デリック

Last-modified: 2020-06-17 (水) 18:02:09

「悪いねぇ…初仕事だから緊張しちゃってとんだヘマをやらかしたよぉ…」
TV版第5シーズンのデリック

名前デリック/パックスマン/ディーゼル*1
英名Derek/Paxman/Diesel
性別
(車体&運転室)+黄色(車体&ラジエーター)+(屋根&車輪&バッファー)+(バッファービーム)&(窓枠)
製造年1962年-1965年
車軸配置Bo-Bo
所属鉄道イギリス国鉄ノース・ウェスタン鉄道
ソドー陶土会社イギリス国鉄
支線エドワードの支線
運用貨車の牽引が主な仕事。
分類ディーゼル機関車
TV版初登場シーズン第5シーズンなかよくやろうよ
TV版初台詞「うんとこしょ! どっこいしょ!、こんな登りが有るなんて知らなかったよ!おっと一体どうしたんだろう?」
一人称
二人称
説明ビルベンの助っ人としてやって来た、の凸型ディーゼル機関車*2
・仕事に緊張してオーバーヒートを起こして、ボコ彼の機関士に助けられた*3
・誰かの役に立ちたいと言う気持ちは確かな物であり、悪い機関車ではないと作中でも言われている。
・勤務先はエドワードの支線だが、エドワードと一緒に居る場面は無かった。
長編第1作から第8シーズンは出番無し。
で立ち往生した所をボコ彼の機関士に救われたが、再登場した長編第2作ではスムーズに登っていた*4
・彼のテーマはメイビスのテーマをアレンジしている。
・2020年現在、未だ彼がCGアニメに進出する事は無い*5*6
・青年男性の様な声質のディーゼルである。
性格・真面目で几帳面だがその分プレッシャーに弱く、限界を超えるとオーバーヒートしてしまう。
ダックが彼を気にしている姿やビルベンが彼を「良い奴」と言って想い出話を語り合う姿から、人当たりが良く友好的なディーゼル機関車である事が伺える。
・時々、緊張する事がある。
「竜頭蛇尾」が何なのかよく知らない*7
他キャラクターとの関係ボコとはゴードンの丘立ち往生した際にに助けてもらった事で友達になった。
トーマスダックは彼と直接会った事は無かったが、トーマスは彼の故障原因を知っていて、ダックは彼の事を気に掛けていた。
ビルベンは彼に嫌な態度を取った事があったが、彼の善行を認めた。
ゴードンと一緒に映っている場面は存在するものの、会話は無かった。
エドワードヘンリージェームスパーシートビーとは会話は無いが、面識はある模様。
・YouTube限定動画でのみ、ディーゼル261と対面した。
人間関係ゴードンの丘立ち往生した際にボコの機関士に助けられた事がある。
ソドー陶土会社の作業員とは一緒に居る場面はないが、面識はある模様。
モデルクラス17ディーゼル機関車イギリス国鉄
その他・劇中では終始『ディーゼル』と呼ばれ、機関車紹介でも『ディーゼル』と紹介されていた*8*9
・1999年の英国版公式ウェブサイト、及び第5シーズンの放送後の2001年1月に発売された小学館のカラーワイド『きかんしゃトーマスとみなとのなかまたち』では『パックスマン』と表記されている為、当初はその名前で登場する予定だったが、実在の製造会社のパックスマン社のイメージダウンにつながる事を恐れたTV局が名前を『デリック』に変更させたという経緯がある。
・公式サイトと大図鑑や玩具商品などは原則『デリック』の記述がある。
・モデル機のクラス17は1962年から1965年にかけてクレイトン・イクイップメントおよびベイヤー・ピーコックにて117両が製造された。イギリス国鉄では数少ないセンターキャブ方式の機関車となった。エンジンはパックスマン6ZHXLを2基搭載した。当初はタイプ1ディーゼル機関車の制式機としてイギリス国鉄で決定されていた*10が肝心のエンジンの信頼性が非常に悪く、1968年から1971年にかけて廃車となった*11。この代替として既に1957年に開発されていたクラス20が100両再生産された。一部の車両が民間に売却された以外はすべて解体された。
玩具木製レールシリーズ
トーマスエンジンコレクションシリーズ
・トーマスとなかまたち/新トーマスとなかまたち
アーテル
日本版CV江川央生第5シーズン
参照画像参照はデリック/画像?

*1 ナレータービルベントップハム・ハット卿からの呼ばれ方。
*2 日本の液体式ディーゼル機関車に似ているが、こちらは電気式ディーゼル機関車である。
*3 ダック曰く、「冷却装置に問題がある」との事。
*4 然し、第9シーズン以降は再び出番無し。
*5 当初は第16シーズン再登場する予定だったが没にされ、その役目はパクストンに回された。
*6 因みに彼の警笛は鉄道用フォッグホーンソルティーの警笛として使われている。
*7 実際、坂道を登る度に動けなくなってしまった時期がある。
*8 エンディングクレジットでも、『ディーゼル:江川央生』とクレジットされている。
*9 その為、1998年の幼稚園の付録では、彼とディーゼルは同一人物扱いされていた。
*10 但し、下記の理由によりタイプ1はクラス20が制式機となった。タイプ2はクラス31、タイプ3はクラス37、タイプ4はクラス47。いずれも1964年当時。
*11 わずか4年で廃車になった機関車も複数存在。最短は3年10ヶ月で廃車のD8611