【組織・職業】/龍武隊

Last-modified: 2022-01-25 (火) 01:58:50

アルファベット表記:Longg Mu Tey
読み:りゅうぶたい
分類:軍隊
該当地方・国家:華丹帝国
発案者:tocoma110
Tag: 組織職業 組織 職業 軍隊 華州 華丹帝国 龍武隊 軍人 発案:tocoma110


「一騎当千、それが集まってるのが龍武隊よ」
首都?の酒場にて~

概要

華丹帝国軍が誇る対魔北を筆頭とした弩級任務に当たる、特別戦闘部隊。
華丹を脅かすものを皆殺しにする、華丹最強の盾にして最強の矛。
華丹の象徴たる『龍器』の所持を許された数少ない存在であり、選りすぐりのエリートで構成される。
いかなる秘境にも屈さぬ精神と肉体、生き抜く技能、そしてそれらの環境で遭遇する遍く脅威を打ち破る実力を備える。

 

目的

華丹の防衛
これ以外の目的はなく、そのためにはいかなる存在をも抹殺する。怜悧冷徹だが決して譲ることの出来ない理念こそが、この組織を「大陸最強の軍隊」と言わしめる理由である。

 

沿革

その起こりはやはり他の強大な戦闘技能者集団同様、魔北種族との戦いにある。
辛くも勝利を収めた人類側であるが、その脅威は人々に強く刻まれていた。
それは大帝国・華丹であっても例外ではなく、彼らはその脅威から自らを守るべく、一大構想を練り上げることとなる。
それが、「人獣魔北環境問わず、あらゆる場面で活躍出来る特殊部隊の設立」である。

  • 魔北との戦いでは、ただ大量の軍勢を投入するだけでは押し切れないことを、皇族は早くから認識していた。そのため、単純に強固なだけでなく少数精鋭で動ける部隊を大量に抱える、という所に注力したのである。

急速にではなく、しかし決してゆるゆるとはしない歩みで準備を整え、大陸歴72年に正式な龍武隊が確立される。
以降、彼らは国内外問わずあらゆる戦場で、自在に活躍し、華丹帝国の恐ろしさを知らしめていく。

 

特徴

やはり、最大の特徴は華丹の象徴『龍器』の使用を許されている点であろう。
一般兵にも与えられることのある龍器であるが、あらゆる龍器の使用を許されるのは彼らだけである。そのための専門の訓練を受けており、オーダーメイドでの特殊な龍器?の注文も可能であるなど、こと龍器にまつわる物事においては融通の利く地位にある。

  • これは龍器を通して華丹の威信を示すため、龍武隊と龍器を親密な関係とし、愛着を持たせるという意味あいがある。

さらに、専用の強化装甲龍武甲?』も下賜されており、それらを纏った龍武隊は十名で貴竜級相手ですら犠牲なしに勝利をもぎ取るという。
実際、この二つを備えた龍武隊は北方の悪鬼どもと並んで他国では怖れられており、彼らが真っ当に出てきた戦場は常に華丹の勝利に終わってきた。
その中でも最高峰に立つ部隊は『伍龍隊』と呼ばれ、別格の存在としてその名を知られている。


個々の戦闘能力の高さもさることながら、彼らの特徴はそのチームプレイの巧みさにある。
優れた個々人ながら個人主義的な傾向は薄く、「一つの部隊としてどう動くか?」というところに重きを置いた活動思想を持っている。
それは軍隊としては当然のものであるが、同等の実量を持つ武芸者秘境開拓者などと比べても、際立ってその傾向が目立つ。これはそもそもの起こりが対戦争にあることのみならず、徹底した「華丹防衛至上主義」に基づく作戦目的完遂主義に依った性質と言える。

  • そのため、必要とあれば他国軍との連携もまるで厭わない。
    こうした性質は白銀の騎士団に近いと言えるが、そもそも協力体制を組むことに重きを置いた白銀の騎士団と比べると、その連携練度はやや見劣りする傾向にある。
    だが、それは全く異なる組織と共闘する機会自体が稀、という事情もある。

対獣・対人そのどちらでも高水準であり、総合的戦闘力の高さでは白銀の騎士団・退獣士・聖騎士など数多の組織の中でトップに立つとされる。

  • 他方、瞬発的な強さ・防衛と連携では白銀の騎士団に、退獣戦の練度では退獣士に一歩を譲る。
    聖騎士とは質の近さ故にしのぎを削り合う関係だが、信仰心による苛烈な攻撃性に劣勢を強いられた場面もあったという。

伍龍隊

龍武隊の中でも最高峰に立つチーム。
基本的に5~10名程度の、華丹最強の武術習得軍務従事者で構成される。
専用かつ固有の色彩・装飾を施された龍武甲?伍龍器を与えられ、大々的な戦略活動を行なうことが主な任務となる。大きな戦場や対処すべき大規模な問題に投入され、必ず戦果を挙げて帰ってくることから、華丹ひいては龍武隊の象徴的な存在として広く知られている。

  • また、専用の特殊機材を数多く持っており、華丹帝国軍部でも広く優遇された存在であることは周知の事実。

その一方で、彼らは常に龍武甲を纏った状態で活動し、常にコードネームでのみ呼称される。
それは所属者の安全を守るためとしての意味合いのほか、一種の広告戦略としての意味合いも兼ねている。

  • 基本的には赤・青・黄・白・黒の五色をベースに、緑、桃色・橙・紫などが入れ替わりないし追加で入ることがある。
    また、金・銀は特別な役職のものとして投入される。

彼らの実力は概ね冠位退獣士と同格、時にそれ以上とされるが、ことチーム戦での実力は大陸でも最高峰とされる。
栄光の兄弟、聖天十二騎士団など名だたる大陸最精鋭戦士たちと勝るとも劣らぬ実力を持つ。

 

評価

国内外問わず、「帝国最強の戦力」という認識では一貫している。
大半の国家からは「戦争の際に出てくれば極めて厄介な存在」と見られ、合同作戦などにおいても警戒される。戦争大勢として敗北の記録はあれど、個別の戦闘において龍武隊相手に勝利出来た組織はほとんどないことから、その評価も妥当なものと言えよう。
また九大州に存在する軍事組織の中でも部隊レベルで最強、下手をすれば戦略兵器級の存在と認知されている。これもまた前述の成果に裏打ちされたものであり、龍武隊という存在の大きさを示している。


一方、国内では国の守りとして非常に熱い信頼を受けており、人気も高い。
龍武隊に入隊出来るとなれば一族を挙げて祝うほどの名誉となる。

 

関連するもの


相談コメント欄