FFシリーズのプレイヤーキャラにしばしば与えられる称号。
FF1で初登場。
FF9以降しばらく使われなかった用語であったが、DFFでFF1の主人公が
ウォーリア・オブ・ライト(「光の戦士」の英語直訳)という名前で参戦し、
以後の作品展開でルネサンス的に使われる機会が増えてきた用語である。
FF1
FF1の主人公達4人の称号。
コーネリアに現れた謎の4人。ゲーム中では一切喋らず、名前はプレイヤーが自由につける。
- 徳間書店の攻略本での命名は、たろう、じろう、さぶろう、しろう。
NTT出版のFF1・2の攻略本での命名は、だりあん(戦士)、きむ(シーフ)、さいくん(白)、もすれむ(黒)。 - 天野氏のイメージイラスト「雲海の魔人」では青甲冑の戦士、白いフードつきローブの魔法使い(白魔道士)、軽装のバンダナ男性(盗賊or忍者)、赤いマントを引っかけた半裸の黒人(モンクor赤魔道士?)といった編成。
- PR版のEDを見る限りガーランドがおかしくなってループし始める前の正しい時間世界の住人だと思った。もともとガーランドとも友人同士。そこから何故かクリスタルにループに引き込まれる。
エンディングでは「2000年の時を越え、戦っていたのは君なのだ」と語られる。
つまり光の戦士とはFF1のプレイヤー自身であると。
よって、彼らが帰った「元の世界」とは恐らくこの現実世界のことなのではないかと思われる。
- しかし光の戦士は4人いるため、そのうちの1人がプレイヤーという事なのか、それとも4人全員ともプレイヤーの分身という意味なのかは不明。
- 恐らく最初に名前を入力したキャラが自分の分身で、以下最も仲がいい友達から順に3人(もしくはプレイするときよく一緒にいてくれる友達)が選ばれるのが小学生の通常プレイスタイル。
クリアした時に「戦っていたのは俺だったのか」と一人で感動するか、「戦っていたのは俺達だったのか」と友情を深める感動になるかはプレイヤー次第。
- 恐らく最初に名前を入力したキャラが自分の分身で、以下最も仲がいい友達から順に3人(もしくはプレイするときよく一緒にいてくれる友達)が選ばれるのが小学生の通常プレイスタイル。
- 君は光の戦士だ~♪
DFFでは、パッケージに描かれていた戦士がウォーリア・オブ・ライトとして登場。
おそらくこの4人のうちのひとり。だがFF1のゲーム中でこの姿を見ることはない。
FF1(PS版)
PS移植版のオープニングムービーで登場するが、外見が違う。
ゲーム内と違い単騎でレッドドラゴンのブレスを突っ切って特攻をしかける結構無謀なキャラクター。
- 突っ切ると言うよりはブレスを斬り捨て、突撃している。
FF1(GBA・PSP版)
GBA版・PSP版ではオートで名前を付ける事もできる。
この時に登場する名前は、FF3~6・9に登場したNPCの名前が主になっている。
→その他/【GBA版FF1のキャラ名】
FF1(コミック版)
コミック版の光の戦士はパフィ、フリッツ、マトーヤ、バハムートの4人。
FF1(ゲームブック版)
ゲームブック版勇者に光あれ!の光の戦士はトーイ、ロム、マレク、ギアの4人。
FF1(小説版)
小説版FINAL FANTASY I・II・III Memory of Heroesの光の戦士はゼスト、ザウバー、テウ、フロウの4人。
それぞれ火・風・土・水のクリスタルの欠片を所持している。
FF3
FF3の主人公達4人の称号。
ウルの村で育ち、クリスタルに選ばれた4人の孤児の少年達。
闇の4戦士と対になる存在。
名前はプレイヤーが自由につけられる。説明書等には、変な名前が着いていた。
パッケージイラストにはツインソードの男が描かれていたが、やはりゲーム中のイメージとは違う。
- 名前の例についてはこちらも参照:【すくえもん・すくえろう・すくえすけ・すくえり】
リメイク版通りで「ルーネス、アルクゥ、レフィア、イングス」とつけていたのは僕だけだろうか…
- 同じFC版をプレイした人でも、1990年当時にリアルタイムでプレイしていたか、リメイク発売後のWiiなどのバーチャルコンソールでプレイしていたかによって名付け方は変わるだろう。
- つべとかに挙がっているプレイ動画とか大概「ルーネス、アルクゥ、レフィア、イングス」って付けられてる気がする。
- 父親に愛されていないのではないかと嘆くアルス王子に「子を愛さない親はいない」と諭す。
孤児になる前は親の愛情を受けていたのだろうか?
天野氏のイラスト『幻想の城』では、ツインソードの兄貴の他に、頭にバンダナ巻いたな盗賊風の男、帽子を被り弓を背負った狩人っぽい人、半裸の槍使いが描かれている。
ツインソードの兄貴にも仲間がいたんだな。
DFFでは、たまねぎ剣士の姿をベースにしたオニオンナイトが参戦。
田中弘道氏によると、彼らが無個性になったのは、前作FF2がシナリオ寄りの作りだったことの反動だという。
そしてファミコン版を作った当時から、リニューアルする時には個性を持たせようと決めていたとのこと。
旅立つ前の村で近所の婆さんから「頭でも打ったんじゃね?w」と小馬鹿にされたり、ゆく先々で邪悪な魔物や変なオッサンや魔王の手先に「しねい!」とケンカを吹っかけられる始末。
少年少女といえど、光の戦士は大変なのだ。
悠久の風伝説(コミック)
悠久の風伝説では、ムウチ、ダグ、J-ボウイ、メルフィの4人。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
DS版では4人にデフォルトの名前が付き、設定も少し変更された。
ルーネス、アルクゥ、レフィア、イングズの4人。
海外版では全員14歳ということになっているようだ。
「シドの飛空艇に乗っていたが、世界が闇に包まれ浮遊大陸に不時着したときにシドに唯一助け出された4人の赤子たち」という設定が付いた。
- つまり、設定上は下の世界の時間停止時点の人間ということになるのだが、下の世界に行っても親戚や知り合いらしき人は出ない。
家族はおそらく飛空艇事故で亡くなったのだろう。
FF5
FF5の主人公達4人の称号。
バッツ、レナ、ファリス、クルルの4人。
- 原作中では対であるという表現は存在しないが、物語の流れからそう捉えても問題ないはず。
個々の対を考えるならば親子であるドルガンとバッツ、祖父と孫であるガラフとクルルが対で、レナには「いたわり」→自己犠牲的な部分でゼザ、ファリスには「勇気」→好戦的な部分でケルガーが妥当か。- ドルガンの「探求」はバッツの父親であることを除いても、ルパインアタックを破る方法を発見した部分で妥当かと。
- 先代が「暁」に対して、世界を救うのが「光」というのも良い表現である。
タイクーン王「よく聞くのだ。お前達は、選ばれし4人の戦士…4つの心が宿る者。」
クルル加入前のガラフは「暁の4戦士」だが、最初にクリスタルのかけらを手にしたとき、タイクーン王がガラフ含む4人を「選ばれし戦士」と呼んでいる。
よって、クリスタルの心の力が宿って以降は、ガラフも光の戦士に含んで間違いないと思われる。
言うなればガラフは初代、クルルは2代目光の戦士か。
「光の戦士」という言葉自体は、封印の本に関する伝説の中にあるのと、ラストバトル前に暁の4戦士とタイクーン王が、バッツ達をそう呼ぶ。
タイクーン王「えらばれし4人の戦士…4つの心がやどる者」
ゼザ「クリスタルのかけらに守られた、あらたな4戦士」
エクスデス「クリスタルの心をひきつぐ戦士たち」「クリスタルの光にみちびかれし戦士たち」
FF9
DISC4でドーガの魔導器とウネの夢幻鏡を持って黒魔道士の村の宿屋のオルゴール前に行くと台詞で登場する。
夢の世界と魔道の国からの来訪者に幸あれ…
そしてその未来を創らんとする
新しき光の戦士たちに栄光あれ…
FF14
詳細はこちら→光の戦士
広義には光のクリスタルに導かれた超える力の持ち主。
作中のエオルゼアでは主に「第七霊災に最後まで立ち向かった冒険者(旧FF14作成のPC)」と「その再来の如き活躍の冒険者(新生エオルゼア以降のPC)」を指す。
第七霊災の影響で前者のことが「名は日に焼けた書物のように、顔は閃光の中の影に包まれたように」朧気で思い出せないことがその由来。
- 旧FF14経験者の場合のみ同一人物となり「会った事がある気がする」「無事でよかった(超える力により記憶が残っている)」などと特別なリアクションが出てくる。
PC以外ではラムザ・ベオルブや闇の戦士も広義の光の戦士にあたる。
作外ではプレイヤーのキャラクターやプレイヤー自身を指す略称「ヒカセン」なんてものもある。
FFUSA
微妙に呼称が違うが、最後の城にある勇者の像を通してクリスタルから、ザッシュとフェイが「光の勇者」と呼ばれている。
……ザッシュ…フェイ……
えらばれた ひかりの ゆうしゃたちよ……
いまこそ われらクリスタルの ちからを あたえよう。
光の4戦士
クリスタルの啓示を受け、光の力を授かった者のこと。
ブランド、ジュスカ、ユニータ、アイレの4人と、英雄ロラン。
クリスタル曰く「希望の子ら」。光の戦士とは滅多に呼んでくれない。
子ども呼びなのは、恐らく皆が10代だからだろう。
ベルゼブブ攻略後、ウルペスで「伝説の光の戦士」と言われたりするので何のことかと思えば、伝承の英雄ロランもこれだった(らしい)事をカオスから教えてもらえる。
FFL
タイトル通り闇の戦士と対になっている。
- 熱血主人公、王女、兄貴分、謎の男?と闇の戦士に比べ、王道的な面子構成といえる。
闇の戦士とは違い、ホワイトウィンドやヘイスガといったやたら使い勝手のいいサポート系Fアビリティが多いのが特徴。
攻撃技はジョブアビリティ、Fアビリティ問わずファイナルヘブンを筆頭に威力の高い単発技が多いのが特徴。
両手持ちも兼ねて攻撃では一撃の威力を重視するタイプ。
手数のある技と言えば爆裂拳くらいしかないが、そういった乱舞技が好きなプレイヤーにはその点が不評だった模様。
- ただし、今作は連撃系はダメージが落ちやすく、特に防御力の高い敵にはほとんど効かない。
ファイナルヘブンのような単発大ダメージ技の方が効果が高かったりする。
光→闇→光→闇……とストーリーが展開する為か、闇の戦士達と比べると、比較的難易度が低めになっている。
その反面、「てあて」や踊り子が使えない為、ダンジョン道中で回復役のMP確保にかなり苦労する。
安定したMP回復の為には竜剣か黒魔法レベル5を習得しないといけない為、中々にハードルが高い。
もしくは1戦ごとに黒魔導士にジョブチェンジしてアスピルを連発する等が考えられるが、こちらも面倒くさい。
闇の戦士側と比べ、ダンジョンが割と短い事が救いか。
いっその事割り切って、ダンジョン内でMPが尽きそうになったらシーフにジョブチェンジして、速攻でとんずらしまくるのも手。
FFRK
FF1出身のキャラクターとして登場。名前もジョブも『光の戦士』。
ドット絵はEXモードのウォーリア・オブ・ライトやFF1のタイトルロゴにもある兜の角が正面に突き出したデザイン。
ヒストリーダンジョンのアースの洞窟1をクリアすると仲間になる。
記憶結晶はフォースダンジョンのアレクサンドリア城3のクリアで入手できる。
能力はナイト系でHPと防御力に秀でている。
初期必殺技は自身の攻撃力・防御力・魔力・魔法防御をアップさせる「クラスチェンジ」。
サンブレード【I】を装備することで専用必殺技「シャイニングウェーブ」
光の兜【I】を装備することで専用必殺技「クロスオーバー」
ブレイブハート【I】を装備することで超必殺技「レディアントソード」
光の盾【I】を装備することでバースト超必殺技「アルティメットシールド」
アルテマウェポン【I】を装備することで閃技「レディアントソウル?」
はじまりの戦士【I】を装備することで★6閃技「リマインソウル?」
英雄の盾【I】を装備することで★7閃技「連閃・光の戦士?」
エクスカリバー【I】を装備することでオーバーフロー超必殺技「ブライトセイバー」
ブレイブハート改【I】を装備することで超絶必殺技「エンドオール」
光の戦士モデル【I】?を装備することで超絶必殺技「クラシックオブライト?」
アポカリプス【I】を装備することで超絶必殺技「レディアントバックラー?」
ラグナロク【I】を装備することでリミットチェイン超必殺技「シールドオブライト」
アルテマブレイド【I】を装備することでリミットチェイン超必殺技「クリスタルウェーブ?」
ルフェインシールド【I】を装備することで★リミットチェイン超必殺技「絆【光の戦士】?」
セイブザクイーン【I】を装備することでオーバーフロー奥義「ブライトオーバー?」
デュランダル【I】を装備することで覚醒奥義「オーバーソウル」
シャープソード【I】を装備することで覚醒奥義「ラッシュオブライト?」
エクスカリバーII【I】を装備することでシンクロ奥義「フォトンウェーブ?」
マスターソード【I】を装備することでシンクロ奥義「真・ブライトセイバー」
ライトブリンガー【I】を装備することでリミットブレイク・オーバーフロー「エターナルソード?」
源氏の小手【I】を装備することでリミットブレイク・閃技「聖装【光の戦士】?」
バーバリアンソード【I】を装備することで真奥義「ホーリーチェーン」
ムーンシールド【I】を装備することでデュアル覚醒奥義「覚醒クロスオーバー」
ルフェインセイバー【I】を装備することで究極神技「究極エンドオール」
ミラージュソード【I】を装備することでオーバーフロー神技「神威・光の戦士?」
光の剣【I】を装備することでリミットブレイク・リミットチェイン「紡絆・光の戦士聖?」
を使用できる。
また、クリスタルヘルム【I】にレジェンドマテリア「輝ける魂」、フレイムシールド【I】にレジェンドマテリア「正義を信じぬく心」、クリスタルの盾【I】にレジェンドマテリア「毅然たる戦士」、ライトアクス【I】にレジェンドマテリア「時の鎖を断つ刃」、カエサルプレート【I】に★6レジェンドマテリア「再動【光の戦士】」がついている。
見た目はウォーリア・オブ・ライトであり、初期は「WoL」と呼ぼうとする層もいたが
ゲーム内ではあくまで「光の戦士」名義であるため
ディシディア未プレイユーザとの間での意思疎通が困難な向きもあった。
その中で自然発生的に生まれたあだ名は「ヒカセン」。
FF主人公たちのセンパイ格という意味もある模様。
FFBE
パッケージイラストのような見た目で参戦。
実装時期と排出レアリティの割に長きに渡って第一線で活躍を続ける物理壁。
状況次第では最高レア排出の他の壁キャラよりも優秀。
SOPFFO
ジャック、アッシュ、ジェド、ネオン、ソフィアの5人を示す称号。
戦士の証として、全員が黒水晶を所持している。
しかし、コーネリアに伝わる「ルカーンの予言」の一節では『この世 暗黒に染まりし時4人の光の戦士あらわれん』とあり、予言よりも人数が多いという謎がある。
キャラクターデザインを担当した野村哲也曰く、名前は共通して「名無し」の意味合いがあるものとなっている。
学研FF外伝
学研のファイナルファンタジー外伝では、メイア、ウォール、ロック、ワートの4人。