日本版タイトル | からかわれたピーター・サム |
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英語版タイトル | Peter Sam and the Refreshment Lady |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
対応原作 | ・第10巻『四だいの小さな機関車』 (第3話『ピーター・サムとばいてんのおばさん/ピーター・サムのしっぱい』 |
放送日 | ・1995年10月24日(英国) ・1996年4月30日(オーストラリア) ・1996年11月4日(米国) ・2000年5月15日(ドイツ) ・2009年7月27日(ハンガリー) |
日本話数 | 第93話 第15話(シーズン内) |
英国話数 | 第85話 第7話(シーズン内) |
この話の主役 | ピーター・サム |
シーズン | 第4シーズン |
機関車紹介 | サー・ハンデル、ピーター・サム、スカーロイ、ヘンリー |
登場キャラクターA | ヘンリー、スカーロイ、サー・ハンデル、ピーター・サム、スカーロイ鉄道の青い客車 (原作のみ:アグネス、ルース、ルーシー、ジェマイマ、ビアトリス) |
登場キャラクターB | トーマス、アニー、クララベル、スカーロイ鉄道の緑の客車、スカーロイ鉄道の赤い客車 |
登場キャラクターC | レニアス、ダンカン、レイクサイダー3 |
登場キャラクターE | ゴードン(顔のみ) |
登場人物A | ピーター・サムの車掌、売店のおばさん |
登場人物B | トップハム・ハット卿、サー・ハンデルの機関士、サー・ハンデルの機関助手、ピーター・サムの機関助手、ピーター・サムの機関士、スティーブン・ハット、スカーロイ鉄道の乗客、ミッド・ソドー鉄道の支配人 |
登場人物C | 作業員、クロバンズ・ゲート駅の作業員、レイクサイド駅長、レイクサイド駅の駅員、クロバンズ・ゲート駅長、クロバンズ・ゲート駅の駅員 |
登場人物D | 無し |
登場スポット | ・スカーロイ駅 ・スカーロイ鉄道の機関庫 ・ハーウィン・ドーレイ ・クロバンズ・ゲート駅 ・スカーロイ湖 ・ハーウィン・ドーレイ城 ・レイクサイド駅 ・ネプチューン売店 ・山腹の線路 ・レニアス高架橋 |
あらすじ | ・ピーター・サムは、前回謹慎処分を受けてしまったサー・ハンデルの分まで働かなくてはいけない為に大忙し。おかげでヘンリーの出発時刻に遅れてしまい、彼に文句を言われてしまいます。 |
メモ | ・自分の所為で忙しくなったにも関わらず、ピーター・サムを「働き蜂」と比喩するサー・ハンデル。 ・ピーター・サム、初めて真ん中の機関車になる。 ・ヘンリーが遅れてきたピーター・サムを罵倒する場面、出発するシーンで彼の顔がゴードンの顔になる*1。 ・あの時のトーマスとゴードンとパーシーに続き見切り発車をするピーター・サム。 ・あの時のトーマスやジェームスやパーシーとファルコンに続き時間に厳格なヘンリー。 ・あの時のビルとベンとジェームスに続いて蜂と例えられるピーター・サム*2。 ・トーマスとゴードンとパーシーとビルとベンとエドワードとジェームスに続いて、ピーター・サムをボロクソに言うヘンリー。 ・オリバーに続いて、「お馬鹿さん」と言われるピーター・サム*3。 ・今回のヘンリーはピーター・サムを揶揄う程、可也性悪な性格で描かれている。 ・ピーター・サムはヘンリーにとって後輩であるらしい*4。 ・『ブルドッグ』に続いてダンカンが初登場前にカメオ出演している。 ・あの時のトーマスとエドワードとゴードンに続いて、車掌を放置するピーター・サム*5。 ・レイクサイダー3の模型は、当アニメの姉妹番組『がんばれタッグス』に登場したスター船隊の第3号機『OJじいさん』の模型を塗り替えた物。 ・作者がタリスリン鉄道で車掌のボランティアをしていた時に担当した列車で起こした失敗が元となっている*6。 ・この話は本来の「がんばりやのスカーロイ」に続く。 ・増谷康紀さんがボイスキャストに参加する最終の話でもある。 |
台詞 | ・ナレーター「サー・ハンデルは子供の様に駄々を捏ねて、トップハム・ハット卿のお仕置きを受けていた、お陰でピーター・サムは目が回る程忙しい、サー・ハンデルの分まで働く手はならない、彼が興奮しているので機関士が運転に苦労する。」 ・サー・ハンデル「あれじゃあまるで、働き蜂だな。」 ・ナレーター「サー・ハンデルは仕事が無くて退屈している。」 ・スカーロイ「なぁに、立派な機関車は皆仕事が生き甲斐なんだよ。落ち着けピーター・サム。きっと熟せるから。」 ・ナレーター「しかし、ピーター・サムは話を聞くも余裕も無い、彼は客車を牽くと、慌てて出発した。ところが、気持ちばかり焦って列車はなかなか前に進まない、ピーター・サムが駅に駆け込むと、既にヘンリーが待っていた。」 ・ヘンリー「しょうが無いなぁ…、先輩を待たせるんじゃないよ!若し夕方遅刻したら、君のお客を置いてさっさと出発するからな!」 ・ピーター・サム「何だよ、嫌な奴!」 ・ナレーター「彼はちょっと不安になったがそれもすぐ忘れた、車掌が笛を吹き緑色の旗を振る。ピーター・サムは鼻歌を歌いながらご機嫌で走り出した。」 ・ピーター・サム「ピーター・サムのお通りだいっ♪ピーター・サムのお通りだいっ♪ははっ、本当楽しいなぁ!」 ・ナレーター「客車達も楽しい、彼等はピーター・サムが好きになって来た、5分はいつも湖の駅で1時間の待ち時間が出来る、駅には、「ネプチューン」と言う小さな売店が有った。機関士や助手や車掌が、売店のおばさんからケーキやお茶を買う、やがて、待ち時間が終わった。ピーター・サムがやきもきしながら、蒸気を吐く。」 ・ピーター・サム「急いでください!」 ・ナレーター「彼は皆を急かした。」 ・ピーター・サム「早くしないと、ヘンリーの列車が行っちゃうぞ!」 ・ナレーター「車掌が笛と旗の用意をした。売店のおばさんが列車に乗り込もうとしている。ところがピーター・サムが走り出してしまった。」 ・ピーター・サムの車掌「ピーター・サムの早とちりだよ!」(初台詞) ・ナレーター「ピーター・サムはてっきり合図の笛が鳴ったと思いこんだのだ。」 ・青客車「おい、止まれ!止まれったら!売店のおばさんを置いて来ちゃったぞ!」(最後の台詞) ・ピーター・サム「えーっ!まいったなぁ。これじゃあ、ヘンリーの列車に遅れちゃうよ…。」 ・ナレーター「売店のおばさんが乗ると、列車は再び出発した。もう鼻歌どころではない。彼は全速力で線路を突っ走り、機関士は止めようとはしなかった。遂に彼は駅に着いた。」 ・ピーター・サム「やった!間に合ったぞ!あぁ良かった…」 ・ヘンリー「ふん!ちびの癖に中々やるじゃないか」 ・ナレーター「だが、売店のおばさんは、まだ怒っている。」 ・売店のおばさん「私を置いて行くなんて、一体どう言うつもり!?」(初台詞) ・ピーター・サム「ごめんなさいおばさん、でも『遅刻したら、お客さんを置いてく』って、ヘンリーが言ったんです!」 ・ナレーター「すると売店のおばさんは、ケラケラと笑った。」 ・売店のおばさん「まぁ!お馬鹿さんね!貴方、ヘンリーにからかわれたのよ!彼は御客を置いてったりしないわ。あんな信用出来る接続列車は無いんだから…。」 ・ピーター・サム「もう、酷いや!僕をからかうなんて!ヘンリーは何処だよ!!」 ・ナレーター「そのヘンリーは、くすくす笑いながら、逃げて行った…。」 |
原作との相違点 | ・原作ではピーター・サムが客車達を「お嬢さん方」「僕の大事な客車さん」と煽てる場面が有る。 ・終盤の場面において、TV版ではヘンリーはクスクス笑いながら駅を出発したが、原作ではヘンリーは高笑いしながら駅を出発している。 |
英国版CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス |
米国版CV | ・ナレーター:ジョージ・カーリン |
日本版CV | ・ナレーター:森本レオ ・ヘンリー:堀川亮 ・スカーロイ:麻生智久 ・サー・ハンデル:龍田直樹 ・ピーター・サム:里内信夫 ・スカーロイ鉄道の青い客車:増谷康紀 ・ピーター・サムの車掌:小林俊夫 ・売店のおばさん:米本千珠 |
シリーズ前回 | わがままなきかんしゃ |
シリーズ次回 | サー・ハンデルのけびょう |
原作前回 | 機関車サー・ハンデル |
原作次回 | スカーロイのかつやく |