【生物】/ブレス/砲玉

Last-modified: 2024-01-01 (月) 19:12:40

アルファベット表記:Ci Shumee
読み:ほうぎょく
分類:機能(ブレス
発案者:tocoma110
Tag: 生物 ブレス 真竜類 亜竜類 発案:tocoma110


概要

真竜類とごく一部の高等亜竜類が使用する、応用型ブレス
カロリックスフィアのような球形ブレスの一種だが、その在り様は全くの別種。
その種類を問わず極めて絶大な効力を発揮することから、「竜の輝玉」などのあだ名で呼ばれ、竜玉石と並べる形で「竜の宝玉」に喩えられている。

 

特徴

通常の球形ブレスと異なる点は、その発現形態
輝くエネルギー球体型で放たれ、着弾と共に炸裂し強烈な威力を叩きつけるものとなっている。
瞬間的に叩き出す破壊力は極めて高いとされ、一般的な放射型よりも高い傾向にある。
その構造としては精術基礎形式における嵐術内包型珠術に近く、内包する『玉』と炸裂する『煌』で構成されている。封じるエネルギー幕あるいは壁の中には膨大なエネルギーが圧縮されており、それが着弾と共に封印を解かれ、周囲にその力をまき散らす。


そうした威力を発揮するのは、同質にして相反する複数のエネルギーを込めるため。
発揮される効能は個体差があるが、原理としては「その効果が爆発的に発生・拡大する」ように2種類以上の力が用意され、それらが内部でギリギリの安定状態を保たれる。それが着弾という衝撃によって混じり合い、反発作用を起こし、生成したエネルギーを周辺一帯へ爆散させる。
これは極めて高度な制御能力が求められるが、それに見合うだけの威力を発揮する。

  • 更に、使用するエネルギー量も比較的控えめ。
    これは先の通り、生み出すエネルギーが正負反発性生成原理に基づくため。
    使用するエネルギー量が少なくとも大きな成果を生み出すことが可能で、それ故に一種の切り札として用いることが可能となっている。
    そのため、放射型ブレスよりも身体にかかる負担は少ない。体内でブレスを圧縮・内包やそのバランス維持こそある手間ものも、放射し続ける必要がないのは特徴。

このように極めて高い威力を持つブレスだが、万能というわけでもない。

  • まず、制御が極めて困難
    正負反発性生成原理は極めて繊細な制御が求められるため、その技量が不可欠。これをしくじれば、ブレスを放つ前に自信が爆散しかねない。
    故に、これを用いるということはそれだけで高い技量を持つ証明ともなっている。
  • それに伴い、連射にも不向き
    不可能でこそないが、球形ブレスのような即時連射に求められる制御能力は、通常球形ブレスの比ではない。
    作り溜めして放つことで疑似的に使用出来るが、それも短時間が限界。個体によっては最大で5発ほどまでの連射を観測されているが、それは体内に無数の繊細な爆弾を抱えることに等しく、非常に扱いは困難となる。
    そのため、連射はほぼ生成と共に行われると言っていい。
  • また、球形ブレスの例に漏れず射程は短め
    一般的な球形ブレス同様で、高所から撃ち落とすならばともかく、横や上空へ放つ場合は近~中距離程度となる。そのため、射程は放射型ブレスには及ばない。
  • そして、最大威力では放射型が上回る
    これを用いれる個体は基本的に強力なブレス能力を備えるため、万全であるならば、持続的に効果を及ぼす放射型の方が高い威力を発揮する。そのため、最終的な火力という点では見劣りする可能性がある。

こうした特徴から、撃ち合いなどにも向かない。
用法としては確実な破壊のための攻撃、ダメ押しの一手や、消耗時の切り札といった形に落ち着くことが多いが、個体によってはこれを平然と使ってくることもある。

 

関連するもの


相談コメント欄