「まあ、何て臭いんでしょ。あたしは高級に出来てるのよ。この臭いは体に悪くて我慢出来ないわ。」
日本版タイトル | きむずかしやのデイジー |
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英語版タイトル | Daisy |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1986年11月26日(英国) ・1988年5月12日(オーストラリア) ・1991年8月13日(日本) ・1993年10月6日(米国) ・1998年4月22日(ドイツ) ・2008年1月23日(ハンガリー) |
話数 | 45 |
対応原作 | 原作16巻『機関車トーマスのしっぱい』-2「しんけいしつなデイジー」 |
この話の主役 | デイジー |
登場キャラクターA | パーシー、トビー、デイジー、アニー |
登場キャラクターB | クララベル、ヘンリエッタ |
登場キャラクターC | 無し |
登場キャラクターD | トーマス(言及のみ) |
登場人物A | トップハム・ハット卿、デイジーの運転士、エルスブリッジ駅長、エルスブリッジ駅の駅員(連結係員)、ジェレマイア・ジョブリング |
登場人物B | デイジーの整備員 |
登場人物C | トビーの機関士、キンドリー夫人 |
登場人物D | 無し |
登場スポット | ・エルスブリッジ駅 ・エルスブリッジ機関庫 ・客車庫 ・鉄橋と道路 |
あらすじ | ・修理工場に送られたトーマスに代わり、ディーゼル機関車のデイジーが手伝いに来た。ところが、彼女は専用の機関庫が欲しいと言ったり、貨車を牽引したくないとわがままばかり言って皆を困らせる。 |
メモ | ・デイジー初登場。まるでジェームスのように自分のボディを自慢しまくる。 ・エルスブリッジ駅長、激怒。あの時の警察官に続いて怒鳴る。 ・パーシーとトビーが「疲れ切った顔」を披露。一時期、twitterで話題になった。 ・デイジーがエルスブリッジ駅に戻って来る前はとても眠そうだったのに、ミルク運搬車を運ぶ時には目覚めているトビー。 ・『トーマスとパーシーとせきたん』に続いて単独で喋るアニー。 ・遠藤武さんのジェレマイア・ジョブリングの声はこの話だけとなる。 ・デイジーが「あたしが居れば、もうトーマスやアニー達に用は無いでしょう?」とアニーとクララベルを一括りにしているが、英米版ではトーマス・アニーに加えてクララベルの名前も上げている。 ・クララベルとヘンリエッタは今回は台詞無し*1。 ・この話から数年後、デイジーとアニーとクララベルの罵り合いが復活するが、立場が逆転する。 ・トップハム・ハット卿がデイジーを連れて来た事を知らず、誰が連れて来たかを問いただす連結係員。 ・後に登場するサー・ハンデルも言葉こそ違うが、スカーロイを「ガラクタ」呼ばわりする。 ・この話は次回『かしゃにのりあげたパーシー』に続く。 ・『トーマス大図鑑』のエピソード紹介ページにおいて、この回では『かしゃにのりあげたパーシー』の写真が使われている。 ・オリジナル版の映像は少々赤みがかっている。 |
台詞 | ・ナレーター「パーシーとトビーが心配そうにやって来た。この前のトーマスの事故の所為で色々、困っているのだ。ホームで、トップハム・ハット卿が待っていた。」 ・トップハム・ハット卿「トーマスの修理の間、手伝って貰う事にしたディーゼル車のデイジーだ。」 ・パーシー「あのぉ、それで、トーマスが戻ったら、デイジーは帰るんでしょうね…?」 ・トップハム・ハット卿「うーん、それは時と場合によるな。ま、ともかく彼女が此処に居る間は、お前達が良く面倒を見て、仲良くやって貰いたい!」 ・パーシーとトビー「勿論です!ちゃんとやりますよ!」 ・トップハム・ハット卿「良し、では早速彼女を機関庫に案内してやってくれ。長旅の後で一休みしたいだろうからな。」 ・ナレーター「デイジーは気難し屋だ。機関庫に来ると、身震いをして言った。」 ・デイジー「まあ、何て臭いんでしょ。あたしは高級に出来てるのよ。この臭いは体に悪くて我慢出来ないわ。」(初台詞) ・ナレーター「そこで、今度は客車庫に連れて行った。」 ・デイジー「こっちの方がまだましね。でもそこのガラクタは一体何なの?」 ・ナレーター「デイジーは、アニーとクララベルと、ヘンリエッタの方を見て言った。アニー達は、カンカンに怒った。」 ・アニー「ガラクタですって!?あんな事言われて黙っていられる?何よ!あの人?ねぇ!」 ・ナレーター「パーシーとトビーは、アニー達を外に連れ出し、その夜遅くまで、彼女達を慰めてやった。パーシーとトビーは、翌朝すっかり、くたくただった。一方、デイジーは気分は上々、ご機嫌だった。彼女は、汽笛を鳴らしながら操車場を出て行き、駅に入って行った。」 ・デイジー「ねぇ~、見てちょうだぁ~い!」 ・ナレーター「デイジーは、乗客達に自慢した。」 ・デイジー「あたしは最高級のディーゼル車よ。時間に正確なの。あたしが居れば、もうトーマスやアニー達には用が無いでしょう?」 ・ナレーター「乗客達は、デイジーの発車を待っていた。だが、機関士はデイジーを出発させようとしない。実は、ミルク運搬車が来るのを待っていたのだ。デイジーは腹を立てた。」 ・デイジー「それを私に牽かせようって訳?」 ・デイジーの運転士「そうだ。貨車一台牽くぐらい、平気だろ?」(初台詞) ・デイジー「あたしは嫌よ!パーシーにでも牽かせたら良いじゃない。パーシーは貨車が好きなんだから。」 ・ナレーター「デイジーは怒って、体を激しく揺らし始めた。」 ・デイジーの運転士「馬鹿言うなよ!早く貨車を牽けよ!」 ・ナレーター「デイジーは、怒りながらバックした。ところが、あまりにも興奮したのでヒューズが切れてしまった。」 ・デイジー「だから言ったでしょ?」 ・ナレーター「彼女は動かなくなった。皆の説得も、無駄だった。」 ・デイジー「これは整備員の命令なのよ!」 ・デイジーの運転士「何だい、そりゃ。」 ・デイジー「あたしの整備員はとても良い人よ。毎週やって来ては、あたしを丁寧に検査してくれるの。彼はいつも言うわ、『デイジー、君は貨車なんか牽いちゃ絶対駄目だよ。君は高級なんだから、貨車なんか牽いたら壊れちゃうよ。』ってね。だからこんな事になっちゃったのよ。」 ・駅長「下らん事を言うんじゃない!!」 ・ナレーター「駅長が言った。」 ・作業員「誰だ、こんな弱虫を連れて来たのは?」(初台詞) ・ナレーター「作業員が言った。」 ・デイジー「弱虫ですって?あっあっ、あたしが!?」 ・乗客「喧嘩は止めろよ!遅くなってしまった!」 ・ナレーター「乗客が文句を言った。とうとう、貨車が外される事になった。デイジーは、大喜びで走り出して行った。彼女は、一人旅を大いに楽しんだ。」 ・デイジー「あたしは、好きな仕事だけしてればいいのよ。」 ・ナレーター「彼女は、クスクス笑いながら、独り言を言った。」 |
原作との相違点 | ・原作ではミルクタンクが有蓋貨車に積み込まれる場面が存在する。 |
英国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター/他:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・パーシー:中島千里 ・トビー:川津泰彦 ・デイジー:中谷ゆみ ・アニー:中友子 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・デイジーの運転士:塩屋浩三 ・エルスブリッジ駅長:掛川裕彦 ・エルスブリッジ駅の駅員(連結係員):緑川光*2 ・ジェレマイア・ジョブリング:遠藤武 |
シリーズ前回 | トーマスあさごはんにおじゃま |
シリーズ次回 | かしゃにのりあげたパーシー |
原作前回 | トーマスの大しっぱい |
原作次回 | 牛の目玉 |
参照画像 | ・参照はきむずかしやのデイジー/画像 |