主な勝利条件: 支配勝利・制覇勝利
他者に疫病を感染させて、それを摂取したり変換して生きている、昆虫のような人々です。 ネクロファージはスカベンジャー(屍肉あさり)であり、サバイバーでもあります。 常に腹を空かせて敵対的、彼らは他の人々にとって災いの種です。
勢力の特徴
リサイクル | 戦闘でユニットが殺されるたびに、死体+1を得る(敗北した場合は除く) 死体8をリサイクルすることにより、"再利用"備蓄+1を得る |
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惨忍 | 停戦/同盟を行えない 外交テクノロジーなし 買収/会見テクノロジーなし |
困難な農耕 | 食料を生産する地形で-1 |
変異セルロース | 街区のコストが安い |
人口淘汰 | 自国領内の沈静化された少数勢力の人口1につき、+2 per on 都市 |
高速付加形成 | HP再生+5% |
ハイブの意志 | 宣戦布告している国の数だけユニットの攻撃力+10% |
死者の目覚め*1 | ダストエクリプスの間、"再利用"備蓄が指定した都市に2体のバトルボーンを作成できるようになり、更に食料ボーナスと戦闘で得る死体が2倍になる |
- 解説
- 他帝国と一切平和な関係を結べない超戦闘国家。少数勢力相手でも攻撃あるのみ。
- 他帝国に実行可能なのは宣戦布告、国境封鎖、停戦、称賛、警告。平和な関係を結べないため称賛はただ損をするだけ。
- 最初は冷戦から開始するのは他の帝国同様。宣戦布告ボーナスがあるとはいえ、不必要な開戦は避けるべき。
- "再利用"備蓄は一つにつき+120 の効果。
- 固有ユニットは全て疫病持ち。疫病への抵抗持ちはDLC勢力のカパク、少数勢力のホーント、シリック、慈悲の修女、ズジャジュンに限られるので大半の勢力に対し優位に立てる。
テクノロジー
開始時
- 錬金炉 (時代1)
- チタニウム採掘所, グラススティール採掘所を解禁する。
- ネクロドローン (時代1)
- ネクロドローンを解禁する。
固有
- 鉄砲玉 (時代2)
- 部隊の維持費:-50%, ヒーローの維持費:-20%
- 欲深き神々 (時代2)
- 都市の人口を1つ犠牲にする事で一定期間 +30を得れられるようにする。
持続期間は人口を犠牲にする前の人口1つにつき1ターンとなり、包囲中の都市では行えない。
ユニット
民兵
すべての都市は、その壁が脅かされるとき兵を徴収することができる。防衛の最終ラインであるこの市民による兵団は、家族を守るために自らを犠牲にする覚悟ができている。
- 種別
- 歩兵
- 初期装備
- 長槍 - 鉄 - 上質, 兜 - 鉄 - 上質, 胸当て - 鉄 - 上質, 脛当て - 鉄 - 上質
槍(両手), 頭部, 胴部, 脚部, アクセサリーを装備可能 - ステータス
視界 戦闘 能力 射程 移動 Era I 60 4 32 24 10 16 3 1 2 疫病への抵抗, 迅速 1, 天候作用 Era II 78 4 42 31 13 21 3 1 2 Era III 96 4 51 38 16 26 3 1 2 Era IV 114 4 61 46 19 30 3 1 2 Era V 132 4 70 53 22 35 3 1 2 Era VI 150 4 80 60 25 40 3 1 2
開拓者
開拓者は移住や植民活動の主役となる。少数の有志から結成され、未知の領域を歩み、新しい故郷を見つける。
- 種別
- 歩兵
- 初期装備
- 長槍 - 鉄 - 上質
槍(両手), 胴部, アクセサリーを装備可能
- ステータス
-
フォレジャー
フェロモンを残すことやその追跡に熟達しているフォレジャーは、腐食性の強い酸を吐き出すこともできる。
- 種別
- 歩兵
- 初期装備
- 斧 - 鉄 - 上質, 盾 - 鉄 - 上質
斧(片手), 盾(片手), 爪(両手), 頭部, 胴部, 脚部, アクセサリーを装備可能 - 特徴
- コストの安さゆえか歩兵にしては脆い。疫病のおかげで総合的な火力はまあまあ。
侵略役としては相手が極端な飛行殺しでもない限りはネクロドローンのほうが適任だろう。 - ステータス
-
プロリファレイター
ネクロファージの偉大な再生工場であるプロリファレイターは、敵に卵を植え付けて復活させ、その精神を支配する。
- 種別
- 支援
- 初期装備
- 爪 - 鉄 - 上質
杖(両手), 爪(両手), 胴部, 脚部, アクセサリーを装備可能 - ステータス
-
ネクロドローン
ネクロドローンは空襲に長け、打撃および毒の雲を吐き出すことでダメージを与える。
- 種別
- 飛行
- 初期装備
- 爪 - 鉄 - 上質
爪(両手), 頭部, 胴部, アクセサリーを装備可能 - 特徴
- ステータス、移動力、疫病と隙のないユニット。
機動力を活かし次から次へと攻撃を仕掛け肉団子を量産しよう。
MAPを集団で飛行する様は完全にGなので人によっては嫌悪感を覚えるかもしれないのがネック。 - ステータス
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バトルボーン
戦場で朽ち果てた敵から創り出されたこの兵士の群れは、痛みも、哀れみも、悔いも感じない。
- 種別
- 歩兵
- 初期装備
- Claws - Iron - Good, Helm - Iron - Good, Cuirass - Iron - Good,
Greaves - Iron - Good
Axe 1H, Shiedl 1H, Claw 2H, Head, Torso, Legs, Accessoryを装備可能 - ステータス
視界 戦闘 能力 射程 移動 Era 1 100 4 22 34 30 24 3 1 2 疫病 1, 疫病への抵抗, 天候作用 Era Ⅱ 130 4 29 44 39 31 3 1 2 Era Ⅲ 160 4 35 54 48 38 3 1 2 Era Ⅳ 190 4 42 65 57 46 3 1 2 Era Ⅴ 220 4 48 75 66 53 3 1 2 Era Ⅵ 250 4 55 85 75 60 3 1 2
ヒーロー
ヒーローのユニット種別と初期装備(装備種別)は共通する。
- 種別
- 歩兵
- スキル
- 歩兵 / 共通 / ネクロファージ
- 初期装備
- 剣 - 鉄 - 上質, 盾 - 鉄 - 上質, 兜 - 鉄 - 上質, 胸当て - 鉄 - 上質, 脛当て - 鉄 - 上質
剣(片手), 盾(片手), 斧(両手), 爪(両手), 頭部, 胴部, 脚部, アクセサリーを装備可能
- 解説
- 指揮官型なら歩兵ツリーから横伸ばしで勢力ツリーの狂戦士のフェロモンや頑健も狙うとよい。
勢力ツリーはユニット生産コスト減少の奴隷監督官が目玉だが、他が食料ブーストと弱め。
ロービングクランも同様のスキルを持っているが他が交易路絡みなのでネクロファージプレイでは採用しづらい。
ハラペコ
ネクロファージのハラペコは飢えに動かされている,と言うのは雨は重力に動かされている,と言うのと同じことだ.飢えはネクロファージにとっては常に付いて回る避けようのない同伴者だ.ただ,ハラペコの場合は満腹でないことは苛立たしいというよりも苦痛なことで,食い物にありつくために常に採集したり戦ったりしていた.ついには若い同胞にまで手を出し,その行為―危急の絶望的状況を除いて禁止されている―によりハイブを追放されてしまった.そして,ロービングクランのハンターたちに崖に追い詰められ海に落ちた後,ハラペコはエンドレスの壊れたテクノロジーの詰まった半ば水没した洞穴に流れ着く.そこでハラペコはダストに感染し,自意識を得た.それから仲違いしたハイブとの和解も果たした.オーリガの地を再び旅してまわり始めたこの生き物は崖から落ちたものとは違うものになっており―常に腹をすかしていて忙しなくしているのは変わらないが―,ハラペコは今や飢餓の狂気に駆られることなく考えることができ,合理的に計画を立てて行動できるようになった.
- ステータス
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骨カジリ
骨カジリは"暗き迷宮"として知られるネクロファージの巣でのヴォールターによる大虐殺の唯一の生き残りだ.その名は,戦いによって衰弱した際,餌をとりに出かけることもできないために仲間の遺骨をかじって生きながらえていたことに由来する.徐々にではあるものの回復していくにつれ,彼の怒りも赤々と燃え上がり,ついにはその激昂を携え,復讐を求めて生地を飛び出した.ヴォールターが自動防衛のために利用していたダストに感染しなければ彼はいずれ死を迎えていただろう.新たな知性を得た骨カジリは傭兵として生きていくため,復讐から身を引いた.
- ステータス
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カ-リス
リス アル-カリはグレイリーチアーケードにおける塗油の儀式を執り行う神官だった.このアーデントメイジは変異や進化にとても魅了されており,同胞の内にとどまっておられず,新種の生き物や遺跡を求めてオーリガ中に足を延ばした.そして,彼はネクロファージと,その適応力に優れた,暴力的で混沌とした社会性に興味を抱き,ついには自ら進んで己の体をネクロファージ化させる実験を受ける.死ぬこともなく,痛苦に気が狂うこともなかったこの実験の唯一の被験者,カ-リスはネクロファージたちよりもネクロファージらしくなることを夢見ている.
- ステータス
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ナガキバ
種族の裏切り者,ナガキバはいつの日か同胞らのとこしえの呪いを受けた墓場へと赴くだろう.罪状は余り公平なものではない.ダストに感染したヴォールターを口にしたナガキバは敵に対して同情や共感をする稀有な"上がった"ネクロファージの一人になった.そして,著名なネクロハンターが無防備な三人のヴォールターの子供を殺傷しようとしたとき,割って入り彼を殺した.ナガキバはその後の騒動の中を何とか逃げおおせた.彼は今信じられるものを求めてオーリガをさまよっている.
- ステータス
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ヤスミナシ
ヤスミナシの半生はネクロファージの標準と比べてさえも苦々しいものだ.成体となる手前で彼の仲間の一人が破滅的な病に倒れた.病は巣中に拡がり,最初はワーカー,そしてビルダー,それからソルジャーが倒れた.昼夜のサイクルが巡る度,新たに2,3匹の仲間が肢を震わせたり,壁にぶつかったり,日々の仕事を忘れるなどして,衰弱の兆候を示す.死骸を廃棄しているにもかかわらず,感染は容赦なく進んだ.ヤスミナシもいずれは病に倒れることは間違いないと思われたが,彼の内の何かが病を遠ざけていた.死ぬものが増えるにつれて,残されたネクロファージの仕事量は増えていった.ヤスミナシは巣の内外におけるリーダーとなり,あるサイクルでは戦闘部隊の指揮を執り,その次のサイクルでは瀕死の者の処分を監督する.そして,ヤスミナシは一匹きりになった.巣の広間もトンネルも死骸でいっぱいになっていた.疲れ果て,目的も失い,彼は岩山によじ登るとそこで横になり,死を待った.ふと目を覚ますと,奇妙なことに,彼は傍らに沈みゆく日の光にキラキラと輝く琥珀色の液体の満ちた陶器の器が置かれているのを見つけた.それを置いて行ったのが何者であるのかはいまだもって不明なままだが,やけになっていたヤスミナシはその液体を口に含み,そして,自分自身が変化したことに気が付いた.より賢く,頑強で,疲れ知らずに.こうして,ヤスミナシは広大な墓と化した巣を飛び出し,今は冒険を求め,当てもなくさまよっている.
- ステータス
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ジョウオウゴロシ
ジョウオウゴロシは巣の女王に仕える階級に生まれた.彼は何一つ特筆すべきところのない奴隷生活を送っていたことだろう―日々のゴミだめ漁りの最中にダストの影響を受けた液体に満ちた井戸に,誤って落ちることがなければ.彼の単純な神経は液体の摂取による変化に微塵も気付きもしなかったものの,自身がその甘い液体を渇望する気持ちには気が付いた.幾多の昼夜のサイクルの間に,彼の認識機能は急速な成長をし―そして,狡猾になっていった.次第に彼は単なる従僕としての自分の立場にうんざりし始め,ついにはひどく嫌悪するようになった.終わりなき日々の重荷に自殺寸前にまで追い込まれたが,彼は他に道があることに気が付く.女王に脳手術を施して身体的な機能は維持させたまま,ジョウオウゴロシが巣の影の支配者となり,そして巧妙な複雑さを持ったネクロファージの帝国を作り上げた.あまたの昼夜が巡り,ジョウオウゴロシの母殺しは発覚した.彼は巣から逃げ出し,今では総督としての類まれなる能力を余所に提供中である.
- ステータス
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死地モグリ
巣のソルジャー階級に生まれた大胆不敵なネクロファージ,死地モグリは巣にあまたの勝利をもたらし,指揮する部隊単位はみるみる大きくなり,瞬く間にその序列を上げていった.だが,とある運命的な陽のサイクルにおいて,彼は巣の部隊の多くを喪失させてしまった.死地モグリ率いるネクロファージの一団の知るところではなかったが,オーリガの深部で壊滅的な地震が発生し,惑星の地磁気が変わってしまい,彼らの方向感覚は乱されてしまった.戦う術しか知らぬ死地モグリと彼の凶悪な戦士の一団はヴォールターの縄張り深くへと死の足跡を刻んだ.数は次第に減らされ,最終的に死地モグリのみとなったところでヴォールターらは彼を捕え,投獄した.彼の目覚ましい戦闘力の秘密を知りたいという好奇心からだった.無理矢理にダスト液を飲まされた後,死地モグリは自分が"上がった"ことに気が付く.彼は己の戦術を捕縛者らに話して聞かせられるまでになったのだった.そして,他種族を食い物としか見なさず,ヴォールターとは特に仇敵の関係にあるネクロファージでありながら,その仇敵のキャプテンの一人と世にも珍しい友情を築き上げた.その後,死地モグリはオーリガを傭兵として渡り歩くことを考え,脱走したのだった.
- ステータス