ヒロといたずらかしゃたち

Last-modified: 2019-02-07 (木) 20:41:10

「君達がどんなに悪戯をしても、平気だよ。」
ヒロといたずらかしゃたち

日本版タイトルヒロいたずらかしゃたち
英語版タイトルNo More Mr Nice Engine
脚本ローラ・ボーモント?
ポール・ラーソン?
放送日・2013年11月3日(日本)
・2014年3月22日(ハンガリー)
・2014年11月7日(米国)
・2014年11月21日(英国)
・2015年4月23日(ドイツ)
・2016年8月24日(韓国)
話数397
この話の主役ヒロディーゼル
登場キャラクターAトーマスエドワードヒロディーゼルいたずら貨車・いじわる貨車ミルク缶を積んだ貨車スコーンの貨車?クリームの無蓋貨車
登場キャラクターBなし
登場キャラクターCロージーコナーアニークララベルクランキー
登場人物Aトップハム・ハット卿
登場人物Bトップハム・ハット卿の付き人ナップフォード駅の作業員エドワードの機関士ブレンダム港の作業員
登場人物Cヒロの機関士ナップフォード操車場の作業員
登場スポットゴードンの丘
ナップフォード駅
ナップフォード操車場
ブレンダム港
ソドー運送会社
ウェルズワーズ駅
洗車場
あらすじ・ある時ディーゼルが貨車に体当たりした為に中のミルク缶から牛乳が零れ、ヒロがその貨車を運んだ後、トップハム・ハット卿がその貨車を開けるとミルク缶が倒れ彼のズボンに牛乳が掛かってしまった。
それでもヒロは優しく扱うのが正しいと主張するので、乱暴に扱うのが正しいと思うディーゼルは意地悪しようとヒロの仕事に勝手について行く事にする。
メモ・英語版タイトルはアリス・クーパーの楽曲「ノー・モア・ミスター・ナイス・ガイ『No More Mr. Nice Guy』」をもじったもの*1
ヒロの動物好きな一面が見られるエピソード。
第2シーズンディーゼルのわるだくみ』以来、貨車達を味方につけ、悪巧みを目論むディーゼル*2
・どんなに貨車に押されても怒らず焦らず落ち着いているヒロ
トップハム・ハット卿第3シーズンパーシーのマフラー』以来久々に飛んで来た物に当たる*3
・何故か有蓋貨車?ではなくタンク車でもなく、無蓋貨車で運搬されるクリーム
ディーゼルの悪巧みの巻き添えを受け、ボディがクリーム塗れになるエドワードヒロトップハム・ハット卿*4
第2シーズンディーゼルのわるだくみ』以来恐ろしい仕返しを決行するディーゼル*5
ディーゼルに嫌な顔をするエドワードトップハム・ハット卿の付き人。但し、怒り顔を見せるだけで怒号は無し。
ヒロに貨車の扱い方を教わるディーゼル
トップハム・ハット卿達がクリーム缶の雨を受けるシーンは第19シーズンの回想シーンで使われている*6
・この回のロージーのヘッドランプがついていない。
台詞ナレーターヒロはとても力が強い蒸気機関車だ。」
ヒロ「オッ!」
ナレーター「同時に礼儀正しくて優しかった。」
ヒロ「ヘヘッ!、お先にどうぞトーマス、君の方が汚れてるからね。」
トーマス「有り難うヒロ。」
ナレーター「ある朝ディーゼル操車場いたずら貨車達の入れ換えをしていた。」
いたずら貨車「ハハハハッ…!、うわあっ!」
ディーゼル「御前ら、ふざけてないでちゃんと並べ!、それにジッとしてるんだ!」
ナレーターヒロに渡す為のミルクバターを乗った貨車をエドワードが運んでいた。」
ディーゼル「よーし!、次はお前の番だ!。おりゃ!」
エドワード貨車にぶつかるのは止めるんだディーゼルミルクが零れてるだろ!」
ディーゼルいたずら貨車達に言う事聞かせるにはこうするのが一番なんだよ、エドワード!俺の仕事に口出しをするな!」
エドワード「はぁ~…。」
ナレーター「暫くしてヒロがやって来た。」
ヒロ「おはよう、ディーゼル。おはよう、貨車の皆。」
いたずら貨車「ヒッハハハハハッ!」
ディーゼル「おいおいヒロ、そんなに優しく必要なんか無いって、此奴ら勝手な事をばかりしてるから、誰かが分からせなきゃ駄目なんだ!」
いたずら貨車「オオオオッ!」
ヒロ「いいやディーゼル、そんな事しなくても大丈夫、私は鉄道の達人だからね。」
ナレーターヒロ貨車達を連結すると走り出した。だがディーゼルミルクを零していた事に気付いていなかった。走り出して間もなくいたずら貨車達がまた騒ぎ始めた。」
・いたずら貨車「ハハハハッ!、バーンガシャン!、バーンガシャン!」
ヒロ「ハハハッ…!君達がどんなに悪戯をしても、平気だよ。私は鉄道の達人だからねぇ。」
ナレーターいたずら貨車達がずっとぶつかったりしたが全く気にせず走り続けた。ナップフォード駅に到着するとトップハム・ハット卿ヒロを待っていた。」
トップハム・ハット卿「ようやく食堂で使う材料が届いたぞ。」
ナレーター作業員パンバターチーズを貨車から降ろした。」
トップハム・ハット卿ミルクを忘れちゃ駄目だ!」
ナレーター「ところがミルクを乗せた貨車の扉を開くと、いきなりミルクが溢れだした。」
トップハム・ハット卿「あぁ、もう…。ズボンがビショビショだぁー!」
ヒロ「本当に申し訳有りませんでした…。気を付けて居たんですがいたずら貨車達が今日は落ち着きが無くて…。」
トップハム・ハット卿「次の仕事では、もう少し注意して走るようにな。ヒロ。」
ヒロ「はい、気をつけます。」
トップハム・ハット卿「君の所為で私のズボンが、酷い事になってしまったよ…。」
ナレーターヒロトップハム・ハット卿のズボンを汚してしまい、申し訳無く思った。」
ナレーター「その後再びヒロブレンダムの港クリームバターを受け取っていた。そこへディーゼルがやって来た。」
ディーゼル「何かあったのかい?ヒロ。」
ヒロ「ああっディーゼル、今日の朝いたずら貨車達を運んで来たんだが、トップハム・ハット卿貨車の扉を開けた時ミルクが毀れてトップハム・ハット卿のズボンに掛かってしまったんだ。」
ディーゼル「アラ…。」
ヒロ「情けなくて仕方がないよ…。」
ディーゼル「ハッハハ言ったろ!、いたずら貨車いたずら貨車は厄介な連中らだってちょっと乱暴して言う事を聞かせなきゃダメだ。」
ヒロ「いいやディーゼル、乱暴するなんて間違っているよ、何時だって礼儀正しく優しくするのが一番なんだ。」
ナレーターヒロはまたいたずら貨車達を連結した。ディーゼルはムッとしていた。自分の方が正しいと思っていたのだ。」
ディーゼル「その内御前だって分かるさ。」
ナレーターディーゼルは意地悪なアイデアを思いついた。一番後ろの車両に変わって連結され、勝手にヒロの仕事に付いて行く事にしたのだ。そんな事を知らないヒロはそのまま一緒に走り出した。ヒロが進む度に貨車達はぶつかり合っていた。」
いたずら貨車「アハハハハッ…!、バーンガシャン!、バーンガシャン!」
ナレーターヒロは相変わらず落ち着いて走っていたが、ディーゼル貨車達の後ろに居る事にまだ気づいていなかった。」
ディーゼルいたずら貨車達にどんな事が出来るか見せつけてやる!」
ナレーターヒロが一所懸命へ丘に登り始めるとディーゼルはブレーキを掛け、貨車のスピードを落した。」
いたずら貨車「ハハハハッ…!、ブレーキ!、ブレーキ!」
ナレーターヒロはとても力の強い機関車だ。でもディーゼルも力は可也強い。ヒロは丘の頂上目指して力一杯走り続けた。ヒロが丘を登り切るとディーゼル貨車達を猛スピードで走らせた。」
いたずら貨車「ハハハハッ…!、早く!早く!もっと早く!!」
ナレーターいたずら貨車達も皆楽しそうだ。」
いたずら貨車「ハハハハッ…!」
トーマス「うわぁ、どうしたんだろ!?」
ナレーター貨車達が厄介だと漸く気付いたが、それでもヒロはまだ何も言わなかった。」
ヒロ「礼儀正しく優しく、私は鉄道の達人だからな。」
ナレーターディーゼルはそんなヒロを益々気に入らなかった。」
いたずら貨車「ハハハハッ…!」
ヒロ「もうやめなさい!」
いたずら貨車「ハハハハッ…!、バーンガシャン!、バーンガシャン!」
ヒロ「よーしそこまでだ!これ以上は黙っていないぞ!*7私は鉄道の達人だからなぁ!」
いたずら貨車「ハハハハッ…!!」
ヒロ「よーく反省するがいい!!」
いたずら貨車達「「ヒャッハー!」
ナレーターヒロが急ブレーキを掛けたので、クリームの入った瓶が空高く舞い上がった。」
トップハム・ハット卿「まただぁーー!!」
ナレーター「そしてトップハム・ハット卿にそのクリームが掛かってしまった。」
トップハム・ハット卿「ハッ…。」
ナレーターエドワードにも。」
エドワード「ハァー。」
ナレーターヒロにも。」
ヒロ「ああっ…!」
トップハム・ハット卿「私のズボンが…。」
・ヒロ「あぁ…、大変だ…。」
ナレータートップハム・ハット卿クリーム塗れになり、物凄く怒っていた。」
トップハム・ハット卿ヒロ!!の所為で混乱と遅れが生じたぞ!!それに、また私のズボンが汚れたじゃないか!!」
ヒロ「本当に申し訳有りません。」
ナレーターディーゼルはこっそり逃げようとした。でもトーマスがその後ろを塞いだ。」
トーマスディーゼル!何処に行くつもりだい?ヒロ!どうしてディーゼルが君の貨車を押してるのかな?」
ヒロディーゼル!?君だったのか。君が私に体当たりしていたのかい?」
エドワード「それに、今朝、ミルクを零したのはディーゼルですよ。」
ヒロ「そうなのかい?」
ディーゼル「え~と…悪かったよ…。」
トップハム・ハット卿「君には本当にがっかりしたぞディーゼルいたずら貨車達の扱い方をもう一度勉強しないと駄目だな。」
ディーゼル「でもですね…あ…わかりました…。」
トップハム・ハット卿「最高のお手本が丁度ここに居るぞ。それはヒロだ。」
ディーゼル「わかりました…。」
ナレーターヒロは誇らしい気持ちで一杯だった。その後ヒロいたずら貨車の扱い方をディーゼルに教えた。
いたずら貨車達「ヒヒヒヒ!ハハハハハ…!」
ディーゼル「覚えてろよ!」
ヒロ「駄目だディーゼル。礼儀正しく、優しくするんだ。そうすれば、いつかは君も私の様な、鉄道の達人になれる。」
ディーゼル「ハハハ!いい子達だ。ヘヘヘ!よく走ってる。」
いたずら貨車達「アハハハハ…!」
ヒロ「ハッハッハッハ…。」
英国CVナレーターマーク・モラガン
トーマス/いたずら貨車・いじわる貨車/ミルク缶を積んだ貨車/スコーンの貨車?ベン・スモール
エドワード/トップハム・ハット卿キース・ウィッカム
ヒロ伊川東吾
ディーゼルケリー・シェイル
米国CVナレーターマーク・モラガン
トーマス/ディーゼルマーティン・シャーマン
エドワードウィリアム・ホープ
ヒロ伊川東吾
いたずら貨車・いじわる貨車/ミルク缶を積んだ貨車/スコーンの貨車?ベン・スモール
トップハム・ハット卿ケリー・シェイル
日本CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
エドワード佐々木望
ヒロ玄田哲章
ディーゼルケン・サンダース
いたずら貨車・いじわる貨車スコーンの貨車?/クリームの無蓋貨車):神代知衣*8
いたずら貨車・いじわる貨車ミルク缶を積んだ貨車):酒巻光宏*9
トップハム・ハット卿納谷六朗
シリーズ前回(英語)サカナなんてこわくないシリーズ前回(日本)とまらないウィンストン
シリーズ次回(英語)せんろをさがすトーマスシリーズ次回(日本)ソルティーはうみがすき

*1 ここでのMr Nice Engineは「(貨車達に対し)優しくする機関車」の意味合い
*2 前回のターゲットはダック、今回のターゲットはヒロ
*3 前回ジャム、今回はクリーム
*4 因みに、付き人2人は無傷。
*5 前回はダック。今回はヒロ
*6 未公開であるワンシーンが追加される。
*7 英語版ではこの部分でヒロが“No more Mr Nice Engine!”と言い放つ
*8 ノンクレジット
*9 ノンクレジット