「心配するな、今度はお前を修理する番だ、お前には、それだけの価値がある!」
日本語版タイトル | がんばりやのスカーロイ |
---|---|
英語版タイトル | Four Little Engines |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
対応原作 | ・第10巻『四だいの小さな機関車』 (第1話『スカーロイのたのしかった日々/スカーロイのおもいで』&第4話『スカーロイのかつやく』) |
日本話数 | 第91話 第13話(シーズン内) |
英国話数 | 第83話 第5話(シーズン内) |
放送日 | ・1995年10月20日(イングランド、英国) ・1996年4月26日(オーストラリア) ・1996年10月14日(米国) ・1997年5月13日(ノルウェー) ・1997年(韓国) ・1998年1月20日(ドイツ) ・2002年8月17日(ラテンアメリカ) ・2004年10月1日(韓国:JEI TV版) ・2009年7月26日(ハンガリー) |
この話の主役 | スカーロイ |
シーズン | 第4シーズン |
機関車紹介 | スカーロイ、レニアス、サー・ハンデル、ピーター・サム、エドワード、ジェームス |
登場キャラクターA | エドワード、スカーロイ、スカーロイ鉄道の赤い客車 |
登場キャラクターB | ジェームス、レニアス、サー・ハンデル、ピーター・サム、スカーロイ鉄道の青い客車、スカーロイ鉄道の緑の客車 |
登場キャラクターC | トーマス、パーシー、ダック、ダグラス、オリバー、アニー、クララベル、テレンス |
登場キャラクターD | バーティー(間接的な言及のみ) |
登場人物A | サー・ハンデルの機関士、スカーロイの機関士、エドワードの整備員 |
登場人物B | トップハム・ハット卿、トップハム・ハット卿の付き人、キンドリー夫人、ジェームスの機関士、ピーター・サムの機関士、スカーロイ鉄道の乗客、クロバンズ・ゲート駅長、クロバンズ・ゲート駅の駅員、クロバンズ・ゲート駅のポーター |
登場人物C | レニアスの機関士、エドワードの機関士、エドワードの機関助手、スカーロイの機関助手、スカーロイの車掌、クロバンズ・ゲート駅の作業員、ファーマー・フィニー |
登場人物D | 無し |
登場スポット | ・スカーロイ鉄道の機関庫 ・クロバンズ・ゲート駅 ・湖の側の線路 ・ピクニック広場 ・スカーロイ湖 ・レニアス駅 ・レニアス駅の水車と橋 ・キャラン駅 ・グレンノック駅 ・レニアス高架橋 ・修理工場 ・羊の草原と池 ・クロバンズ・ゲート修理工場(言及のみ) |
あらすじ | ・スカーロイは、脱線してしまったサー・ハンデルの代走で客車を牽引するが…。 |
メモ | ・スカーロイとレニアス、正式に初登場。 ・第3シーズン『2かいだてバスのバルジー』に続いて、女性声優が参加しない回である。 ・タイトルに「がんばりやの~」と付くのは、第2シーズン『がんばりやのエドワード』以来2度目となる。 ・ジェームスとレニアスとサー・ハンデルとピーター・サムは台詞無し。 ・この回のスカーロイ鉄道の客車達は貨車並みに図々しい。 ・スカーロイがクロバンズ・ゲート駅で待機している客車達を説教するシーンで、トーマスあるいはダックの汽笛の音がジェームスの物になっている。 ・この話はピーター・サムとサー・ハンデルが来る前後の出来事を映像化させた為、次回と次々回で矛盾が生じる事になる。 ・この話から数十年後、今度はデイジーが車体を傾かせて走る事になる。 ・里内信夫さんは今回2役担当。 ・登場するキャラクターは多いが、台詞のあるキャラクターが少ない話。 ・女性声優が参加しない最初の高山鉄道エピソード。 |
原作との相違点 | ・原作ではスカーロイの思い出と、アグネス達客車についての説明をされている。 ・原作ではレニアスが修理に行った理由が語られているが、人形劇では明かされていない。 ・エドワードが修理に行く理由は、原作では暴走したジェームスを停めた際に部品がすり減ったからであるが、人形劇では当該エピソードの映像化から本エピソードの映像化までかなり期間が開いているためなのか、特に言及されていない。 |
台詞 | ・ナレーター「緑の森の中に青々した湖があり、そして美しい滝が流れている。そんな所にスカーロイとレニアスと言う2台の小さな機関車が住んでいた。彼らは皆とは顔見知りだ。他にもサー・ハンデルとピーター・サムと言う2台の機関車がいた。彼らは昔、スチュアートとファルコンと呼ばれていたが、新しい名前が気に入っている。ある日、トップハム・ハット卿がエドワードを修理に出した。工場への途中で彼は思い掛けない者に会った。」 ・エドワード「あれ?スカーロイじゃない!ここで、何やってんの?」 ・スカーロイ「やあ、エドワード。ちょっと骨休みだよ。皆もいるし、別に退屈じゃないが、やっぱりレニアスがいないと寂しいね。彼奴は修理中なんだ。僕も修理して貰って、又客車を引っ張りたいよ…。」(初台詞) ・ナレーター「そこへ作業員がやって来た。」 ・作業員「エドワード、さぁ、工場へ行こう。」 ・エドワード「じゃあね、スカーロイ。この路線、本当に素敵だね!」 ・スカーロイ「ああ、ありがとう。君のおかげで元気が出たよ。じゃあね。」 ・ナレーター「一方、サー・ハンデルと客車との間でトラブルが持ち上がっていた。彼は慎重に走ったがわがままで図々しい客車は彼を信用しない。更に酷い事が起きた。呑気な羊が居座っていたのだ。サー・ハンデルは急ブレーキを掛けると、客車が騒ぎ出した。」 ・赤客車「何で止まるんだよ!!さっさと行けよ!!」(初台詞) ・ナレーター「彼等は追突し、サー・ハンデルを線路から押し出した。大きな怪我は無かったが、彼はションボリと機関庫に戻った。」 ・サー・ハンデルの機関士「しょうがない、今日の仕事はおしまいだ。しかし観光客の列車を誰に牽かせるかなぁ?」(初台詞) ・スカーロイ「あのぉ、僕じゃどうでしょう。」 ・サー・ハンデルの機関士「スカーロイ、お前さんに出来るか?」(里内信夫さん演じるサー・ハンデルの機関士の最後の台詞) ・スカーロイ「ええ、一生懸命頑張ります!」 ・(BGM) ・ナレーター「客車がプラットホームに停車している。」 ・スカーロイ「この恥さらしめ!無茶な事をして!お客さんが怪我をする所だったじゃないか!!」 ・ナレーター「客車は震え上がった。」 ・赤客車「ごめんよ、スカーロイ…。」 ・ナレーター「車掌が笛を吹き、旅が始まった。彼は停止して安全確認する場所を全部覚えていた。太陽が照りつけ線路はカラカラに乾いている。」 ・スカーロイ「ああ、何て良い気持ちなんだろう。」 ・ナレーター「軈て線路は登りになり、スカーロイは息が切れて来た。」 ・スカーロイの機関士「慌てるな!落ち着いて行け!」(初台詞) ・スカーロイ「下りになれば楽になるぞ!もう少しの辛抱だ!」 ・ナレーター「だが、そうはいかなかった。スプリングが弱り、ジョイントが車輪にガタガタとぶつかる。遂にスプリングが壊れた。」 ・スカーロイ「どうしよう!体が傾いちゃった!」 ・スカーロイの機関士「これじゃ、乗客を運ぶバスが必要だな…。」 ・スカーロイ「それは止めて下さい!死んでも、お客さんを駅まで運びます!」 ・ナレーター「ジェームスが駅で待っている。ガシャンガシャンと音を立てながらスカーロイがやってきた。」 ・スカーロイ「頑張れ…、あと少しだ…やったぁ…!」 ・ナレーター「一方ジェームスはお客を乗せると颯爽と出発して行った。皆はスカーロイに満足していたが、当の本人は落ち込んでいる。」 ・スカーロイ「僕も年だ…。もう、若者の様には列車を引っ張れない…。」 ・スカーロイの機関士「心配するな、修理すれば立派に引っ張れるさ!今度はお前を修理する番だ、お前には、それだけの価値がある!」 |
英国版CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス |
米国版CV | ・ナレーター:ジョージ・カーリン |
日本語版CV | ・ナレーター:森本レオ ・エドワード:高戸靖広 ・スカーロイ:麻生智久 ・スカーロイ鉄道の赤い客車:風間信彦 ・サー・ハンデルの機関士/スカーロイの機関士:里内信夫 ・エドワードの整備員:川津泰彦 |
シリーズ前回 | かちめなし さかなにはきをつけろ(VHS版) |
シリーズ次回 | わがままなきかんしゃ |
原作前回 | ふる鉄エドワード/ピーター・サムのしっぱい |
原作次回 | 機関車サー・ハンデル/パーシーと信号 |
参照画像 | がんばりやのスカーロイ/画像 |