セリフ/【失くしちゃいけないものもいっぱいあるんだよ】

DCFF7

ヴィンセントの意識の中でのルクレツィアのセリフ。
二人だけの思い出の場所だった草原がなくなってしまった事を残念がるルクレツィアだが、
失くしていくものも多いが、失くしては絶対いけないものもあるとヴィンセントに言う。
ヴィンセントは目覚めてからルクレツィアと再会することが出来なかったため、
モンスターが宿った身体を罪と解釈し、人として生きる道をあきらめてしまっていた。
過去で失ったものばかりに目が向いてるヴィンセントに対し、今の大切な存在に目を向けて欲しいというルクレツィアのメッセージ。
自分の大切なものを失くしていったクラウドにも通じる言葉で（ザックスとの記憶、エアリスなど）
「もう、忘れるなよ」に似ており、心に来る言葉でもある。

現実でもとても説得力のあるセリフ。
家族や友人、恋人などと一緒にいる時間に慣れてしまった人も、
失ってしまった時の事を考えて、その時間を大切にしよう。

• 失ってしまったものに気を取られてもっと大変なものを失くしてしまったルクレツィアの悔恨でもあると思う。
  とことん選択を間違い続けた彼女に最後に残されたのがヴィンセントの命だったのでは、ヴィンセントは必死に生きるしかあるまい。