設定/【アカシア】

Last-modified: 2023-07-24 (月) 21:57:20

防具/【アカシアの帽子】

FF16

高濃度のエーテルを浴びた生物の成れの果て。
アカシアとなった生物は自我を失い、生存や闘争など本能のままに行動するようになる。
また、過度に攻撃的になるほか、植物などは異常に成長して禍々しい形に変貌する。

  • アカシアとなった生物はエーテルの影響のためか、全身に青みを帯びているのが特徴。死ぬと、死体は残らず消えてしまう。

人間を含む動物や植物だけでなく、蛮族や魔物すらアカシアとなる。
一方でドミナントベアラー、チョコボはエーテルに対して耐性があるためアカシアになりにくく、ある程度は活動可能。
だがその耐性にも限度があり、長い間高濃度のエーテルにさらされると、やはりアカシア化してしまう。

  • 作中には、アカシアとなったベアラーや野生のチョコボが登場している。
  • メタな見方をすると、「なぜクライヴと仲間たちや、同行するチョコボがエーテル溜まりの中にいてもアカシアにならないのか」という疑問への答えである。

初めはダンジョンの奥のエーテル溜まりなどにしか登場しないが、クリスタル自治領でアルテマが「原初の楔」という魔法を使って以降、各地のフィールドや村跡でもアカシアが出没するようになる。
また、ウォールード王国の兵士は終盤殆どがアカシア化し、バルナバスアルテマに操られ、同じく統率されたオーク族と共に各地を襲撃する。


その実態は、アルテマが生物のあるべき姿として定めた、「自我から開放された存在」。
アルテマは人の持つ自我を穢れとして忌み嫌っており、自我から解放されたアカシアはアルテマに仕える「神の兵」であるとされている。
アルテマの下僕であるバルナバスは、ヴァリスゼアに存在する全ての生命がアカシアになれば、平等かつ静かな生を送れる世界を作れると盲信している。
しかし、アルテマは目的さえ達成すれば最初から人間を滅ぼすつもりだったため、バルナバスを駒として利用するための口実に過ぎない。


アカシアは自我を捨て去った存在のため、基本的にはアカシア化する前の意識は消失している。
しかし、稀にアカシア化しても僅かに意識が残っている者?や、完全に意識を保っている上、容姿にもアカシアの特徴が表れていない者もいる。
また、アカシアには老化といった現象も存在しない模様。


アルテマの眷属達も含めて、今作のアンデッド族ともいえる存在。
「自我を失い、本能的に他の生物に襲い掛かる化け物になる」という点は、前作FF15のシガイにも近しい。