セリフ/【無限の可能性があんたを待っているんだ!】

Last-modified: 2022-09-20 (火) 23:20:40

めっさ、ポジティブシンキング。


FF10

10年前のエボン=ドームの回想で若き日のアーロンが、「オレが祈り子になる」と言ったジェクトに対し返したセリフ。
ジェクトは「オレの夢はどうやらかなわないみたいだし、無限の可能性なんて信じるトシでもない」といい、祈り子になってしまった。


ザナルカンドに帰れないのでティーダにてっぺんからの眺めを見させることはできないし、30代半ばなので可能性なんて信じる年でもないから間違いではない。アーロンはジェクトに息子を託される。
どうやってザナルカンドになんか行くんだ、と聞いたアーロンに対し彼は「無限の可能性で何とかしてみろ!」と言うのである。

  • FF世界の30代はかなり老人扱いとはいえ、実際おっさんであっても色んな可能性はあると思う。
    ジェクトはこの時決意が固かったことと、息子に思いを託した事があったから、信じるトシでもないとかわしただけだろう。
  • この時、ジェクトに対してアーロンの方が年下(アーロンは25歳くらい)。
  • ジェクト自身も試練の間に挑む前にブラスカに「(旅を)やめてもいいんだぞ」と念を押しているので、ジェクトの祈り子になる決断は単なる自暴自棄や思考停止ではない。自分の夢がかなわないこと、ブラスカへの恩返しも彼の決断の原動力になっていると思われる。

その後アーロンはシンがまた復活する事を引き合いにしてなんとか2人を思いとどまらせようとするが以下の会話で流されてしまう
ジェ「俺が何とかしてやる」アー「何か策があるのか?」ジェ「無限の可能性にでも期待すっか!ハッハッハッハ」
今この現状において自分の言葉など何の解決にもならない希望的観測である事を自覚しガックリと項垂れたアーロンは遂に言葉を失い説得を諦めるのであった…

  • そしてアーロンは2人を説得できず死なせてしまった過去を恥じ、幻光虫に焼き付いた過去の自分を激昂しながら刀で切りつけるが
    所詮ただの映像である為に虚しく空を切る、まるで過去は変えられないかのように・・・

ちなみにFF8でのアーの付く人これを信じていない

  • こっちの人の方が言っている事は的確だしかっこいいと思うよ。
  • 8は運命が存在する設定だしな。他のシリーズとは違って。
  • 確かにアーヴァインの名言はFF8に於ける運命を物語り、一つの正解の様な形で印象付けられる。しかし打って変わってFF10に於けるお題目とは運命と言ったものではなく、FF10の世界観でアーヴァインの台詞を的確と言ってしまうのは余りにも酷で邪推ではなかろうか。
    大きく捉えてFF8のテーマを体現しているのがそれだとしたら、後述するティーダの台詞がFF10を体現していると言えるだろう。大きく捉えての話だが。

でもティーダは「大人ぶって~ 」の後、「(無限の可能性を)オレも信じるッス」って言っていた。

  • ユウナレスカを滅ぼした後、一行はこの「無限の可能性」に賭けて『シン』に挑むことになる。

物語の最初のアーロンのセリフ「いいんだな?」から察するに、アーロンがティーダをスピラに連れてきた理由はジェクトの頼みでもある模様。

  • ジェクトもティーダと同じ存在であるため、ガガゼト山の祈り子の集合体と関わって、さんざん帰りたかった自分の故郷はおろか自分自身も現在のスピラに実在しない「祈り子の夢」であることを知った可能性は十分にあり得る。
    深読みかもしれないが、「オレの夢はどうやらかなわない」というのは↑が一因となっているとも思える。
  • スピラにもはやザナルカンドは存在しないと知った今、ジェクトの究極の目標は自分に取りついた『シン』をティーダ達によって永遠に滅ぼしてもらうことで現実世界であるスピラに幸せをもたらすことだったのだろうか。

DFF

DFFのストーリーモードでもジェクトがティーダを一撃で気絶させた後「おまえはガキだからな。無限の可能性ってやつにかければいい」と言った。
間違いなく上記の影響だろう。


エンカウントボイスで使われなかったのが残念。
続編では使われるだろうか。

DDFF

ジェクト→ヴァンのセリフが本当に「無限の可能性を信じてんだな」である。
また、ジェクト→アルティミシアのセリフは「さては未来を信じねえトシか?」であるが、これは「無限の可能性が~」の後の「無限の可能性なんて信じるトシでもねえんだ、オレは」が元ネタか?
ジェクトはいったいアルティミシアを何歳だと思ったんだ?

DFFAC

ジェクトのC.Lv11で開放されるシンボルチャットが「無限の可能性にでも期待すっか!」である。
鼓舞するのに使える?

余談

FF4TAで似たような台詞が出てくる。関連性はほぼないだろうが。
真月にてシドが真月を自分たちの手に負えるか不安がるルカに対して
「自信を持て。(省略)おまえやセオドア…若いもんは、無限の可能性を持っておる…!」と言う。
その後、カルコとブリーナの修理をめぐって口喧嘩になった後、バンド技「完全体カルコブリーナ」を覚える。


KHIIにも一応登場する。ジェクト、ブラスカ、究極召喚などのキーワードの入った部分は除かれているが、10のセリフがそのままイベントで使用されている。