打撃・武器などを受け流す事、英語だとParry 。
盾が使えない両手剣や二刀流の戦士にとっては重要な防御手段であり、ボクシングやフェンシング等でも使われる用語。
他のゲームだとロマサガ2が有名。向こうでは「パリィ」ではなく「パリイ」だが。
- ベイグラントストーリーでもリムダメージのペナルティで「パリィ50%」というものがあった。
パリィという微妙に違う表記からしても、単純にベイグラから受け継いだものと思われる。- 松野氏も河津氏もTRPGに詳しそうだからなあ。
回避率とは別の計算によって回避行動に貢献する武器はFF5から登場しているが、
当時はパリィという用語は取扱説明書にも攻略本にも登場しておらず、
上記サガシリーズなどの概念をファンが転用する非公式の用語にとどまっていた。
FF11 
「受け流し」とその発動率に関係するスキル「受け流しスキル」という物が存在する。英語表記は「Parry」。
装備している武器で敵の物理攻撃を受け流して無効化する。
格上の敵相手にはほとんど発動しないものの、「時間当たりの被物理ダメージの軽減」という視点から見ると地味ながら効いている。
いくつかのジョブは受け流しを強化するジョブ特性及びアビリティを有している。
特に魔導剣士は「受け流し発動率を底上げするジョブ特性『インクァルタタ』」、「受け流し発動時にTPが増加するジョブ特性『タクティカルパリー
』」、「短時間ながら受け流し発動率を飛躍的に高めるアビリティ『バットゥタ
』」と豊富に取り揃っており、受け流しをフィーチャーした盾ジョブとなっている。
詳細はこちら→受け流しスキル
FF12 
主にモンスターがパリィを使う。
見切りオプションを持っている敵はパリィ率が大幅に強化される。
味方もヒスイのカラーを装備するとパリィが可能になる。
ドンアク中はガードができなくなるが、パリィは可能。
- 睡眠中もガードはできないがパリィは可能。
眠った状態でひらりと身をかわす。
敵のパリィは大体、ちゃんと手持ちの武器で弾いている。
が、味方のパリィは何故か、敵の攻撃を見切ってスウェーで避ける動きをする。
上に説明がある通り、パリィといえば武器で攻撃を弾く行動なのに……
本当に武器で攻撃を弾く方の行動はガードと表記される。盾と一緒。
内部的には盾回避・武器回避・見切りはそれぞれ別計算されているので、どうせなら盾回避はガード、武器回避はパリィ、見切りは別の表記を使って見分けられるようにして欲しかった。
見た目にも楽しかったはずだ。
- 敵のパリィも普通に身をかわしたりこちらの空振りみたいな感じで、別に手持ちの武器を使ってない事も多い。
そもそもパリィには受け流すの意味も外すの意味も両方あるので、本来矛盾はない。
FF14 
受け流しの英語版表記がParry。敵の物理攻撃を確率で割合軽減する。全ジョブで発生しうる。
かつてはサブステータスで確率を増やせたが、仕様の不確定さゆえ死にステ扱いされパッチ4.0で削除された。
FF15 
敵の一部攻撃をガードした直後に使える、敵の体勢を崩すカウンター攻撃。仲間とのリンクアタックへと派生することもある。
失敗すると敵の強力な攻撃を喰らうが、こちらがガードできる状態を保ってさえいれば問題ない。
これで敵を倒すと1APを獲得する。
仲間とのリンクアタックは無敵時間があるものの、こちらは存在しない。
反撃自体は早いので簡単に邪魔されることはないが、複数体に囲まれている時や連続で判定がある攻撃をガードして繰り出すとダメージを受けて発動しないことがある。
攻撃に合わせてガードボタンを押そうとするとジャストガードで回避してしまうのでカウンター狙いの時は注意。
一部の敵にパリィを決めると、魔法による特殊なカウンター攻撃が発動する。
このカウンター魔法は2回目の入力が必要だが、敵の耐性を無視するため、ウルフラマイターなどにも結構なダメージが入る。