MOD機体/アメリカ現代海軍機

Last-modified: 2019-02-23 (土) 03:52:30

本ページは、アメリカ製MOD機体のうち朝鮮戦争以降に計画・設計・製造された海軍・海兵隊の現代機(ジェット機のほかプロペラ機も含む)のみのページです。
同時代の空軍機はMOD機体/アメリカ現代機に、それより古い機体はMOD機体/アメリカに分けてあります。

※アメリカ海軍機体として開発された機体をベースに、改修したサブタイプがアメリカ空軍にも採用された場合は、アメリカ海軍側に記述します。

アメリカ海軍・海兵隊

F2H バンシー

WWII中の1945年1月に、マクダネル社は世界初の純ジェットエンジン動力艦上戦闘機 FH の初飛行に成功した。
その2ヶ月後、同年3月に後継機として本機 F2H Bansheeの開発が開始された。
掲載ページをここにするか「1946本来の時代」のページにするか悩んだが、実戦配備期間が後年まで長いのでこちらに。
F2Hの初飛行は1947年11月であった。部隊配備は1949年。
事実上、アメリカ海軍初の量産艦上ジェット戦闘機である。
大型の機体で運用可能な空母が限られる等の制約もあったが、拡張性があり偵察用カメラを多数携行する偵察機型、機首にレーダーを追加装備した全天候型にも発展した。
またカナダ海軍も1955年から導入し、マジェスティック級軽空母ボナヴェンチャー (Bonaventure・SASでMod公開されている) で運用した。
全サブタイプ合計での生産数は895機にのぼる。
朝鮮戦争に実戦参加したが、戦闘機として前線の空対空戦闘に加わることがほとんど無く、もっぱら偵察機と阻止攻撃・近接支援攻撃機として用いられた。

 

対応本体バージョン: 4.12.2m
収録済MODパック: B.A.T. - JTW
単体配布場所: SAS - Jets - 「Big Banjo」
動作に必要な他MOD: 1956JetEra, Weapon pack各種, (F9F-2が必要かも,) SAS Common Utils

F2H-3 (F-2C)

F2H_3_ss.jpg
強化型J34-WE-34エンジン搭載、機首を延長しレーダーを搭載した全天候型。
250機製造。

固定武装:Colt Mk16 20mm機関砲4門 計940発
ミサイル:無し
ロケット弾:HVAR(単体8xまたは爆弾とコンボで6x/4x/2x)・TinyTim
爆弾:WWII型100ポンド(8x)爆弾・250ポンド(8x/4xとHVARコンボ),500ポンド(8x/4または2xとHVARコンボ)爆弾(自由落下・パラシュート減速)・75ガロンナパーム弾
その他:翼端増槽
外見はスクラッチで再現度はかなり高い。コックピットはF9F-2流用?

F9F パンサー

WWII中からグラマン社が研究していたジェット艦上戦闘機が実用化に至り、1947年に初飛行・1949年に実戦配備されたものがアメリカ海軍のジェット戦闘機 F9F パンサー (Panther) である。プロペラ時代のままの直線翼だったり古いデザインであったが、朝鮮戦争ではソ連製のMiG-15ジェット戦闘機とも渡り合うなど奮戦した。後退翼を持った、より新しいジェット戦闘機の登場に伴い、対地攻撃任務に回された。

なお、-1は前身の複座双発案XF9F-1に使用されていたが、キャンセルとなり空き番。

IL-2 1946向けMODとしてはF9F-2は最古のジェット機MODの1つであり、1956 The JetEraよりずっと以前の4.09m時代に発表された。またコックピットがしばしば他機種に流用されており、その他機種のMODを使用するためにF9F-2のインストールが必要とされる場合も多い。

F9F-2

F9F_2_ss.jpg
F9F パンサーで最も初期の量産型。

SASにおいて2通りの配布バージョンがある。
4.12.2m環境であるならフライトモデルの精緻化が行われているUnified版がオススメ。

単体配布版:
対応本体バージョン: 4.09m , 4.10.1m , 4.11.1m , 4.12.2m , 4.13.1m(おそらくOK)
収録済MODパック: UP3 , DBW , HSFX7 , C.U.P. - JTW
単体配布場所: SAS - Jets
動作に必要な他MOD: 特に無し

Vega Unified F9F pack版:
対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13.1m以降は未定)
収録済MODパック: C.U.P. - JTW Pt-07
単体配布場所: SAS - Jets
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.33 , SAS Engine MOD 2.7 + western patch , Vega Weapon Pack, SAS Common Utils

固定武装:AN-M3 20mm機関砲4門 計760発
ミサイル:AIM9-B/D (D型はUnified版のみ)
ロケット弾:HVAR・TinyTim
爆弾:WWII型250ポンド,500ポンド,1000ポンド爆弾・75ガロンナパーム弾
その他:154ガロン増槽
外見・コックピットともにスクラッチで再現度はかなり高い。

F9F-4

F9F-2から胴体延長、垂直尾翼拡大等を行った改良型。実機では当初F9F-2と異なるJ33ジェットエンジンを採用していたが、不調があったため後でF9F-2と同じJ42に交換された。

本MODでどちらのエンジンのフライトモデルになっているかは不明。垂直尾翼の外見3Dは変更されているみたいだが、胴体延長は再現されていないっぽい。

Vega Unified F9F pack版として配布、導入条件等はF9F-2の記述を参照。

固定武装:AN-M3 20mm機関砲4門 計800発
ロケット弾:HVAR・TinyTim
爆弾:WWII型250ポンド,500ポンド,1000ポンド爆弾・75ガロンナパーム弾
その他:154ガロン増槽

F9F-5

F9F-4の胴体にJ48ジェットエンジンを組み合わせた改良型。MODの外見3DはF9F-4と共通。

Vega Unified F9F pack版として配布、導入条件等はF9F-2の記述を参照。

固定武装:AN-M3 20mm機関砲4門 計800発
ロケット弾:HVAR・TinyTim
爆弾:WWII型250ポンド,500ポンド,1000ポンド爆弾・75ガロンナパーム弾
その他:154ガロン増槽

F9F クーガー

F9F パンサーを高性能にする目的で後退翼に改良したのがクーガー (Cougar)である。直線翼を後退翼に変更すると一般的に離着陸性能が悪化するが、空母での運用を前提とした艦上機のF9Fではそれが致命的となるため、クーガーにおいては主翼後縁の広い部分をフラップに用い、ロール制御はエルロンに代わり主翼上面のスポイラーで行う等の工夫が凝らされている。

より性能の高い後継機が登場して単座型が引退しても、FAC用途で戦闘地域を飛行できる戦闘機タイプの複座艦上機がなかなか登場しなかったため、また連絡用途にも便利なため、複座型F9F-8T(命名規則変更後はTF-9J)は長らく使用された(米軍においてFAC用途での実戦投入は1967年まで、練習機・連絡機としては1974年まで)。

IL-2 1946用MODとしては、クーガー3機種パックとしての配布が行われ、後にパンサーとまとめて4.12.2m専用でフライトモデルの精緻化が行われているUnified版が公開された。4.12.2m環境ならUnified版がオススメ。外見3Dはスクラッチ。コックピットはF9F-2を流用(それで実物通りなのかは不明)。

Unified版の導入条件等はF9F-2の項目を参照。

F9F Cougar pack導入条件:
対応本体バージョン: 4.10.1m , 4.11.1m , 4.12.2m (4.13.1m以降は未定)
収録済MODパック: C.U.P. - JTW
単体配布場所: SAS - Jets
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.33 , SAS Engine MOD 2.6または2.7 (本体バージョンに合わせたもの) , F9F-2 パンサーMOD (コックピットを使用)

F9F-6

F9F_6_ss.jpg
後退翼となったクーガーの最初の型がF9F-6。

固定武装:AN-M3 20mm機関砲4門 計800発
ミサイル:AIM-9B
ロケット弾:Zuni (4x入LAU-10)
爆弾:WWII型250ポンド,500ポンド,750ポンド,1000ポンド爆弾・M117・M114・Mk81・Mk82・Mk83・75ガロンナパーム弾
その他:154ガロン増槽

F9F-8

胴体を延長する等の性能強化型。

固定武装:AN-M3 20mm機関砲4門 計800発
ミサイル:AIM-9B
ロケット弾:Zuni (4x入LAU-10)
爆弾:WWII型250ポンド,500ポンド,1000ポンド爆弾・M117・Mk81・Mk82・Mk83
その他:154ガロン増槽

機首に、プローブ&ドローグ方式の空中給油を受けるためのプローブを装備。

F9F-8T

F9F_8T_ss.jpg
F9F-8をベースにタンデム複座とした練習機型。FACやFO用途や連絡機にも用いられた(MODではFACやFO用のロケット弾のLoadoutは用意されていない)。

固定武装:AN-M3 20mm機関砲4門 計800発
ミサイル:AIM-9B
ロケット弾:Zuni (4x入LAU-10)
爆弾:WWII型250ポンド,500ポンド,1000ポンド爆弾・M117・Mk81・Mk82・Mk83
その他:154ガロン増槽

機首に、プローブ&ドローグ方式の空中給油を受けるためのプローブを装備。
後席はモデライズされていない。

 

SASでF9F Cougar packが公開されるより1年ほど前?に、別のmodderの手によってfreeil2moddingに単機のTF-9J MODが公開されたことがある。それは4.10.1m専用だったが、JetEra不要の4.09m向け移植したものが過去SASに公開された。環境が許すならF9F Cougar pack / F9F Unified packのほうがおすすめ。

F-4 ファントムII

アメリカ海軍が開発した、高性能なレーダーと火器管制装置を搭載し空対空ミサイルを運用可能なマッハ2級の
艦上制空ジェット戦闘機がF-4 ファントム (Phantom) IIである。
ベトナム戦争で制空戦闘機の不在に悩んでいたアメリカ空軍も、マクナマラ国防長官の空海軍で共通の機体を
採用させようという方針に従って導入した。
またアメリカの友好国にも導入され、5,000機を超えるベストセラー戦闘機となった。
1958年に初飛行、1960年に実戦部隊配備。
アメリカ軍からは空軍・海軍・海兵隊等すべての実戦部隊において退役が済んでいるが、日本の航空自衛隊や
ギリシャ空軍・トルコ空軍などでは近代化改修された機体が現役なほか、イランでも実戦配備され続けている。

 

連続したサブタイプ名が、海軍海兵隊用・空軍用、また新造型・改修型に割り振られている。
所属別に整理するとこうなる。

海軍型(試作機)
・F-4A
海軍型(量産機)
・F-4B (新造) → F-4N (改修)
・F-4J (新造) → F-4S (改修)
空軍型(量産機、すべて新造)
・F-4C
・F-4D
・F-4E

 

各型共通事項(1配布アーカイブに全機収録)
対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13.4m以降は未定)
収録済MODパック: B.A.T. - JTW (少し古いバージョンかもしれない)
単体配布場所: SAS - Jets
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.33 , SAS Engine MOD 2.8.11w , Vega Weapon Pack , Weapon Pack Generation2016-iii , F-16 by Ranwers , SAS Common Utils
2018年10月2日現在の配布最新バージョンはv3.3

 

外部3Dモデルはスクラッチ作で再現度は高い。
主翼が壊れた時に前縁フラップ・スラットが逆側にくっついていく等の細かなバグはある。
またF-4Eの機関砲部などサブタイプ間の大きな違いは再現されているが、細かな差異には無視
されている部分もある。

実機のコックピットは海軍型と空軍型で計器の配置が異なっていたりするが、本MODでは共通して
空軍型F-4Eを再現したコックピットが用いられている(レーダーやRWRの表示は行われない)。

v3.3では空軍型はフライングブーム式の空中給油を受けられるが、海軍型はプローブ伸縮機能を
持たず空中給油を受けられない。

長い期間用いられたサブタイブのLoadout名に(70s)(80s)などを付記があるものは、1970年代向け・
1980年代向けといったミサイルなどを表記の時代に沿った組み合わせにしたものである。

F-4B

F4B_ss.jpg

全体でも最初の量産型となる海軍型。

固定武装:無し
ミサイル:AIM-9B・AIM-7E・AIM-12B/C
ロケット弾:Zuni・Mk4 FFAR
爆弾:M117・Mk81・Mk82・Mk83・Mk84・CBU-24・Mk20クラスター・Mk77ナパーム・Mk79ナパーム・B28核爆弾
その他:SUU-24ガンポッド・QRC-160ジャミングポッド・増槽

F-4C

F4C_ss.jpg

海軍型から陸上運用に適した小変更を加えた、最初の空軍型。

固定武装:無し
ミサイル:AIM-9B・AIM-7E・AIM-12B/C
ロケット弾:Zuni・Mk4 FFAR
爆弾:M117・Mk81・Mk82・Mk83・Mk84・CBU-24・Mk20クラスター・BLU-32ナパーム・B28核爆弾
その他:SUU-24ガンポッド・QRC-160ジャミングポッド・増槽

F-4D

電子機材を改良した空軍型。
このサブタイプ以降、アメリカ空軍機は濃い緑や茶色を用いた東南アジア迷彩(SEAカモフラージュ)塗装となった。

固定武装:無し
ミサイル:AIM-9B・AIM-7E・AIM-12B/C
ロケット弾:Zuni・Mk4 FFAR
爆弾:M117・Mk81・Mk82・Mk83・Mk84・CBU-24・Mk20クラスター・BLU-32ナパーム・B28核爆弾
その他:SUU-24ガンポッド・QRC-160ジャミングポッド・増槽

F-4E

F4E_ss.jpg

電子機材を再度改良し、空中戦用に機首を延長して下部にM61 20mmバルカンを追加装備した空軍型。
配備後の数度の火器管制装置やコックピットの改修で、レーザー照準ポッドの外部装備でレーザー誘導爆弾を、
またAGM-65 マーベリックやテレビ誘導爆弾の運用を可能とした機体も多い。
アメリカ以外の国に輸出されたのも多くがこのE型。

固定武装:M61 20mmバルカン
ミサイル:AIM-9D/J/L・AIM-7E/M・AIM-12B/C・AGM-65B
ロケット弾:Zuni・Mk4 FFAR・Hydra70
爆弾:M117・Mk81・Mk82・Mk83・Mk84・GBU-10/12 PavewayII・CBU-24・Mk20クラスター・BLU-32ナパーム・B28核爆弾・B43核爆弾
その他:SUU-24ガンポッド・QRC-160ジャミングポッド・増槽

F-4J

F4J_ss.jpg

B型からさまざまな改良が行われた海軍型。

固定武装:無し
ミサイル:AIM-9B・AIM-7E・AIM-12B/C
ロケット弾:Zuni・Mk4 FFAR
爆弾:M117・Mk81・Mk82・Mk83・Mk84・CBU-24・Mk20クラスター・Mk77ナパーム・Mk79ナパーム・B28核爆弾
その他:SUU-24ガンポッド・QRC-160ジャミングポッド・増槽

F-4N

戦闘での負荷をあまり受けていないB型をJ型相応の装備に改修した海軍型。

固定武装:無し
ミサイル:AIM-9L・AIM-7M・AIM-12B/C
ロケット弾:Zuni・Hydra70
爆弾:M117・Mk81・Mk82・Mk83・Mk84・CBU-24・Mk20クラスター・Mk77ナパーム・Mk79ナパーム・B43核爆弾
その他:SUU-24ガンポッド・QRC-160ジャミングポッド・増槽

F-4S

J型を寿命延長・装備改修した海軍型。

固定武装:無し
ミサイル:AIM-9L・AIM-7M・AIM-12B/C
ロケット弾:Zuni・Hydra70
爆弾:M117・Mk81・Mk82・Mk83・Mk84・CBU-24・Mk20クラスター・Mk77ナパーム・Mk79ナパーム・B43核爆弾
その他:SUU-24ガンポッド・QRC-160ジャミングポッド・増槽

F-8 クルセイダー (新MOD・gio版)

2017年末、まったく新しい3DモデルのF-8 クルセイダー MODがSASで配布開始された。
F-8を原型機としたA-7 コルセアII艦上攻撃機とひとまとめの「Vought pack (full)」として配布されている。

以前に配布されていたMario版旧MODとはカスタムスキンやLoadoutの互換性はない。
なお必要がないのでMario版旧MODの解説は行わない予定。

 

アメリカ海軍が1952年に要求した艦上型超音速ジェット制空戦闘機に対してチャンス・ヴォート(Chance Vought)社が提案したものがF-8(命名規則改正前F8U)であった。
単発単座でコンパクトな機体にまとめ、当初は測距レーダーのみ搭載して捜索・追尾機能を持たない昼間戦闘機として完成した。
愛称のCrusaderは十字軍の戦士の意味。

 

空母での離着艦性能を稼ぐため、主翼全体で前方が上に持ち上がり迎え角を増す機構を持ち、後縁は大きなエルロンが単純フラップを兼ねたフラッペロンとなっており、あわせて前縁も下方に折れ曲がるフラップとなっている(実機ではフラップ動作時のロール制御のため小さなスポイラーが差動するはずだがMOD実装無し)。
空母上での取り回し改善のため主翼外側が上方にほぼ90度跳ね上がる折りたたみ機構を備える。
その後、エンジン強化、捜索能力つきレーダー装備の全天候対応、主翼下へのパイロン追加と爆弾・ズーニーロケット弾・ブルパップミサイルなどの対地攻撃能力を追加した戦闘攻撃機化などの改良が行われた。

 

小型軽量で第二次世界大戦中に建造されたエセックス級航空母艦(のアングルドデッキ化改装型)でも運用できたことから、アメリカ海軍でも戦闘機型が1976年まで運用されベトナム戦争でも北ベトナムのMiG-17などの撃墜戦果を上げている。またアメリカ海軍で艦上型偵察機が更新されない時期でもあったので偵察機型は1987年まで使用された。
やはり小型の航空母艦クレマンソー級2隻を運用していたフランス海軍でも、当時の自国製戦闘機が離着陸速度の高い無尾翼デルタ翼なミラージュのみで艦上機への発展が困難だったこともあり、F-8を購入した。これは2000年まで運用された。
またアメリカ海軍の中古をフィリピンが1977年に35機購入し、修理部品の欠乏に苦しみながらも1991年まで運用した。

 

各型共通事項(1配布アーカイブに全機収録)
対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13.4m以降は未定)
収録済MODパック: B.A.T. - JTW (v3.2あたりで追加収録)
単体配布場所: SAS - Jets - 「Vought pack (full)」
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.33 , SAS Engine MOD 2.8.4w , Vega Weapon Pack , Weapon Pack Generation2016-iii , SAS Common Utils

 

MODではフラップの動作は実機同様の1段下げ位置のみ。
実機を模した主翼持ち上がりと前後の単純フラップ下げを実現しようとしているが不完全で、回転中心がずれており段差ができる。
後期の2段前縁フラップを持っているサブタイプを再現していない。
また主脚の格納挙動もバグっており胴体を貫通しながら動く。
偵察機型以外のサブタイプでドローグ&プローブ方式の空中給油を受けることができる。胴体左側面のバルジ内にプローブが格納されているので、Refuel Deviceキーであらかじめドア開・プローブ展開を行う(試作機でのテストが終わりF-8Aの量産が開始された後に空中給油能力が求められたので、このような後付になったそうだ)。実機では偵察機型のRF-8A/Gでも平滑な左側面の同じ位置にドアがあり受油プローブが展開されるようだが(火器管制装置などを積まない分、胴体内に余裕ができたみたい)、MODでは実現されていない。

コックピットはF-86 MODのものを流用しておりF-8本来のものではない。

F-8A

F8A_ss.jpg
一番最初の量産型。旧呼称F8U-1。

後の改良型とくらべ、ミサイルランチャーが胴体左右に1基ずつのみ、尾部下方にベントラルフィンが無い、といった違いがある。
Mk4 FFAR 32xロケットパックはF-86Dと同じように爆弾倉扉開閉キーにて胴体下に降りて発射可能となる。実機で想定された用途としてもF-86Dと同じく対空戦闘用。

 

固定武装:コルトMk12 20mm機関砲4門 計600発
ミサイル:AIM-9B
ロケット弾:Mk4 FFAR

F-8C

旧呼称F8U-2。
ジェットエンジンを強化、F-8Bで採用した捜索・追尾機能を持ったレーダーに新しく火器管制装置も組み合わされた、ベントラルフィン追加、胴体側面ランチャーがY字型となりAIM-9は合計4発を携行可能となり、新たに5インチ・ズーニーロケット弾もこの位置に合計8発を携行可能とされた改良型。
爆装はできないがズーニーでの対地攻撃を行える戦闘攻撃機能力も得た、F-8らしい形態がまず完成したサブタイプと言えるか。

 

MODではY字ランチャーが考証されておらず、またズーニーロケット弾も搭載できない。

 

固定武装:コルトMk12 20mm機関砲4門 計600発
ミサイル:AIM-9D
ロケット弾:Mk4 FFAR

F-8D

F-8Cに、セミアクティブレーダー誘導ミサイルの運用能力を追加して全天候戦闘能力を強化した戦闘機特化型。ジェットエンジンも再度強化。
腹部ロケットパックはこのサブタイプから廃止。

 

MODではY字ランチャーが考証されておらず、AIM-9の携行可能数が半分になっている。

 

固定武装:コルトMk12 20mm機関砲4門 計600発
ミサイル:AIM-9C/D

F-8E

F8E_ss.jpg
F-8Dをベースに、レーダーの新型化(機首レドームが少し膨らみを増した形状に)、主翼を強化して左右各1箇所ずつパイロンを増設、爆弾やブルパップミサイルの運用能力も付加して戦闘攻撃機としての能力が拡大した。

 

固定武装:コルトMk12 20mm機関砲4門 計600発
ミサイル:AIM-9C/D・AGM-12C
ロケット弾:Zuni
爆弾:M117・Mk81(同SnakeEye)/82(同SnakeEye)/83/84・CBU-24・Mk77/79ナパーム

 

MODではフラップを作動させて主翼前側が持ち上がっても、吊り下げられてる爆弾やMER/TERが追従しないのが仕様。

F-8E(FN)

フランス海軍向け、F-8Eの改良型。
前縁フラップを2段式として深く垂れ下がるようになり、また後縁フラップの折り曲げ角度も増した、そのぶん主翼の持ち上げ角は7度から5度に減ったが、急角度のフラップで気流剥離を起こさないようエンジンの抽気を主翼上面に流すBLC機能が追加された。また水平尾翼も拡大。
フランス製の空対空ミサイルR.530やR.550を運用する。

 

実機ではF-8Eにあった対地攻撃能力が削除されたわけではないようだが、フランス海軍での写真で爆弾・ロケット弾装備のものがほとんど無いみたいなので本MODが空対空装備のみなのも誤りというわけでもなさそう?

 

固定武装:コルトMk12 20mm機関砲4門 計600発
ミサイル:R.530・R.550

 

前縁フラップの2段式は再現されてないみたい。
BLC機能も働いているか不明。

F-8H

F-8Dを近代化改修してフィリピンが購入した形式。

F-8J

F-8Eを近代化改修してFNと同様の2段式前縁フラップや後縁フラップの角度増、BLC機能、水平尾翼拡大などを施した。FN同様にMODで再現されてないものも多いが。
実機F-8Jの中で後日強化型エンジンに換装されたものもあるそうだが、MODがどちらの性能を再現しているかは不明。

F-8K

F-8Cを近代化改修してパイロン追加・爆弾搭載能力付与などを行った形式。

RF-8A

RF8A_ss.jpg
F-8Aベースの写真偵察機。
胴体下部に前下方・下方・側方などの写真を撮影できる複数のカメラを搭載。
機関砲やミサイル・ロケット弾などの搭載能力は一切持たない。

RF-8G

RF-8Aの改良型。
エンジン強化、ベントラルフィン追加などを行った。

F-14 トムキャット

アメリカ海軍が空母機動部隊の防空を担う長距離空対空ミサイル発射プラットフォームとして開発した艦上戦闘機がF-14 トムキャットである。
映画「トップガン」の主役機として有名であるほか、「ファイナル・カウントダウン」でもタイムスリップしてT-6テキサン扮する零戦と戦った。
世界的にも数少ない可変翼を実用化した戦闘機として人気が高い機体。

 

F-14の開発着手以前、アメリカでは空軍が求める低空侵攻を得意とする陸上戦闘攻撃機と海軍が求める艦上防空機をF-111として1機種の派生(空軍F-111A、海軍F-111B)で求める計画があった。
この頃アメリカの仮想的であるソ連では、Kh-22などの対艦巡航ミサイルを携行したTu-22/Mなどの大型爆撃機でアメリカ艦隊に対しミサイル飽和攻撃を行うドクトリンが成立しており、これに対抗するためにはミサイルを発射する前に接近するソ連爆撃機を遠距離で撃墜する必要があった。
これをF-111Bで実現できるよう、200km以上で敵機を探知できるレーダーAN/AWG-9と複数目標に同時対処できる火器管制装置、長射程のアクティブレーダー誘導空対空ミサイルAIM-54 フェニックスが開発された。
しかし用途の異なる陸上機と艦上機を同一機種で賄おうとする目論見は、艦上機としては過大な重量や速度性能の不足などが海軍サイドから問題視されて、海軍が要求仕様を引き下げる妥協を行わなかったこともあって性能を達成できずF-111Bはキャンセルとなった。

 

しかし海軍では新型防空戦闘機の実用化が急務であり、各社の提案からグラマン社のものが採用されて、F-14として完成した。初飛行は1970年、実戦配備は1973年。
F-14には、F-111BからAN/AWG-9・AIM-54・TF30ジェットエンジン・可変翼コンセプトなどの要素が流用された。
ミサイルプラットフォームが第一義であったF-14であったが、可変翼やコンバットフラップの効果で格闘戦にも強く、異機種間模擬戦でF-15に勝利することもできた。
採用当初からしばらくは純粋な空対空戦闘機としての兵装しか持っていなかったが、湾岸戦争でA-6 イントルーダーが多数損耗し空母搭載の攻撃機が不足しつつあったことから、1995年頃にレーザー誘導爆弾とLANTIRNの運用能力を含んだ爆撃能力が付与された。

 

IL-2 1946向けMODとしては、A/B/D型の3機種が1パッケージで配布されている。
火器管制装置やコックピット表示機能に再現・実装されていない部分も多いが、IL-2 1946の機体としては基本的な機能は備わっている。

 

全型共通事項
固定武装:M61A1 20mmバルカン1門 650発、カウンターメジャーフレア30発、カウンターメジャーチャフ30発
ミサイル:AIM-9D/L・AIM-7E/M・AIM-54A/C
ロケット弾:なし
爆弾:Mk82(通常/SnakeEye)・Mk83(通常/バリュート)・Mk84(通常/バリュート)・JDAM2000/1000/500ポンド(A型除く)・GBU-10/12/16・Mk20 クラスター(CBU-100)
その他:増槽2個、偵察(Recon)ポッドTARPS
対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13m以降は未定)
収録済MODパック: (予定としてはB.A.T. v3.6 - JTW)
単体配布場所: SAS - Jets
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.33 , SAS Engine MOD 2.8.13 western , Weapon Pack Generation 2016-iii , Vega Weapon Pack , US JetPit common materials , HD / Full color mod , SAS Common Utils

 

外見はスクラッチで作られており再現度は結構高い。
コックピットは半分ほど再現されているが残りの部分に継ぎ接ぎが見られる。後席は用意されていない。

 

再現されていない実機の機能
・空中給油プローブを展開しての受油
・ヘッドアップディスプレイ(HUD)
・レーダーとナビゲーションの画面(A/B型)、レーダー・ナビその他マルチファンクションなヘッドダウンディスプレイ2画面(MFD/HDD、D型)
・コックピットの主要でないアナログ計器類や警告灯(バージョンアップパッチにて追加中)
・複数目標へのミサイル照準・発射
・AI機が積極的に「加速したい時に後退角を増す」など可変翼を活用する
・TARPSは特段なにも機能しない

 

拡張されている機能
・可変翼の角度はWing Sweepのキーやアナログ軸で直接指定するわけではない、どちらかで次の機能を選ぶ
 - Auto … 速度等でフライトコンピュータが最適な後退角を計算し実行する
 - Extend … 速度で許される範囲で手動で後退角を減らしていく(翼が広がる)
 - Keep … 速度で許される範囲で手動で現在の後退角を維持する
 - Retract … 手動で後退角を増していく(翼が狭まる)
 - BOMB … 爆撃時用に固定角とする(実機の55度より広め)
・地上/格納用の最大後退位置へはFolding Wings機能を使う
・フラップはコンバット(10度)と離着陸(35度)の2ポジション、270ノット(500km/h)以上出してると離着陸にならない
・フラップ離着陸ポジションではMISC_10キーでダイレクトリフトコントロール(DLC)を有効にでき、爆撃照準Altitude +/-キーで降下率を大小できる
・陸上に車輪がついているときにエアブレーキを展開するとグラウンドスポイラーも展開する
・編隊灯・衝突防止灯

 

拡張されているが制限のある機能
・敵機を1機のみレーダーで探知して画面右側にテキストで告知してくれる
・IRSTやTCSの探知結果を1機のみ画面右側にテキストで告知してくれる
・マップ内のおおよその位置を画面右側にテキストで告知してくれる(実機のINSやGPSがわり)
・(SA)RH空対空ミサイルの攻撃や敵レーダーロックオンの警戒情報(RWR)は音声と画面右側にテキスト告知
・IR空対空/地対空ミサイルは機械探知できないが、ロケット煙が出ているとときおり後席がテキスト警告してくれる
・レーザー誘導爆弾とあわせてLANTIRN装備時は座席移動キーでレーザー照準画面に移動できる、ロックはMISC_7キー

 

その他
・着陸アプローチ時に速度・高度を失いすぎるとエンジンが非力で回復できないので注意する。
 スロットルは80(A)または60(B/D)%ほどを維持してDLCとスピードブレーキで調整するのがいいかも。
 わりと実機もそんな感じだったはず。

F-14A

F14A_ss.jpg

エンジンにTF30を装備。
米海軍機は機首下部にIRST(赤外線探知装置)を装備。
本機のIRSTは前方ある方角に赤外線を出してる熱源(ジェットエンジンの排気)があることしか分からなかったので、MODでも方角と上下のみテキストで示される。

TF30が非力なのでマニューバやアプローチ時に速度や高度を失うと回復が難しい。
コンバットフラップは10度固定。

Loadout名がIRIAFで始まっているものはイラン空軍を意味し、IRSTを非装備となる。
GPS誘導のJDAMがLoadoutに含まれない。

F-14B

F14B_ss.jpg

エンジンを推力アップしたF110としたもの。
機首下部には性能の悪いIRSTにかわり望遠レンズ装備のテレビカメラシステム(TCS)が装着された。
実機では昼間の晴天なら遠方の敵機を拡大表示できる機能だが、本MODではテキストで敵の機種名を読み上げてくれるのみ。

ほかはJDAMを爆装できるようになったぐらいでアビオニクスはA型と同じ。
実機はちょっとコックピットが違ってたみたいだけど再現されていない。
コンバットフラップは10度固定。

F-14D

F14D_ss.jpg

B型をベースにレーダーを強化されたAN/APG-71に変更、フライトコンピュータの機能増強。
性能向上型IRSTとTCSが並列搭載された。
コックピットもB型までのレーダー画面とナビ画面の上下並びから、多機能ヘッドダウンディスプレイ横並びになった。

しかし本MODではコックピットの違いは作り分けられていないし、v1.01時点ではレーダーもナビも表示されない。
テキスト告知されるレーダー探知敵機はB型までより遠距離から探知できてるっぽい。
IRSTとTCSも交互に読み上げられる。
コンバットフラップはAOAに応じて0度から10度まで自動調整(手動指定は不可)。

A-4 スカイホーク (旧MOD)

A-4 スカイホークのMODは、どちらもfreeil2moddingで最初に発表されたものであるが、スキンのマッピングも動作環境もまったく互換性がない新旧2通りが(2016年9月現在)存在するので、混同を防ぐために別項目とする。

 

アメリカ海軍の艦上機航空戦力のジェット機への転換が進んでいた1956年から配備が開始された、小型・軽量・安価なことが特徴の単座ジェット攻撃機がダグラス A-4 スカイホークである。主翼の形状とサイズを、格納やエレベータでの2機同時昇降における限界幅に抑えたデルタ翼とすることで、折り畳み機構不要としており、構造の単純化・軽量化や主翼内インテグラルタンクでの燃料搭載量増加などに寄与している。

生産期間中にアメリカ軍における軍用機命名規則の変更が行われたため、当初はA4Dの型式名を持ち、サブタイプはA4D-1、A4D-2、A4D-2Nと名付けられていた。命名規則変更後はこれらはA-4A,B,C型となり、その次の型はA-4Eとなった。

当時まだ大型だったMk7やMk12といった核爆弾を機体下に搭載しても地面・飛行甲板とのクリアランスが確保できるよう、主脚・首脚はかなり長くなっている。首脚は一貫してブレーキが無く、前期型は首脚のステアリング機構も省略されて左右主脚のブレーキ踏み分けで旋回を行っていたことから、甲板上での取り回しミスで斜め前につんのめってしまう事故も時折発生していたらしい。

A-4Cまでの型はハードポイントが胴体下と左右主翼下各1箇所ずつの計3箇所と少なく、通常爆弾やロケット弾の搭載数が少なくなることが問題となった。ダグラス社自身がこの課題に取り組み、1箇所のハードポイントにMk81 250ポンド爆弾を6発吊るすことを可能にするマルチプル・ボム・ラック(MBR)を試作した。MBRではマイナスGがかかっていると爆弾が機体から離れてくれない問題等があり、確実に爆弾を押し下げる機構を追加して全体の形状も整えたマルチプル・イジェクター・ラック(MER)として実用化され、Mk81であれば16発を1機のA-4A/B/Cに搭載可能となった。またA-4Eにおいて、500ポンドと荷重の制限は厳しいものの、主翼外側に1つずつのハードポイントが追加されて計5箇所となった。

エンジンの強化による最大離陸重量の引き上げが順次行われ、ECMや航法用装備の充実のために背面に追加電子装備を収めるハンプ・バックが追加されるなどバージョンアップが重ねられたことから、アメリカ海軍やアメリカ海兵隊に大量に採用されるベストセラーとなった。またアメリカ海軍を退役した初期型がリニューアルの上でオーストラリアやアルゼンチンなどに中古売却されて、それらの国の空母艦載機としても使用された。

 

A-4旧MODはfreeil2moddingにおいて2013年に公開された。このとき、A-4Fの1機種が最初に配布開始され、後からEやBが増えた経緯があって、単独機体バージョンとして配布されたものはインストールの取扱がややこしい。DBWバージョンとして配布されているものは4機種まとまった形で分かりやすい。

この4機種のDBWバージョンをベースに、SASにおいてより史実に基づいたフライトモデルや兵装搭載となったVega upgradeも公開された。

 

freeil2modding DBWバージョン導入条件:
対応本体バージョン: 4.10.1m
収録済MODパック:
単体配布場所: freeil2modding - Vietnam era
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.20 , SAS Engine MOD 2.5、またはDBW

 

Vega upgradeバージョン導入条件:
対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13.1m以降は未定)
収録済MODパック: C.U.P. - JTW
単体配布場所: SAS - Jets
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.33 , SAS Engine MOD 2.7 + western patch , Vega Weapon Pack, SAS Common Utils

 

機体外見はスクラッチと思われるが、実物の構造や動作機構を誤解してモデリングしたのか、エレベーター・エアブレーキ・主脚などの構造や動作が実物と異なってありえないものとなっており、主脚ベイドアが巨大な膨らみとなっているなど一見して分かるおかしな点が複数ある。

形式ごとの空中給油プローブの取り付け方法やエンジンインテークの違いなど、作り分けされている点は作り分けされているのだけれど。

また、エンジンインテークのカーブががたがたしていたり、ラダーの光の反射がおかしかったりといった点も見た目で気にかかる。

コックピットはA-4のものを再現しておらず、Stock機体のYP-80を流用している。

当初バージョンでは空中給油できなかったと思う。
できるようになったのが、Vega upgrade時点だったか、さらに後のSAS Engine MOD 2.7.1w向けパッチでだったかどっちだったかな。

以下、各機体の装備はVega upgrade時点のものである。

A-4B

2つ目の量産型で、油圧操縦系統やラダー構造、空中給油装置装備などA-4の基本形が完成したサブタイプ。
ハードポイントは胴体下と両主翼内側下各1の計3箇所。

固定武装:Hispano MkI 20mm機関砲2門 計400発 (実物はコルトMk12を2門計200発なので、武装クラスは代替としても装弾数は誤り)
ミサイル:AIM-12C (手動操作を要せず勝手に敵に向かうタイプ)
ロケット弾:
爆弾:Mk81・Mk82・Mk83・Mk7核爆弾
その他:ミニガンポッド(実物は搭載していないと思う)・300ガロン増槽

A-4E

4つ目の量産型で、エンジンの強化や両主翼外側にハードポイントが1ずつ追加されて全体で5箇所になった等の変更点がある。

実機では、当初はハンプ・バック無し&給油プローブ直線で生産され、後年になって後継サブタイプF型の改良点をレトロフィットしてハンプ・バックの追加や給油プローブが右に折れ曲がった等の変更が加えられた。このMODでは当初状態がモデライズされている。

固定武装:Hispano MkI 20mm機関砲2門 計400発 (実物はコルトMk12を2門計200発なので、武装クラスは代替としても装弾数は誤り)
ミサイル:AIM-9B、AIM-12C (手動操作を要せず勝手に敵に向かうタイプ)
ロケット弾:Zuni・HYDRA70(実物はMk4/40FFAR時代なのだが、またランチャー名に混乱がありLAU3を名乗るとき7発入になってしまっている)・FACやFO用マーキング弾
爆弾:M117・Mk81・Mk82(通常・SnakeEye)・Mk83・Mk84・CBU-24・BLU2ナパーム(史実では積んでないと思う)・Mk7核爆弾
その他:ミニガンポッド(実物は搭載していないと思う)・フレア(カウンターメジャーなフレアが投下されるが、実機はもともと機体内蔵でカウンターメジャー発射機があって、パイロンからは照明弾を落とすんじゃないかなあ)・300ガロン増槽

A-4F

5つ目の量産型で、さらなるエンジンの強化、ハンプ・バックの追加、空中給油プローブが右に曲げられた等の変更点がある実機を反映したモデライズになっている。

実機ではこのA-4Fで初めてノーズギアの操舵機構や主翼内側のグラウンドスポイラーが装備されて、地上での取り回しが改善された(A-4Eにもレトロフィット改造でこれらを後日装備したものも多い)。

固定武装:Hispano MkI 20mm機関砲2門 計400発 (実物はコルトMk12を2門計200発なので、武装クラスは代替としても装弾数は誤り、より後のA-4Mでは計400発に増えたけども)
ミサイル:AIM-9B、AIM-12C (手動操作を要せず勝手に敵に向かうタイプ)・AGM-65B (実機はM型だけ搭載かも?包含モデライズな感じか)
ロケット弾:Zuni・HYDRA70(実物はMk4/40FFAR時代なのだが、またランチャー名に混乱がありLAU3を名乗るとき7発入になってしまっている)・FACやFO用マーキング弾
爆弾:M117・Mk81・Mk82(通常・SnakeEye)・Mk83・Mk84・CBU-24・BLU2ナパーム(史実では積んでないと思う)・Mk7核爆弾
その他:ミニガンポッド(実物は搭載していないと思う)・フレア(カウンターメジャーなフレアが投下されるが、実機はもともと機体内蔵でカウンターメジャー発射機があって、パイロンからは照明弾を落とすんじゃないかなあ)・300ガロン増槽

A-4F IDF

イスラエルに輸出されて現地改修されたA-4Fの再現モデライズ、IDFはイスラエル国防軍の意。エンジン排気パイプの延長がされている。

固定武装:Hispano MkI 20mm機関砲2門 計400発 (実物は輸出時点はコルトMk12を2門計200発なので、武装クラスは代替としても装弾数は誤り、イスラエルでDEFA550 30mmに換装されてもいるが…)
ミサイル:AIM-9B、AIM-12C (手動操作を要せず勝手に敵に向かうタイプ)・AGM-65B
ロケット弾:Zuni・HYDRA70(実物はMk4/40FFAR時代なのだが、またランチャー名に混乱がありLAU3を名乗るとき7発入になってしまっている)・FACやFO用マーキング弾
爆弾:M117・Mk81・Mk82(通常・SnakeEye)・Mk83・Mk84・CBU-24・BLU2ナパーム(史実では積んでないと思う)・Mk7核爆弾(イスラエルでは保持運用無かったはず)
その他:ミニガンポッド(実物は搭載していないと思う)・フレア(カウンターメジャーなフレアが投下されるが、実機はもともと機体内蔵でカウンターメジャー発射機があって、パイロンからは照明弾を落とすんじゃないかなあ)・300ガロン増槽

A-4 スカイホーク (新MOD・freemodding版)

機体実物については旧MODの項目を参照。

 

A-4 スカイホークの新MODは、最初に公開されたのは2014年後半にfreeil2moddingでだったか。A-4MとA-4Fの2機種セットの現在の公開形式になったのは2015年?

機体の外見3Dは旧MODから一切の引き継ぎがなく、完全新規で制作されている。主脚の引き込み方法なども実物に沿っており、全体綺麗に整っている。ただし前後長・左右幅・上下高のすべてが実機当寸ではなく10%ほどずつ大きすぎないかという指摘もある。

3Dは、海兵隊向けに最も遅くに生産されたA-4Mをベースにしており、本来はもっと以前に生産されていたA-4Fの3DはA-4Mの小変更で用意された制作経緯があるみたい。
実物のA-4Fは、後のA-4Mに比べて、キャノピーが低く狭い、エンジン排気口の下にドラッグシュートの収納ケースがついていないといった違いがあるが、それらは作り分けされておらずA-4Mのままで、ほぼ唯一の外見上の違いは垂直尾翼の上端にECMアンテナケースの角ばった膨らみがついているのがA-4M、ついてないのがA-4Fとなっている。
また配布フォルダの中にオプションとして、ハンプ・バック(背部の電子機器追加収納のコブ状膨らみ)を消す3Dパーツも含まれているので、導入するときにA-4E以前風の外見に変えるといったことも可能。

どちらの機種のコックピットも実物のA-4のものではなく、Stock機体のYP-80を流用したものになっている。

 

freeil2moddingで配布されているものは、4.10.1m環境専用で、かつ1956 The JetEraを導入していないゲーム専用であることに注意。1956 The JetEra環境、1956 The JetEraを必須としているジェット機MODとの共存は不可能である。

SASではC.U.P.のJTWに、独自改造したのか4.12.2mで1956 The JetEraで飛ばせられるバージョンが同梱されているが、このバージョンの単体配布はおこなわれていないみたい。

どちらのバージョンも空中給油を受けることはできないみたい。

 

freeil2moddingバージョン導入条件:
対応本体バージョン: 4.10.1m
収録済MODパック:
単体配布場所: freeil2modding - Vietnam era
動作に必要な他MOD: 特になし
共存が不可能な他MOD: 1956 The JetEra及びJetEraが必須の各種ジェット機

 

C.U.P.収録済バージョン導入条件:
対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13.1m以降は未定)
収録済MODパック: C.U.P. - JTW Pt-09
単体配布場所: されていない
動作に必要な他MOD: SAS Common Utils, (少し古いバージョンはJTWに含まれているが必要に応じて最新のSAS Engine MOD 2.7 + western patch)

A-4F

実機機体説明は旧MODを参照。

固定武装:Hispano MkI 20mm機関砲2門 計400発 (実物はコルトMk12を2門計200発なので、武装クラスは代替としても装弾数は誤り、より後のA-4Mでは計400発に増えたけども)
ミサイル:AIM-9B
ロケット弾:Zuni
爆弾:Mk81・Mk82(通常・SnakeEye)・Mk83・CBU-24・WWII型US500ポンド
その他:ミニガンポッド(実物は搭載していないと思う)・300ガロン増槽

A-4M

アメリカ海軍はA-4Fの次の単座攻撃機として新型のA-7 コルセアIIを導入したが、海兵隊ではA-7等の新型機を導入せず、A-4のジェットエンジンや電子装備・機体強度を強化したA-4Mを採用することで旧式A-4を更新することとした。外見上はキャノピーが高く幅も広いものとなった点、尾部のエンジン排気口の下にドラッグシュート収納ケースがついた点、各部にECMその他のアンテナが増えた点などが異なる。

実機では当初よりエンジン出力やECM装備が強化されたほか、空母からだけではなく短い滑走路の前線飛行場に展開しての運用も多い海兵隊機だけに、ドラッグシュートも装備されたが、このMODでは動作しない。まだグラウンドスポイラーも動作しない。

実機では、より精度の高い無誘導爆弾の投下やレーザー誘導爆弾・ミサイルも運用を可能にするレーザー測距照準装置を機首のレーダーを取り外して装備する改造を受けた機体もあるが、再現されていない。

固定武装:Hispano MkI 20mm機関砲2門 計400発 (実物はコルトMk12 計400発なので代替武装クラス)
ミサイル:AIM-9B(実物はもっと後のAIM-9サブタイプだと思う)
ロケット弾:Zuni
爆弾:Mk81・Mk82(通常・SnakeEye)・Mk83・CBU-24・WWII型US500ポンド(さすがに実物A-4MがWWII型は積んだことないと思う)
その他:ミニガンポッド(実物は搭載していないと思う)・300ガロン増槽

A-4 スカイホーク (新MOD・SAS版)

機体実物については旧MODの項目を参照。

 

前項にあるfreemodding版の新MODをベースに、4.12.2mゲーム上の1956 The JetEra環境に適合させ、搭載兵装の史実化や3Dモデルの修正等を図った改良版がSASで公開されている。
ただしこちらも完成はしておらず、Beta v0.9.3を名乗っている。
4機種(フライアブル3機種・AI専用1機種)が1パック配布されている。
衝突防止灯装備。フライアブル機は空中給油可能。

v0.9.1までは機体の外見3Dサイズが大きすぎるままだったが、v0.9.2で等倍に修正された。

 

導入条件:
対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13.1m以降は未定)
収録済MODパック: 最新ではない少し古いBETAがB.A.T.のエクスパンションに入ってるみたい
単体配布場所: SAS - Jets
動作に必要な他MOD: SAS Common Utils, 1956 The JetEra v1.33, SAS Engine MOD 2.8.6w, Weapon pack Generation 2016-iii

A-4E

A4E_ss.jpg
実機機体説明は旧MODやfreemodding版を参照。

A-4Fモデルから機首右側の空中給油装置を直線にし、ハンプバックを装備していない。
史実上グラウンドスポイラーを装備していない。
また搭載兵装が古い時代のものになっている。カウンターメジャーとしてのフレアの搭載なし。

固定武装:コルトMk12 20mm機関砲2門 計200発
ミサイル:AIM-9B・AGM-12B/C/E
ロケット弾:Zuni・Mk4 FFAR
爆弾:M117・Mk81(通常・SnakeEye)・Mk82(通常・SnakeEye)・Mk83(通常・バリュート)・Mk84(通常・バリュート)・CBU-24・Mk20クラスター・Mk77ナパーム・Mk79ナパーム・核爆弾(Mk7, Mk12, B28)
その他:HIPEG 20mmガンポッド(700rpm・4000rpm選択式)・LUU-2照明弾・300ガロン増槽・チャフ30発

A-4E Tanker (AI)

A-4EがD704空中給油ポッドを装着してプローブ&ドローグ方式の空中給油に対応したバディ・タンカー。
AI専用。

A-4F

外見3Dはfreemodding版をほぼ維持。ハンプバック装備。
グラウンドスポイラー動作。

固定武装:コルトMk12 20mm機関砲2門 計200発
ミサイル:AIM-9B・AGM-12B/C/E
ロケット弾:Zuni・Mk4 FFAR
爆弾:M117・Mk81(通常・SnakeEye)・Mk82(通常・SnakeEye)・Mk83(通常・バリュート)・Mk84(通常・バリュート)・CBU-24・Mk20クラスター・Mk77ナパーム・Mk79ナパーム・核爆弾(Mk7, Mk12, B28, B43)
その他:HIPEG 20mmガンポッド(700rpm・4000rpm選択式)・LUU-2照明弾・300ガロン増槽・フレア60発・チャフ30発

A-4F Late

外見3Dはfreemodding版をほぼ維持。ハンプバック装備。
グラウンドスポイラー動作。
A-4F初期型にくらべジェットエンジン出力が若干向上。新しい兵装を一部搭載。

固定武装:コルトMk12 20mm機関砲2門 計200発
ミサイル:AIM-9B/D・AGM-12B/C/E・AGM-65B
ロケット弾:Zuni・Mk4 FFAR
爆弾:M117・Mk81(通常・SnakeEye)・Mk82(通常・SnakeEye)・Mk83(通常・バリュート)・Mk84(通常・バリュート)・CBU-24・Mk20クラスター・Mk77ナパーム・Mk79ナパーム・核爆弾(B28, B43, B57, B61)
その他:HIPEG 20mmガンポッド(700rpm・4000rpm選択式)・LUU-2照明弾・300ガロン/400ガロン増槽・フレア60発・チャフ30発

A-4M

A4M_ss.jpg
外見3Dはfreemodding版をほぼ維持。ハンプバック装備。
ドラッグシュート動作。グラウンドスポイラー動作。
この型が登場した時期に使われなくなった古い兵装は持たず、レーザー誘導兵器などを搭載。
レーザー照射は機首から前方向けてのみ行うことができ、MISC_10キーでOn/Off、爆撃照準用の前後距離・左右スリップキーで位置微調整。MISC_7キーで地面固定、固定後は前後微調整のみ可。前方にしか照射できないのでレーザー誘導爆弾を自機で誘導することは不可能。

固定武装:コルトMk12 20mm機関砲2門 計400発
ミサイル:AIM-9L・AGM-12C・AGM-65B/D/E
ロケット弾:Zuni Mk71・HYDRA70
爆弾:Mk82(通常・SnakeEye)・Mk83(通常・バリュート)・Mk84(通常・バリュート)・GBU-10/12/16 PavewayII・CBU-24・Mk20クラスター・Mk77ナパーム・核爆弾(B43, B57, B61)
その他:HIPEG 20mmガンポッド(700rpm・4000rpm選択式)・LUU-2照明弾・300/400ガロン増槽・フレア60発・チャフ30発

A-6 イントルーダー/EA-6B プラウラー

アメリカ海軍とアメリカ海兵隊が保有していた、敵地に低空侵攻し精密爆撃することを狙った
複座・双発の全天候ジェット攻撃機がA-6 Intruderである。
高性能な地形レーダーやドップラーレーダー、火器管制装置、ブラウン管ディスプレイを用いた
(当時としては)先進的な前方情報表示装置などを備えた高価な機体であった。
1963年から実戦部隊に配備され1999年に退役した。

 

またイントルーダーをベースに胴体を延長し4座化、AN/ALQ-99ジャミングポッドを携行可能と
した電子妨害機がEA-6B Plowerである。
1971年に実戦部隊に配備され、アメリカ海軍では2015年にEA-18G グラウラー(Growler)に交代して
退役したが、アメリカ海兵隊では2016年途中まで4つの戦隊で飛んでいて、その後数を減らしたが
2018年も1つの戦隊で現役である(さすがに2019年に完全退役予定)。

アメリカ空軍が運用していた電子妨害機EF-111Aが1996年に退役からしばらく、アメリカ唯一の
電子妨害機としてEA-6Bが空軍の作戦に同行することもあった。

 

8機種(フライアブル5機種・AI専用3機種)が1パック配布されている。
衝突防止灯・編隊灯装備。フライアブル機は空中給油可能。
コックピットはおおむね再現されているが、前方情報表示装置はただの姿勢儀なほかレーダーや
RWRなども動作しない。またHUD装備のサブタイプもHUDはついていない。

赤外線誘導AAMを妨害するためのフレアは全サブタイプ標準装備しており、Loadout名の「Flare」は
別途のLUU-2照明弾所持を意味する。LUU-2の放出はロケット弾トリガー。

 

導入条件:
対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13.4m以降は未定)
収録済MODパック: B.A.T. - JTW
単体配布場所: SAS - Jets
動作に必要な他MOD: SAS Common Utils, 1956 The JetEra v1.33, SAS Engine MOD 2.8.11w, Weapon pack Generation 2016-iii

A-6A

A6A_ss.jpg

最初の大量量産型。
無誘導の爆弾やロケット弾が主武装。

固定武装:無し
ミサイル:AIM-9B・AGM-12B/C/E
ロケット弾:Zuni・Mk4 FFAR
爆弾:M117・Mk81・Mk82(通常・SnakeEye)・Mk83・Mk84・CBU-24・Mk20クラスター・Mk77ナパーム・Mk79ナパーム・核爆弾(B28・B43)
その他:LUU-2照明弾・300ガロン増槽・チャフ30発・フレア30発

A-6E TRAM

A6E_ss.jpg

2番目の大量量産型で各種電子装備を更新したE型で、さらに機首下面に赤外線カメラや
レーザー測距照準装置が入ったターレットを追加装備したサブタイプ。
レーザー誘導爆弾Paveway IIとレーザー誘導空対地ミサイルAGM-123を運用可能となったが
AGM-65やAGM-84はまだ運用できない。

固定武装:無し
ミサイル:AIM-9L・AGM-12C・AGM-123A
ロケット弾:Zuni・Hydra70
爆弾:Mk82(通常・SnakeEye)・Mk83・Mk84・GBU-10/12/16 PavewayII・CBU-24・Mk20クラスター・Mk77ナパーム・核爆弾(B57・B61)
その他:LUU-2照明弾・AN/ALQ-167・300ガロン増槽・チャフ30発・フレア30発

A-6E SWIP

A-6Eの電子装備をさらに更新し、AGM-65やAGM-84の運用能力も追加された。
ボーイング社で製造された複合材料を用いた新型主翼に交換されたモデル。
実機ではHUDも追加装備されたが、それは再現されていない。

固定武装:無し
ミサイル:AIM-9L・AGM-123A・AGM-65D/E・AGM-84D/E
ロケット弾:Zuni・Hydra70
爆弾:Mk82(通常・SnakeEye)・Mk83・Mk84・GBU-10/12/16 PavewayII・CBU-24・Mk20クラスター・Mk77ナパーム・核爆弾(B61・B83)
その他:LUU-2照明弾・AN/ALQ-167・300ガロン増槽・チャフ30発・フレア30発

EA-6B

EA6B_ss.jpg

初期型のEA-6B。
現時点のゲーム内では特段、電子妨害機としての機能は持たない。
3Dモデルに、この時点の実機にはまだ未装備のはずの各種アンテナがついている相違がある。

固定武装:無し
ミサイル:無し
ロケット弾:無し
爆弾:無し
その他:AN/ALQ-99ジャミングポッド・300ガロン増槽・チャフ30発・フレア30発

EA-6B ICAP-II

1985年から部隊配備された改良型のEA-6B。
現時点のゲーム内では特段、電子妨害機としての機能は持たない。
また実機では対レーダーミサイルのAGM-88 HARM運用能力が追加されたが、それも再現されていない。

固定武装:無し
ミサイル:無し
ロケット弾:無し
爆弾:無し
その他:AN/ALQ-99ジャミングポッド・300ガロン増槽・チャフ30発・フレア30発

A-6A Tanker (AI)

A-6AがD704空中給油ポッドを携行したバディ・タンカータイプのAI専用機。

KA-6D Tanker (AI)

KA6D_ss.jpg

老朽化したA-6Aから火器管制装置を撤去し、空中給油装置を機内装備した改造型タンカーのAI専用機。
空中給油装置を内蔵しているが、実機の写真では空中給油ポッドを携行しそちらを用いている様子や
空中給油ポッドを単なる増槽扱いしている様子が多数見受けられる。
そのLoadoutも再現されており、「D704use」なものはD704を空中給油に用いる。

A-6E Tanker (AI)

A-6EがA/A42R-1空中給油ポッドを携行したバディ・タンカータイプのAI専用機。

A-7 コルセアII (旧MOD・Mario版)

アメリカ海軍が空母で運用していたA-4 スカイホークを更新すべく、LTV(Ling-Temco-Vought、リング・テムコ・ヴォート …… F4UやF-8を開発・生産したヴォート/チャンス・ヴォート社が、軍用アビオニクスやミサイル誘導装置を生産していたテムコ社とともにリング社に買収合併されて生まれた)社によって安価な小型軽量昼間攻撃機として開発されたのがA-7 コルセアII (Corsair II)である。

F-8 クルセイダー艦上戦闘機をベースに、超音速機から亜音速機に空力条件を緩和しつつ主翼の強化・後退角の緩和とフラップに同期しての前方持ち上げ機能の廃止・ペイロード増加など攻撃機として適した設計が行われた。基本的に単座型であり、練習用に少数の複座型(頭にTがつく)も生産されたがMOD化はされていない。

A/B/C/E型は海軍向けだが、近接航空支援(CAS)任務を行えるF-100D スーパーセイバーの後継機を探していた空軍の需要にも合致したことから、D型はフライングブーム式の空中給油対応や主翼折りたたみ機構の簡素化など空軍仕様で生産された。

ハードポイントは主翼下に左右3箇所ずつ、AIM-9 サイドワインダー専用のステーションが胴体左右に1箇所ずつ。

IL-2 1946向けMODとしては、経緯が複雑だが、当初freeil2moddingでベースの機体MODが配布され、後でそれに搭載兵装の追加などを行ったパッチがSASで配布された。最新のアップデートはSASで配布されている「A-7 Corsair II upgrade」で、ベースの機体データもすべて入ったオールインワンである。

各型共通事項(1配布アーカイブに全機収録)
対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13.1m以降は未定)
収録済MODパック: C.U.P. - JTW
単体配布場所: SAS - Jets - 「A-7 Corsair II upgrade」
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.33 , SAS Engine MOD 2.7 + western patch , Vega Weapon Pack , SAS Common Utils

ベータ公開版がそのまま正式版に更新されないままになってしまっているのかな。造形とかアニメーションなど各所にバグっぽい部分が。機体が受けた光の反射量も上面と下面が逆になってるっぽい。
外見はスクラッチだと思われる。
コックピットはF-86の流用で実物のA-7のものではない。実機ではHUD装備となったD/E型もHUDを装備していない。

海軍型のA/B/E型はプローブ&ドローグ方式の空中給油を受けることが可能であり、コックピット右前方に収納されているプローブを「Deploy Refuel Device」キーで展張するとドローグ牽引中の空中給油機と Attach / Detach 可能となりAttach中は燃料がタンカーから供給される(はずだが、今のバージョンでできなくされてる?)。

空軍型のD型はフライングブーム方式の空中給油を受けることが可能だと思う。実際には組み合わされたことのないKB-29しか現時点ではMODに存在しないが、胴体上部・左主翼付け根付近に受油口があり、MODの操作として蓋の開閉は要しないみたい(これも今のバージョンでできなくされてる?)。

A-7A

最初に生産された海軍仕様。

固定武装:コルトMk12 20mm機関砲2門 500発
ミサイル:AIM-9D(Loadout名に特記無くても爆弾のときは積んでること多し)・AGM-12C(要手動誘導)
爆弾:M117・Mk81・Mk82(通常,SnakeEye)・Mk83・Mk84・CBU-24・BLU2ナパーム(海軍機はBLU2運用しないはずだけど)
その他:増槽(実機は300ガロンだけど、MODは60ガロンのを積んでるような)

A-7B

エンジンを強化した海軍仕様。

固定武装:コルトMk12 20mm機関砲2門 500発(増数して680発のLoadoutもあり)
ミサイル:AIM-9B・AIM-9D(Loadout名に特記無くても爆弾のときは積んでること多し)・AGM-12C(要手動誘導)・AGM-65B
ロケット弾:Zuni・FAC,FO用発煙弾や閃光弾
爆弾:M117・Mk81・Mk82(通常,SnakeEye)・Mk83・Mk84・CBU-24・BLU2ナパーム(海軍機はBLU2運用しないはずだけど)・Mk12核爆弾(実機は積んでいない、A-7初飛行はMk12退役より後)
その他:増槽(実機は300ガロンだけど、MODは60ガロンのを積んでるような)

A-7D

空軍仕様。空中給油の受油装置がフライングブーム方式となっている。実機コックピットはHUD装備。エンジンも強化されている。

海軍がつけたコルセア(海賊という意味)の愛称が嫌われたか、独自にSLUFという愛称で呼んでいたとも。

機関砲が胴体左側面1門装備となったことで、発砲時に反動で機体が少しよれるかも。

固定武装:M61 20mmバルカン1門 1040発
ミサイル:AIM-9D(Loadout名に特記無くても爆弾のときは積んでること多し)・AGM-12C(実機通り手動誘導が必要なものと勝手に自動追尾になるものと混在してるくさい)・AGM-65B
ロケット弾:Zuni(空軍ではZuniは使ってないと思うけど)・FAC,FO用発煙弾や閃光弾
爆弾:M117・Mk81・Mk82(通常,SnakeEye)・Mk83・Mk84・CBU-24・BLU2ナパーム・Mk12核爆弾(実機は積んでいない、A-7初飛行はMk12退役より後)
その他:増槽(実機は300ガロンだけど、MODは60ガロンのを積んでるような)

A-7E

海軍仕様。実機コックピットはHUD装備。エンジンも強化されている。

機関砲が胴体左側面1門装備となったことで、発砲時に反動で機体が少しよれるかも。

固定武装:M61 20mmバルカン1門 1040発
ミサイル:AIM-9D(Loadout名に特記無くても爆弾のときは積んでること多し)・AGM-12C(要手動誘導)・AGM-65B・AGM-84A(実機に運用能力無かったはず)
ロケット弾:Zuni・FAC,FO用発煙弾や閃光弾
爆弾:M117・Mk81・Mk82(通常,SnakeEye)・Mk83・Mk84・CBU-24・BLU2ナパーム(海軍機はBLU2運用しないはずだけど)・Mk12核爆弾(実機は積んでいない、A-7初飛行はMk12退役より後)
その他:増槽(実機は300ガロンだけど、MODは60ガロンのを積んでるような)

A-7 コルセアII (新MOD・Ranwers版)

2017年末、まったく新しい3DモデルのA-7 コルセアII MODがSASで配布開始された。
空軍型に若干の考証ミスがあるぐらいで外見3Dはかなり正確でバグも少ないようだ。
A-7の原型機となったF-8 クルセイダー艦上戦闘機とひとまとめの「Vought pack (full)」として配布されている。

旧MODとはカスタムスキンやLoadoutの互換性はない。

 

各型共通事項(1配布アーカイブに全機収録)
対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13.1m以降は未定)
収録済MODパック: B.A.T. - JTW (v3.2あたりで追加収録)
単体配布場所: SAS - Jets - 「Vought pack (full)」
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.33 , SAS Engine MOD 2.8.4w , Vega Weapon Pack , Weapon Pack Generation2016-iii , SAS Common Utils

 

機体実機についての解説は旧MOD側を参照。
旧MODと異なり複座型も作成されている。

 

空母での運用に即して主翼外側が上方に約90度跳ね上がる。
海軍型はプローブ&ドローグ方式の空中給油に対応しておりRefuel Deviceキーでコックピット右側面に装備されているプローブを開いて用いる。空軍型が持っているはずのフライングブーム方式用レセプタクルは正しく動作していないようだ。

コックピットはF-86 MODの流用(正面のシールド枠形状のみA-7っぽく整形?)でA-7実機とかなり異なる。実機ではHUDを備えているD/E型にもHUDがついていない。

 

A-7A

A7A_ss.jpg

固定武装:コルトMk12 20mm機関砲2門 500発
ミサイル:AIM-9D(Loadout名に特記無くても爆弾のときは積んでること多し)・AGM-12C
ロケット弾:5インチズーニー・Mk4 FFAR(19x LAU-3)
爆弾:M117・Mk81・Mk82(通常/SnakeEye)・Mk83・Mk84・CBU-24・CBU-100(Mk20)・Mk77/79ナパーム・核爆弾(B43, B57, B61)
その他:300ガロン増槽・SUU-25ランチャー&LUU-2照明弾

A-7B

固定武装・搭載兵装はA-7Aとほぼ共通。

A-7D

A7D_ss.jpg

空軍型。

 

固定武装:M61 20mmバルカン1門 1040発
ミサイル:AIM-9J(Loadout名に特記無くても爆弾のときは積んでること多し)・AGM-12C・AGM-65B
ロケット弾:Mk4 FFAR(19x LAU-3・7x LAU-68)
爆弾:M117・Mk81・Mk82(通常/SnakeEye)・Mk83・Mk84・CBU-24・CBU-100(Mk20)・BLU-23/27ナパーム・核爆弾(B43, B57, B61)
その他:300ガロン増槽・SUU-25ランチャー&LUU-2照明弾・AN/ALQ-131

A-7E

固定武装:M61 20mmバルカン1門 1040発
ミサイル:AIM-9H(Loadout名に特記無くても爆弾のときは積んでること多し)・AGM-12C・AGM-65B・AGM-84A
ロケット弾:Mk4 FFAR(19x LAU-3・7x LAU-68)
爆弾:M117・Mk81・Mk82(通常/SnakeEye)・Mk83・Mk84・CBU-24・CBU-100(Mk20)・GBU-10/12 PavewayII・Mk77/79ナパーム・核爆弾(B43, B57, B61)
その他:300ガロン増槽・SUU-25ランチャー&LUU-2照明弾・(AN/AAR-45レーザー照準装置)

A-7K

A7K_ss.jpg

本来A-7Kは空軍型A-7Dをベースにした複座型で、空中給油装置は背面センターラインにフライングブーム方式用のレセプタクルを備えているものだが、MOD化に際して混乱があるようで、このMODでは海軍型のプローブがコックピット右側に備わっており海軍型のTA-7Cあるいはその中古をギリシャ空軍が購入して3色迷彩塗装したものがモデルになっているようだ。
なお搭載兵装は空軍タイプになっている。

 

固定武装:M61 20mmバルカン1門 1040発
ミサイル:AIM-9J(Loadout名に特記無くても爆弾のときは積んでること多し)・AGM-12C・AGM-65B
ロケット弾:Mk4 FFAR(19x LAU-3・7x LAU-68)
爆弾:M117・Mk81・Mk82(通常/SnakeEye)・Mk83・Mk84・CBU-24・CBU-100(Mk20)・BLU-23/27ナパーム・核爆弾(B43, B57, B61)
その他:300ガロン増槽・SUU-25ランチャー&LUU-2照明弾・AN/ALQ-131

F/A-18 ホーネット

アメリカ海軍・海兵隊が空母で運用していた2つの機種、老朽化しつつあったF-4 ファントムII艦上戦闘機とA-7 コルセアII艦上攻撃機の両方の機能を1機種で賄って更新することを狙って開発されたジェット艦上戦闘攻撃機(マルチロール機)がF/A-18 ホーネット(Hornet)。戦闘機であるF型番と攻撃機であることを示すA型番を同時に名乗る(開発初期は共通の機体にそれぞれの任務に最適化した機材の載せ分けをしてF-18とA-18の2機種を用意することも考えられたため、戦闘機型としてF-18と呼ぶ場合もあった)。

一般にF/A-18 ホーネットと呼ぶときは、初期のA/B型と次の改良型C/D型までのレガシーホーネットを指す。E/F型は主翼の大きさ・形状の変更やエンジン強化に伴うインテーク形状の変更など、性能はもちろん機体全体の構造や形状が大きく変更されていることもあり、F/A-18E/F スーパーホーネットとして別機種扱いすることが多い。

当初より高性能・多機能なレーダーを搭載し、コンピュータによる高度なパイロット支援を行うことでパイロット1人でレーダーを用いた空対空戦闘も対地攻撃も行えるようになっている(IL-2 1946のMODとしての再現度は低いが)。複座型も生産されており、飛行訓練にも用いられるが燃料搭載量が減っているほかは戦闘能力や搭載可能兵装の種類と数量は単座型とほぼ変わらず、レーダー・レーザー・火器管制や赤外線地上捜索のため+1人の目と手があったほうが好ましい夜間地上攻撃を主任務とする部隊では夜間地上攻撃能力を高めた複座型のみで部隊を構成する場合もある。先進的なコンピュータを採用しているものの、同時期にアメリカ空軍が導入したF-16と比べると、サイドスティクではなくパイロット正面に床から生えている操縦桿を用いる、バックアップとして機械的リンケージも残したフライ・バイ・ワイヤ(FBW)である等、保守的な設計の部分もある。

IL-2 1946向けMODとしては、単座のC型と複座のD型が同時に公開され、同じくアメリカ海兵隊が運用しているSTOVLジェット機AV-8B+ ハリアーIIとまとめられて「US Marine Aviation Pack」として配布されている。
何度かのバージョンアップがあったが、v3.xまでとv4.0.xとで大きく変更が行われており挙動やキー割当などが変わっている。

C型/D型共通事項(1配布アーカイブに同時収録)
固定武装:M61A1 20mmバルカン1門 450発、カウンターメジャーフレア70発、カウンターメジャーチャフ40発
半固定武装:翼端ランチャーにAIM-9Lサイドワインダー2発
対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13m以降は未定)
収録済MODパック: B.A.T. v3.4 - JTW (v4.0.-98時点?)
単体配布場所: SAS - Jets - 「US Marine Aviation Pack v4.0」
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.33 , SAS Engine MOD 2.8.8 western , Weapon Pack Generation 2016-iii , Vega Weapon Pack , SAS Common Utils

v4.0はいったんオープンベータ版とされている。実機のようなフライバイワイヤ動作しない、コックピットのHUDやMFDの表示内容が限定的など課題も残っているが、飛ばして遊ぶぶんには大きな問題はない。
外見はスクラッチで再現度はかなり高い。
コックピットもスクラッチでHUDやMFDもある程度レベルでは動作している。レーダー周りはv4.0の際に一部の機能はいったん削除されたものがあるようだ。
複座型の後席コックピットは用意されていない。
使い勝手は良くなくリアリティもさほどではないが、レーザー照準コックピットが用意されている。
AIM-7、AIM-120などの発射には、右側MFDにレーダー画面を出し(必要に応じて空対空モードや空対地モードに切り替えて)ターゲットを捜索してロックオンする必要が、今のところは無くなっている(将来復旧される模様)。その操作キーの割当などは配布に同梱されてるPDF参照のうえで、そこからの変更点は配布トピックも確認。

プローブ&ドローグ方式の空中給油を受けることが可能であり、コックピット右前方に収納されているプローブを「Deploy Refuel Device」キーで展張するとドローグ牽引中の空中給油機と Attach / Detach 可能となりAttach中は燃料がタンカーから供給される。
ただし切り離し時に突然失速してスピンし始めるかも。

その他、実機のFBWがパイロットの行いたい操作を先読みして最適な操縦補正を行うところ、操縦桿やペダルの動作と舵面が直結しているIL-2 1946において強引に割り込んでおり先読みもしていないため、かえってツーテンポ遅れてぐわーっと反応があるなど微調整が効かず不都合を感じる部分はある。

F/A-18C

F18C_ss.jpg
単座型。

ミサイル:AIM-9L・AIM-7M・AIM-120A・AGM-65D/E/F・AGM-84D/E/J・AGM-123A
ロケット弾:Zuni (4x入LAU-10)
爆弾:Mk82(通常/SnakeEye)・Mk83(通常/バリュート)・Mk84(通常/バリュート)・JDAM2000/1000/500ポンド・GBU-10/12/16・Mk20 クラスター・Mk77焼夷爆弾
その他:増槽1/2/3個

ver4.0において実機が積み合わせない兵装の組み合わせが削除され、また実機が積んだことのある兵装が追加された。

F/A-18D

複座型。

LoadoutはC型と共通なものが多いが、v4.0化に際しては、JDAM装備がなく(D型はC型より古い生産Blockであることの再現)、逆にFAC/FOの発煙ロケット弾が追加されている。
後席は用意されていない。

AV-8 ハリアー

イギリスのホーカー・シドレー社が開発した垂直離着陸機ハリアーは、強襲揚陸作戦において上陸部隊の近接支援を行ったり、滑走路を構築できていない戦場でも使用できるのではないかと、アメリカ海兵隊の興味を引いた。
初期型のハリアーはAV-8Aとして海兵隊に採用され、カタパルトやアレスティング・ワイヤーを装備していない強襲揚陸艦で運用された。

AV-8Aは爆弾搭載量や航続距離の不足、レーダー装備や使用できる空対空ミサイルの性能不足があり、アメリカ海兵隊はマクドネル・ダグラス社による性能改良案を受け入れて、AV-8B ハリアーIIとして採用した。エンジン強化、主翼の拡大、新素材の使用による軽量化(搭載できる兵装の増加とイコール)、レーダーや電子装備の強化が図られた。

AV-8B+ ハリアーII+

AV8Bp_ss.jpg
IL-2 1946向けMODとしては、AV-8Bの中でもさらなるエンジン強化が行われたAV-8B+ ハリアーII+がモデライズされて、同じくアメリカ海兵隊が運用している艦上ジェット・マルチロール機F/A-18C/Dとまとめられて「US Marine Aviation Pack」として配布されている。

iniファイルに記述する内部クラス名がAV-8Aになっていたv3.xまでの命名誤りバグはv4.0で修正された。これに伴いiniファイルの記述変更が発生している。

固定武装:カウンターメジャーフレア32発・チャフ32発
半固定武装:GAU-12 25mmバルカン1門 300発(ポッド類とのハードポイント取り合いで、Loadout名に "_NoGun" がついているものでは取り外されている)
ミサイル:AIM-9L・AIM-120A・AGM-65D/E・AGM-84B
ロケット弾:Hydra70 (19x入ランチャー)
爆弾:Mk82(通常/SnakeEye)・Mk83・Mk84・JDAM2000/1000/500ポンド・GBU-10/12/16・Mk20 クラスター・Mk77焼夷爆弾
その他:増槽
対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13m以降は未定)
収録済MODパック: B.A.T. v3.4 - JTW (v4.0.-98時点?)
単体配布場所: SAS - Jets - 「US Marine Aviation Pack v4.0」
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.33 , SAS Engine MOD 2.8.8 western , Weapon Pack Generation 2016-iii , Vega Weapon Pack , SAS Common Utils

正式公開版からv4.0でいったんオープンベータ版となった。
外見はスクラッチで再現度はかなり高い。
ただし破損時の不整合があり、機首が脱落したのにパイロットが胴体中央にくっついて空中に浮いていたりになることもある。
コックピットはF/A-18Cのものを流用しており、HUDやMFDが動作するが全体としては実機のハリアーII+のものとはまったく異なる。
使い勝手は良くなくリアリティもさほどではないが、レーザー照準コックピットが用意されている。
レーザーやレーダーを用いたミサイル誘導方法や制約はF/A-18Cと共通。

エンジン排気ノズルを偏向しての短距離離陸や垂直着陸は、SAS Engine MOD 2.7で追加された可変翼角度変更機能で行われる。2.7時点では角度を増す・減らすの2つのキー操作で4段階にノズルを下向きにする・後方向きに戻すことしかできなかったが、2.8でアナログ軸操作も追加されたためアナログ軸で無断階にノズルを回転させることも可能。垂直着陸中に圧縮空気で機体位置を左右にわずかにずらしたりする機能もv4.0で追加実装された(連続して強く使いすぎると機体が安定を失いひっくり返ってしまう)。

プローブ&ドローグ方式の空中給油を受けることが可能であり、左主翼付け根に収納されているプローブを「Deploy Refuel Device」キーで展張するとドローグ牽引中の空中給油機と Attach / Detach 可能となりAttach中は燃料がタンカーから供給される。

武装

武装についての記述は、MOD機体/アメリカ現代兵装ページに分割しました。