FF12
アーシェの前で「反乱軍」という単語を口にすると即座に返してくるセリフ。
- 王女アーシェのプライドと正義が窺える。
「反乱軍」は支配側が付ける蔑称で、抵抗勢力側からすれば「解放軍」とか「革命軍」とか呼ぶだろう。
…のはずなのだがFF2のフィン王国の人達は自分達で反乱軍と呼んでたようなないような。
- 多分フィン王国と帝国側で呼称が違うことの説明を省くためじゃないかと。
一応レジスタンス組織ならどっちでも通るしね。 - スターウォーズでは珍しく「反乱同盟軍」を自称しているが、
確かに大抵は上記のように解放軍とか革命軍とか官軍とか「自分達の方が正しい」と名前でアピールするわな。
反乱軍とか反乱同盟なんて名乗ったら自分達が「反乱勢力(=正当性は支配側にある)」である事を認めちゃうわけで…。- レジスタンス(抵抗勢力/抵抗活動)を分かりやすく翻訳すると反乱軍になってしまうが、
日本語のそれほどネガティブなイメージは有していない……はず。- 戦時中には、反ナチスの市民運動などもレジスタンスと称されている。
ただし現代ではテロリズムと表裏一体のため、やや印象が低下してきているかもしれない。
- 戦時中には、反ナチスの市民運動などもレジスタンスと称されている。
- スターウォーズだと正式には共和国再興同盟(Alliance to Restore the Republic)だけど、反乱同盟(Rebel Alliance)のほうが通りが良いからな。
言いやすいし。
- レジスタンス(抵抗勢力/抵抗活動)を分かりやすく翻訳すると反乱軍になってしまうが、
アメリカの場合南北戦争時北軍は南軍の事を反乱軍と呼んでいたが南部は自分達の事を「南部連盟」「連盟軍」と呼んでいた。
スコットランド独立戦争の場合、
イングランドはスコットランド側を反乱軍と呼んでいたが、スコットランドにしてみたら独立軍だった。
ま、そんなもんだわな。
- 戦勝国による敗戦国の占領は正当な権利のうちなんだが(滅ぼさないだけマシ)。
オンドール侯がいう分には、まさに「解放(してやる)軍」なんだけど。 - 余談だが、FF6の反帝国組織リターナーの本部で流れる曲は、英語のタイトルはそのまんま「Returner」だが日本語タイトルでは「反乱分子」と更に酷い呼ばれようである。
「軍」と呼ばれるだけの力と規模を持ってるだけマシなのかも?
解放軍も反乱軍も革命軍も「レジスタンス」で間違ってない。
日本語では微妙にニュアンス変わっちゃうけど。
- 日本語って…面白!
- 英語版の台詞だと、「insurgence」と言われて「resistance」と返す形になっている。
インサージェンスは抵抗・反抗よりも反乱・暴動としての意味合いを持つ。- なお、これは当然そういうシーンだからであって、普通に帝国側からレジスタンス呼びのシーンもあり状況によりけり。
まぁ特に最初の出番は「執政官を暗殺しようとした集団」として暴徒扱いされるのも当然か。
- なお、これは当然そういうシーンだからであって、普通に帝国側からレジスタンス呼びのシーンもあり状況によりけり。
松野つながりだが、世界帝国に対する反乱を描いた『伝説のオウガバトル』では、
プレイヤーが正義のレジスタンスと認識されていれば市民から「解放軍」と呼ばれるが、そうでないと「反乱軍」と言われてしまう。
松野が覚えてたかどうかは分からないが。