FF1
FC版
オープニングで一番最初に表示されるメッセージ。
電源を入れるなり、こんな絶望的なメッセージが現れ、世界が崩壊の危機に晒されていることを
知らされ、プレイヤーをゲームの世界に否が応でも引きずり込むことになる。
オープニングイベントもままならない厳しい制限の中、このようなメッセージで効果的に
物語の状況を伝える当時の手法が伺える。
これは次回作のFF2にも受け継がれたが、あちらは致命的なやらかしをプレイヤーに晒す羽目になってしまった。
WSC版からは世界が荒れているシーンを映しながらメッセージが出る。曲も専用のものが使われる。
ミラージュの塔付近の砂漠の風が止まり、オンラクの町付近では海が嵐となり、
アースの洞窟近辺では大地が変色していく。
このように風・水・土に甚大な被害が出ている様子が映し出されるが、火の被害はまだ出ていない。
恐らくこの時点では、火のカオスであるマリリスがまだ目覚めていないからだろう。
ちなみに火の被害が発生し始めると、すべてが焼き尽くされてしまうらしい。
GBA版
『GBA版』では以下のような文章になっている。
- WSC版から既にこの文章になっている。
この世は
暗黒に
包まれている
風は、やみ
海は、荒れ・・・
大地は、腐ってゆく
しかし・・・
人々はひとつの予言を信じ
それを待っていた
『この世、暗黒に染まりし時
4人の光の戦士現れん』
そして、その手には、それぞれ
クリスタルが握られていた・・・
DFF
DESTINY ODYSSEY Iの最初の一文も「世界は暗黒に包まれていた」で始まる。
まさに始まりを示す言葉であろう。