主な勝利条件: 拡張勝利・経済勝利
生きるためにダストに依存する騎士たちの勢力です。 彼らは装甲に覆われた魂としてのみ存在しています。 その人間性をほとんど失っているにもかかわらず、磨き抜かれた鎧をまとい、理想にこだわる高貴な戦士です。
勢力の特徴
ダストへの欲求 | 食料を使用不可 ユニットのHPが再生しない ユニット回復にダストを使う |
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ダスト効率化 | ダストを生産する地形で+1 |
ダスト生まれ | ダストを使って人口を生成できる |
ソウルバーン*1 | ダストエクリプスの間、ユニットとヒーローがソウルバーンの部隊行動を行えるようになる |
圧倒的なダスト生産で、一夜にして大都市、大軍勢、大量の備蓄を作ろう!
周囲の探索、索敵を十分に行い、都市の立地や研究の順序、内政か国防かを判断せねばならず、ある程度4Xジャンル(いわゆるCiv系)に慣れた人向け。ソレを考えるのが楽しい
経済勝利がメインと思われがちだが、ダスト生産次第では同時多発的な都市建設による拡張勝利も狙える。
食料に関する一切の要素にアクセスできない。代わりに人口増加はダストで行う。
ダストさえあればやりたい放題できるが、収入が安定する中盤までは少数勢力の対処や、好戦的な他勢力からの国防に悩まされることになる。
大群で初期ラッシュを決められるとあっさり滅亡する。逆に言えば、敵に回す場合は早めに潰すと良い。
テクノロジー
開始時
- 上質な装甲 (時代1)
- 第1世代のチタニウム/グラスティール製の防具とアクセサリを生産可能になる。
- 国立造幣所 (時代1)
- 国立造幣所を解禁する。
固有
- ライダー (時代1)
- 固有ユニットであるライダー(騎兵)を生産可能になる。
- ダストビショップ (時代2)
- 固有ユニットであるダストビショップ(支援)を生産可能になる。
ユニット
民兵
すべての都市は、その壁が脅かされるとき兵を徴収することができる。防衛の最終ラインであるこの市民による兵団は、家族を守るために自らを犠牲にする覚悟ができている。
- 種別
- 歩兵
- 初期装備
- 長槍 - 鉄 - 逸品, 兜 - 鉄 - 逸品, 胸当て - 鉄 - 逸品, 脛当て - 鉄 - 逸品
槍(両手), 頭部, 胴部, 脚部, アクセサリーを装備可能 - ステータス
開拓者
開拓者は移住や植民活動の主役となる。少数の有志から結成され、未知の領域を歩み、新しい故郷を見つける。
- 種別
- 歩兵
- 初期装備
- 長槍 - 鉄 - 上質
槍(両手), 胴部, アクセサリーを装備可能
- ステータス
スタルワート
ブロークンロード軍を支え、主力となる歩兵ユニットで、遅くとも堅実なペースで行軍を進める術を身につけている。ロードの呪いに触れたスタルワートは、敵軍に損害を与えることで自身を回復できる。
- 種別
- 歩兵
- 初期装備
- 剣 - 鉄 - 上質, 盾 - 鉄 - 上質
剣(片手), 盾(片手), 剣(両手), 頭部, 胴部, 脚部, アクセサリーを装備可能
- 特徴
- 耐久力は高めだが攻撃力とイニシアチブが低い典型的な壁役。
吸魂である程度自動回復出来るものの、特に装備が揃わない序盤は治療代が重くのしかかる。
ダストビショップが配備可能になると連携が活きてくるだろう。
- ステータス
ライダー
ブロークンロードの騎兵は彼らと同じように鎧で身を固めた馬に乗り、敵を突撃の力のみならず、熱狂的信仰の稲妻をもって襲う。
- 種別
- 騎兵
- 初期装備
- 槌 - 鉄 - 上質
槌(片手), 槍(両手), 頭部, 胴部, 脚部, アクセサリーを装備可能
- 特徴
- 攻撃/反撃時に少量HPを回復する騎兵。突撃と素の攻撃力、イニシアチブの高さで敵が動く前に始末でき、結果としてダスト治療費も抑えられる。
特に序盤ならスタルワートよりこちらのほうがお勧め。
- ステータス
ダストビショップ
ブロークンロードの教会での聖なる指導者。彼らは軍に奉仕し、軍隊の健康に責任を持つ。戦闘の最中に祝福を受けた呪いを呼び起こすことができ、そのヒーラーとしての能力は戦場において重要となる。
- 種別
- 支援
- 初期装備
- 王笏 - 鉄 - 上質
杖(両手), 王笏(両手), 頭部, 胴部, 脚部, アクセサリーを装備可能
- 特徴
- 攻撃力とイニシアチブが極端に低く、敵味方にあらかた動かれた後に行動するのが前提となる。
- ステータス
ヒーロー
ヒーローのユニット種別は共通で初期装備(装備種別)はサムヘイン・ハリグタイドのみ不自然な飢餓の指輪を追加装備する。
サムヘイン・ハリグタイドとマルティン・デ・イルダン・デ・スルーゾォはクエストヒーローになる。
- 種別
- 歩兵
- スキル
- 歩兵 / 共通 / ブロークンロード
- 初期装備
- 剣 - 鉄 - 上質, 盾 - 鉄 - 上質, 兜 - 鉄 - 上質, 胸当て - 鉄 - 上質, 脛当て - 鉄 - 上質
剣(片手), 盾(片手), 剣(両手), 槍(両手), 頭部, 胴部, 脚部, アクセサリーを装備可能 - 解説
- クラスツリーは奥に伸ばす必要性が薄く、勢力ツリーは最奥のダスト山師以外は微妙。
ダスト山師と同様のスキルを持ち、かつ他の内政スキルも充実しているカルティストがライバルになる。
影響力とダストどちらのブーストが欲しいかで選択しよう。
ジョスリン・デイヴァル男爵
ライコーン領はイーストリッジ・マーチの麓にあり,ブロークンロード帝国との間の重要な国境である.また活火山群の陸橋であり,ネクロファージの群棲する海岸と接続している.ライコーン人は風土と必要性から戦士であり,帝国防衛の重要な任務を負っている.三男のジョスリンは自らの運命を探るために出発し,すぐに喉元までのネクロファージの血と高まった自らの名声を見出した.リルデルの野での彼の行いが認められ,とある謝意を持つ公爵が彼を男爵にし,さほど好意を持たない者によってそれはすぐ剥奪された.今の彼は傭兵に転じ,兵士たちの統率者として恐れられるのと同様愛されてもおり,戦場の勝者である.デイヴァルは狂喜して攻撃を仕掛け,戦場で狂猛という評判を確立した.彼は長めの刃を好むようになったが,これはネクロファージの爪や毒を彼の体から遠ざけておくのに都合が良いためだ.宗教的な人物ではないが,作戦が成功するたび,彼はある種の祈りかフレーズを暗唱することが知られている.この謎の祈りは,彼と最も近しい士官たちでさえも知らされない秘密となっている.
- ステータス
ジュリアン司教
最もカリスマ的な人物であるジュリアン司教は,説教壇からなされた多くの感動的な説話を通じ,説法の技を磨いた.もしもあるロードが彼の教会を訪れなかったならば,それ以上の事はブロークンロードの歴史に記録されなかっただろう.しかし,デイン家のロード・ローワンが,肉体を再生すると考えられている失われたヴォールターのアーティファクトの物語とともに現れ,ジュリアン司教の任を解いた時,司教は彼の人生が変容したことを理解した.志願する冒険者たちでパーティを編成し,12年の長きにわたり,司教は地下の領域を探し続けてさまよった.ヴォールターの人々と固い絆を結んでいく一方,彼のパーティは徐々に数を減らして行った.孤独な司教は,ヴォールターの大居住地の指導者であるディープスウォーターの重要な説客となったことで,自らの運命が蘇ったことを知った.今日,彼はオーリガの全種族が神の子であると観ており,彼の福音を広めるための新しい土地を探している.
- ステータス
レオフリック・ホワイトチャペル公爵
彼の幼い日々は,極端なまでの甘やかしと奔放さを特徴とし,レオフリックは傍若無人な小僧に育った.年次のアルスゲート家の騎馬大会で,彼が一家の名誉のために乗馬して大会に参加すべきだった時,レオフリックはしばしば怪我をしたフリをして感受性が強く見目の良い乙女の同情を集め,それから彼女に彼のランスを見せては大喜びされていた.レオフリックの世界は18歳の時に粉砕された.年次の大会の終わりごろ,一家の敵であることを宣告されていた家の娘と逢引きしていたところを父親に見つかった.怒りで白熱したレオフリックの父親は小僧を野原に引きずってくると,彼を鞍に括り付け,残っていた四人の騎手の一人であるアンバー家のドラン卿と競技をさせた.ドラン卿はこの挑戦を大いに恥辱と受け止め,17度にわたる拷問じみた競技戦でレオフリックに恥をかかせた.笑いものとされた屈辱の炎は薄らいでも決して消えることは無い.その日からレオフリック公爵は輝けるアンバーフィールドの最高の騎士になろうとし続け,今やもっと大きな挑戦を探している.
- ステータス
アンウィン・ウェイブリッジ公爵
彼は,ブロークンロードの最も恥ずべきしきたり―"給餌",実際には彼ら自身が生き永らえるために生ける者の命をすすること―の治療法を見つけようと決心した.熟練した騎士という世間の認識を得た直後,アンウィン公爵は北方の未開の地へと出発した.そこで語られる信じがたい能力を持つダストマンサーの伝説を求めたのだ.アンウィン公爵は氷の荒野を長く調べたものの,答えを見つけ出すことができなかった.そればかりか,治療法を求めていたはずの一種の堕落した怪物に彼自らが退行していた.彼は生まれ故郷に戻ったが,北方で彼を飢餓から救ってきた野蛮な行いを理由として,家族から追放処分を受けた.今や自己嫌悪に満ちた彼は,自身に最高額を入札した者に能力を提供し,貨幣を貯め込みつつ,なお新たに探検隊を作って解決法を見つけ出すという野望を抱いている.
- ステータス
ジョン・ポート"影"
"影"の通称は,ブロークンロードの権力者のホールで生じる秘密の同盟,密室での連絡,手中の計画を,すべて確実に察知する能力を理由としている.ルシーン家のジョン・プレスバー司教は,ある者の魅力的なひそひそ話をあまりにも多く聞き入れ過ぎ,公的な称号を剥奪されたうえ,即決で海外追放された.ロービングクランの部族と共に,ジョン・ポートはいくつも土地を渡り歩き,彼は建物を手に入れた.それはオーリガで最も名声のある商人にとって,素晴らしい使い道のあるゴシップを聞き付けるための施設であり,ジョンは速やかに商人たちの最も信頼する使用人の一人となった.悲しいかな,"影"の偉大な才能は再び彼を破滅させ,部族の最高度の権力者会議で違法な試みがあると知った後,命を保って逃げだしたのは幸運なことだった.願わくばジョンは,いつの日か彼を追放しない人々の一団に仕えたいとだけ希望している.
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ロード・ペイトン・クウィン
石の島の吹きさらしの海岸を出自とするマドリガル家は,数えきれない世代の間,ブロークンロード領の国境の前哨地となっていた.家系の多くの者にとり,東に来る名も知れぬ海の脅威から,王国の最も離れた領域を防衛することは,最も栄光ある任務とみなされている.ただ,ロード・ペイトン・クウィンにとってはそうではなかった.過去数千年,波しぶきから現れた一番差し迫った脅威とは,彼が夢見ていたカトラスを携えた強大な大海賊でも,百歩分の背丈を持つ海底棲みの怪物共でもなかった.哀れなことにそれは,一隻の手漕ぎのボートに乗った三人の酔っ払いのドラッケン,しかもその小舟は彼らが陸地に足をかけると転覆した.こんなもの以外には何もないことを彼は理解し,ペイトンはどこか他所に栄光を求めようと決めた.彼の生まれ故郷を離れると,ペイトンは彼のマドリガル家が,広い世間では何処かしらお笑い草のように扱われていることを見出した.彼は30世代の誇りを取り戻そうとする男として戦いはじめた.
- ステータス
マルティン・デ・イルダン・デ・スルーゾォ
クエストヒーロー
ブロークンロードの物語は,スルーゾォ家の物語と悲しい平行線の関係にある. かつては都市と国家の両方において繁栄と権勢を誇り富を保有したが,物理的形態を保てない者が増えて衰退したことで,一族は"過ぎ去りし栄光"に重きを置くようになった. 歴史書を書き,読み,壮大な芸術作品によって過去の日々を美化しているうちに一族の数と富は減り,彼らの体はダストに還っていった. マルティンは最年少の ―そしておそらく最後の― スルーゾォで,一族と国家の再建の動機となる強迫観念を得ている. 彼は歴史書に浸るのではなく,古代遺跡の探索に明け暮れた. そしてある日,一週間ほどの旅からしもべと共に戻った彼の手には奇妙なアーティファクトがあり― その目には野心が灯っていた. 以来,彼のエネルギーとカリスマは星のように燃え,多くの人が彼を将来の皇帝として見ている.
- ステータス
サムヘイン・ハリグタイド
レースブランチの同盟者で同僚でもあるハリグタイドは,その運命の日も同行していた.その時,吸生の最初の活動が発生したのだった.彼女は即座に潜在的な可能性を見抜き,この力に魅了された.ハリグタイドは正確かつ速やかに生命力を引き出すことができた.恐怖にかられた多くの氏族が彼女を追放し,また彼女の生命力に対する制御できない渇望を恐怖した人々によって,最後には街を追われた.飢餓と衰弱によって,彼女はダストに溢れた遺跡の棺に自ら入り,永遠の眠りに着こうと準備した.予期しない何者かが,彼女を目覚めさせようとしない限りは….
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