モンスター/【ルナザウルス】

Last-modified: 2024-05-03 (金) 21:08:11

FF4

月の地下渓谷にいるボスモンスター。地味に難敵。
2匹セットで出現するゾンビ恐竜で、自らにリフレクをかけてからバイオを連発するだけの単純な攻撃パターン。
しかしそのバイオの威力が半端ではなく、レベル50台のキャラであっても2発で沈むほどの破壊力を持つ(HP補正のされていないリディアなら下手すると即死)。
対応策としてはほぼレベル上げかこまめなHP回復ぐらいしかなく(敵のリフレクは解除不可なのでこちらにリフレクは無駄)、プレイグとは別の意味でいやらしい敵であると言える。


倒すとリボン×2を入手できる。(ラスボスでも有効なのでGET推奨)
流石に、これらのアイテムを守護するだけの強さといったところか。
攻略本には通常モンスターのような扱いを受けていた。


こいつの魔力は54もあり、魔法攻撃回数は自発的に攻撃してくるモンスターとしては驚異の14回で、ラスボスのゼロムスより強い。
(ゼロムスのバイオは11回)
バイオが殺人的な威力になるのもさもありなん…


ルナザウルスは炎属性及び聖属性が弱点のようだが、リディアのファイガやローザのホーリーが、リフレク反射でないと敵に届かないためあまり有効な戦術を取れないのが辛いところ。
(リフレクをかけたキャラクターはローザのケアルガが届かなくなってしまうので)
また魔法防御がかなり高いようで、イフリートでは大したダメージが与えられない。
エクスカリバーでとホーリーランスででひたすら攻撃するのが一番有効か?

  • 聖属性は弱点ではない。
    ホーリーやエクスカリバーやホーリーランスで攻撃しても相応のダメージしか与えられない。
    ラグナロクで大ダメージを与えられるのは、ラグナロクにアンデッド特効があるため。
    (なお、同様のことはスカルドラゴンにも当てはまるが、サウルスゾンビーだけは聖属性が弱点になっている)
    • ホーリーはアンデッド特効の効果を持っているため、聖弱点ではないルナザウルスにも大ダメージを与えられる。
  • カインは飛竜の槍なら特効ダメージが望めるだろうが、レアドロップの左記の入手は容易ではない。炎の槍がいいか。
    エッジは正宗+炎の爪が最適だろうが、特筆する程のダメージは望めないだろう。

1匹が倒されると行動パターンが変化し、を連発するだけになる。
こちらの威力は大した事がない上に基本的にカウンターとして使うため、一気に攻撃せずに回復しつつ攻撃を繰り返せば楽勝である。

  • こいつのバイオの対象は実は自分ではなく必ず相方になっているので、どうやら自分にバイオを打つという発想がないらしい。
    プレイヤーからすれば助かるのではあるが。

リフレクからバイオの連発が始まるのは、なげる以外の物理攻撃を加えてからである。
こちらが何もしないと通常攻撃→ほのお→通常攻撃×4→くさいいき(全体)のパターン。
種族はアンデッドとドラゴンに分類されるので、装備の関係上エッジ以外は通常攻撃で大したダメージを受けないだろう。
召喚魔法に対してはカウンターで「かいふく」(一律で2300)をするが、バハムートならばそれ以上のダメージを与えられる。
魔法防御力が254という高さなので、バハムートと弱点のファイガ以外の魔法では殆どダメージを与えられないが、魔法防御力無視のあかいきば(道中のサウルスゾンビーとスカルドラゴンから盗める)で攻めるという手もある。
くさいいきはルーンの腕輪で防げる上にリフレクで反射できる。
しかも、反射したくさいいきでルナザウルス自身が蛙になってしまう。
こうなったら、あとは叩くだけ。

  • モルボルの臭い息は状態異常耐性があるせいで効かないのに、コイツはボスモンスターらしい磐石な耐性でありながら何故か反射した臭い息でカエルになる。一体どういう原理なんだろう。
    • ステータス異常の耐性は、ボス耐性こそ持っているものの他の耐性は全く持っていない。
      そして臭い息はボス耐性を無視するので、臭い息の前には無耐性でしかなくなってしまう。

物理攻撃ができないとなると戦士系キャラは手持ち無沙汰になるかもしれないが、そこはハイポーションを使うなり防御するなりしておこう。
ラグナロクを持っているようなら9999のダメージを出せるから力押しでもいける。

  • HPの高い戦士系キャラこそ、こういう時に「あかいきば」を使えばよい。
    たいてい2体同時に倒せるし。ちなみに炎属性は2倍弱点である。
    • あかいきばは、同型のスカルドラゴン&サウルスゾンビーから盗める。奇妙な縁である。

イージータイプでは、攻撃を喰らうまで炎を連発し、リフレクがかかった後はバイオ、単体になると地震を使うようになる。


「聖なる力に守られしリボンを貴様らの手には渡すわけにはゆかん……」という台詞で戦闘が始まる。


NTT出版「ファイナルファンタジーIV 戦闘解析編」では、「体は堅い “皮膚” でおおわれていて、」と解説されている。
… “皮膚” ?


「ルナ」とはラテン語で「月」の意。
「月(ルナ)」を守護する「恐竜(ザウルス)」といったところか。

  • 英語の「lunar」も「月」「月の~」を意味する。

リルマーダーと同じく、「特定の攻撃を一度でも当てる」ことで、「以後永久に行動パターンが変わる」タイプの敵。


FF4では敵の魔法防御が255の状態だと攻撃・回復・補助問わずあらゆる魔法が無効化される仕様がある。
ルナザウルスの魔法防御は254なので1度シェルをかけることで魔法防御が255になる。
ここに物理攻撃をぶつけると通常通りバイオ反射モードに移行するのだが、魔法防御255のせいでリフレクが無効化される。
更に本来リフレクで反射されるはずのバイオはリフレクが無いため反射されずルナザウルス自身にかかる。
が、バイオも魔法防御255のせいで無効化される、つまりこの状態ではルナザウルスは効果の無いバイオを延々唱え続けるだけになってしまうのである。
この状態になればあとは通常攻撃で殴り倒すだけ(赤い牙などのアイテムアタックも無効化される点には注意)。
ただし、この場合でも残り1体になると通常通り炎によるカウンターモードに移行してしまうので油断は禁物。
この戦法をとる場合は2体を均等に削っていきほぼ同時に倒すようにするとよい。

  • シェルはエルフィンボウを道具として使うことでも発動するので、ローザ以外でも可能。

FF4(GBA版)

魔法防御255で魔法が無効化される仕様がなくなり、上記のシェル戦法が使えなくなった。

FF4(DS版)

HPは46000。
臭い息連発モードとバイオ連発モードを持ち、戦闘開始時は臭い息モードだが、何かしら物理攻撃を与えるとカウンターで「リフレク」を使用後にバイオモードに入る。
臭い息はねじりはちまきがあれば一番厄介な混乱を防げるので対処しやすくなる。
また通常攻撃に即死(50%)の追加効果があるのでブリンクか、イージスの盾装備のセシルにひきつけるでも可。

  • 臭い息が、耐性をひとつ付けただけでは防げなくなっており、またリフレクでの反射も不可能。
    装備品で防止するしかない
  • リボンさえあれば楽勝なのだが、こいつが守っているのがリボンというもどかしさ。
  • SFCと違い、1体で登場。
    また、バイオの威力が極端に下がり、多くても2000程度になった。

DS版では魔法防御が普通になり1匹になったものの、物理回避率が70%と異常に高くなった。
長期戦になること間違いなしなのでめんどくさい人はエリクサーを投げよう。


ちなみに、DS版ではディスペルでリフレクを解除できる。
そして、解除した後は攻撃パターンが臭い息モードに戻る。


セシルとカインはそれぞれ「ねじりはちまき+クリスタルメイル」「ねじりはちまき+源氏の盾」で臭い息を無効化できる。
さらにセシルは上記の通り即死耐性のある盾を装備して「ひきつける」をつけ、この2人で殴り倒すといい。
ラグナロクとホーリーランスがあればベスト。
他のメンバーはねじりはちまきとルーンの腕輪(沈黙耐性)がいいか。
「かくれる」があるなら、ローザかエッジにつけて画面外から「ねらう」「なげる」。

  • 他のメンバーは豚や蛙のせいで実質沈黙させられるので、沈黙耐性はあまり意味がない。
    混乱耐性以外は敢えて蹴って万能薬で回復した方が手っ取り早いだろう。

ステータス異常は毒と暗闇、スロウ、スリップなら効果を発揮する。
初めにスロウをかけて、リフレクや回避率の影響がない手段としてねらう+暗闇の矢毒矢で追加効果を狙うと幾分楽になる。
仮に「ひきつける」を付けてない場合、セシルはラグナロク、カインは飛竜の槍、リディアは竜の髭(もしくはリリスのロッド)、ローザはミスリルの杖を装備させると、物理攻撃ダメージを抑えられる。
尤も、こいつの場合物理ダメージの威力もさることながら即死が厄介なので、セシル以外は素直にブリンクをかけておいた方がいいが。

FF4(PSP版)

くさいいきを反射しても効かなくなった。
SFC版では、リフレクがかかると攻撃パターンが変化したが
PSP版では、攻撃のカウンターで攻撃パターンが変化するので
もう片方は、通常の攻撃パターンを維持した状態になる。

FF4(ピクセルリマスター版)

HPは23000。
カエル等への耐性を得たため、臭い息を反射しての無力化は出来なくなった。有効な状態異常はスロウのみ。
シェルによるリフレク貫通も当然ながら修正された。本来の正攻法しか通じなくなったと言える。
一方リフレクは魔法の仕様変更によりディスペルで剥がすことができるように。
またルナザウルス自身のバイオは2000程度のダメージが入るように。ただしデルタアタック時の標的は相方と自身をランダムまたは何らかの基準で選ぶようだ。
さらに物理攻撃以外にもアイテム・魔法を使用された場合もデルタアタックのモードに移行する。
召喚を使用された場合はカウンターとして回復を行い、デルタアタックには移行しない。

搦手が封じられたものの、こちら側もリメイクによってATBゲージを貯めて行動をスキップできるようになっている。
召喚ならばデルタアタックに移行させずに済むので臭い息が来る直前まで召喚でダメージを稼ぎ、ローザのATBゲージを貯めてから物理攻撃などでデルタアタックを誘発しよう。
これなら即座にリフレクを解除できるので厄介なバイオの手数を減らせるだろう。