トーマスとこむぎのちから

Last-modified: 2020-04-11 (土) 09:32:44

「幽霊機関車だ!!うわぁあ、俺を捕まえに来たんだぁあ!!!」
トーマスとこむぎのちから

日本版タイトルトーマスとこむぎのちから
英語版タイトルFlour Power
脚本アビ・グラント?
放送日・2004年11月25日(英国)
・2004年11月26日(米国)
・2005年2月18日(ドイツ)
・2006年3月1日(オーストラリア)
・2006年10月26日(ハンガリー)
・2008年10月22日(日本)
日本話数第230話
第22話(シーズン内)
英国話数第234話
第26話(シーズン内)
第9シーズン最終話
この話の主役トーマス
(準主役:ディーゼル
シーズン第9シーズン
登場キャラクターAトーマスディーゼル
登場キャラクターBヘンリージェームスエミリー
登場キャラクターC無し
登場キャラクターD無し
登場人物Aトップハム・ハット卿
登場人物B酪農場の管理人酪農場の職員ケーキ屋トップハム・ハット卿の付き人ハット卿夫人
登場人物C赤いベストの少年
登場人物Dハット卿夫人トップハム・ハット卿のお母さんスティーブン・ハットブリジット・ハット
登場スポットロッホ城
ティッドマス機関庫
ブレンダム港
精錬所
呪われた森
ソドーパン屋
あらすじ・ハロウィンの夜、ディーゼルと協力して、小麦粉を運ぶ仕事を頼まれたトーマスディーゼルは、何度もトーマスを臆病者と馬鹿にします。怒ったトーマスは・・・。
メモヘンリージェームスエミリーはカメオ出演での登場。
第3シーズンの『トーマスとパーシーとりゅう』以来、恐ろしい仕返しを決行するトーマス
・この話から数年後トーマスエドワードと一緒にゴードン仕返しする。
パーシー続いて、真っ白になって、幽霊の真似をするトーマス*1
・寝ている子供のシーンをよく見ると、ナイトテーブルには運動会で優勝した際に貰ったメダルがあり、壁には長編第1作トーマスのポスターが貼ってあり、ベッドの下にはアーテルパーシーが置いてある。
・未公開シーンでは、精錬所にいる顔を赤らめたトーマスの後ろにディーゼルがいるシーンが存在する。また、冒頭のジェームスヘンリーがすれ違うシーンではミスショットがあり、その画像ではジェームスの蒸気でロッホ城を隠してしまっている。そして、トップハム・ハット卿悪魔?の格好をしたシーンが存在する。
・この回で学べるのは「大山鳴動して鼠一匹」と言う事。
台詞ナレーター「ハロウィンの夜の事だった。月は明るく輝き、夜空の星はキラキラ光っていた。子供達のハロウィンパーティーも既に終わり、子供達は眠りに就いている。でも、機関車達は未だ忙しく働いていた。」
・(BGM)
ナレータートーマスが一人で機関庫に居ると、トップハム・ハット卿が遣って来た。まだ、ハロウィンの衣装を着たままだった。」
トップハム・ハット卿「工場からパン屋さんへ、小麦粉を届けてくれ。トーマスディーゼルと協力するんだ。朝食にトーストが無ければ、の皆が困る。其れにわしパンケーキが食べたいからな。絶対に問題を起こすんじゃないぞ!」
ナレータートーマスディーゼルと一緒に仕事をしたくなかった。でも、役に立つ機関車には成りたかった。」
・(BGM)
ナレータートーマスブレンダムの港に遣って来たが、ディーゼルの姿は何処にも見当たらない。ディーゼルは何時もの様に悪戯をしようとしていたのだ。彼はトーマスの後ろから近づき…」
ディーゼル「バァー!!」
・(汽笛)
ディーゼル「ハロウィンの夜だから、臆病な蒸気機関車が怖がってるぞぉ~!」
ナレーターディーゼルが馬鹿にして笑った。」
トーマス「僕は怖がってないよぉ!!」
ナレータートーマスはキッパリと言った。」
ディーゼル「さぁ~、如何かなぁ~?フフフ…!」
ナレータートーマスディーゼル製粉工場に向かった。ディーゼルは何度も何度も、トーマスを揶揄った。」
ディーゼル「ここは呪われた森だぞぉ~!!ぶるる~!!トォ~マ~ス。」
ナレーター「無気味な声で叫び出した。」
トーマス「止めてよぉ!!」
ナレータートーマスは怒って言った。だが、木の枝がミシミシと鳴き、ディーゼルの所為で凡てが無気味に見えて来た。二人は使われていない鉱山を通り掛かった。建物に人気は無かったが、バタンバタンと言う音が聞こえて来た。」
トーマス「今のは何の音!?」
ナレータートーマスが叫んだ。」
ディーゼル「幽霊機関車が蒸気機関車を驚かしに来たんじゃないのか?」
トーマス「僕は怖くなんかないよ!」
ディーゼル「怖がりの弱虫機関車~!!」
ナレーターディーゼルがからかった。トーマスはかんかんに怒り、ディーゼルの悪戯に仕返ししてやろうと考えた。2人が製粉工場にやって来た。トーマスが小麦を集めようとしたその時、彼の頭に考えが浮かんだ。」
トーマス「死ね!」
ナレータートーマスは貨車を突き飛ばし、自分から小麦を全身に浴びた。出て来たトーマスは、まるでおばけの様に真っ白の姿になっていた。」
トーマス(幽霊)「わぁ~!!」
ナレータートーマスが君の悪い声で言った。」
ディーゼル「幽霊機関車だ!!うわぁあ、俺を捕まえに来たんだぁあ!!!」
トーマス「待ってよ!一寸待って僕だよ!」
ナレーター「しかし、ディーゼルはもうどこにも見当たらない。ディーゼルが居なくなると工場はすっかり静まり返った。だが、まだ仕事は残っていた。」
トーマス「皆、パンが必要だろうなぁ。それにトップハム・ハット卿はパンケーキが欲しいって言ってた。」
ナレータートーマスは小麦の貨車を纏めて連結すると、パン屋さんへと向かって一人っきりで走り出した。曲がりくねった木の所に戻って来たトーマスは其処を早く通り過ぎたがとても長い貨車を牽いていたので、ゆっくり走らなければならなかった。でも、ゆっまりは知ってみるとの曲がった木は本当は全然怖くない事に気付いた。」
トーマス「何だ。只の木じゃないか!其れに奇妙な鳴き声は梟だったのか。」
ナレータートーマスはホッとした。今度は使われていない鉱山の所へ戻って来た。まだ、あの不気味な音が聞こえ、彼は左右を見回した。そして、その音の正体を見つけた。」
トーマス「只の古いドアじゃないか!きっと風の精で音がしていたんだな。」
ナレータートーマスは遂に暗い森にやって来た。まだ、枷が吹き付け木の枝がギシギシと音を立てている。トーマスは勇気を振り絞って進んだ。でもディーゼルの悪戯が無くなったのでトーマスはその呪われた森が本当はヘンリーの大好きな森だという事に気付いた。」
トーマス「何だ!全然怖くなんかないぞ~!!」
ナレーター「パン屋さんに着いたトーマスは可也疲れていたが、とてもいい気分だった。」
ディーゼル「ゆ…幽霊機関車だ…!来ましたよ!」
ナレーターディーゼルトップハム・ハット卿に言った。」
ディーゼル「俺を捕まえる気です!」
トップハム・ハット卿「幽霊機関車なんかじゃないぞディーゼル、アレはトーマスだ!本当に役に立つ機関車だ。トーマス!偉いぞ!よくやったな!ご褒美に洗車をしてあげよう。」
トーマス「ありがとうございます!」
ナレータートーマスは誇らしげに答えた。トップハム・ハット卿がパンケーキが出来るのを待っている間、トーマスは皆に今日、起こったハロウィンの話をするのを楽しみにしていた。」
英国版CVナレーターマイケル・アンジェリス
米国版CVナレーターマイケル・ブランドン
日本版CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
ディーゼルケン・サンダース
トップハム・ハット卿納谷六朗
シリーズ前回
(英語)
ジェームスについていくシリーズ前回
(日本)
ドタバタミルクシェイク
シリーズ次回
(英語)
A Visit from Thomasスピンオフ作品シリーズ次回
(日本)
ジェームスについていく
参照画像・参照はトーマスとこむぎのちから/画像

*1 この出来事から、数年後トーマスは再び幽霊に成りすましてディーゼルを騙す事となる。