アドゥリンクエスト/東アドゥリン/眠れる果実

Last-modified: 2013-04-06 (土) 19:04:54

・眠れる果実

依頼者:
 エリサ(Erisa)
  / 東アドゥリン・レナイェ家研究所
依頼内容:
 最近発見された新種の種から育った
 植物の実が大きくならないらしい。
 成長を促す栄養剤を作るのに必要な、
 「ヤッセの腐葉土」を採ってきてほしい。


  1. 東アドゥリン(J-8)のDoor:Research Chamberを調べる。
     
    Kyff : よう、エリサ。
     今日の収穫を持ってきてやったぞ。
    Erisa : まぁ、こんなに?
     今回もずいぶん森を荒らしたみたいね。
    Kyff : そんな風に言うなよ。
     せめてもの罪滅ぼしにと思って、
     こうして持ってきてやってるんだからさ。
    Erisa : それはそうだけど……
     あまりやりすぎないでちょうだいね。
     森を傷つければ、いずれは私たちにも……
    Kyff : あー、はいはい。
     わぁーってる、わーってるって。
    Kyff : じゃあ、またな!
    Erisa : もう。
     都合の悪い話になると、すぐ逃げるんだから。
    Erisa : あら……?
     あなたは開拓者の方かしら?
    Erisa : 開拓者が
     ここを訪ねてくるなんて珍しいですね。
     レナイェ家は開拓には反対していますから。
    Erisa : ああ、
     さっきの彼は例外ですよ。
    Erisa : 私も開拓には反対ですが、
     彼が開拓中に手に入れた植物の種は
     東ウルブカの研究に役立つ貴重なデータになるんです。
    Erisa : 彼が
     いろんな種を持ってきてくれるおかげで、最近
     新種の植物も発見できたんですよ。
    Erisa : その植物は
     ようやく実もつけて、レナイェ家では
     かなり期待が高まっているんです。
    Erisa : ……でも、実はなったっきり
     一向に大きくなる気配がなくて。
     インベンター・ワークスが製造した成長促進剤
     効果がないんです。
    Erisa : このまま
     枯らすわけにはいかないんですけど……
    Erisa : ……そうだわ。
     ヤッセの腐葉土があれば
     なんとかなるかもしれない。
    Erisa : 以前、
     キッフが持ってきた種に
     ヤッセの腐葉土
     混ざっていたことがあったんです。
    Erisa : 研究の結果、
     ヤッセの腐葉土には
     植物の成長を促す成分があることがわかりました。
    Erisa : その成分を配合した栄養剤を
     枯れそうになっていた植物に与えたら
     あっという間に息を吹き返したんですよ。
    Erisa : あの……
     こんなことをお願いするのは申し訳ないんですけど
     もしよかったら、ヤッセの腐葉土
     採ってきていただけませんか?
    Erisa : ヤッセの腐葉土は、たしか
     ヤッセの狩り場に生息する黒いマンドラゴラから
     手にいれたとキッフが言っていました。
    Erisa : どうか、お願いします。
     
    Yvermain : なるほど、
     ヤッセの腐葉土の成分で配合した栄養剤なら
     新種の実も育つにちがいない。
    Yvermain : ヤッセの腐葉土は、たしか
     ヤッセの狩り場に生息する黒いマンドラゴラから
     手にいれたってキッフが前に言ってたと思う。
    Yvermain : 悪いが
     採ってきてもらえないか?
     俺からも頼むよ。
     
  2. ヤッセの腐葉土をDoor:research chamberにトレード。
     
    Yvermain : おお、
     これはまさしくヤッセの腐葉土
    Yvermain : エリサから話は聞いているよ。
     こいつさえあれば、栄養剤が作れる。
     新種の実もきっと育つだろう。
    Dworvigg : エリサという
     研究者はいるか?
    Yvermain : おや?
     キッフ、今日は1人じゃないんだな。
    Kyff : あ、ああ……。
    Dworvigg : 挨拶はいい。今日は
     彼が発見した種から育った植物を引きとりにきた。
     おとなしく渡してもらおうか。
    Erisa : キッフ……
     どういうこと……?
    Kyff : エリサ……
     違うんだ、これには理由が……。
    Dworvigg : その植物は
     危険なことがわかったんだ。レナイェ家の
     当主であられる、イキ・アスカモット様も
     我々に引き渡すことを認めてくださったぞ。
    Erisa : 嘘……
     これまでも危険な植物は、山ほど研究してきたわ。
    Erisa : あなたたちは
     森を荒らすだけでは飽き足らず、
     新しく育まれようとしている命をも奪うつもりなの?
    Dworvigg : 悪いが、
     もたもたしている時間はないんだ。
    Dworvigg : 植物は奥か?
     回収させてもらう。
    Erisa : イヴェルマン、
     ヤッセの腐葉土を渡して。
    Yvermain : え?
     あ、ああ。
    Dworvigg : ええい、くそっ!
     植物などどこにもないぞ!
    Dworvigg : どこへやった?
     言え! 隠すとためにならんぞ……!
    Yvermain : そ、そういえば、
     栄養剤を与えるなら、もっといい場所に植えるって
     前にエリサが……
    worvigg : もっといい場所だと?
     それはどこだ!
    Yvermain : お、おそらく
     ララ水道のシビック・アボレタムかと……。
    Dworvigg : おい、そこのあんた!
     あんたも開拓者だよな?
     植物を探すのを一緒に手伝ってくれ!
    Dworvigg : あの植物は、
     ラフレシアという魔物が落とした種から
     育ったものなんだ。
    Dworvigg : 実がなったということは
     一刻の猶予もない状態だ……!!
    Dworvigg : いいか、よく聞いてくれ。
     「葉が分厚く、実は堅い皮で覆われている」のが
     特徴だ。見つけたらすぐに、もぎ取ってくれ。
    Dworvigg : 俺たちは
     シビック・アボレタムのピースキーパー・ワークスに
     事情を説明しておく。
     なにかあってからじゃ遅いからな!
    Dworvigg : すぐに
     PCK.ワークスの連中を連れて合流するから、
     頼んだぞ!
     
    Yvermain : おそらく
     エリサは、植物をララ水道の
     シビック・アボレタムに植えたと思うんだ。
    Yvermain : ええと、確か植物は
     「葉が分厚く、実は堅い皮で覆われている」のが特徴
     ……だったかな?
    Yvermain : 俺はここを離れられないから
     エリサのこと、頼んだよ。
     
  3. ララ水道・シビック・アボレタムのAlluring Plantを調べる。
     
    この植物の葉は薄く、
    実は堅い皮で覆われている……。
     
    この植物の葉は分厚く、
    実は薄い皮で覆われている……。
     
    この植物の葉は分厚く、
    実は堅い皮で覆われている……。
     
    実をもぎ取りますか?
     はい
     いいえ
     
    ※不正解の実をもぎ取ろうとした場合。
    Chalvava : ちょっとちょっと、
     うちの野菜に何する気ですか!
    Chalvava : こっちは
     手塩にかけて育てているのですから、
     めったなことしないでください。
     
    「はい」
    Erisa : やめて!!
    Erisa : 見てください……
     栄養剤を投与したおかげで
     実が見違えるほど育ったんです。
    Erisa : せめて
     この実が熟すまでは、待ってください!
    Erisa : え……?
     この実から魔物が生まれる危険性が
     あるですって……?
    Erisa : そんな、まさか……
    (ラフレシアが出現)
    Erisa : !!
    Chalvava : きゃああああっ!!
    Chalvava : 助けてえぇぇぇ!!!
    Erisa : やめて……!
    Erisa : やめなさいっ!!
    Relentless Storm : どけどけどけぇーいっ!!
    Kyff : エリサ、大丈夫か!?
    Erisa : ええ……。
    Dworvigg : だから
     よこせと言ったんだ。
     まったく、危ないところだったぞ。
    Relentless Storm : うむ。
     話に聞いたとおりだったな。
    Relentless Storm : 騒動の元となった種は
     今後、街に持ち込むことは禁ずるように
     グラッツィグ様へ直訴しておく。
    Relentless Storm : よし、念のため
     他にも紛れていないか、
     シビック・アボレタムをチェックするぞ。
    Kyff : ……でも、この魔物、
     本当に人を襲おうとしてたのかな……。
    Dworvigg : 何を言い出すんだ?
     キッフ。
    Kyff : いや……
     さっきのさ、エリサが止めに入ったとき
     魔物が素直に従ったような気がして……
    Dworvigg : フン、馬鹿なことを言うな。
     魔物が人間の言うことを理解できるわけないだろう。
     そんなことより、とっととこいつを片づけるぞ。
    Kyff : あ、ああ。
    Kyff : あのさ、君……
     悪いんだけど、これをエリサに
     届けてやってくれないかな。
    Kyff : この前
     森で見つけた種なんだ。
    Kyff : ああ、安心してくれ。
     この種は新種とかじゃないよ。
     あいつが……エリサが、初めて育てた植物の種さ。
    Kyff : 今回は
     こんなことになっちゃったけど……
     何が起こるかわからないからこそ
     あいつの研究が必要なんじゃないかな。
    Kyff : あいつには
     これからも植物を育て続けてほしいんだよ。
    Dworvigg : おい、キッフ!
     ちっとは手伝え!
    Kyff : ああ、悪い。
     いま行くよ。
    Kyff : じゃあ、頼んだよ。
    だいじなもの:小さな種を手にいれた!
    ・小さな種
    キッフが森で見つけた種。
     
    Chalvava : あなた
     あの研究者に種を届けるように頼まれたんでしょう?
     だいぶ落ち込んでいたようだし、
     早く持っていってあげてください。
     
  4. Door:Research Chamberを調べる。
     
    Yvermain : エリサ、あまり気にするなよ。
     あんなことになるなんて、
     予測できるはずなかったんだから。
    Erisa : 私があのとき
     素直に渡していたら、あそこまで大きな騒ぎには
     ならなかったわ……。
    Erisa : 私……研究のために
     あの植物を育ててたつもりだったけど、
     いつのまにか、自分の手元に
     置いておきたかっただけになってた……。
    Yvermain : どんな植物でも
     育てていれば、愛情が湧くのは当然だよ。
    Erisa : あら……?
     あなたは……
    Erisa : え……?
     キッフがこれを私に……?
    Erisa : これは
     私が最初に育てたものだわ……。
    Erisa : あの頃は
     ありふれた植物の種でも
     育て方で表情が変わって、楽しかったっけ……。
    Erisa : そうですか……。
     彼は私に、これからも植物を育てるようにと……。
    Erisa : ……そうですね。
     こんなことでめげている場合では
     ないのかもしれません。
    Erisa : 今回のことで
     レナイェ家の信用に傷をつけてしまいました……。
     すべては、私の未熟さのせいです。
    Erisa : キッフは私に……
     もう一度チャンスをくれたんだと思います。
    Erisa : この種を育てながら、
     研究者としてもっと成長できるように
     私、がんばります。
    Erisa : ……そうだわ。
     あなたには、なにかお礼をしないといけませんね。
    Erisa : すっかり
     遅くなってしまってごめんなさい。
    Erisa : これなら、
     あなたの役に立つことがあるかもしれません。
     受け取ってください。
    同盟戦績1000ベヤルドを手にいれた!