セリフ/【あんたの名声は 本当なら俺のものだった】

Last-modified: 2021-03-29 (月) 00:54:10

CCFF7

ホランダーの研究室で、左肩に歪んだ黒い翼を生やした姿でジェネシスセフィロスに言うセリフ。
ジェネシスのセフィロスへのあくなき対抗心をうかがわせる。

「あんたの名声は 本当なら俺のものだった」
「くだらん」
「今となってはな」

「本当なら」という言葉は同じジェノバ・プロジェクトで先に生み出された自分が…という意味だと思われるが、この時のセフィロスは、まだ自分の出生を知らない。


DCではジェネシスがセフィロスのプロトタイプということが仄めかされているが、
DCとCCでプロジェクトGの設定が破綻してしまっており、またジェネシスの行動にも一貫性が無いため、
実際自分の出生について、どの程度知っていたかは不明。


ジェネシスはセフィロスより先に実験体として産まれたものの、その時には特別な力を持たず、またその後セフィロスが産まれたことでアンジールとジェネシスは「失敗作」と見なされ、バノーラ村に送られた。
すでにこの台詞の時にはジェネシスは両親を殺しているので失敗作である己の状況と成功作である英雄セフィロスへの嫉妬の現れだろう。
それでもニブルヘイムまで直接セフィロスに出生の秘密を突き付けなかったのは、セフィロスへの友人としての思いやりだったのかもしれない。
そのためセフィロスは単にジェネシスの言葉を元々神羅にいたのに外で育てられたせいでセフィロスが先に名声をあげてしまったくらいにしか受け取らなかった。

  • 思いやりであったとしたら、その結果としてセフィロスは出生について誤解し狂気に走る。やるせない