か【ライデイン】・【イオラ】・【ドラゴンぎり】(の様な攻撃)を繰り出しているのだが、仲間になるとこれらの特技は一つも習得していない。やっぱり八百長なんじゃ……。
以降、主人公の行く先々で人助けをしていたり、【ベストドレッサーコンテスト】で優勝していたり(詳細はかっこよさの項)と様々な噂を聞くことができるが、次に姿を現すのは【マウントスノー】の【ゴラン】と話しているシーン。
【氷の洞窟】では主人公一向が必死で仕掛けを解いた後でのこのこやってきて颯爽と伝説の剣を掠奪しようとするが、その錆びた姿に幻滅。朽ち果てた伝説の剣を主人公に渡して何処かへと去っていく。
このとき、その錆び付いた伝説の剣の本当の価値に気付けないという大失態をやらかしてしまい、この辺りから微妙にヘタレ臭が漂い始める。
尤も、気付いた所でどの道テリーにはこの伝説の剣を装備することができないのだが……。
ただひたすらに強い剣を手にすることに執着し、がむしゃらに力を求めるその危うさが、プレイヤーにもわかりやすく見えてくる場面であろう。
余談だが、このシーンにミレーユを連れてきていると、テリーの名乗りに驚く様子(ミレーユの頭上に「!」のマーク)を見せる。
その後、強さを求める欲望から心を闇に支配され、気付けば魔物の元に居た。
「強くなれるのならば相手は誰であろうと構わない」という思考回路だった彼はそのまま【デュラン】の僕となってしまい、
敵として主人公一向と相対することになる(後述)。
基本的にDQシリーズでは、魔族に魂を売る等した人間は用済み後は使い捨てられる等、無残な末路を辿ることが多いのだが、彼は「魔王サイドに身を置いた状態で魔物と共存を果たした」という他に類を見ない貴重な例外である。
そして仕えていたデュランを倒すと、彼は「自分をこのまま放っておけば災いになるから殺せ」と叫ぶが、同時に「手段を選ばず力を求めた心の影の部分」を思わず口にしており、苦悩していた様子がわかる。
しかし、ミレーユが自分の姉であることを自白したことで彼の心は氷解し、晴れて仲間入りとなる。
ただし、このときメンバーが8人で満員だった場合(というか普通はそうなっている)は何も言わずに【ルイーダの酒場】に直行することになる。
彼には重要な役割が残されているので、すぐに迎えに行こう。
エンディングにてあるイベントへの手引きを担っている。
しかもこのとき流れる映像は、ダンジョンへ至る方法を示すヒントと、ダンジョン最深部の様子の2パターンあるという凝った仕様。
当然、彼は現実世界に生きる人間だが、現実の【ダーマ神殿】は【カルベローナ】関連の描写からするに50年前には滅ぼされているため、テリーはダーマ神殿で職に就く機会は生まれてから一度も無い。それであるにも拘わらず仲間になった際には既に【戦士】をマスターしているのだが、一体どこで転職の祝福を受けたのだろうか?
同じく武闘家を自称しているハッサンは無職扱いなのに、この差は一体どこにあるのだろうか?
まさかの職歴詐称か、それとも我流にも関わらずダーマ神殿でも正式な職歴として扱われるほどに戦士としての実力を持っているのか…。(リメイク版では他の職業もその様な感じである)
謎は尽きない。
能力 
Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | かっこよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期 | 23 | 76 | 110 | 56 | 80 | 38 | 216 | 76 | 120752 |
中間 | 40 | 116 | 118 | 62 | 88 | 43 | 310 | 110 | 700787 |
最大 | 99 | 330 | 250 | 190 | 300 | 120 | 750 | 600 | 8242047 |
- いずれも職業・装備品の補正を除いた数値
- 回避率1/16(通常のキャラは1/64)
そんなこんなで初登場からかなり勿体をつけて加入するテリーだが、多くのプレイヤーが抱いたであろう『これほど引きを作ったのなら、さぞ強いんだろうな』という期待を清々しいほどに裏切ってくれる。
まずレベル。加入時のレベルは23なのだが、VS【デュラン】戦は普通にプレーしていればレベル35が見えてくる頃(攻略本の推奨レベルも35)であり、明らかに低い(ちなみに後述する敵対時のレベルは35)。
その分レベル23にしてはステータスが高めだがそれでも他の仲間との差は埋まっておらず、やや高い素早さを除けばこの時点としては貧弱な能力値である。
肝心の特技も、ここまで進めていれば全員基本職の2~3個はマスターし、最初の上級職も既にそれなりの職業レベルになっているだろうに、テリーの職歴は【戦士】マスターのみで、【バトルマスター】になりたてのヒヨッコ。
さらに、バトルマスターになっているのに、あろうことか【武闘家】を全く極めていないという職歴詐称。
主人公が勇者への転職条件が緩いのと似たような傾向だが、武闘家自体が極めて有用な特技を持つ職。
いくら戦士だけでバトルマスターになれるのだとしても、武闘家を飛ばすのはあまりにももったいない。
この様に加入直後はレベルも特技も不足気味で他の仲間キャラに実力で大きく劣り、とても戦力にはならないだろう。
そのまま【天馬の塔】以降に連れていってもまず足手まといになる。
ちなみに武闘家未経験のまま他の上級職の条件をクリアすれば勇者になることも可能。彼を早く勇者まで育てたかったら武闘家に就かせてはいけない。
そうでなくともただでさえ圧倒的な身体スペックを有するハッサンとドランゴの二大巨頭が揃い、その次点でも専用装備を揃えた主人公や守りの硬いアモス、仲間モンスターを含めると後の新戦力【トビー】に【ロビン2】等と、テリー加入となる終盤ともなると優秀な前衛キャラは既に飽和状態もいいところなのである。
でも鍛えれば強くなるはず……と思いきや後述の通りステータスの伸びも良くないため、最終ステータスも凡庸で頭抜けた部分はない。
加入時のレベル23のままの状態で前線に加えようものならそこら辺の雑魚敵相手でも死が見えるレベルなので加入後に一旦冒険の足を止めて徹底的に鍛えてやる必要がある。
育成方針は、プレイスタイルと相談して自由に決めて良いだろう。
そのままバトルマスターで進めるよりも、一旦武闘家に戻り、せめて【まわしげり】と【せいけんづき】を覚え直す(?)方がいい。
素早さを利用するなら後述の【まじんのよろい】を使う前提で【僧侶】など回復呪文の充実を狙うのも手。【パラディン】なら前衛としての将来性も残る上、武闘家の特技も埋められる。
あるいは、【スーパースター】に就かせて【ハッスルダンス】をメインにするのもあり。重装備が可能なのでそれなりに耐久力もある。
また、入手がそう遠くない【ドラゴンのさとり】で【ドラゴン(職業)】になると、ザコ殲滅役として役割が持てるようになるだろう。他のキャラでも同じことができてしまうのが悲しいが、ドランゴをドラゴン職に就かせないなら一考の余地はある。
なお、彼のパラメータについては、下記の通りまさに凡庸のひとこと。
最も成長率が良いのは【死にステ】の【かしこさ】というのが切ない。それでもドランゴを含む固定メンバーのなかでは8人中で上から5番目という。
ちなみに彼の賢さは【キングスライム】と同じくらい。もちろん最大MPは大きく負けている。
【公式ガイドブック】には「力や体力の成長が早い」と適当なことが書かれているがもちろん間違いである。
ぶっちゃけてしまうと賢さだけでなくHP・MP・力も8人中で上から5番目、素早さは4番目、身の守りは7番目、かっこよさだけが上から3番目とかろうじてイケメン担当の地位を保っている程度と、どうも中途半端な印象が否めない。
とくに、仮にも「さすらいの剣士」と名乗っておきながら、HP・力・身の守りのすべてで主人公・ハッサン・アモス・ドランゴに劣るため、剣士として前衛を任せるのにはどうも頼りない。
さらに主人公と比較すると、上記の前衛タイプに必要な要素だけでなく、素早さとかっこよさ以外の全てで劣る。
その上さらに彼がかつて打ち負かしたドランゴと比べると、最大MP(と賢さ)は互角だが、やはり素早さとかっこよさ以外の全てで劣る。
その素早さも高いのは初期値だけで伸びは良くないため、他の仲間にどんどん抜かれてしまう。
一応Lv45を過ぎてから素早さはそれなりに成長しはじめるのだが、初期レベルのLv23からLv45に至るまで素早さが8しか増えないというのは欠陥仕様にもほどがある。
またチャモロと比べると、最大HPは互角だが、力とかっこよさ以外は全てで劣る。肝心の力の差は最大レベルで20とそれなりにあるのだが、主人公との力の差も20(ハッサンと比べれば70、50レベル比較だとチャモロと5ポイントも差がない)あるので、物理攻撃役としては全く物足りないことに変わりない。他の仲間と比べると彼の力はスライムの【ルーキー】と同じである。
おまけに身の守りも後衛タイプであるミレーユ(200)に劣り、人間キャラではバーバラに次いでワースト2位という有様である。
一応回避率が高いという耐久面でのアドバンテージはあるものの、HPがチャモロと同格、身の守りはチャモロに遥かに劣るので、素の耐久力でチャモロを上回れるかどうかも怪しい。
重装備が可能というアドバンテージを考慮しても、素のステータス、肉体的スペックがこれではあまりにも情けない。
せめてもっと力と素早さが高ければ、「耐久は低めだが速攻型のアタッカータイプ」という個性をもって活躍できたのだろうが。
とりあえず【まじんのかなづち】を装備できるので、【きあいため】と併用で必中会心で攻撃する手段もある。ハッサン、アモス、ドランゴ等多くのキャラが同じ戦法を取れ、力に劣るのでダメージも劣るのが悲しいが、素早さは高い。魔神の金槌入手時点で確実にきあいためを覚えている点でも、この技を最も活用できるキャラである。
一応装備を含めて比較すると、武器込みの場合、最大レベルではチャモロより攻撃力を55上回る(【オリハルコンのキバ】と【きせきのつるぎ】)。全員装備可能なメタルキングの剣を除く)
他の前衛キャラは全員テリーよりも遥かに高い攻撃力を持つのでどうにも見劣りするのは否めず、前衛キャラとして厳しいという結論に変わりはないが、後衛キャラとは一応の差はある。
防具についても、耐性装備さえ整えてやればそれなりの耐久力は得られる。
速攻とまでは言えないが、「手頃な素早さを持つアタッカータイプ」としての個性は持っているという考えもある。
ちなみに、最終的には後衛キャラより遅く前衛キャラでは最速となるから、後衛からバイキルトをもらうことも前衛にバイキルトをかけることもできる…と思いきや、素早さはランダム要素の大きいパラメータであるため、「後衛と前衛の間に位置する=後衛とも前衛とも差が少ない→行動順が不安定になりやすい」というジレンマを抱えている。特に前衛キャラとの差が小さいため、前衛を支援しようとしても出遅れることがしばしば。
そんな彼の利点は、素早さについては(クリアレベルまでなら)人間キャラの中で抜かれるのはミレーユだけであることと、まじんのよろいを装備できるため行動順の最速と最遅を自由に変えることができるということ。
かなり汎用性が低く限定的な長所ではあるが、特に全体回復の【けんじゃのいし】などを使わせる場合に高い効果を発揮する。
レベルがあまり上げられない【RTA】では重要な戦法となっている。
またRTAとまで行かなくとも低レベルで進めてきた場合、テリーはこれでも高レベルな方になるので、ドランゴと併せて最後まで使われることが多い。
ロクな寄り道をせず、道中のボスも初見で撃破するなどかなりサクサクと進めた場合なら、下級職一つをマスターして二つ目に取り掛かるのは妥当な進捗具合と言える。
そういう意味では彼は上級者向けのキャラクターだと言えるかもしれない。
また、SFC版のみだが、上記の通り1/16の確率で打撃回避するという【キメイラ】と彼のみの特性がある。
あまりにも地味ではあるが、こちらは汎用性があって意外に役立つ能力であり、数少ない長所かつ個性である。バトルマスターの職業補正と組み合わせると素でもそれなりにかわしてくれる。
【みかわしきゃく】と併用すると、回避に頼れるほどの確率になってくる。
最強の剣を求めているという設定のためかテリーは主人公専用のラミアスの剣(さびた剣)以外の剣や刀と名のつく武器を全て装備することができる。そのため女性物の印象が強い誘惑の剣も装備できる。
一方で、氷の刃を含めて小刀(ナイフ)の類は装備できないので長剣専門ということなのかもしれない。というわけでオリハルコンのキバはやはり口に咥えて使っている疑惑がある…。
防具も人間キャラではチャモロしか装備できない【スライムアーマー】、【スライムメット】を除くと分かりやすい鎧、盾、兜は全て装備可能。みなごろしの剣+ミラーアーマー+水鏡の盾など他キャラはできない組み合わせもある。実用性は……だが。
また実は女性物以外の装飾品を全て装備可能。イケメンの成せる技だろうか。
その他、男性キャラで唯一ステテコパンツを装備できない(誘惑の剣と共に4コマでネタにされていた)
あとは、初期状態で【まじんぎり】を習得しているため、魔神斬りを覚えているキャラが他に3人以下ならば、メタル系が出た際に魔神斬り要員の足しとして活躍ができるぐらいか。
何気に毒針を装備することができる。
毒針+しっぷうづき、魔神の金槌+きあいため、(習得すれば)隼の剣+メタルぎり、ができるのでメタル狩りは得意と言っていいかもしれない。
かっこよさ 
上記の通り、ステータス面での彼の数少ない長所である。
ちなみに彼のかっこよさは【ファーラット】と同程度。
かっこよさと言えば【ベストドレッサーコンテスト】なのだが、最後のランク8はミレーユやバーバラに任せた方が遥かに良い。
また、ランク3までは彼を仲間にする前の段階でクリアする必要があり、ランク4と7にはそもそも出場できないため、彼にお呼びがかかるのはランク5と6のみ。
しかし、ランク5はコーディネートの知識さえあれば、特に苦労もなくハッサンでもクリアできる。
また、ランク6も主人公ならばテリー加入前に手に入る装備で容易くクリアできてしまう。
なので、テリーの加入を待つ必要がどこにもない。
ただし、コーディネートの知識がない人や考えるのが面倒な人にとってはわかりやすくありがたい存在ではある。
とりあえず、彼の加入で確実に揃うプラチナシリーズに【デセオのパス】を合わせれば、加入直後のステータスでもランク6まで突破してくれる。
また、設定上は彼は一度「スーパードレッサーに選ばれた」ことになっているが、この称号は単に個々のコンテストに優勝するだけではなく、すべてのランクを勝ち上がって最高ランクで優勝した者(チーム)にだけ与えられるという設定がある。
そして、実際の彼の実力はというと、加入時の彼のかっこよさは182。これでは最高ランクどころか、ランク1をギリギリ突破できる程度。
彼の加入時点で考えられる最高のコーディネートである雷鳴の剣+【ドラゴンメイル】+【風神の盾】+【プラチナヘッド】+デセオのパス(要・おしゃれな鍛冶屋)であっても341と、ランク8優勝レベルには届かない。
仮にスーパースターマスターだったらギリギリ届くが、彼はスーパースターどころか、踊り子・遊び人の経験すらない。
こんなところでも八百長疑惑が浮上している。
ただし、コンテストには女性専用やモンスター専用がある様に、1人ではなくチームで参加することが前提。
なので、たまたまものすごくオシャレな仲間に連れて行ってもらっただけという可能性も否定できない。…が、もしそうだとしても、他人の手柄を自分の手柄にしていることになるので、情けない話である。
ちなみに、テリーがスーパードレッサーを受賞したという説の根拠は、コンテストを観戦している女性の「しばらく前のコンテストでスーパードレッサーに選ばれた男のひとステキだったわあ。なんでも世界一の剣をさがして旅をしてるっていってたっけ」という発言による。
この女性がたとえば「コンテストの優勝(ベストドレッサー)」と「スーパードレッサー」を混同して勘違いしていただけだとすれば、彼の実力でも装備次第でランク5ぐらいまではなんとかなる。実際にランク5の賞品であり非売品の【プラチナヘッド】を初期装備としていることから、ランク5はクリアしたのかもしれない。
女性の勘違いによって八百長(インチキ)の汚名を着せられたのだとしたら気の毒ではある。
ただし、一度「優勝したランクには挑戦できない」ルールからすると、ランク5以上にテリーを連れていっても大会主催者からは何も言われずに普通に参加できるので矛盾が残る。さらに、この女性は、テリーを連れてきてもセリフが変わらない。
リメイク版の会話システムでは、仲間たちも女性の発言からテリーを思い浮かべているようだが、チャモロは「こんなことに興味を示すとは思えませんが」と疑問を呈す(ミレーユは無言)。参加しなければ【きれいなじゅうたん】以外の賞品は不明であり、剣が賞品という噂はない(実際にも剣はない)。チャモロの推測は妥当といえる。
コンテスト会場にテリーを連れて行くと、彼はスーパードレッサーを「大きな洋服ダンス…のことじゃないんだな」といったように、ズレた発言を繰り返す。上記のテリーに無反応な女性に対しては、「世界一の剣をさがして旅しているヤツなんてたくさんいるだろう」と返している。
これらのことから、過去にスーパードレッサーに選ばれた男は、リメイク版ではテリーとは別人であると断言できる。初出ではテリーを想定していたが、もろもろ筋が通らないことから、リメイク版で設定変更したのかもしれない。しかし、本人が完全否定しているわけではなく、上述のプラチナヘッドの件もあるので、解釈の余地は残されている。
彼がコンテストに参加した当時と、主人公一行が到達したころではコンテスト参加者のレベルや景品も違ったのかもしれないし、そもそも大会ルールが同じだったとも限らないのである。本編シリーズの他作品ではシナリオの進行度合いによって店の商品のラインナップやカジノの景品が変わることも珍しい話ではない。
遊び一覧 
熟練度 | 戦闘行動 | 効果 |
---|---|---|
★1 | 髪をかき上げる | 効果無し |
★2 | 含み笑い | 効果無し |
★3 | コイントス | 効果無し |
★4 | 弾き語り | 敵1体を1回休みにする 成功率は休み耐性に依存する |
★5 | キザな笑い | 自分に【バイキルト】と同じ効果 |
★6 | タップダンス | 【みかわしきゃく】と同じ効果 |
★7 | 【つるぎのまい】 | 【ばくれつけん】と同じ効果 |
★8 | 【デュラン】に教わった遊び | 【ジゴスパーク】と同じ効果 |
※テリー限定の遊びは太文字にて表記
「髪をかき上げる」「キザな笑い」「デュランに教えてもらった遊び」の3種類がテリー専用。
やたらとカッコよさを強調するようなものが多い遊びのラインナップだが、比較的有用な効果を持つ遊びが多く侮れない。
キザな笑いで攻撃力を高めてから剣の舞を繰り出すということも(理論上は)可能である。
また、最も有名なのは★8で覚える「デュランに教えてもらった遊び」だろう。単純な威力も全ての遊びの中で最も高い。
ちなみに、タクトにはこの遊びが元となった「秘剣ジゴスパーク」という必殺技が登場しており、条件はあるものの任意で使いこなせるようになっている。
その他 
しかし何よりも、彼の加入が最強の前衛キャラ・【ドランゴ】の加入条件となってるのが見逃せない。
詳しくは【引換券】を参照。
かくして、加入前の期待と加入後の弱さのあまりのギャップから、テリーはDQ史上に残る屈指のヘタレキャラとして、『引換券』以外にも、
- 兵団長【ブラスト】との戦いは『靴に画鋲』(※ブラストの息子の言い分)
- 旅人の洞窟での戦いは『【八百長】』
- ヘルクラウド城における【キラーマジンガ】の後のテリーとの戦いは『茶番』
- 実力不足ですぐパーティから外され酒場へ送られてしまうので『酒場の門番』
…などといった異名と供に、生暖かく愛されることになった。
他にも直接会ったときの態度が尊大だったり、アークボルトの国宝を主人公に先んじてかっさらっていく、錆びているとはいえ伝説の剣を貶して去る、敵として立ちはだかる…など、主人公の旅を間接的にとはいえ妨害していたりもする。もちろん本人にそんなつもりは無いだろうが。
なぜか人間キャラで唯一オリハルコンのキバを装備できたり、敵対時の表示が【匹】というのもネタキャラ度を上げたポイントか。まさか噛み付いてはいないだろうと思うが。
ちなみに人間キャラが一匹と表示されるケースは多々ある(今作だけでも【試練の塔】や【アークボルト】の兵士たち、【スモック】、【デビット】が該当する)が、パーティーメンバーでー匹と表示されたのは彼が最初である。
しかもSFC版の場合、彼の戦闘時のグラフィックは「フィールド移動時のドット絵を拡大しただけ」というなんとも緊張感のないもの。敵側の【モシャス】の仕様に合わせたのかもしれないが、それにしたって世界最強の男という触れ込みに似つかわしくない姿である(さすがにリメイク版では修正され、専用のグラフィックが与えられた)。
また、倒した後のテリーの台詞が「ま まてっ!オレを このままに していく気かっ!?」やら、返答がどちらを答えても「こっちが 助けてほしいときはだれも 助けてくれないくせに なぜオレのやることは ジャマばかりする!」やら泣き言を言う辺りが非常にヘタレ感が漂っており情けない。
これらのガッカリ感から、かなりのネタキャラのイメージが定着してしまっており、実際に人間キャラの中では一番弱いと思われる。
だが一応のフォローをしておくと、全く戦力にならないという訳ではない。
あくまで「他の味方の方が強い」のである。相手が悪かったのだ。ちゃんと育てれば、他の仲間には劣るものの決して戦えないわけではないので、彼が好きな人は愛を注いであげよう。
クール系イケメンキャラとしてプレイヤー人気だけは絶大に高いので、何だかんだで鍛え上げて使ったという人も多いはず。
弱キャラ扱いされる要因 
テリーと同じように設定上は凄い能力があることになっていながら、システム上ではレベルの低い状態で加入するキャラは他シリーズにも幾らかいる。
しかしテリーは、
- 加入が遅い。
- ストーリー中であれだけ強者扱いされていたのに、仲間にしてからの弱さに対するガッカリ感。
- 時期に反して職歴=特技が乏しい。
- 自力習得呪文・特技なし。
- 同時期にドランゴ、【ロビン2】(SFC版のみ)など、より強力な仲間が加入する。
そして何よりも重大なのは、
- 鍛えてもステータスが微妙。
Lv 力 素早さ 身の守り 賢さ かっこよさ 最大HP 最大MP 経験値 テリー 99 330 250 190 300 120 750 600 8242047 主人公 99 350 200 210 330 100 800 700 8407725 ドランゴ 99 410 180 250 300 100 950 600 7992438 チャモロ 99 310 350 240 450 60 750 850 9473441
これらの要因から「テリー=弱キャラ」というイメージが強くなっている。さらに、ステータスがテリーのほぼ上位互換であるチャモロですら【ゲントのつえ】の【引換券】と呼ばれることもあるのでなおさらである。
敵ボスとしてのテリー 
【ヘルクラウド城】で戦うことになる、【デュラン】の前座の二番手。
デュランが言うには、「私に魂を捧げし世界最強の男」。
回避率が1/16と高く、通常攻撃は使用せずに特技のみで攻撃を仕掛けてくる。
【はやぶさぎり】、【かえんぎり】、【しんくうぎり】、【さみだれけん】といった剣技に加えて【ルカナン】まで唱え、さらにかつてアークボルトで入手したらいめいのけんを道具として使用してくる。
しかし先鋒を務めた【キラーマジンガ】に比べると攻撃力が100近く劣っている。ついでに隣の【ランドアーマー】よりも低い。
先鋒コンビは毎ターン合計三回行動してきたのに、テリーは完全一回行動という、逆の意味で驚きの仕様。
一応、らいめいのけんによる攻撃はこちら全員に70~90のダメージを与えてくるために連発されると厳しいが、そうそう連続で使用してくることはなく、よほどのことがない限りは回復も間に合うだろう。
一番危険な攻撃手段が実力関係なしの道具の効果に頼ったものであるというところも彼のヘタレ要素をに引き立てている…かも。
せめてまじんぎりで高確率で痛恨の一撃を繰り出せたら、このスペックでもこちらに十分痛手を負わせることができたかも知れない。
弱点は特にないが、だいたいの攻撃は普通に通るため好きなように戦うといい。
上記の通りのヘタレな実力に加え、4対1なので袋叩きにしてやろう。戦いの後は全快するので温存の必要はない。
せいけんづきは避けられることが多いので、使うならばくれつけんの方がいいだろう。
状態異常や能力低下は一切通用せず、上記のように打撃耐性も高い。
また、敵にしては珍しくデイン系に完全耐性を持っており、【ギガスラッシュ】などが一切効かない。
それ以外の攻撃属性も、強耐性のあるバギ以外は若干耐性がある。
なので、意外としぶとく粘ってくることも。
なお、もしこの時点で主人公が勇者職をマスターしているならば余裕でタイマン撃破が可能だったりする。
デイン系攻撃こそ効果がないものの、既に伝説装備を揃えている上にSFC版では雷鳴の剣にも耐性を持つ主人公が自動回復を上回るダメージを食らうケースはまず無いからだ。
一応守備力を0まで下げられればキツくはなるが、【スフィーダのたて】を使えばこの問題も解決してしまう。
まあスーパースター経由でもある程度意図的に稼ぐ必要はあるが、正真正銘「世界最強の男」を目指してみるのも悪くない…かもしれない。
ちなみに1/4096(≒0.0244%)という超々低確率で【おしゃれなバンダナ】を落としていく。一応おしゃれには気をつかっているのだろうか?
ちなみに仲間になるとなぜか火炎斬り、さみだれ剣、ルカナンを忘れている。
さみだれ剣はそのまま育てれば思い出してくれるが、かえんぎりやルカナンは【魔法使い】~【魔法戦士】を経由して覚え直さないと使えない。
とんでもない「あそび」を教えてもらっていた経緯があることから、デュランに特殊な力でも貰っていたのだろうか? ならばもう少しだけでも手強くしてくれても良さそうだが。
検証・テリーvsキラーマジンガ 
デュラン戦の前座であるテリーとキラーマジンガは果たしてどっちが強いの?
キラーマジンガの方が強いんじゃないの?
こんな疑問を晴らすために、キラーマジンガvsボス状態のテリーを1vs1にして検証が行われた。
《スペック》
テリー
HP2500 MP50 攻220 守180 早90 攻撃回避率1/16 完全1回行動
- 雷鳴の剣
- はやぶさ斬り
- 火炎斬り
- しんくう斬り
- さみだれけん
- ルカナン
キラーマジンガ(SFC版)
HP600 MP0 攻310 守235 早147 完全2回行動
- 通常攻撃
- 激しく斬りつける
- 弓を引き絞り矢を放つ
- メタル斬り
- ドラゴン斬り
《テリー側の攻撃》
キラーマジンガの守備力235に対してテリーの攻撃力は220、通常攻撃でのダメージは51程度。
さらにギラ系に強耐性を持っているため、火炎斬りは約38ダメージしか与えられない。
はやぶさ斬りのダメージは約46、さみだれけんは通常攻撃同様に約51。
弱点であるデイン系に属する雷鳴の剣使用でようやく70~90ダメージという悲惨な状態である。
ただし判断力が高いため、完全耐性を持つバギ系・ルカニ系に該当する真空斬り・ルカナンは使わない。
剣技系の特技のみで戦った場合、撃破までに13ターンほどかかる計算になる。
雷鳴の剣だけをひたすら使い続ければ7~9ターンで倒すが、雷鳴の剣の使用確率は僅か1/4。
完全1回行動も合わさって、600のHPを削るには非常に厳しい火力である。
《キラーマジンガ側の攻撃》
テリーの守備力180へのキラーマジンガの攻撃力310。
通常攻撃・メタル斬り・ドラゴン斬りですら約110、2種類の強化攻撃では約137ものダメージを与える。
これを毎ターン確実に2回ずつ行うため、仮に1度も強化攻撃をせずとも、12ターン目あたりで倒す。
2種類の強化攻撃はどちらも制限行動のため、1ターンに2回使う確率は高くないものの、もし強化攻撃が続けば、2500のHPを持つテリーをも9ターン強で倒すことになる。
実戦では通常攻撃と強化打撃が入り混じること、テリーの攻撃回避率が高いことを考慮しても、10~11ターンほどで勝負が付くことが多い。
《結論》
以上、4倍以上のHP差をひっくり返す圧倒的な火力差により、テリーとマジンガの勝率比は約4:6という衝撃的な結果が残された。
テリーが勝つのは、彼が雷鳴の剣を連発し、なおかつキラーマジンガがあまり強化攻撃を使わなかったときの話である。
なお今回検証に使用したのはSFC版であるが、さすがにキラーマジンガのHPが480となった上、はやぶさ斬りがで与えられるダメージが75に上がったDS版ではテリーが高確率で勝てるようになる。
あくまでも検証材料としてタイマンとしているが、実際に主人公たちが戦う相手側のパーティは「キラーマジンガ&【ランドアーマー】」と「テリー」であるため、これを忠実にして互いに戦わせた場合の勝率はお察しである。
ちなみに呪文耐性と全体攻撃の威力(とLv)以外はデュランに全敗しているので、デュランとのタイマンの勝率は言うまでもない。
DS版 
Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | かっこよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 | |
初期 | 28 | 86 | 115 | 59 | 83 | 40 | 226 | 86 | 208262 |
最大 | 99 | 330 | 250 | 190 | 300 | 120 | 750 | 600 | 8242047 |
- ランダム成長であるため、Lv99の値は基準値を記載
- 無職時の数値
- かっこよさは装備品の補正を除いた数値
彼のこの扱いは堀井雄二にとっても不本意だったようで、リメイクにあたり真っ先に製作チームに命じたのが「テリーを強くしてくれ」だったという。
さらに発売前のインタビューでも、「今度のテリーは強くなります!期待していてください!」と発言していた。
その甲斐あって、DS版では初期レベルは5上がって28(経験値にして約8万程度)になり、武闘家もちゃんとマスター済み。ネタ兼才能である職歴詐称はなくなった。
このまま戦闘に参加させれば、武闘家の経験をフルに生かして蹴ったり殴ったりと、それなりの活躍を見せてくれるだろう。剣士っぽさは影をひそめることになるが…。
しかし、他の仲間は適正レベルならすでに最初の上級職をマスターしていてもおかしくないような時期なので、獲得熟練度としてはまだ十分とは言い難い。さらにLv28でも他の仲間よりまだ低い水準だし、SFC版の該当レベルでのステータスと何も変わっておらず、Lv40になっても50になっても、Lv99になるまでステータスは同じ。
つまり加入時の初期レベルが中途半端に上がっただけで、ステータス自体はSFC版と同じなのである。
「テリー=弱キャラ」の原因の中で最も重大な「育てても弱い」という欠点が改善されていないのは致命的。
残念ながら元々のステータスが劣っているテリーが、初期レベルをちょっと上げただけで強くなったとはお世辞にも言えないだろう。
当然、劣化主人公、劣化チャモロの域を脱することなどできるはずもない。
さらに人間キャラの耐性全削除の煽りを受け、SFC版での数少ない長所だった回避率の高さを奪われる。
そのため、Lv99で比較すると、明らかに強くなるどころか弱くなっている。
極めつけは引換先のドランゴが大幅なパワーアップを遂げてしまったこと。
テリーは初期能力以外ほぼ据え置き(回避率低下は劣化)だったのに対し、ドランゴの超強化によって、ますます格差は開くばかり。
結局、他キャラに比べた使えなさは相変わらずであり、せっかくの強化があまり意味をなしていない悲しいことに。
ただ仲間モンスターが大幅削減されてライバルが減ったため、加入直後に身ぐるみを剥がされ即ルイーダの酒場行き、となる事態は格段と減っている。
【スライムスカウト】で加入できる多くの仲間スライム達よりは強く、競合相手といえばテリー加入時点で馬車内に在籍していることが多い【ピエール】と【ホイミン】くらいだろう。
もっとも、【スライム格闘場】を重視してどちらかを育成したいのであればテリーが酒場行きになる可能性もあるが。
また、DS版の人間キャラには会話というアドバンテージがある。特にドランゴが常にテリー好き好き発言を繰り返す萌えキャラと化してしまったため、ドランゴの付き添いとして馬車の外に出すプレイヤーも多い様子。
戦闘面を除いてはSFC版より明らかに地位向上を果たしているが……それでいいのかテリー。
会話システムのおかげでテリー自身の性格もよく描写されるようになった。
基本的にはイメージ通りのクールな態度だが、スライム格闘場やベストドレッサーコンテストのモンスター限定回に連れて行くと、異常な興奮を見せる。
コンテストに出るどろにんぎょうを「あのどろにんぎょう、いい目をしてるぜ!」と評し、格闘場の【スラッジ】爺さんには「ああいう歳の取り方をしたいな」と憧れの念を抱く。他のキャラ達がスライムの見分けがつかないと言っている中、テリーだけはその違いがわかっているようである(ミレーユはわかっていない様子)。
後述する幼い頃の経験は無駄になってはいないようだ。理由はどうあれドランゴは主人公ではなくテリーを認めているのだし、ますます(ミレーユ共々)魔物使い職が削除されてしまったことが悔やまれる。
力を求めるあまりに落ちぶれた剣士のテリーではあるが、モンスターに明るいところや、スライム調教師に憧れる所には感慨深いものがある。
スマホ版 
Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | かっこよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 | |
初期 | 33 | 103 | 156 | 60 | 86 | 41 | 246 | 94 | 336154 |
最大 | 99 | 335 | 375 | 190 | 300 | 120 | 750 | 600 | 8242047 |
・ランダム成長であるため、Lv99の値は基準値を記載
・無職時の数値
・かっこよさは装備品の補正を除いた数値
DS版の強化ではまだ足りなかったと制作側も判断したのか、さらなる強化がなされた。
まず、初期レベルが33に上昇。加入時の主人公の適正レベルは上述の通り35前後なので、他の仲間と遜色ないレベルになっている。
さらに能力値も底上げされており、DS版よりも力が5高く、素早さは約1.5倍になった。
力はせいぜい2~3ダメージ上がる程度で実感は皆無だが、素早さは加入レベルではミレーユを大きく上回りパーティー内で最速。
これにより「素早さ特化」という個性も得て、ステータス面での貧弱さはかなり解消された。
次に、職業は戦士と武闘家に加えて【僧侶】と魔法使いもマスターして、最初から上級職が4つも使えることになる。
これで漫画版の「バトルマスター、魔法戦士どちらにでもなれるぐらい修行している」という台詞通り…どころか、さらに賢者とパラディンにまで転職できる。
適正レベルで冒険を進めてきたならば、主人公は勇者になったぐらい、他の仲間は最初の上級職をマスターして基本職に戻って下積み生活を再開しているか、せいぜい2個目の上級職についているかどうかといったところ。
そこにバトルマスター・パラディン・賢者・魔法戦士と重要な上級職4つに好きに転職が可能な状態で加入するため、今のパーティに足りない部分を少ない戦闘回数で補える。
その気になれば賢者☆3で覚えた【バイキルト】・【フバーハ】と、パラディン☆2で覚えた【しんくうは】を、HP補正の優秀なバトルマスターで使う、といった各職業のいいとこ取りも可能。
また、全体的に難易度が下がったことや、ネットで容易に攻略情報が得られることで、上級者でなくともほとんど熟練度稼ぎをせずにストーリーを進めることも可能になり、テリー加入時点で他のパーティメンバーが最初の上級職の途中ぐらいということも十分ありうるので、その場合はより彼の職歴の優秀さが際立つことになる。その場合は経験値・レベルの面でも一人だけ突出していることだろう。
相変わらず敵対したときに使っていた火炎斬りとさみだれけんは忘れてしまうのはご愛敬。また【魔物マスター】としての経験はまたも認められなかった。
これにより「高い素早さから能力値に依存しない行動をする」という、DQ7のガボのような立ち回りを確立。
特に回復・サポート役としては、先制回復、先制バイキルトなど、かなり活躍が見込める。【けんじゃのいし】を持たせる役としても適任。
MP自体は低めだが、回復・補助専用と割りきれば十分。
攻撃面も【しんくうは】や【らいめいのけん】など、能力値に依存しない特技や道具があるため雑魚掃討ならばむしろ得意。
前衛としては低めだったHPも、サポート役の後衛と考えれば強力な鎧や盾が装備できる点も相まって安定感は高い。
苦節20年、遂に「素早い遊撃役」というネタではない役割を持つことができた。
ただし、剣士としての中途半端さは据え置き。
というか、道具や呪文など力に依存しない行動が中心になったので剣による武器攻撃はほぼ行わない。オリハルコンの牙を持てば一級品の武器の回ってこなかったアモスあたりに並ぶ火力になるがもちろんこれは剣ではない。それでいいのか最強の剣士。
また成長のヘタレさも変わっておらず、肝心の素早さはレベル58あたりでミレーユに抜かされる。
ついでに職歴が充実してくると初期職歴のアドバンテージは無くなり、レベルが上がると【らいめいのけん】など能力値に依存しない行動も相対的に威力不足になっていく。
後衛ポジションとしては切り札の山彦の帽子が装備できないのが痛く、最終的にはステータスの中途半端さが再度浮き彫りになり、相変わらず微妙なポジションに落ち着く。
リメイク前は「加入直後からずっと弱い」状態だったテリーが、「最初はそれなり使えるが、育てると相対的に段々見劣りしていく」という、いいのか悪いのかわからないことになった。
せめて素早さだけでも加入時の水準を保てれば役割はあったのだが・・・スタッフの間では彼の低い成長率に拘りでもあったのだろうか?
漫画版 
【神崎まさおみ】の漫画版【ドラゴンクエスト 幻の大地】にも登場。
作中での登場シーンは概ねゲーム版同様だが、それ以外にも外伝が3本も描かれているなど扱いは良い。
「4コママンガ劇場」等ではミレーユより小さく描かれることが多いなど、あまり身長が高くないイメージのテリーだが、本作ではミレーユより少し高い位の身長で、そこそこガタイもよく描かれている。
ボッツたちと出会うのはゲーム版同様にアークボルトだが、それまでにもちょくちょくと、すれ違う形で描かれている。
その後も主人公一行と幾度かの邂逅を経たのち、【デュラン】と邂逅。
主人公たちに敵対したのはテリーの意思ではなく、デュランが召喚した【破壊の剣】(ゲーム本編には登場しない)の呪いのせいという理由付けがされた。
この直前にはコブレの鍛冶屋を訪れて打ち直された【ラミアスのつるぎ】を構える事すらできなかった事への虚無感に付け込まれたこと、そして破壊の剣を手にしたことで勇者という理由だけでボッツがラミアスの剣を使える事への嫉妬心が増幅された事が描写されていた。
しかしミレーユの呼びかけで正気に戻り、テリー自身の手で【破壊の剣】を壊して呪いを打ち破った。
その後は主人公一行に協力、ゲーム版より一足早くデュラン戦も共に戦う。この時はデュランが放った千体のモンスターの足止め役を買って出た。
デスタムーア戦ではミレーユとのイオラ×2で猛毒の霧を城外へ逃がしたり、同じくミレーユと共同でのイオナズンでそれまで全く攻撃が通用しなかった第2形態に大ダメージを与えている。
エンディングでは世界中を旅しているようで、レイドックでの式典出席の連絡もできない状態だったが、旅先の看板で見た事で無事出席している。
なお雷鳴の剣はデュランに砕かれてしまったため、その後はミレーユがメダル王から渡された【奇跡の剣】を装備している。
またゲーム内では印象的であったドランゴとの交流は今作では一切なく、バトルレックス(この漫画ではドランゴという名前は出てこない)を撃破後、ちょん切った首を証拠に持って行ってしまっているので、確実に八百長などではないガチの殺し合いと思われる展開になっている。
初登場は外伝で、【サンマリーノ】とその周辺の森が舞台。
最強の剣を求めて旅をしている最中、森の中で、魔物に捧げる生贄にされていた【ビビアン】を救出し、謎の【しのどれい】の群れ、そしてその背後に潜む黒幕と戦う。
また外伝ではテリーの過去も描かれており、最強の剣を求める理由が語られている。
幼いころ、白っぽい髪色をからかわれて、いじめられっ子だったテリーを、いつも守ってくれていた姉のミレーユ。
その姉を連れ去ろうとした【ガンディーノ】王(本作では魔物使いの王)の配下である魔物に対して、ナイフで切りかかったものの、ナイフが折れてしまい抵抗むなしく姉を助けられなかった。
そのため「武器が弱かったからだ」と強く思うようになっており、強い武器を手にすることに人一倍執着を持っている。
その後は旅芸人の【アッシュ】に助けられながらガンディーノ城へ乗り込み、最後は戦士として覚醒して元凶を倒した。
だがミレーユは既に城から逃亡した後であり、再会はかなわなかった。
この少年時代の姿も『モンスターズ』と同じように、トレードマークの青い帽子や服を中心としたファッション。成長してからのテリーと同じである。
性格はサンマリーノの酒場で出会ったゴロツキを遠慮なく「ブサイク」呼ばわりしたりと、かなり嫌な性格であることを自分でも自覚している。
しかし縁もゆかりもないビビアンを助けたり、街の人に剣についての聞き込みをしたときには礼も述べており、良心に欠けているわけではない。
悪人というよりは、キザったらしい嫌味な性格といった描写になっている。
一方でハッサンたちの「世界は大きな亀の上に乗っかっており、世界の終わりは滝になっている」という話を真に受けるなど、少しボケた一面も見られる。
また外伝の影響もあってかシスコンがかなり重症化しており、外伝でビビアンを助けた理由も「姉に似ていたから」である(照れ隠しの部分も多分にあると思われるが)。
パーティー加入後は念願の再会を果たしたこともあってからさらに悪化。仲間たちに「禁断の愛の領域」ではないかと心配されるほどである。
また漫画版では強さがかなり強調されており、本人曰く「バトルマスター、魔法戦士どちらにでもなれるぐらい修行している」。
実際にしのどれいの群れを素手で撃退したり、イオラを連発している描写がある。直接の描写はないが、魔神斬りも使えるらしい。
腕っぷしだけでなく、「【しのどれい】に足枷がない」「【しのどれい】は【マホトーン】を使えないのに、自分の呪文は封じられている」などの違和感に気づき、一連の事件に「くさい」ところがあると勘づくなど、戦いに関する頭の回転も早い。
さらに「青い閃光」という異名を持つだけに非常にすばやさが高いらしく、残像が見えるほどの動きで回避し、高速で移動する際には「ヴ・・・ン」や「ブゥ・・・ン」など、まるで瞬間移動をしているような効果音が使用されている。
また、牢屋の鍵を簡単に開けてしまうなど、盗賊のような特技も身についている(本人曰く、剣探しの旅で自然に身に付いたとのこと)。
その強さは、アークボルトではブラストに対し容赦ない戦いぶりで圧勝、バトルレックスもさみだれけんで難なく倒し。極めつけは魔王軍のリーダーであった強敵アクバーを3コマで一刀両断。
その後狼狽える魔王軍の魔物たちを前に、「俺達は強いぞ」という決め台詞を披露した。
主人公であるボッツとはお互いに力を認め合っており、ボッツは初対面時からその強さを肌で感じ取り、テリーもまたバトルレックス戦での自分の動きを見切ったボッツに一目置いていた。
正式に仲間になった後も、ハッサンなど他の仲間には相変わらず高圧的な態度だが、ミレーユとボッツに対してだけは態度が軟化している。
千体のモンスターを一人で足止めする際には仲間が心配するなかボッツだけは「彼の強さは自分の憧れだ」と信頼したり、最後の戦いの後には二人で旅をしたいと語り、
兄貴分として頼りになるハッサンとはまた違う、同年代で対等に競い合う「好敵手」とでも言うべき関係になっている。
ちなみに、当時はゲーム本編や漫画等の派生作品でも、未成年のキャラが飲酒をする描写が少なくなかったが、このテリーは酒場を訪れた際、ちゃんと「アルコールのない飲み物」を注文している。
4コママンガ劇場 
こちらでも本編での不遇ぶりをネタにされることは少なく、むしろ多くの作者のお気に入りキャラということもあって、格好いい役割を与えられることが多い。
かっこよさのパラメータが低いハッサンがテリーに対抗意識を燃やすなど、ハッサン絡みのネタが多く、また本来ならテリーより何かと優れているはずのチャモロをヘタレ枠において、ヘタレなチャモロとカッコいいテリーを比較させるのも通例である。
またDS版以降のリメイクよりはるか昔のこの時期から「テリーのことが大好きすぎるドランゴ」というキャラ付けも主流だったため、ドランゴネタで必然と出番が多かった。
小説版 
こちらも作者のお気に入りのようで出番が多く、2巻冒頭からアークボルトにかけての一連の物語は彼を中心に描かれている。
また、ハードカバー版2巻及び新書版2巻の表紙は彼単独というかなりの優遇措置。
挿絵の容姿はかなり小柄で幼い。瞳の色は度々アメジストに例えられる。
原作よりも捻くれた性格で、漫画版ほどではないが、かなりの強豪として描かれている。
終盤は、バーバラがテリーとイイ雰囲気になったりする。原作にはバーバラがテリーの容姿をカッコいいと言っている台詞が存在するのでその掘り下げとも取れる。
ちなみに、デスタムーア城でサタンジェネラルに対して「カッコいい」との発言に対して、テリーは「魔物が好きだって?ばっかじゃねーの」などと発言する。
今では「(元)モンスターマスター」のイメージが定着しているキャラクターの台詞かと思うと悲しくなってくるが、DQM1より前に書かれた小説なので仕方がない。
CDシアター 
CVは緑川光。過去シリーズでは【主人公(DQ3)】も演じていた。
緑川は後にヒーローズ版の【クリフト】役を務めることとなる。
しばらくは概ねゲーム通りだが、敵を倒した際「棺桶で永遠に眠るといい…」「地獄とやらで後悔するがいい」などと一言締めることがあり、ハッサンからは「キザな野郎」とがなられ、バーバラからは「もう少し背が大きかったら完璧なのに」と品定めされ、チャモロからは「荒んでいますね…」と評されている。
旅人の洞窟でバトルレックスをあっさり撃破し屍骸を鼻でわらい足蹴にしながら棺桶に押し込み、その非情さにメンバーの数人が憤慨していた。
また、雷鳴の剣を手にしても全く満足しておらず、さらなる剛剣を求めるシーンがある。
なお、武器は最後まで雷鳴の剣を使っている。冊子のイラストでも最終決戦でこの剣を持つテリーが描かれている。
後にヘルクラウド城にてデュランに操られ自我を失った状態で主人公ウイル達の前に立ちはだかり、デュランの命でウイルと一騎打ちをする。
多くの経験を積み、自分自身を取り戻し、伝説の装備を纏ったウイルは彼を「強いが決して勝てない相手ではない」と評しつつテリーを倒すことへの葛藤もあって苦戦するが、ミレーユの援護を受けた一撃でテリーを打倒する。
そしてゲームと同じ流れを経て仲間に加わる。後にこの出来事を【デスタムーア】に目をつけられることとなる。
仲間に加わった後は性格や振る舞いにもところどころ変化が現れる。
乗り物酔いしやすい体質なようで、ペガサスとなったファルシオンに乗っている際は具合を悪そうにしていた。
それをハッサンにからかわれたりしており、最終形態となったデスタムーアに「デュランめに操られた愚か者がおったな」と真っ先に狙われた際は【みがわり】で庇われ動揺を露にしているなど、彼との絆をうかがわせるシーンも。
【牢獄の町】解放後の宴の喧騒の中で眠る【クリムト】について「こういう雰囲気の方がかえって安心できるんじゃないのか?誰もいないのはさびしいものだ」と彼の心中に言及し、酒乱したミレーユの豹変に困惑したり、【ズイカク】【ショウカク】のやり方に怒りを露にしたりと、短い尺の中で彼の変化が端的ながら描かれ、バーバラにも「テリーも変わったネ」と指摘された。
戦闘面では漫画や小説版ほど突出した活躍は少ないが、ズイカク&ショウカク打倒を一人買って出て一太刀の元に両者共々倒し、相変わらずの締め台詞でハッサンをがならせた。
また、デスタムーア相手に【メタルぎり】を披露している。
DQ10オンライン 
魔法の迷宮に低確率でドランゴと一緒に登場し、ボスコインまたはカードを託すと、かわりに該当のボスを倒してきてくれる。
詳しくは【剣士テリー】を参照。
DQM1・テリワン3D 
モンスターズシリーズの記念すべき第一作の主人公に抜擢された。
こちらはテリーの幼年時代のお話であり、【マルタの国】の【ワルぼう】に攫われた姉を救うため、【わたぼう】の導かれるがまま、【タイジュの国】の【モンスターマスター】として冒険を繰り広げることになる。
この作品では、「テリーとミレーユは姉弟」というDQ6においては重大な設定が最初からネタバレされている(DQ6をプレイした人ならば問題無いだろうが、逆に本作からプレイしてDQ6をプレイすれば別の楽しみ方ができると言えなくもない)。
テリーのワンダーランドからドラクエシリーズにハマったプレイヤーは、DQ6のプレイの際には「ミレーユ鈍すぎ」と思ったことだろう。
劇中では未来(DQ6の時代)の自分自身とも闘うことになるが、魔物に魂を売り、ひゃくれつなめでヘロヘロになる未来の自分を見てどう思ったことか。
ボスとして登場した際の彼は【テリー?】を参照のこと。
最終的には、マルタのモンスターマスターになっていたミレーユとの決戦に勝利し、二人で元の世界の自宅に戻ることになる。
しかし、このモンスターズの物語の後、ガンディーノの辛い事件が待っていると思うと、色々複雑ではある(DQ6とはパラレルワールドの可能性も高いが)。
タイジュの国内部の書物でほしふりの大会の優勝者は次代のモンスターじいさんになると説明されている。
さらにED中にはテリーの自宅の「魔物大ずかん」という本の作者がテリーの名前になっているという意味深な演出があるが…。なお、OPだとこの本の作者は不明と出る。
ちなみにこの作品に登場するテリーとミレーユの自宅には出入り口が一切存在しない(3D版ではあるが、ドアノブに手が届かないため外に出ることはできない)。
名前は変更可能。GB版ではタイジュの国に行って王様に名前を聞かれてから入力画面に入るが、PS版ではゲーム開始前に名前を入力することになる。なお、テリワン3Dでは名前変更が可能という点は偽名を使っているということになっており、ミレーユは名前変更をしていてもテリーと呼ぶことがある。
逆に、エンディング後にタイジュに戻ってきたときにテリーのままにしていると会話がおかしなことになる。ここはどうにかならなかったものか。名前を変えていないときはこの会話が起こらなくなると言ったこともできただろうに…
テリワンSPではより多くの漢字が名前に使用できるようになった。
DQM2 
モンスターを150種類集めていると闘技場の階段を下りたところに登場し、対戦を申し込まれる。DQ6同様のキザな喋り方をする。
引き連れているモンスターはわたぼう、デュラン、【グレイトドラゴン】。
わたぼうとデュランはまだわかるが、なぜグレイトドラゴンが選ばれたのかは不明。バトルレックスの方が似合う気がするが…。
勝利するとゲーム開始時のメニューに【テリーとおみあい】という項目が追加される。
これはルカ・イルがテリー本人とお見合いするという訳ではなく、DQM2とDQM1とでモンスターの通信お見合いができるようになるモードである。
ただ、DQM1は若干データが消えやすいため、DQM2でテリーのモンスターとお見合いできるようになるまで当時のデータが無事に生きてるかどうかは微妙なところ。なお、【わたぼう】を手に入れるには基本的にテリーとお見合いすることが必須である。
イルルカ 
GB版と異なり、マルタ王の子供【カメハ】が10歳くらいに成長しているという様に、明確にテリワン3Dの時代から10年近くたっているためか、本編では登場しない。
すれ違い通信で100人すれ違うごとに伝説のマスターとしてテリワン3Dのテリーが登場、バトルを行うことができる。
使用モンスターは【スライム】・【神竜】・わたぼう。バトルレックスどころかデュランまで手持ちからリストラされている…
スライムはおそらく【スラお】のオマージュだろう。
勝利するとわたぼうを入手することができる。
DQMJ3P 
インターネット通信広場にテリーの金像が置かれており、「マスターズGP&チャレンジャーズGPでチケットを30枚以上使う」というお題がプレートに書かれている。
このお題とミレーユの像に書かれているお題をクリアするとわたぼうを手に入れることができる。
また、エンディングの一枚絵にもこっそり描かれている。
DQMBシリーズ 
DQMB2で【スペシャルカード】【秘剣ドラゴン斬り】、DQMBVではスペシャルカード【テンションバーン】で登場。
【とどめの一撃】は【ジゴスパーク】。
また、【レジェンドクエストVI】の第六章で敵として登場する。お供はドランゴとキラーマジンガ。
雷鳴の剣と【ドラゴンシールド】を装備している。
使う技は「雷鳴剣」と「ドラゴン斬り」。前者は剣の力で剣に雷を纏い、単体を攻撃する。
後者は全体にドラゴン系特効技で攻撃するため、編成の際はドラゴン系は外すようにしたい。
高評価の条件にもなっているSPカード【天使の眼差し】が高確率で効く。やはり姉には弱いようだ。
全体的に強いが残念ながら敵専用で、レジェンドクエストをクリアしてもこちらでは使用できない。
せっかく名誉挽回(汚名返上)の機会だったのに…。
これにはがっくり来たユーザーも多い模様。
代わりにドランゴが使えるようになる辺り、スタッフの悪意が伺い知れる。
DQMBS 
現時点ではアプリ限定SPチケット「はやぶさ斬り」で登場。
DQH 
パーティメンバー:DQH
CV:神谷浩史
DQ4やDQ5のメンバーがリメイク版基準の性格になっている中、常にクールな孤高の剣士というSFC基準の性格になっている。
DQMで知名度が上がっているにもかかわらず登場できなかったDQ9の雪辱を果たすかのように、DQ6勢から唯一参戦。
世界一の剣を探して旅をする中でDQHの世界に辿り着き、【ラバトール】の闘技場で【ヘルムード】と対峙しているところで主人公達と出会う。
なお、初登場時にちゃっかり「最強の剣士」と自称している。自信家なところも原作通り。
戦闘能力 
DQ6本編での微妙さとは違い、強力な技で大暴れできる本作屈指の実力者。自称最強の剣士は伊達ではなかった。
あのときもこれぐらい活躍してくれたら……と思わずにはいられないが、DQ6のエンディング後に当時とは異次元の強さを手に入れたのかもしれない(だが本編のセリフの感じからして、ミレーユとは再会前とも取れる発言がある)。
どの道、ようやく名誉挽回の機会をゲットし、かつモノにできたと言えるだろう(前述通りモンバトでは敵専用で終わってしまったため、せっかくの機会をモノにできなかったのである)。
基本アクションが軒並み高性能かつ高火力な上、回復手段が限られている本作において、与えたダメージの一部を回復に回せる【ミラクルソード】を持つ。
空の敵にも当てやすい前方広範囲を攻撃する真空斬り、雷属性を持つ遠距離攻撃の【稲妻雷光斬】を持つため、空を飛ぶ敵にもマシン系にも強く、距離も選ばず攻撃できるため全く隙が無い。
基本性能だけでも十分過ぎるほど高いのに、その能力をはやぶさ斬りでさらに高めることができる。
本作におけるはやぶさ斬りは2つの分身を纏い時間差で本体と同じ攻撃を行うため、単純に手数が3倍になる。
分身の攻撃力は本体の20%ほどしかないが、ミラクルソードの時間あたりの回復量増加やヒット数の増加によるテンションの高速蓄積など、ゲームシステムとの相性が抜群に良い。
アクセ次第では途切れることなくハイテンションモードに移行することさえ可能で、必殺技の【ジゴスパーク】もギガスラッシュと並ぶ超性能を誇り、眼前の敵はどんな遠方にいてもほぼ一掃し、その上ルカニ効果のある【ほしくずのつるぎ】を手に入れれば、ブッ飛んだ火力を自らさらに底上げすることすら可能。
あらゆる状況下でも単騎突破ができ「最強の剣士」が自称ではないと言えるほどの実力者であり、多くのユーザー(特にタイムアタックを行う人々)からは「魔王テリー」と呼ばれていたりする。
ちなみに最も得意とする相手は【ギガンテス】のような図体が大きく、動きが鈍重なモンスター。
ギガンテス・強や【アトラス】戦の楽な攻略法として「テリーを使う」が挙げられるほど。
弱点はアリーナや【ディルク】と並ぶほどMPが低く、アクセサリで補填しないと特技の乱発ができない点と、LVアップに必要な経験値がやたら多くなっている点。
特に後者は顕著で、成長が早いアリーナと比べると、同じ経験値でもテリーの方が5LV以上も低いほどである。
ずっと使わないままだとレベル差が激しくなってしまい救済措置としての登用すら危うくなるため、AI任せでもいいからパーティに加えて窮地に備えておくと良いだろう。
高い性能で見事汚名返上を果たした彼だが、それゆえになおさら本編での微妙ぶりが惜しまれるのだった。
スキル 
固有 
コマンド | 特技・呪文 | |
---|---|---|
PS | NSw | |
R1+□ | R+Y | しんくう斬り |
R1+△ | R+X | 稲妻雷光斬 |
R1+○ | R+A | はやぶさ斬り |
R1+× | R+B | ミラクルソード |
必殺技 | ジゴスパーク |
アクション 
- 下表はガッツリ操作の場合。
コマンド | アクション | |
---|---|---|
PS | NSw | |
□・□・□・□ | Y・Y・Y・Y | 連続斬り |
△ | X | 突進斬り |
△長押し | X長押し | 輪転斬 |
□・△ | Y・X | 斬りあげ |
□・□・△ | Y・Y・X | 神速連撃 |
□・□・□・△ | Y・Y・Y・X | 雷鳴斬り |
空中で□・□ | 空中でY・Y | 空中連撃 |
空中で△長押し | 空中でX長押し | 裂空斬 |
ボイス集 
ルイーダの酒場選択時 | 待ちくたびれたぜ。 |
ステージ開始 | さっさと終わらせるぞ。 |
俺1人で充分だ。 | |
ボスステージ開始 | |
モンスター召喚 | 任せたぞ! |
頼むぜ! | |
行け! | |
キャラチェンジ | 了解だ。 |
最後の猛攻! | |
大ボス撃破 | フン…じゃあな |
フッ、もう終わりか? | |
レベルアップ | わくわくしてきたぜ |
スーパーハイテンション | 行くぜ! |
必殺技 | 見せてやるぜ!ジゴスパーク! |
勝利 | もっと楽しめる相手はいないのか? |
当然の結果だ。俺に負けはない | |
まぁ、こんなもんか | |
大したことなかったな | |
瀕死 | ちっ…… 俺としたことが… |
死亡 | うああああああ!!(くっそぉぉぉぉぉ…) |
蘇生した | さっさと終わらせるぞ |
蘇生してもらった | ありがとう |
DQH2 
パーティメンバー:DQH2
ハッサンとコンビを組んで登場。
いつの間にかDQH2の世界にたどり着き、【魔族の森】で【森のヌシ】(例によってバトルレックス)に懐かれ
魔族の森から魔物たちを連れ去ったよそ者から残った魔物たちを守っているときに主人公達と出会い、【謎のコンビ】として襲い掛かってくる。
今作では「昔から魔物に好かれることがある」「(スライムを仲間にしたときに)子供の頃を思い出す」など、モンスターズネタも盛り込まれている。
他にも「姉が病気になって心配」というモブの台詞に反応して自ら人助けをするなど、姉弟ネタもある。
自身の過去と似た所があるからか、闇に染まった聖杯の力で強くなった魔王ザラームを激しく否定する様子を見せている。
ただ【デュラン】に対しては他人事のようなリアクションを取っている。…魔のもとに下った黒歴史だからだろうか。
ムービー内で装備しているのは【ファルコンソード】と【つわものの盾】。
戦闘能力 
前作に引き続き登場。前作同様に加入も比較的早め。
固有能力として通常アクションの連続斬りが5回出せるようになり、通常アクションの追加・強化に新特技をいくつか習得。
テンションゲージを溜めるのにかなり時間が掛かるようになったことで戦況をキッチリ立ち回る必要があるキャラになった。
ハイテンションループはできなくなったが、その分しっかり強化もされており前作と比べても劣らない。
通常アクションや特技の強化・追加を踏まえれば前作以上の強さと言っても過言ではないほど。
前作のように、使っとけば強いという訳ではなくなってしまったが使いこなせれば相変わらず性能はトップクラスである。
ゲージを貯めてハイテンション連打とはいかなくなったが、通常アクションが大幅に強化されている。
やはり目を引くのはマホトラ斬りでMP回復の手段を得た。
回復量は20+αと多く特技1~2回分になる。はやぶさ斬りを入れても回復量が上回る。
マホトラ斬り→特技と繋げると特技で消費したMPを先出ししたマホトラ斬りで回復する、という動きができるので覚えておこう。
ただし、キッチリと剣を敵に当てなければ吸収できないのでちゃんと狙うこと。
輪転斬も強化されており、モーションの途中でも空中連撃や裂空斬へ繋げるようになり攻撃・移動・回避手段として扱いやすくなった。
連続斬りや神速連撃のヒット数が増加するなどして、手数の多さは前作にも負けていない。
特技では【しっぷうづき】【もろばぎり】が飛び抜けて強力。特にしっぷう突きは非常に強力。
アクション要素が強くなった本作において、しっぷう突きはテリーの要とも言える特技。
硬直を最速でキャンセルできる、無敵時間がある、モーションが短く隙が非常に少ないなど、利点が多い。
中でも通常アクションで硬直をキャンセルできるという点が特に大きい。
本来、特技の硬直は通常アクションではキャンセル不可。
通常アクションに繋ぐ場合はみかわしorガード、出し切ってから通常アクションへという流れになる。
しかし、テリーの場合はしっぷう突きを挟むことで特技と通常アクションの境目が無くなり、攻撃の回転が異常に早い。
また、その他の利点ももちろん有用でラッシュを仕掛ける、攻撃をかわす、距離や位置の調整と何かと応用が利く。
この特技を使いこなせるか否かでテリーに対する評価は全く別物になる。是非とも使いこなしてみよう。
もろば斬りは単体だと短モーションで高威力の代わりに自傷付きで出が遅いというデメリットもあり正直微妙。
しかし、上記したしっぷう突きと組み合わせると一変してテリーの中で最強のメイン火力になる。
しっぷう突きと連携すると最初の溜めが削除され即座に斬りかかるため、ここで短モーションなのが活きてくるのである。
しっぷう突き自体も短モーションななのでお互いが高速で連発できるようになり、敵のHPをゴリゴリ削り取っていく。
ただ、当然ながら連発速度に応じて自傷も加速していくため、あっという間にHPが減っていくのがネック。
ミラクルソードを発動させておくと自傷で減ったHPを与ダメで回復するという処理になるので多少マシになる。
とはいえ、解決策と言えるほどではないので余り調子に乗らない様にしよう。
いっそのこと、割り切ってあえて瀕死状態で戦うという手もある。
パーティスキルの逆境の〇〇系は自身が瀕死状態の場合、永続的に効果を得られる為、確実に瀕死状態になれるテリーは活用しやすい。
死んでしまっては元も子もないので、自分の腕と要相談で。
ハイテンションは連発は効かないものの、ハイテンション中の火力は非常に高い。
上記しっぷう突き→もろば斬りのループがノーリスクになるので暴れまわることができる。
スキル 
固有 
アクション 
- 下表はガッツリ操作の場合。
コマンド | アクション | |
---|---|---|
PS | NSw | |
□・□・□・□・□ | Y・Y・Y・Y・Y | 連続斬り |
□・□・△・△ | Y・Y・X・X | 神速連撃 |
□・□・□・△ | Y・Y・Y・X | 雷鳴斬り |
□・□・□・□・△ | Y・Y・Y・Y・X | マホトラ斬り |
□・△押し続け | Y・X押し続け | 昇空斬 |
△・△・△ | X・X・X | 輪転斬 |
空中で□・□ | 空中でY・Y | 空中連撃 |
空中で△ | 空中でX | 輪転斬 |
ボイス集 
ルイーダの酒場選択時 | 最強の剣さばき、見せてやるぜ! |
ステージ開始 | |
ボスステージ開始 | |
モンスター召喚 | 任せたぜ! |
行け! | |
キャラチェンジ | やってやるぜ! |
最後の猛攻! | |
大ボス撃破 | |
レベルアップ | |
スーパーハイテンション | 行くぜ! |
必殺技 | 見せてやるぜ!ジゴスパーク! |
勝利 | もっと楽しめる相手はいないのか? |
当然の結果だ。俺に負けはない | |
まぁ、こんなもんか | |
大したことなかったな | |
瀕死 | くっ……俺としたことが… |
死亡 | うわあああああ!!(くっそぉぉぉぉ…) |
蘇生した | いつまで寝てるつもりだ。 |
ハッサンを蘇生した | 起きろハッサン! |
シアトリズムDQ 
プレイヤーキャラクターのひとりとして登場。初期職業はバトルマスター。原作の初期装備でもある雷鳴の剣(リメイク版)を持っている。
DQトレジャーズ 
お宝として【テリーの像】、【少年テリーの像】、【クリスマステリー】が登場。
クロスブレイド 
第4弾で【ギガレア】として登場。
いたストSP 
DQM時代の子供の姿で登場している。
しかし子供テリーの方が人気が高いのか、強さランクはBと、大人顔負けである(ライアンや【プリン】などよりも上)。
さらに初めて戦うことになる【死の火山】では凶悪な実力を発揮した。
いたストでは初となるスイッチで島ができるマップだが、そのマップで躓いて、その分裂した島にサーカス小屋が建てられ、なかなかぎんこう城に行けない上に、増資したサーカス小屋(500G以上)にどんどん止まってしまい、気づいたら3位と大きく離れているという状況になったプレイヤーが続出。10回対決しても勝ち抜けないプレイヤーもいる。やっと2位以上になった頃にはテリーが総合順位1位になっていることも珍しくない。
スフィアバトルにおける職業は商人。何だか釈然としないが、魔物使いという職業はないので仕方ない。
どこに行ってもモンスターを探そうとしたり、店を仲間と呼んで「ミセリン」や「ショッパー」などと名付けたりしている。
いたスト30th 
こちらでは大人姿でDQ6枠から参戦。このため公式サイトでは初登場扱いとなっている。
強さランクはAとランク上がっているものの、子供時代に得意としていた相乗りをあまりしてこないため、子供時代の方が強いと思われがち。
モーグリを見かけると「モンスターを見ると子供時代を思い出してスカウトしたくなる」とDQH同様にモンスターズ時代のネタが組み込まれている。
…モーグリに【スカウトリング】や【しもふりにく】は有効なのだろうか?(一応モーグリが仲間モンスターとして登場する作品はあるのだが、スカウトリングだの、しもふりにくだのと言ったアイテムは登場していない)
他にもスタンプの絵柄「トホホだぜ…」に【わたぼう】が一緒に描かれていたり、美術品「ネーミングセンス」でベビーパンサーに懐かれていることに注目したりといったものがある。
CVはDQヒーローズシリーズと同じで神谷浩史。
DQMSL 
期間限定クエスト「DQMオールスターズ 新たなる世界」に登場。一人称は「ぼく」で、年相応の口調。
凶暴な魔物が大量発生し、それと戦った人間が凶暴な魔物と化すという現象に巻き込まれて【ベビーニュート】のような姿に変えられてしまった。
この時助けてほしいと願った事で意図せずワルぼうとプレイヤーを呼び出してしまい、再会したミレーユを加え共に事件を解決することとなる。
DQR 
職業の一つ、戦士の初期リーダー。チュートリアルで、全プレイヤーが最初に操作するリーダーである。
CVは神谷浩史。
テンションスキルはそのターンリーダーの攻撃力を+3し、貫通を得る「稲妻の加護」。
専用カードには武器や武器をサポートする効果が多く、特技はユニットにダメージを与えるものが多いがあまり強くはない。相手のモンスターをリーダーの攻撃で処理しながらモンスターを展開して行くアグレッシブなデッキが主流だが、反撃ダメージでリーダーのHPがどんどん削れていくのでどこまで自分の体力を削るかの見極めが重要となる。
また、第6弾カードパック「小さな希望のシンフォニー」ではモンスターズでの少年姿が、戦士専用レジェンドレア「少年テリー」として実装された。CVは竹内 順子。
2/2/3 冒険者
召喚時:味方リーダーのテンションスキルをモンスターマスターに変える
変更するテンションスキルのモンスターマスターは、ランダムダメージを放つ「青き闘魂 スラぼう」、高スタッツのにおうだち「豪腕王 アントン」、速攻とドローを兼ねる「韋駄天のドラまさ」のどれか1体をランダムに出すという効果。
3体とも絶好調能力を持つモンスターのため、【ブルサベージ】などの絶好調シナジーと合わせるとより強力。
当初はコストが1で、やや状況次第ではあるが出るモンスターは基本的に3体とも強力なユニットだったので、英雄【レックス】でテンションを加速させてこのスキルを使いこなす速攻デッキは大きな人気を誇った。
その人気は最大の公式大会「勇者杯」でも錬金(=配布)される特製カードに選ばれた(そのカードイラストにはヘルバオムなど、その大会で活躍したモンスターが職業の垣根を越えて少年テリーの元に集まっている)ほどである。
が、新弾実装を機にコストが1→2に上がり、スラぼう達もスタッツや能力に若干の下方修正を受けてしまった。
そのため最終的には、愛が無いと使うのは難しくなってしまった。まさにモンスターマスターを目指すアナタに。
真剣に使うのは難しいと運営もわかっていたようで、後にHPが1→2→3に上方修正されたが、肝心のコストやスラぼう達の能力はそのままなのでまだ厳しい。
DQRA 
2020年のクリスマス限定で、勇者専用カードの【クリスマス テリー】が登場。
DQウォーク 
DQ6イベントで2023年6月22日より登場。5章5話クリア後に仲間になる。
仲間になる時期が遅いので最初から絆レベル上限が30までになっている。
…が、レベルは1からで、バトルマスターどころか基本職すら熟練度無しのヒヨッコ状態での加入となる。
本家よりも更にひどい有様だが、熟練度上昇に必要な経験値は他のキャラの半分で済むようにはなっている。
バトルレックスのこころ覚醒には絆レベル最大が必要であるし、テリー単独で戦わねばならないゆめみの館の試練もあるなど、
彼の強化なくして乗り越えられない部分もあるので、手早く強化させたいところ。
レック同様初期職は戦士で、絆レベルを上げると斬撃ダメージと呪文ダメージが上昇(やや斬撃寄り)。
攻撃力と攻撃魔力、素早さが高めなあたりもレックと似通っている。
レベル21ではいなずま回転斬り、27で【ギガソード】を修得。レックと差別化を図るなら物理職寄りの育成を考慮すると良い。
DQタクト 
「テリー」「少年テリー」の2種類が登場。
「テリー」 
2021年7月1日開催の1周年イベント「ドラゴンクエストViイベント」にて登場。「テリーSPスカウト」で仲間にすることが可能。Aランク枠は【デビルアーマー】。
英雄系Sランク、こうげきタイプ。
リーダー特性「英雄系物理威力+20%」
基本特性「さすらいの剣士」
とくぎは「雷光斬」【ミラクルムーン】「雷電」
必殺技は「秘剣ジゴスパーク」
覚醒スキル 10Pで「いどう力+1」30Pで「いきなりみかわしきゃく」50Pで「みかわしステップ」を習得できる。
「少年テリー」 
2022年2月1日開催の「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドイベント」にて、「少年テリー」が登場。「少年テリーSPスカウト」で仲間にすることが可能。Aランク枠は【ローズバトラー】。
英雄系Sランク、ほじょタイプ。
リーダー特性「しゅび力+20%」基本特性「スタートダッシュ」
とくぎは、味方の移動力を強化する「ドンドンすすめ」
HPを回復し敵からのダメージを軽減する「しっかりまもれ!」
味方の物理と呪文ダメージを上げる【ガンガンいこうぜ】
必殺技はHPとMPを大回復する「タイジュの秘薬」
覚醒スキル 10Pで「【バイシオロン】で応援」30Pで「【インテライザー】で応援」50Pで「自動MP回復(小)」を習得できる。
攻撃サポート・防御サポート共にこなせる万能型のサポートタイプで一人は引いておいて損はない。
ドラけし! 
「少年テリー」「テリー」「キラー式テリー」の3種類が登場。
「少年テリー」 
2022年1月13日開催のDQM1イベント「星降りの夜の姉弟」にてイベント限定のDQMピックアップドラポンから排出される星5ドラけしとして登場。
属性は青。スキルは横長の範囲に物理攻撃を行う「モンスターマスター」で、演出はわたぼうとスライム、そして未実装のゴールデンスライムが右に突撃するというもの。
攻撃力はなんと最大321まで上がる。
「テリー」 
2022年9月8日開催のDQ6イベント「封印の大地と浮かぶ城」の中盤では大人のテリーが実装。少年時代との差別化のためか、服の色はターコイズ。
★5の黄属性で、スキルは広範囲を物理攻撃する【ジゴスパーク】。
HPは少年時代より少し高いが、攻撃力が20ほど低くなっている。
またバトケシ!のヘルクラウドとデュランに与えるダメージがかなり高いが、転がりスピードが速い。
敵の赤紫の物理防御ダウン30と味方の赤黄の物理攻撃アップ30も強力なのに…
一方、イベント内では扉ボスや強敵デュランのお供で敵として登場している。
「キラー式テリー」 
2023年8月16日開催のオリジナルイベント「キラーマシンの里 1章」で実装。本作オリジナルの衣装でかつキラーマソードを装備している。
ストーリー上ではデスタムーア討伐後、ハッサン&ミレーユ、そして道中で仲間になったモンスターであるサディー(ホイミスライム)、ナイティ(メタルライダー)、ゴットン(スライムジェネラル)を連れ、砂漠に居るという凶悪なキラーマシンを倒すのが目的である。
ドラけしは限定ドラポンから排出される星6の紫属性で、スキルは少し広い縦一閃の範囲を呪文攻撃しつつHPを回復する「キラーマスパーク」で、回数は7回。
強敵チャレンジでは効果特大を持ち、サンドアーマー2Lv99を瞬殺できるが、バトケシ!では獲得ポイントアップ中しか持ってない。
サンドモデル&サンドアーマーにダメージアップ特大ぐらいつけても良かったのでは…
ドラゴンクエストモンスターズ+ 
邪の波動の影響で行方をくらませ、わたぼうを封印し、邪配合による究極のモンスターを生み出そうとしている。
黒幕の如く描かれているが、連載が途中で終わってしまったために真相は不明。
その後のアフタストーリー「ドラゴンクエストモンスターズ++」では邪配合に魅了されない場合のテリーの外伝が描かれている。
全てをやりつくしてしまい退屈していたテリーだったが、「そのさきの扉」が開き、冒険へと出かけることになる。
その先には、【マルモ】と出会い、そして【クリオ】と出会ったところで物語は終わっている。
最後の冒険の記録では、クリオが本当の意味で出会いたかったテリーと紹介されていた。
なお、テリーのメンバーは【ヘルバトラー】、【カカロン】、【どんぐりベビー】となっている。
ライブスペクタクルツアー 
DQ3の世界に呼び出された仲間キャラクターとして出演。風間俊介が演じた。
余談 
この様に、DQM及びそのリメイクであるテリワン3Dでは主人公を務め、いたストSP、DQHでは凶悪なキャラクターで知られるテリーだが、DQ6本編を知らずにこちらからDQに入った人は「え、こんな強くてかっこいいキャラが仲間になるの?」と興奮し、そしてその後の使えなさにガッカリ感を覚えるだろう。
本編ではなく外伝で輝くキャラなのかもしれない。
ちなみに、名前のテリー(Terry)は現実世界ではテレンス(Terrence)の愛称として使われる名である。
彼の本名もテレンスだったりするのだろうか?
また、アベル伝説に登場する【トビー(アベル伝説)】というキャラクターと設定が似ている。