「君達がどんなに悪戯をしても、平気だよ。」
日本版タイトル | ヒロといたずらかしゃたち | ||
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英語版タイトル | No More Mr Nice Engine | ||
脚本 | ローラ・ボーモント? ポール・ラーソン? | ||
放送日 | ・2013年11月3日(日本) ・2014年3月22日(ハンガリー) ・2014年11月7日(米国) ・2014年11月21日(英国) ・2015年4月23日(ドイツ) ・2016年8月24日(韓国) | ||
話数 | 397 | ||
この話の主役 | ヒロとディーゼル | ||
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ヒロ、ディーゼル、いたずら貨車・いじわる貨車(ミルク缶を積んだ貨車、スコーンの貨車?、クリームの無蓋貨車) | ||
登場キャラクターB | なし | ||
登場キャラクターC | ロージー、コナー、アニーとクララベル、クランキー | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿 | ||
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、ナップフォード駅の作業員、エドワードの機関士、ブレンダム港の作業員 | ||
登場人物C | ヒロの機関士、ナップフォード操車場の作業員 | ||
登場スポット | ・ゴードンの丘 ・ナップフォード駅 ・ナップフォード操車場 ・ブレンダム港 ・ソドー運送会社 ・ウェルズワーズ駅 ・洗車場 | ||
あらすじ | ・ある時ディーゼルが貨車に体当たりした為に中のミルク缶から牛乳が零れ、ヒロがその貨車を運んだ後、トップハム・ハット卿がその貨車を開けるとミルク缶が倒れ彼のズボンに牛乳が掛かってしまった。 それでもヒロは優しく扱うのが正しいと主張するので、乱暴に扱うのが正しいと思うディーゼルは意地悪しようとヒロの仕事に勝手について行く事にする。 | ||
メモ | ・英語版タイトルはアリス・クーパーの楽曲「ノー・モア・ミスター・ナイス・ガイ『No More Mr. Nice Guy』」をもじったもの*1。 ・ヒロの動物好きな一面が見られるエピソード。 ・第2シーズン『ディーゼルのわるだくみ』以来、貨車達を味方につけ、悪巧みを目論むディーゼル*2。 ・どんなに貨車に押されても怒らず焦らず落ち着いているヒロ。 ・トップハム・ハット卿、第3シーズン『パーシーのマフラー』以来久々に飛んで来た物に当たる*3。 ・何故か有蓋貨車?ではなくタンク車でもなく、無蓋貨車で運搬されるクリーム。 ・ディーゼルの悪巧みの巻き添えを受け、ボディがクリーム塗れになるエドワードとヒロとトップハム・ハット卿*4。 ・第2シーズン『ディーゼルのわるだくみ』以来恐ろしい仕返しを決行するディーゼル。*5 ・ディーゼルに嫌な顔をするエドワードとトップハム・ハット卿の付き人。但し、怒り顔を見せるだけで怒号は無し。 ・ヒロに貨車の扱い方を教わるディーゼル。 ・トップハム・ハット卿達がクリーム缶の雨を受けるシーンは第19シーズンの回想シーンで使われている*6。 ・この回のロージーのヘッドランプがついていない。 | ||
台詞 | ・ナレーター「ヒロはとても力が強い蒸気機関車だ。」 ・ヒロ「オッ!」 ・ナレーター「同時に礼儀正しくて優しかった。」 ・ヒロ「ヘヘッ!、お先にどうぞトーマス、君の方が汚れてるからね。」 ・トーマス「有り難うヒロ。」 ・ナレーター「ある朝ディーゼルは操車場でいたずら貨車達の入れ換えをしていた。」 ・いたずら貨車「ハハハハッ…!、うわあっ!」 ・ディーゼル「御前ら、ふざけてないでちゃんと並べ!、それにジッとしてるんだ!」 ・ナレーター「ヒロに渡す為のミルクやバターを乗った貨車をエドワードが運んでいた。」 ・ディーゼル「よーし!、次はお前の番だ!。おりゃ!」 ・エドワード「貨車にぶつかるのは止めるんだディーゼル!ミルクが零れてるだろ!」 ・ディーゼル「いたずら貨車達に言う事聞かせるにはこうするのが一番なんだよ、エドワード!俺の仕事に口出しをするな!」 ・エドワード「はぁ~…。」 ・ナレーター「暫くしてヒロがやって来た。」 ・ヒロ「おはよう、ディーゼル。おはよう、貨車の皆。」 ・いたずら貨車「ヒッハハハハハッ!」 ・ディーゼル「おいおいヒロ、そんなに優しく必要なんか無いって、此奴ら勝手な事をばかりしてるから、誰かが分からせなきゃ駄目なんだ!」 ・いたずら貨車「オオオオッ!」 ・ヒロ「いいやディーゼル、そんな事しなくても大丈夫、私は鉄道の達人だからね。」 ・ナレーター「ヒロは貨車達を連結すると走り出した。だがディーゼルがミルクを零していた事に気付いていなかった。走り出して間もなくいたずら貨車達がまた騒ぎ始めた。」 ・いたずら貨車「ハハハハッ!、バーンガシャン!、バーンガシャン!」 ・ヒロ「ハハハッ…!君達がどんなに悪戯をしても、平気だよ。私は鉄道の達人だからねぇ。」 ・ナレーター「いたずら貨車達がずっとぶつかったりしたが全く気にせず走り続けた。ナップフォード駅に到着するとトップハム・ハット卿がヒロを待っていた。」 ・トップハム・ハット卿「ようやく食堂で使う材料が届いたぞ。」 ・ナレーター「作業員がパンやバターやチーズを貨車から降ろした。」 ・トップハム・ハット卿「ミルクを忘れちゃ駄目だ!」 ・ナレーター「ところがミルクを乗せた貨車の扉を開くと、いきなりミルクが溢れだした。」 ・トップハム・ハット卿「あぁ、もう…。ズボンがビショビショだぁー!」 ・ヒロ「本当に申し訳有りませんでした…。気を付けて居たんですがいたずら貨車達が今日は落ち着きが無くて…。」 ・トップハム・ハット卿「次の仕事では、もう少し注意して走るようにな。ヒロ。」 ・ヒロ「はい、気をつけます。」 ・トップハム・ハット卿「君の所為で私のズボンが、酷い事になってしまったよ…。」 ・ナレーター「ヒロはトップハム・ハット卿のズボンを汚してしまい、申し訳無く思った。」 ・ナレーター「その後再びヒロはブレンダムの港でクリームやバターを受け取っていた。そこへディーゼルがやって来た。」 ・ディーゼル「何かあったのかい?ヒロ。」 ・ヒロ「ああっディーゼル、今日の朝いたずら貨車達を運んで来たんだが、トップハム・ハット卿が貨車の扉を開けた時ミルクが毀れてトップハム・ハット卿のズボンに掛かってしまったんだ。」 ・ディーゼル「アラ…。」 ・ヒロ「情けなくて仕方がないよ…。」 ・ディーゼル「ハッハハ言ったろ!、いたずら貨車いたずら貨車は厄介な連中らだってちょっと乱暴して言う事を聞かせなきゃダメだ。」 ・ヒロ「いいやディーゼル、乱暴するなんて間違っているよ、何時だって礼儀正しく優しくするのが一番なんだ。」 ・ナレーター「ヒロはまたいたずら貨車達を連結した。ディーゼルはムッとしていた。自分の方が正しいと思っていたのだ。」 ・ディーゼル「その内御前だって分かるさ。」 ・ナレーター「ディーゼルは意地悪なアイデアを思いついた。一番後ろの車両に変わって連結され、勝手にヒロの仕事に付いて行く事にしたのだ。そんな事を知らないヒロはそのまま一緒に走り出した。ヒロが進む度に貨車達はぶつかり合っていた。」 ・いたずら貨車「アハハハハッ…!、バーンガシャン!、バーンガシャン!」 ・ナレーター「ヒロは相変わらず落ち着いて走っていたが、ディーゼルが貨車達の後ろに居る事にまだ気づいていなかった。」 ・ディーゼル「いたずら貨車達にどんな事が出来るか見せつけてやる!」 ・ナレーター「ヒロが一所懸命へ丘に登り始めるとディーゼルはブレーキを掛け、貨車のスピードを落した。」 ・いたずら貨車「ハハハハッ…!、ブレーキ!、ブレーキ!」 ・ナレーター「ヒロはとても力の強い機関車だ。でもディーゼルも力は可也強い。ヒロは丘の頂上目指して力一杯走り続けた。ヒロが丘を登り切るとディーゼルは貨車達を猛スピードで走らせた。」 ・いたずら貨車「ハハハハッ…!、早く!早く!もっと早く!!」 ・ナレーター「いたずら貨車達も皆楽しそうだ。」 ・いたずら貨車「ハハハハッ…!」 ・トーマス「うわぁ、どうしたんだろ!?」 ・ナレーター「貨車達が厄介だと漸く気付いたが、それでもヒロはまだ何も言わなかった。」 ・ヒロ「礼儀正しく優しく、私は鉄道の達人だからな。」 ・ナレーター「ディーゼルはそんなヒロを益々気に入らなかった。」 ・いたずら貨車「ハハハハッ…!」 ・ヒロ「もうやめなさい!」 ・いたずら貨車「ハハハハッ…!、バーンガシャン!、バーンガシャン!」 ・ヒロ「よーしそこまでだ!これ以上は黙っていないぞ!*7私は鉄道の達人だからなぁ!」 ・いたずら貨車「ハハハハッ…!!」 ・ヒロ「よーく反省するがいい!!」 ・いたずら貨車達「「ヒャッハー!」 ・ナレーター「ヒロが急ブレーキを掛けたので、クリームの入った瓶が空高く舞い上がった。」 ・トップハム・ハット卿「まただぁーー!!」 ・ナレーター「そしてトップハム・ハット卿にそのクリームが掛かってしまった。」 ・トップハム・ハット卿「ハッ…。」 ・ナレーター「エドワードにも。」 ・エドワード「ハァー。」 ・ナレーター「ヒロにも。」 ・ヒロ「ああっ…!」 ・トップハム・ハット卿「私のズボンが…。」 ・ヒロ「あぁ…、大変だ…。」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿はクリーム塗れになり、物凄く怒っていた。」 ・トップハム・ハット卿「ヒロ!!君の所為で混乱と遅れが生じたぞ!!それに、また私のズボンが汚れたじゃないか!!」 ・ヒロ「本当に申し訳有りません。」 ・ナレーター「ディーゼルはこっそり逃げようとした。でもトーマスがその後ろを塞いだ。」 ・トーマス「ディーゼル!何処に行くつもりだい?ヒロ!どうしてディーゼルが君の貨車を押してるのかな?」 ・ヒロ「ディーゼル!?君だったのか。君が私に体当たりしていたのかい?」 ・エドワード「それに、今朝、ミルクを零したのはディーゼルですよ。」 ・ヒロ「そうなのかい?」 ・ディーゼル「え~と…悪かったよ…。」 ・トップハム・ハット卿「君には本当にがっかりしたぞディーゼル。いたずら貨車達の扱い方をもう一度勉強しないと駄目だな。」 ・ディーゼル「でもですね…あ…わかりました…。」 ・トップハム・ハット卿「最高のお手本が丁度ここに居るぞ。それはヒロだ。」 ・ディーゼル「わかりました…。」 ・ナレーター「ヒロは誇らしい気持ちで一杯だった。その後ヒロはいたずら貨車の扱い方をディーゼルに教えた。 ・いたずら貨車達「ヒヒヒヒ!ハハハハハ…!」 ・ディーゼル「覚えてろよ!」 ・ヒロ「駄目だディーゼル。礼儀正しく、優しくするんだ。そうすれば、いつかは君も私の様な、鉄道の達人になれる。」 ・ディーゼル「ハハハ!いい子達だ。ヘヘヘ!よく走ってる。」 ・いたずら貨車達「アハハハハ…!」 ・ヒロ「ハッハッハッハ…。」 | ||
英国CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス/いたずら貨車・いじわる貨車/ミルク缶を積んだ貨車/スコーンの貨車?:ベン・スモール ・エドワード/トップハム・ハット卿:キース・ウィッカム ・ヒロ:伊川東吾 ・ディーゼル:ケリー・シェイル | ||
米国CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス/ディーゼル:マーティン・シャーマン ・エドワード:ウィリアム・ホープ ・ヒロ:伊川東吾 ・いたずら貨車・いじわる貨車/ミルク缶を積んだ貨車/スコーンの貨車?:ベン・スモール ・トップハム・ハット卿:ケリー・シェイル | ||
日本CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・エドワード:佐々木望 ・ヒロ:玄田哲章 ・ディーゼル:ケン・サンダース ・いたずら貨車・いじわる貨車(スコーンの貨車?/クリームの無蓋貨車):神代知衣*8 ・いたずら貨車・いじわる貨車(ミルク缶を積んだ貨車):酒巻光宏*9 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 | ||
シリーズ前回(英語) | サカナなんてこわくない | シリーズ前回(日本) | とまらないウィンストン |
シリーズ次回(英語) | せんろをさがすトーマス | シリーズ次回(日本) | ソルティーはうみがすき |