概要
DQ5から登場したモンスター。
初登場のDQ5ではスライムに跨った剣士という位置づけだったが、DQ6で【スライム格闘場】にエントリーできる扱いを受けて以降は【スライム系】の扱いになっているモンスター。
通常の二倍ほどある大きな黄緑色のスライムの上に、子供のような体型のナイトが騎乗している。
スライムの可愛らしさと鎧を纏う騎士の格好良さを併せ持った姿から、スライム系の中でも人気が高い。
DQ5で初登場して以来、毎作のように出演。本編とモンスターズでは完全に常連モンスターとなり、他のほとんどの外伝作品にも呼ばれている。
【仲間モンスター】としても常連。名前はいずれの作品でも【ピエール】。
スライムの目が縦目のデザインと丸目のデザインの2つがあり、縦目は公式イラストやほとんどの作品で、丸目は多くのグッズやDQ8、モンスターのモデリングが8をベースにした作品などで使われている。
騎乗しているナイトの部分は魔界の騎士だとか、スライムの一部だとか、はたまた人形だとかいろいろな説があり、作品によって設定が大きく異なる。
同じ姿のモンスターでも登場作品によって設定を変えてくるのが珍しくないドラクエシリーズだが、その中でも「騎士の部分がスライムから生えてくる」系の設定は抜群のインパクトで有名となった。
最近の作品では設定が「スライムと騎士は別の生物」に落ち着いたらしく、スライムと騎士が別行動をとっているところもしばしば見られる。
ちなみにモンスター大図鑑には「仲良しのスライムがいじめられるのに腹をたて、スライムを守ろうと決心した誇り高きナイト」という記述がある。
色違いは上位種の【メタルライダー】と【のっかりゼラチン】が存在する。
亜種としては【ダークランサー】、【ダークナイト】、【転生モンスター】には【ハートナイト】がいる。
スーパーライトには「Vスライムナイト」、ウォークにはパ・リーグとのコラボで北海道日本ハムファイターズのユニフォームを着た「ファイターズナイト」とおでかけスライムとして富士山カラーのスライムに乗った「おでかけナイト」、DQ3の【戦士】の格好をした「戦士スライム」、タクトではパティシエの格好をした「パティシエナイト」が登場する。
星ドラには亜種としてピエールが登場。
こうして見ると、武器や乗っているスライム違いが多く純粋な色違いは少ない。
DQ5
幼年時代の【ラインハット】地方で初登場する。本作では「スライムに跨った魔族の騎士」という設定。
【ホイミ】で回復し、【マホトラ】でこちらのMPを奪い、攻撃をかわす身軽さもあるという多芸な魔物。
【痛恨の一撃】使いでもあり、稀に守備力貫通タイプの痛恨の一撃を放つ。
痛恨の選択率は高くないが、一度に出現する数が多いので食らう機会は多く、受けるダメージも45前後と非常に危険。
同時期に出る痛恨使いに【ブラウニー】がいるが、ソイツの痛恨3回分の威力を1発で放つ。ブラウニーとは比べ物にならないほどの危険な敵である。
幼年時代では間違いなく最強の部類に入る敵。得られる経験値も周囲のモンスターから頭ひとつ抜けて高い。
実は幼年時代ではラインハット城のごく近辺には出現せず、少し離れたところで出現するので、装備を買い揃える前の段階などで出会いたくなければあまり遠出しないこと。
単体スペックでも最強なのに、幼年時代の時点で最大3匹(さらに他のモンスターを引き連れる可能性あり)まで、青年時代になると全く自重せずに横幅の小ささを生かして最大で6匹グループで出るためタチが悪い。
青年時代で出会う頃の面々と比べても全くひけをとらない実力の持ち主で、最初に出てくる時期を間違えたと言えるほどのレベル。
マホトラと痛恨の一撃は【制限行動】に指定されており、同一グループで1ターンに1回ずつしか使えないが、複数のグループに分かれて出現することも珍しくない。
呪文耐性もメラ・ヒャド系以外は高く、こちらがこの時期に使えるイオやバギに耐性が高いのも厄介。
ならばと搦め手で対処したいところだが、ラリホーやマヌーサ、メダパニにも強い隙の無さ。
一応、休み系は確実に効くが、この時期に【おたけび】を使えるのはやや仲間になりにくい【イエティ】のみで、初期の賢さが低いのでなかなか言うことを聞かず、これに頼るのは非現実的。
上述の通り本来は青年時代になってようやく対等に渡り合える相手なのだが、実は【レヌール城】へ向かう段階で戦うことも可能で、【ラインハットの関所】南東の川沿いの森で会える。
この時点ではよほど入念にレベルを上げていない限りまともに戦える相手ではない。
主人公のバギや【ビアンカ】のギラに強耐性というのもダメ押しである。
調子に乗ってラインハット近辺でレベル上げを試みたら、こいつの集団にボコボコにされて全快の状態から1回の戦闘で宿屋or教会行きもザラ。
というか、アルカパの時点でコイツと渡り合えるほどレベルを上げたら幼年時代を楽々クリアできてしまう。
倒すと1/32の確率で【せいどうのよろい】を落とすことがあるので、興味があれば勲章として狙ってみよう。上手く手に入れば、主人公の鎧はしばらく買う必要がなくなる。といってもそこまで鍛えた頃にはお金は余りまくっていることだろう。
仲間にすることが可能で、敵の時に強かった分、味方にするとかなりの優等生。
早期に仲間にしやすいことや、便利な習得特技、豊富な装備品等その高性能さから非常に人気が高い。
詳細はこちらを参照。小説などでも活躍する。
SFC版公式ガイドブックの装備品は着用者も一緒に描かれていたのだが、スライムナイトは仲間モンスターになって装備品も多いため、いくつかの装備イラストで着用者に採用されている。
しかし、
- 【はがねのよろい】:ナイトの部分がこれに着替えている→鎧は魔物の一部ではなく脱ぐことができ、「中身」が存在する?
- 【ステテコパンツ】と【せんしのパジャマ】:見覚えのない金髪真ん中わけのぽっちゃりとした青年が着用→両方装備できるのはスライムナイト、ソルジャーブル、アンクルホーンのみ→後者2種でないのは確実なので、このぽっちゃり青年がナイト部分の素顔なのでは?
と言ったように、スライムナイトに関する様々な憶測を呼んでいた。
リメイク版
痛恨の一撃を選択した時の発動率が1/4に上がったので、さらに脅威が増している。
幼年時代では「スライムナイトx3、スライムx3、ホイミスライムx3」の計9匹の集団で現れることも。
青年時代では同種7匹の群れで出てくるため、油断できない。
ちなみにPS2とDS版以降では痛恨の一撃のアクションが異なり、PS2版では普通に剣で斬りつけるだけだったが、DS版以降ではPS版DQ7のメタルライダーのアクションが使用され、乗っているスライムから降りた後、
スライムの突起部分を掴んで叩きつけるという大胆なアクションを行う。
相方のスライムは大丈夫なのだろうか?
PS2版では会心の一撃や強力な呪文で倒すと、吹っ飛んだ騎士の上に同じく吹っ飛んだスライムが見事に乗っかりそのまま消滅する。スライムに乗っかられるスライムナイトという立場の逆転が起こってしまっている。
PS2版の公式ガイドブックでは、後述の小説版を踏襲してか「騎士はスライムの身体の一部」という設定。
その割に騎士が簡単に吹っ飛ぶというのは、どういうことなのだろうか…?
騎士の芽設定が生きているならば、騎士とスライムは繋がっているはずだが、それが引き千切られて飛んで行くということになる。
どろどろなバブルスライム系ならまだしも、こいつらがそうなるのを想像するとなかなかにグロい。
小説版
【ピエール】が登場。メインキャラに匹敵する破格のポジションを得ている。
この作品の設定ではスライムと騎士の部分は繋がった同一の存在。
スライムが「スライムナイトになりたい」と願うことで、額から騎士の芽が生え、これが育つと人型になる。
しかし、騎士は一種の寄生生物であり、ある程度まで育つと、スライム本体との間に主導権を巡っての争いが始まる。
この苦痛に耐えきったものだけがスライムナイトになれるが、騎士が勝った場合はスライムは抜け殻になるという。作中では下のスライムが抜け殻になった【メタルライダー】が登場する。
DQM1の設定はこれを意識したものなのだろうか。
DQ6
【夢見の洞窟】や上の世界の【アモール】周辺などに登場。
痛恨の一撃が武器を振り回す攻撃(ダメージ1.25倍の【強化攻撃】)になり、かなり弱体化。攻撃力も高くもなく低くもなくといったところ。
また、マホトラを使わなくなったことも大きい。
といってもこっちの戦力が揃っていない時期に出るので弱いわけではない。
引き続きホイミも使うが、【ベビーゴイル】や【ハエまどう】等と一緒に出たら、こいつの相手は後回しにしよう。
呪文耐性はやはり高めだが、出現タイミング的に味方側に攻撃呪文の使い手がいないので全く関係がない。
せいぜい【ミレーユ】がLv9で覚えるヒャドが間に合うかどうかというところだが、よりによって冷気系は無耐性なのでやはり全く耐性が活かせていない。
そして仲間になると、なぜかこれらの呪文耐性がなくなってしまう。なんでやねんと…。
倒すと【どうのつるぎ】を落とすことがある。
前作の青銅の鎧に比べるとかなりショボくなり、ドロップ率も1/64と低い。
仲間になる場所は【空飛ぶベッド】がないと行けない、上のアモールの西側のみ。
【夢見の洞窟】で仲間にしようと戦い続け、泣かされた人も多いだろう。
そもそもこれらの出現地域はエリアレベルが低いので熟練度も上げられない。むやみに戦い続けてレベルが上がってしまうと後で苦労をするので注意。
詳細はこちらを参照。
【スライム格闘場】では、Aランクの1回目の試合で3匹で登場する。
こいつの攻撃でそこそこでもダメージを受ける様なら2回目以降の試合は苦戦を強いられることになるだろう。
リメイク版
「持っている武器を激しく振り回す」攻撃の際に、あろうことかDQ7のメタルライダーが痛恨を出す動作と同じく乗っているスライムを叩きつけてくる。
DS版DQ5でも痛恨の一撃を出す際に同じ行動をとっていたが、よもや武器扱いとは……。
ちなみにこれは攻略本でも突っ込まれていた。
また、【ホルストック】で【スライムスカウト】としてピエールを仲間にできる。自分の力を必要としてくれる人を探していた。
他のスライムを仲間にできるポイントが後半ばかりである関係上、最も早く仲間にできるスライムになった。
仲間モンスターの耐性が通常モンスター準拠になったリメイク版では、ギラ、イオ、バギ系のダメージを大きく軽減してくれるこいつはなかなか頼りになる。
DQ7
過去の【ダーマ地方】周辺、【西の洞窟】、過去の【砂漠地方】に出現。特にダーマ編では強敵。
ダーマ編ではイベントで出ることも多く、反乱イベントの時に決闘場で囚人を殺そうとしている他、【ネリス】の取り巻きとして【ダーマ神殿地下の決闘場】で戦うことになる。
決闘場の個体には邪悪なキャラ付けがされており、後述の小説版でも再現されている。
「キヒヒ……ネリスの目的は
弟をキズつけた 戦士の魂を
くだくことのみ。
「あの戦士と 戦うためなら
何百 何千回だって ネリスは
決闘に のぞむだろうよ。
囚人を助けるために戦う際、襲っているスライムナイト側に直接話しかけて戦いを挑む分には全く問題ない。
しかし、まかり間違っても襲われている囚人側に話しかける形でバトルを誘発させるのは、通常攻略の範疇では厳禁。バグにより【フライングデビル】が出てきて大変な目に遭うこと必至である。
敵としてのスライムナイトは、攻撃呪文耐性は無くなったが、HP・攻撃力が高く単純に強い。
【ジャンプ攻撃】と、伝統となっているホイミ(自分のみ)をうまく使い分ける。
同地方に出る【ドラゴスライム】同様、時々スライムの黒目が消失して白目だけになった個体が現れる。ちょっと怖い。
【モンスターパーク】での会話では、「オレたちって無口なんで 急に話しかけられると何言えばいいのかわからんのです」と言う。
残る二つのセリフは「…………。」と「…………どうも」と無口なものばかり。
リメイク版DQ5やDQ6の血気盛んなかけ声の印象から比べると、ちょっと意外な実態である。
ちなみに意外なことに前作・前々作と仲間モンスターとして大活躍したにも関わらず、モンスター職にはなっていない。
「ホイミやイオを習得できる戦士系職業」は結構需要がありそうだが…。
余談ながら、本作においては上位種のメタルライダー共々過去世界にしか出現しない(モンスターパークを除く)。
現代においては絶滅してしまったのだろうか。
リメイク版
ダーマ神殿地下闘技場での、話しかけ方によってコイツかフライングデビルで正体が変化するものはいなくなり、どう話しかけてもスライムナイトとの戦闘になるようになった。
戦闘画面で敵も3Dモデルで動くようになったため、眠っている姿を見られるようになった。
コイツを眠らせると、上の人型部分はうなだれて「Zzz」の眠りエフェクトが出るので眠っているのが分かるが、下のスライム部分は目を閉じることも無ければ、身体の力が抜けて平べったくなることもない。平常時と全く変わらない。
もし7におけるスライムナイトが「繋がっている一つの生物」ならば、スライムの顔がただの飾りだったとしても、身体の力が抜けて平べったくなるくらいはするはずなので、「ナイトの方は寝ているがスライムは寝ていない」状態だということになる(【そらの狩人】なんかは上のフクロウごと寝るのに…)。
一匹目 | 二匹目 | 三匹目 | |
名前 | ピエール | アーサー | ちゅん |
モンスターパークでの名前はDQ5の仲間モンスターから。由緒正しき名前である。
小説版
やはりダーマの闘技場でネリスと共に登場。ゲームの剣ではなく斧・槌・槍を得物にする三匹組で、兜の奥は単眼らしい。
控え室ではネリスを「オレたちのオモチャ」と評し、そのもがき苦しみながら戦う様を楽しんでいて
小説版DQ5の騎士の鑑たるスライムナイトの姿からは想像もできない邪悪な存在。
が、実際にゲームで戦う時はコイツらがネリスのおまけ扱いだったような...。
ちなみにスライムナイト系統において斧の使い手はダークナイト、槍の使い手はダークランサーが登場しているが槌の使い手はいまだに登場していない。
DQ8
【アスカンタ国領】と【願いの丘】に出現する。
相変わらずジャンプ攻撃とホイミを使う。
全体的にステータスが高く、強化攻撃と回復を使いこなす万能選手。
特殊な術や策を弄してくるわけではないが、まぁ普通な感じに強い相手。
【バギ系】に耐性があって【オノむそう】の効きがイマイチなのも厄介。
【ヒャド系】は無耐性だがさすがにこの段階で【ヒャダルコ】は覚えていないだろう。
結局のところ【ハイブーメラン】や【ヘビ皮のムチ】で地道に叩いていくほかない。
【マヌーサ】や【マホトーン】がそこそこ効くので覚えているなら使ってもいい。
一応スライム系のモンスターではあるが、スライム族のメッカである【風鳴りの山】での登場権は得られなかった。
落とすアイテムは通常枠が【スライムピアス】(1/32)、レア枠が【騎士団の盾】(1/256)。
剣の方は落とさないようだ。
スカウトモンスターに【愛の戦士ピエール】がいる。
晩成型で最終的なステータスはかなり高くなるが、HPがあまり高くならないのと、焼け石に水のホイミを使うせいであまりお呼びがかからない。
とはいえ低ランクでは活躍できる。
【モンスター・バトルロード】では最初の相手であるGランクの1回戦【スライミーズ】で登場。
3DS版
バトルロードで新たに追加されたSSランクの1回戦【リーザスガーディアン】にも登場する。
もちろん、HPも能力もランクGの個体とは、比べものにならない。
DQ9
【アユルダーマ島】や【ダーマの塔】に生息。
ホイミとかぶとわりを使う。盾を所持しているため攻撃を弾き返されることもある地味にヤッカイなヤツ。
長らく弱点であった冷気は今作では等倍率。弱点ではないものの、これまでと同様、耐性も持たないという仕様となった。
そして、スライム系共通の特徴として闇属性が弱点になった。
本作では仲間になるわけでもなく、クエストにも一切絡まないのでかなり地味。
ドロップは通常がスライムゼリー、レアがてつのつるぎ。
図鑑の追加説明によれば、スライム族の平和を守る、弱きを助け強きをくじく誇り高きナイトらしい。
DQ10オフライン
【オルフェア地方東】、【ミューズ海岸】、【ラーディス王島】に生息。【名もなき草原】に生息する個体は弱め。
フィールド上のシンボルはナイトがスライムから降りて並んで歩いているが、こちらに気付くとすかさず騎乗して襲いかかってくる。
また、【スライムタワー】の一番上の緑のスライムはスライムナイトの下のスライムらしい。
通常ドロップは【まほうの小ビン】、レアドロップは【スライムゼリー】。
転生モンスターは【ハートナイト】。
Ver.2
【サザミレ草原】にも生息するが、名もなき草原同様の弱さ。
DQ10オンライン
オルフェア地方東では狭い山道を門番のように立ちふさがっているのが印象的(オフラインではプーラのほら穴前に移されている)。
Ver.2.0で仲間にできる。生息エリアを増やしている。
魔界では万魔の塔に強化版が登場するほか、【スライムナイト・強】が生息。
詳しくはこちらを参照。
DQ11
【ソルティアナ海岸】や【バンデルフォン地方・東の島】に出現。2Dモードでは【名もなき地】(地図の東端の島)と【冒険の書の世界】の【迷いの森】にも現れる。
立ち止まるとナイトが愛馬よろしくスライムを撫でたり、夜間は寄り添って眠っていたりと、なんとも微笑ましく仲睦まじい様子を見せてくれる。
通常攻撃メインだが【かぶと割り】で守備力低下を狙ってくる。他にも【ホイミスライム】を呼ぶことも。
他のスライムナイトが【ゾーン】状態の場合は連携技【かっちゅう割り】を放つ。
ドロップアイテムは通常枠で【スライムゼリー】、レア枠で【てつのつるぎ】を落とす。
【あしばらい】を食らうとナイト部分がスライムに押しつぶされ、抜け出せなくて必死にもがいているナイトの様子が見られる。
余談だが過ぎ去りし時を求めた後の【神の民の里】でも会える。敵ではなく【NPC】扱い。警備を担当しているようだ。
話し掛けると「うりゃっ!そりゃっ!」と妙に懐かしいセリフが聞ける。
【神秘の歯車】を取りに行く際に話し掛けると、この個体は「自分は孤独だった」と語り、仲間の魔物には馴染めず、人間には怖い魔物と恐れられたという。そんな中、長老の【イゴルタプ】に拾われ、養子として育ててもらったため、イゴルタプに恩返しするために、彼の警備に付いているらしい。
邪ver
ソルティアナ海岸に出現。2Dモードでは、通常版同様名もなき地(地図の東端の島)に出現する。
出現地域や戦い方、ドロップアイテムは変わらず。
経験値こそ10倍以上になったが、終盤でてつのつるぎを狙うことも無いだろう。
なお解説文では「大いなる暗黒の力に影響を受けて邪悪に変化した」とある(この解説文はほとんどの邪モンスター共通)。
イメージとしては多分後述するDQMJ3に登場する【黒鉄の監獄塔】にいる看守としてのアイツに近いと思われる。
DQ11S
新たに【モンスター乗り物】に抜擢。乗り物にできる個体は、ソルティコの町から南東側の海沿いに向かうと出会いやすい。
スライムに乗れる…のはいいのだが、ナイトは主人公が操るスライムに横からしがみついたまま。
まるで相棒を強奪されたのを必死に引き止めているようにも見えてしまう有様。しかも、追加枠のモンスター乗り物の騎乗例として公表されたのが、よりにもよってこのワンシーンである。
おかげで、主人公が本編とは別ベクトルで【悪魔の子】と揶揄されまくる羽目に…。
また【ボイスドラマ】「愛のこもれび」では、【ゼーランダ山】の森の警備隊隊長として【オスカー】?が登場。
DQM・DQM2
スライム系×あくま系で誕生する、低ランクのモンスター。
覚える特技はホイミ、スカラ、けものぎり。MPの伸びがやや悪いが、他は平均的に上昇する。
スライム系にしては攻撃呪文への耐性がやや高い。
また、会心の一撃の発生率、俗に言う会心率が最高値に設定されているため極限まで鍛えることを前提とした対戦では有能なモンスターの一体と言える。低ランクと言えども使いこなせば魔王にも劣らない活躍が期待できる。同じスライム系の【スライムファング】にも同様のことが言える。ゴールデンスライムと配合しまくればさらに耐性を強化できる。補助系耐性の穴が目ぼしいもので弱耐性の【麻痺系】、無耐性の【1ターン休み系】ぐらいなものであり、耐性を強化すれば非常に心強い。DQM2ではゴールデンスライムが野生で出てくる鍵や他国マスターに会ったりすることで簡単に手に入るので、比較的耐性強化をしやすくなった。
元々ナンバリングで仲間になったスライムナイトは強力で頼もしい存在だったが、このシリーズでもその優秀さは健在だったと言える。
ちなみに、DQM1での「乗っているように見えるナイトは、実は体の一部」という衝撃の説明文がファンを驚かせたことで有名。
DQM1&2ではこの設定に統一されているのかと思いきや、DQM2の説明文はスライムと騎士が別々の存在だと思わせるような内容となっている。うーん、奥が深い。
もしかしたら生態が若干違うのかもしれない。
PS版ではGB版と説明が異なり、「ライバルはプチヒーロー」とのこと。そのわりにプチヒーローを配合で作るにはコイツが必要になるのだが…
キャラバンハート
スライム系のBランクモンスターとして登場。
こちらは素早さの伸びが悪く、他は平均的に上昇。耐性は平凡だが、会心率は若干高めに設定されている。
特技としてホイミとスカラを習得できるのはうれしい。
とは言え、会心率最高のマスタースライムと比べて優れているところは特にないため、
終盤以降で使うのは趣味の域か。
ジョーカー1
スライム系のランクDのモンスターとして登場。
野生では出現せず、一般配合でのみ入手可能。
特性に【カウンター】を持ち、防御以外の行動を取っている時に単体打撃系の攻撃を受けると、その相手に通常攻撃で反撃する(確率1/2)。
通常の戦闘では強力な特性だが、スカウトする際にカウンターで余計な一撃を入れてしまいHP調整に失敗することも。
一長一短の特性となっている。
スキルは【ホワイトファイター】。デイン系の剣技を中心に習得していく。
【スカルゴン】との配合で【エビルドライブ】が誕生する。
本作でも同型のメタルライダーと共演している。あまり目立つ能力がないのが残念。
ジョーカー2・2プロ
相変わらず野生では出ない。
【イオブレイク】の特性を得たが、その他は前作とほぼ変わらない。
エビルドライブの配合方法が変わったので今作は特殊配合には使わない。
プロフェッショナルではステータスは上昇したものの、どうにも中途半端。
一般配合のほか、【エビルドライブ】×【スライム系】で誕生する。
強化で【ルカニブレイク】、最強化で【いきなりバイキルト】の特性を習得していく。
【メタルスライム】とで【メタルライダー】、【ダークスライム】とで【ダークナイト】、【ドラゴンマッド】とで【ドラゴンライダー】が作れる。
いずれもこいつをエビルドライブで代用できる。
テリワン3D
いかりの扉に野性個体が出現。
特性は【スタンダードボディ】、【カウンター】、【イオブレイク】、+25で【いきなりバイキルト】、+50で【亡者の執念】。
強力な特性である亡者の執念を習得。半端だった各種ステータスも軒並み上昇し、さらにいきなりバイキルトが対戦では確実に発動するようになりかなり強くなった。
亡者の執念で攻撃を耐えつつ、バイキルトの乗ったカウンターで反撃するという芸当も可能。すごいぞピエール!
惜しむらくは特性を最大限に生かせる【空裂斬】習得に、強烈なデメリットが不可分なことか。
イルルカ
【雪と氷の世界】に出現し、スライムナイト同士で決闘している様子も見られる。
夜になると一部の個体はフィールド上で眠っている。
今作はエビルドライブを使用した特殊配合では作れず、スカウトか一般配合で入手可能。
【新生配合】で【メタルキラー】、【メガボディ】化で【AI2~3回行動】、【ギガボディ】化で【マホトラ攻撃】、SP版では【超ギガボディ】化で【魔神攻撃】を習得。
空裂斬習得にデメリットが付いてこなくなったため、高攻撃力+いきなりバイキルト+イオブレイクを思う存分活かせるようになった。やったねピエール!
また【転生モンスター】の【ハートナイト】も登場。スライムナイトをたくさん倒しているとまれに出現する。
ジョーカー3
多くのモンスターズ常連モンスターがリストラされたなか、しっかり続投。
スライム系のランクD。スキルは【スライムナイト(スキル)】。
【ライドシステム】にも対応しているが、スライムにまたがった騎士にまたがるというバランスが悪そうな乗り方をすることになる。ライドタイプは地上。
【黒鉄の監獄塔】に出現し、屋上にいる個体は【ドラゴメタル】と合体してメタルライダーになる。
敵として出て来た時は【魔神斬り】を使用する。魔神斬りが命中した時【凶とげジョボー】がいるとブレイクバーンが発動してしまうことがあるので注意。
特性は名称こそ変わったがイルルカと同じ。超ギガボディ化で【武神】を習得。
フィールド個体と同じようにドラゴメタルとの配合でメタルライダーが生まれる。でもスカウトするか位階配合で作ったほうが圧倒的に速い。
監獄塔に着ぐるみ姿で侵入するイベントの時に看守として登場するスライムナイトを【リアクター】で調べると、「【イッタブル】の命令であれば、どんなことでも平気で行う」らしい。
罪の無い住民を【ブレイクモンスター】に改造する等の非道な行為に平然と加担しており、外見からは想像できないような悪党である。
だが、上のフロアに出現するものを調べたりライブラリに載せたりすると「剣を取るのは愛する友と美しきスライムのためのみ……騎士道精神を持つものだけがスライムナイトとなれるのだ。」とのこと。騎士道精神とは一体……。もしや【デュラハンナイト】のように既に忘れているのだろうか。
久しぶりにイベントでDQ7のダーマ神殿のような悪サイドのスライムナイトが登場した。
ちなみに監獄塔クリア直後には塔のふもとの町民から「イッタブルの手下はまだ塔の中に残っている」と説明されるので、上のフロアに出現する騎士道精神を持つと説明されるものたちもイッタブルの手下で間違いないと思われる。
ジョーカー3プロ
黒鉄の監獄塔に出現するのは変わっていないが、なぜか屋上の個体をライド攻撃で倒した場合もメタルライダーになる。
また、主人公が【オークキング】に見つかった時にこいつがオークキングの近くにいるとこちらに気付いた状態になる。
合体特技【闘魔爆炎斬】、合体特性【ビーストキラー】を手に入れた。
DQM3
スライム系Fランク。野生では【鉄鋼砦の魔界】の初級と中級に生息。
ドロップアイテムは【上やくそう】、レアドロップは【ほしのイヤリング】?。
【スライムタワー】と【シールドこぞう】の特殊配合で誕生する。
特性は【1~2回行動】、【くじけぬ心】(Lv20)、【ラージキラー】(Lv40)。
Lサイズ化で【ピンチで会心】、【爆発ブレイク大】、【いきなりバイキルト】(Lv60)を習得する。
所持スキルは【騎士道】。
Fランク帯では数少ない複数回行動持ちなので、序盤に作れれば頼りになる。ステータスは全て平均的に伸びるバランス型。
【たけやりへい】と配合することで【さまようよろい】、【ライバーン】と配合することで【ドラゴンライダー】になる。
また、これまで通りメタルスライムと配合することでメタルライダーにすることもできる。
トルネコ2
HP20、攻撃9、防御6、経験値8。
【お城のダンジョン】の4F~6Fなどに出現する。
特殊能力はないが、HPと攻撃力がやや高めな序盤の強敵。
油断すると倒される可能性もあるので、残りHPに注意しながら戦おう。
経験値は低いが、アイテムドロップ率が約6分の1と高いので積極的に狩ると良い。
ちなみに、内部データには「スライムナイトはスライムになった」という没メッセージがある。
【風来のシレン】のマスターチキンのように、HPが減るとナイトだけ逃げ出すような特殊能力を実装する予定だったのだろうか?
それだとあまりにもナイトが情けない、ということで没になったのかもしれない。
トルネコ3(GBA版)
HP35、攻撃力17、防御力18、経験値26。
PS2版では省かれてしまったが、GBA版でメタルライダー共々復活した。
【神々の道】5階以降でのみ出現する。追加モンスターであるためか、ここ以外一切出番は無い。
系統としては【スライム系】と【剣系】に属するものの、【テーマ別モンスターハウス】にすら登場しない。
特殊能力を持たず、ステータスも他と比べて目立って高い訳ではないため、さほど厄介な相手とはならないだろう。
仲間にした時の成長タイプは【万能・晩成】でデフォルトネームはお馴染み「ピエール」。
仲間にはなりやすい部類だが、成長が遅くステータスも高くないため、役に立たない。
出番は少なく、敵としても味方としても印象が薄く、当たり障りのないダンジョンにファンサービスとして出してもらっただけという感が強い。
そのためか、次回作の少年ヤンガスではメタルライダー共々リストラされてしまった。
正直、モンスターの扱いとしては最悪に近い部類だ。
ただし、セリフは騎士を気取っていて面白いので、一度はスカウトしてみるといいだろう。
不思議のダンジョンMOBILEシリーズ
【スライムのもり】や多くのダンジョンの浅い階層に出現した。
本編同様、通常攻撃のほかにホイミを使ってくる。
基本的には恐れることのない相手だが、武器防具を持ち込めないスライムのもりでは一転して非常に恐ろしい敵となった。
【さまようよろい】と同程度の強さにも関わらず3階から現れるので、【火炎草】などを用意しておきたい。
ソード
エルヘイムの森に出現するのだが、スライムと騎士がそれぞれ左右から駆け寄って来て、真ん中に来たときに合体するという面白い動きをする。
スライムが2匹来ているのに騎士は1体しか来ず、合体できなかったスライムが寂しそうに去っていくこともある。
戦闘能力は高くないが、横に斬ると騎士がジャンプしてかわすため縦に斬ろう。
バトルロードシリーズ
バトルロード1では第一章から登場。
ステータスはHP:540 ちから:87 かしこさ:77 みのまもり:65 すばやさ:96。
HPこそ低いものの、能力のバランスはかなり優れている。暗黒/光属性にも強い。
こちらでも使いやすいモンスターである。特技は「ジャンプ斬り」と「とつげき」。
前者はジャンプしながら剣を振り下ろす技。たまに相手をマヒさせることも。
後者は敵全員に体当たりする技。
また、魔法使いと組むと、とつげきが「イオ」になり臨機応変に戦えるようになる。
バトルロード2では暗黒属性の耐性が無くなっていることを頭に入れておきたい。
【メタルライダー】、【ダークランサー】とチームを組むことで、【スライムジェネラル】へと合体する。
大会参加賞でもらえた【モリーセレクション】の絵柄はスライムが剣と盾を装備し、ナイトがそれを持ち上げてるといういつもの逆パターン。
バトルスキャナー
第1章で登場。サイズはM。最高相性の性格は【ねっけつかん】。
基本ステータスはHP:362、ちから:289、すばやさ:130、かしこさ:75、みのまもり:259。
技はなぎはらい→しっぷう斬り→とつげきの順で変化していく。
ヒーローズ1
序盤に登場するモンスターでは比較的強い部類で、積極的に攻撃してくるほか、攻撃力も高め。
ホイミで回復も行う。数が少ないのが救いだが、逆にそれが原因で有用な素材である【鉄のクギ】が足りなくなりがち。
ドロップ素材は通常で、てつのクギ。レアドロップは【てっこうせき】。
ピエールでお馴染みの我らがスライムナイトは、【モンスターコイン】システムで呼び出す最初のモンスターとなっている。
サイズは2枠で、ディフェンスタイプのモンスター。
勢いよく下のスライムを地面に叩き落としながら現れたあと、持ち場を守りきる。
ヒーローズ2
最序盤から登場し、相棒のスライムを枕にして昼寝をする姿が見られる。
周囲にいる【スライム】や【ももんじゃ】等と比べると若干強くLv1だとやや苦戦するかもしれない。
ドロップアイテムはてっこうせきと【スライムピアス】で何気に始めに出会うアクセサリ所持モンスターだったりする。
その他【オレンカ】にも数匹住民がいる。ここでもスライムを枕にして寝ているが、【マネマネ】に寝床を奪われて抗議していた。
モンスターコインは2枠のヘンシンタイプに変わった。
はやぶさ斬りやイオを使えるもののあまり強いとは言えない。それでもスライムや【ドラキー】相手ならいい勝負ができる。明らかに格上のはずの【ダックスビル】までなら何とかなるが間違っても【ボストロール】や【アトラス】等に使おうと思ってはいけない。
スラもり
主人公がスライムであるスラもりシリーズでは
「ナイト」がアイテムとして登場。頭の上に乗せると主人公はちょうどスライムナイトのようになり
特定のボタンで「斬り」攻撃ができるようになる。
これによって、体当たりでは破壊できない特殊な障害物を切り裂いて進むことができる。
他のアイテム同様、町へ持ち帰って資材として使うことも可能。
【ニコミスキー鉱山】と【メラゾマ火山】に登場。
選ばれしスライムだけが使えるそうだが、メラゾマ火山にはこれを使いこなすももんじゃがいる。ももんじゃだからといって舐めてかかると結構な痛手を負うので注意。
体当たりを弾力で跳ね返してしまう「風船」を割って先に進むために必要となる。
また、【ひとつめピエロ】の放つメラを斬撃で弾き返すこともできる。
ナイトを背負った状態では、本来「物を投げる」動作に使うBボタンが「斬る」動作に割り当てられるため
ナイトを外して投げるためには、Bボタンを長押しする必要がある。間違えやすい操作なのでご用心。
町を改善するための資材としては使われないが、道具屋で80Gで売れる。
スラもり1のアイテム売価としては高い方だ。
また、「スラレンジャーごっこ」をしたがっている子供たち5匹にそれぞれプレゼントしてやると
5匹そろって戦隊ヒーローのような名乗り上げを見ることができる。そのせいでますます上記の設定の信憑性が怪しい。
スラもり2
【レンキン山】、【キリタッタ崖】、【空中要塞デスモージャ】に登場。
レンキン山では道を塞ぐ蜘蛛の巣を除去するために必要で、キリタッタ崖ではボス戦で使用する。
若干操作性が変化し、「斬る」ボタンとしてYボタンが専用となったため、長押しすることなくBボタンで投げられる。
また、【ひとつめピエロ】のメラを弾き返した際、剣が炎を帯びて威力が増すという新ギミックが追加された。
勇車バトルで大砲の弾に使った場合の攻撃力は10。はっきり言って低い方であり、弾としては期待できない。
また、勇車バトルでは剣を振り続けるとナイト部分が眠り、起きるまで使用不能になる。
壁などに向かって投げて、そのままキャッチすれば手っ取り早く起こせる。
また仲間や弾に投げつけることでナイトを装備させることができる。
この時のナイトは自動的に剣を振り続けるので、侵入者避けのトラップとして期待できるだろう。
ただし使い続けると眠ってしまう欠点は同じだし、斬撃は主人公や仲間にも有効であるため同士討ちもありえる。
錬金ではこれを2個と【ねこじゃらし】を5個で【鉄の矢】、
これを2個と【キメラのつばさ】6個で【メガミ像】が作れる。
なお、資材リストによればこのナイト「スライムの子供が遊ぶおもちゃ」だそうな。
たしかに前作でもそういうシーンはあったのだが……こんな危険物を子供のおもちゃにしておいていいのか?
スラもり3
【ナン・ダ・ベーいせき】にのみ登場。道を塞いでいる蠢く茨を刈るために必要。
攻撃対象が遠くへ吹っ飛ぶようになったため、軽く攻撃してそのままキャッチという芸当が難しくなった。
【トンガリこふん】到達後、交易でこれとタルを2個ずつで【バルカンほう】と交換できる。
また、船のせんたいのレベルを3にする際、700Gとこれが3個必要。
なお、本作では【スライムガンマン】という変種も登場している。
モンパレ
スライム系Eランクの地上タイプモンスターとして登場。サービス初期から登場している。
意外なことに初期とくぎはなし。ホイミくらい使えても良さそうなのだが…。
特技を何も覚えていない個体を伝授素材として使うと伝授先のモンスターが【いなずまぎり】を覚えられることがある。
途中で廃止されてしまった旧ログインボーナスで入手できる「アーサー」という名前のランクアップした個体が多くのプレイヤーが最初に仲間にするスライムナイトであり、序盤はそのランクに任せた高いステータスで前衛で活躍してくれる。
しかしストーリーを進めて仲間が増えるにつれ、明らかに力不足に感じてくる。
というのも本作のスライムナイトはランク相応のステータスを持たずほとんどのステータスが平均以下のため、どのような役割をさせるにしても他のモンスターに劣る形となってしまう。これまでの仲間モンスターとしての有能ポジションが嘘のような体たらくである。
ランクアップしてやれば高難易度の異界の門や対人であるバトルスタジアムはともかく、ストーリーくらいなら十分に攻略できたのは救いか。
後に親分の洞窟でSSランクピックアップに選ばれ、SSランクのスライムナイトがスカウトできたこともある。
その後、2015年12月14日のアップデート以降に新規で始めたユーザーが連れていけるモンスターの1体としても登場。
名前は「ナトル」という名前のスライムナイトで、特性に【ときどきピオラ】、ホイミとベホイミを覚えている序盤なら十分すぎる性能をもつ。
星ドラ
マホラッド大陸 物見の塔 地上2階に登場。【におうだち】や【ベホイミ】を使用してくる。
ライバルズ
共通ベーシックカードとして初期より登場。
3/2/2 スライム系
死亡時:このマスに1/1のスライムを出す
実質3/3/3ではあるが、壁になるくらいでパッとしない。
闘技場で他の択が微妙なときにピックする程度か。
ライバルズエース
一人用モード「ソロバトルアドベンチャー」の通常モンスターとして、ガナン帝国領などに出現。
リーダー攻撃、【しんくうぎり】などの特技、【ベホイミ】での回復やドローなどでマルチに戦ってくる。
召喚してくる【カメレオンマン】はどんどん攻撃力が上がるので早く除去したいところ。
ウォーク
メインストーリー3章5話~3章8話などで出現。ときどき見かけるモンスター。かぶと割りとベホイミを使いホイミスライムも呼ぶ。
こころの色は黄でコストは39。斬撃ダメージがアップし、グレードSでかぶと割りを覚える。
仲間モンスターとしてスカウトすることもできる。ベホイミやいやしのかぜをとくぎで持っていることがあり、特性みがわり持ちなので壁役として使える。
またかぶとわりやセイントインパクトを覚えている個体もいるので、攻撃力が伸びる性格であればある程度アタッカーとしても運用できる。
どっちもこなさせようとすると中途半端になりがちなのが困りもの。
タクト
2020年7月16日サービス開始時から登場。本作ではゲーム開始直後にモナンと共に出会う一番初めの仲間モンスターであるため、どのプレイヤーも必ず入手できる。
スライム系Dランク・こうげきタイプ。
とくぎは「せんこうづき」【ひょうけつぎり】
2021年6月1日に才能開花。
才能開花で才能開花とくぎ【マヒャドぎり】
才能開花特性で「かたきうち」(自分以外のなかまが倒される度に 倒された自分以外のなかまの数だけこうげき力を上げる)「いどう力+1」を習得できる。
ガチャを引けないうちは彼と【ベビーパンサー】が攻撃の要。
バトルロードの主役の一体でもあり、キャラとしては騎士道精神を重んじる騎士、といったそのままのイメージ。
育成は楽でストーリークエストでのドロップで凸を限界までしてやれば、このランク帯としてはかなり高いHPでストーリー後半でも十分使っていけるポテンシャルを秘めている。
低い攻撃力は斧装備などで補ってあげよう。
ドラけし!
スライムとさまようよろいを錬金するとできるドラけし。
スライムもりもり
【グランじいさん】曰く、「いにしえの鉱夫が炭坑で使っていた道具」。
しっぽ団からはナイト・ドールと呼ばれており、誰も使いこなすことはできなかった。
ニコミスキー鉱山攻略に役に立ったが、モジャンガーWの砲撃で使い物にならなくなってしまった。
ロトの紋章
闇のオーブ入手後の【異魔神】の肉体に取り込まれてしまった。
ダイの大冒険
原作では未登場だが、新アニメでは第3話冒頭のオリジナルシーンにおいて、魔物軍団の一員として登場している。
この際「魔王軍 進撃だ! ゆけ ゆけ~っ!」というセリフの下で進撃するのだが、字幕表示では話者が【クロコダイン】となっていることや他の魔物の構成から、百獣魔団所属とみられる。
蒼天のソウラ
7巻の回想シーンに登場。
【オルフェアの町】から【プクレットの村】への道中に出現して初心者【冒険者】を困らせるおじいちゃんスライムナイトという個体が登場した。
【ギブ】が預かっていた【ナブレット団長】からの紹介状を紛失させてしまう。
物語の主人公と言えど駆け出しの頃は一匹のスライムナイトにすら負けてしまうというエピソードであった。
その他
DQ5発売以前、DQ4が出てある程度経った頃の「マル勝ファミコン」でドラクエシリーズのファンページコーナーに、「スライムライダー」という、原型と言える想像上のモンスターが登場した。
同じく想像上のモンスターである「メガザルスライム」が「僕の命がお役に立つなら…」と悲観的になるのを見て、明るい笑顔で「卑屈になるなよ」と励ましていた。
ガンホーの『パズル&ドラゴンズ』ではダイの大冒険コラボにてユニットとして登場。
スキル「斬りつける」を所持しているが、攻撃ではなく補助スキルである。