FF2
FF2の悪役である帝国。
彼等が突然フリオニール達の故郷フィン国を占領した事から物語が始まる。
言わずもがな、トップが皇帝である事から始まり、
敵国の庶民を特別に世話したりラミアさんなんかを侍らせてたり、
砂漠のド真ん中に城を構えたりと、色々と謎の多い国。
ミシディアの書庫で「パラメキア」を調べると、昔は王制であったということがわかる。
いつから帝制になったんだろう。
- それでもその時代から天嶮に守られた城は健在で、「姫を奪える者がいるならば奪いにこい」と宣言しても大半の挑戦者がその天嶮に阻まれていたようだ。
その代わり熱気球のような手を用い、空からやってくる相手には無力だったというオチもついているのだが。
↓を見る限り、兵士達の階級制は一応末端までしっかりしているようだ。
それでもボーゲンのようにアホとまで言われる上司も、たまには存在する。
- 平然と我が身可愛さに寝返る事が出来る人間を信用できない(また不利になったら部下ごと寝返るだろうし、そうなったら付き合わされる末端の部下は「裏切り者」として連座させられる)事の現れかと。
序盤は単騎で出現してくることが多く、ボスや固定敵として出現する。
特定のエリアではソルジャー・マジシャン又はソーサラー・サージェント
(キャプテン・ウィザード・ジェネラルが含まれる場合も)で徒党を組んでいるため、
金銭稼ぎなどでよく倒される。
親衛隊・黒騎士・デスライダーは単独でのみ出現する他巨大なゴーレムを建造している。
一般市民は居ないのだろうか?
- 山の中に城を建てているあたり、帝国と言ってもドラゴンボールのレッドリボン軍みたいな
「要塞に戦闘員だけが集まった私設軍隊」なのだと思われる。
もしくは市民皆兵制で常に臨戦体制なのか。- 一応占領地にいる兵はマトモに会話できる知能を備えている。
偽ヒルダもいる事だし、戦闘以外の教育も施されているようだ。
- 一応占領地にいる兵はマトモに会話できる知能を備えている。
反乱軍が帝国軍の捕虜を捕まえた、という話が全くないことから、「生きて虜囚の辱めを受けるよりは死を選ぶ」という思想が刷り込まれているのだろう。
- メタな発言になってしまうが容量の問題でそのへんバッサリ。
……と言い切ってしまうとつまらないので、ちょっと別の解釈をば。
別に捕らえた者は(情報を引き出すために)いたのだが、レジスタンス活動の中でどれ程資金が潤沢か、人数はどれ程いるかという問題は少なからずあるはず。つまり捕虜にまで飯をやったり、あるいは逃げ出さないよう見張る人数がいる。
もしヒルダらにどちらか、あるいは両方が欠けていれば、捕虜は始末するしかなくなる。なので上記のように捕虜になったら自死するか始末されていたのだろう。
FFシリーズ最初の「帝国」にして、シリーズにおいて帝国=邪悪な存在となる事を決定づけた存在。
以降のシリーズにおいて、基本的に帝国とは「悪の帝国」と評されるような国家しか存在しない。
主人公たちをサポートしてくれたり拠点となってくれたりする帝国は未だ登場してくれない。
- あまり言われないが、レオンハルトは皇帝の座を降りたわけではなく世界の脅威である元皇帝を
打倒する為一時共闘という形でメンバーに加わっている。なので、本作の最終盤はフリオニール達と
パラメキア帝国は同盟を組んでいるという形になっており、本来は帝国兵達もレオンハルトに
刃を向けるどころかフリオニールの力にならねばならない立場だったりする。 - FF12の二大帝国はパラメキアのような邪悪な存在・悪の侵略国家というわけではないが、互いに対立していて自国の優勢を確立するためには手段を選ばないため、結果として侵略戦争に訴えることも多い。よく悪くも現実臭い大国である。
開戦当初は自軍の強大な軍事力と魔界のモンスターの力で各国々及び反乱軍を圧倒。
ディスト、カシュオーンを滅ぼし、更には敵側の幹部を籠絡してフィン城を陥落させるなど明らかに優勢であった。
しかし、フリオニール一行を討ち漏らして以降、徐々に劣勢に傾きつつある。
- 帝国軍の黒騎士達がフリオニール一行を討ち漏らす。→
同時期(?)にレオンハルトを登用。彼をダークナイトに取り立てる。→
反乱軍、フリオニール一行を救助。彼らの志願を承諾。→
帝国軍、反乱軍のフリオ一行にミスリル発掘の拠点を奪取される。反乱軍、戦力強化。→
帝国軍、大戦艦を完成させる。世界各地を爆撃し、反乱軍の首魁ヒルダ王女を拉致。→
しかし、反乱軍のフリオ一行に大戦艦を爆破される。→
帝国軍、偽ヒルダでフリオニール暗殺を謀るも未遂に終わる。→
反乱軍所属のゴードン、ヒルダ救出の為フリオ一行と共に闘技場に殴り込む→
フリオ一行、皇帝の罠により投獄。しかし、ポールの助力によりヒルダは奪い返され、脱出される。→
反乱軍、総力を挙げてフィン城を奪回。フリオ一行、フィン城太守ゴートスを討ち取り、城の奪回に貢献。→
フリオ一行、ヒルダの命によりミンウの行方とアルテマを追う道中、最後の竜騎士リチャードと出会う。→
フリオ一行、ミンウの犠牲を払いつつも究極魔法「アルテマ」を入手。→
帝国軍、「竜巻」を開発し、皇帝自ら出陣。世界各地を蹂躙し、フィン城で反乱軍を圧倒。→
フリオ一行、新たに誕生した飛竜の力を得て、竜巻に乗り込む。皇帝、フリオ一行と交戦の末、フリオニールに討たれ戦死→
レオンハルト、新皇帝に即位。フリオニールと交戦するも、皇帝、地獄の力を得て復活。→
リチャード戦死。地獄の城パンデモニウム出現。レオンハルト、反乱軍と一時共闘。フリオ一行に加わる。→
フリオ一行VS皇帝、決戦の地パンデモニウムにて最後の闘いを繰り広げる。激闘の末、皇帝敗れる。→
皇帝、パンデモニウム、魔界のモンスター消滅。反乱軍の勝利に終わり、世界に平和が訪れる。
…こうして見てみるとフリオニール達によってミスリルは奪われるわ一生懸命作った破壊兵器はぶっ壊されるわ
もう一回破壊兵器作ったら今度は皇帝自らぶっ殺されるわで、散々な目に合わせられている。
結局、帝国は滅亡したのか存続したのか定かではないが、
帝国側の視点で語れば、フリオニール達の息の根を完全に止めなかった黒騎士の皆さんの責任は重大である。
FF14
「パラメキア諜報機関」という「帝国」(ガレマール帝国)の一組織して登場する。
グランドカンパニーから帝国の前線基地に送り込まれたスパイを暴くなどの活動をしているが、詳細は不明。
FFT
「古代パラメキア帝国」として設定上に登場する。
当時、大陸で最大の領土を持ったというパラメキア戦略飛空艇全12師団を誇る軍事国家。
セミテの滝は、地中からはミスリルが採れ、
水からはエクトラズムという飛空艇の燃料もとれた為に重要拠点となっていた。
パンデモニウムは標高9千メートル級の山々に囲まれており、飛空艇にさえその侵入を許さなかった。
地上との連絡路は冥界王の名をとった転送機関のみであったと云う。
パラメキア戦略飛空艇第3師団長には最も冷酷非道な男キンブレス・コアリーズ。
第8師団長はメサ・リクセンだったが、リッツァー・ハイマンといった者達と共に帝国から離れる。
そのため、帝国は彼らを反逆の罪で追っている。
メサ・リクセンの空想魔学小説では、帝国パラメキアと呼ばれ、首都は帝都パラメキアと書かれている。
古代パラメキア帝国の首都はパンデモニウムのはずなので、政変とかあったのかもしれない。
- 街の名前が変わったのかも知れない。
現実にもコンスタンチノープル→ビザンチウム→イスタンブルとか
江戸→東京とか、改名する街はある。
まぁ、改名も大体政変とセットだが。 - 普通に考えたら古代パラメキア帝国に何かしらの事件があって、国号が帝国パラメキアになり、
パンデモニウムが改名されるなりしたか、パラメキアという街に遷都でもしたかということだろう。
同書では『大陸において最大の領土を誇る軍事国家』として紹介される。
だが、FF12の時代のイヴァリース地方は二大帝国が三大陸の大半を領有してしまってるため、イヴァリース地方以外に存在した国家の可能性が高い。
>戦略飛空艇全12師団を誇る軍事国家。
これが事実だとするとFF12で12個艦隊を保持しているアルケイディアとほぼ同規模の軍事力を誇っていたことになる。
無論、戦略飛空艇師団がアルケイディアの飛空艇艦隊との戦力が同等と仮定したらの話だが。
- FF12の世界には、赤い飛竜の翼をシンボルとする世界最強の飛空艇団を持っている遠方の軍事国家である王国とかもあるからな。
- こんな大国があちこちに存在してることを考えるとダルマスカやナブラディアのような小国がよく700年も存続できたものだ。
ガルテア連邦が解体されるまでは本家の威光でなんとかなったとしてもそこから300年……- アルケイディアやロザリアもガルテア連邦解体に伴う独立から軍事大国化するまで紆余曲折があったわけで、二大帝国が台頭する前は群小国家が乱立しててなんとかなったんでしょう。帝国領土になる前にも首都のラバナスタが他国に支配されてた時期もあったようなので、ダルマスカも300年に渡って戦乱の時代を生き抜いていた古強者である。
- 二大帝国が規格外すぎるだけであって、交通と経済の要衝に位置するダルマスカも何度も他国の侵略を経験しており、アルケイディアに敗北するまでそれを撃退し続けてきた古強者の国である。