ディーゼルのわるだくみ

Last-modified: 2020-05-07 (木) 17:09:26

「とんでも無い!蒸気機関車は、そんな卑怯な事しません!」
ディーゼルのわるだくみ

日本版タイトルディーゼルのわるだくみ
英語版タイトルDirty Work/Diesel's Devious Deed/Diesel's Devilish Deed*1
脚本ウィルバート・オードリー
放送日・1986年11月5日(英国)
・1988年5月4日(オーストラリア)
・1989年5月14日(リンゴ・スター版米国)
・1991年7月2日(日本)
・1991年11月19日(ジョージ・カーリン版米国)
・1998年4月14日(ドイツ)
・2008年1月20日(ハンガリー)
話数39
対応原作・第13巻『ダックとディーゼル機関車
(第3話『ディーゼルのたくらみ/ディーゼルのわるだくみ』)
この話の主役ディーゼル
登場キャラクターAダックディーゼルゴードンジェームスヘンリー貨車達LBSCの有蓋貨車?L&BRの有蓋貨車牛の家畜貨車?
登場キャラクターB無し
登場キャラクターC無し
登場キャラクターDエドワード(言及のみ)
登場人物Aトップハム・ハット卿
登場人物Bトップハム・ハット卿の付き人ティッドマス機関庫の転車台の作業員
登場人物Cゴードンの機関士ゴードンの機関助手ジェームスの機関士ティッドマス貨物駅の作業員
登場スポットナップフォード操車場
ティッドマス機関庫
ティッドマス機関庫の転車台
ティッドマス貨物駅
ブレンダム倉庫
ウェルズワーズ駅(言及のみ)
あらすじ前回の失敗ダックにからかわれた事を根に持つディーゼル
は仕返しに、ダックゴードン達の悪口を言っていたと嘘の告げ口を貨車達にして…!
メモ・冒頭は前回に続き、まだノリノリで歌う貨車達のシーンで始まる。
・以前は家鴨の真似をしてからかったり大西部鉄道の自慢話にうんざりしていたゴードンヘンリージェームス前回とは打って変わり、今回初めてダックの肩を持つ*2
ダックの事を『貴様』呼ばわりするディーゼル*3
・この話では、ディーゼル以外の機関車は終始笑っていない*4
・冒頭でダックが弾き飛ばした貨車は、スタッフが糸で引っ張って動かしている。
あの時のゴードンヘンリージェームス続いて、恐ろしい仕返しを決行するディーゼル
ディーゼルの一人称が「僕」になっていたり、ヘンリージェームスの一人称が「俺」になっているシーンがある。
ティッドマス機関庫に居る時だけ、少々見えにくいが、ゴードンヘンリージェームスの炭水車が無くなっている。
ゴードン達が言われた悪口に思わず笑いをこらえるトップハム・ハット卿
・自分の嘘がばれないかと、落ち着きを無くすディーゼル*6
ヘンリーの悲しみのBGMが、ダックに使用されている*7
あの時のジェームスに続いて、悪意のあるあだ名をつけられるヘンリーゴードン
あの時のジェームストーマストビートレバー続いて、涙を流すダック
??の声を担当している高戸靖広さん。*8
・機関車紹介の前の前奏が流れない最初の回。
ディーゼル、この話以降第3シーズンの「ディーゼルがかえってきた」迄台詞無し。
・トーマス大図鑑のテレビシリーズにおいて、写真が「ディーゼルがやってきた」になっている。
・ラストでディーゼルが機関庫に引っ込むシーンで英米版では警笛を鳴らしている。
・この話は次回の「とこやにいったダック」に続く。
・この話の米国版では*9新シリーズの書体で『DIESEL'S DEVILISH DEED』と書かれているタイトルが表示される。
台詞ナレーターディーゼルが膨れっ面をしている。貨車達が彼に向かって失礼な歌を止めないからだ。」
貨車達「(自惚れディーゼルが貨車に組み付き♪いい所見せようと)這いずり回る♪だけど間違った(貨車を引いて♪りーきみすぎて♪壊しちゃった♪)」
ナレーターダックは呆れ返った。」
ダック「黙らないか!!」
ナレーターは、貨車を突き飛ばした。」
ダック「行儀が悪いぞ!!」
ナレーター「でも、ディーゼルはまだ怒っている。」
ディーゼル「皆貴様のせいだ!!貨車に俺の悪口言わしてるんだろ!!」
ヘンリー「馬鹿馬鹿しい!」
ナレーターヘンリーが言った。」
ヘンリーダックは、そんな事しないさ!僕達は皆考えは違うが、誰もそんな事はしない!それは、は、は・・・。」
ゴードン「恥ずかしい事だ!」
ジェームス「はしたない事だ!」
ヘンリー「恥知らずな事さ!」
ナレーター「しかし、ディーゼルダックが気にくわなかった。ダックの悪い噂を立てて、追い払おうと考えた。・・・次の日、ディーゼル貨車達に言った。」
ディーゼル「昨日は、君達の面白い冗談に僕は大いに笑ったよ!ところで、ダックゴードンの悪口言ってたの知ってる?あのね・・・。・・・でも、僕から聞いたなんてゴードンに言っちゃ駄目だよ?」
ナレーターディーゼルは、くすくす笑いながら去っていった。」
牛の家畜貨車?「ハハハハハ!!」
・ナレーター「貨車達はバカ笑いした。」
L&BRの有蓋貨車ゴードンが聞いたらさぞ怒るだろうなあぁ??」(最初で最後の台詞)
LBSCの有蓋貨車?「よし、ゴードンに教えてやろーっと!」(初台詞)
ナレーター貨車達は、機関車が通る度に無作法に笑った。・・・まもなく、ゴードンヘンリージェームスは何故笑われているか知った。」
ゴードン「恥ずかしい事だ!」
ナレーターゴードンが言う。」
ジェームス「はしたない事だ!」
ナレータージェームスも言う。」
ヘンリー「恥知らずな事だよ、許せない!」
ナレーターヘンリーも言った。」
ヘンリーダックの仕業だって!?」
ゴードン「よーし、こっちも仕返ししてやろうじゃないか!」
ナレーターダックが、くたくたになって帰ってきた。貨車が生意気で煩くて、ほとほと扱いに苦労したのだ。ダックは、早く機関庫で休みたかった。・・・3台の機関車は、ダックが入るのを邪魔した。」
ジェームス「入れてやらないよ!」
ダック「何の事だい?僕、疲れてるんだ。」
ジェームス「僕達だって、にはうんざりだ!」
ゴードンお前なんかより、ディーゼルの方がよっぽど良い!」
ヘンリーは、貨車に僕らの悪口言ったろう!?」
ダック「言ってないよ!」
ジェームス「言ったよ!」
ダック「言ってない!!」
ゴードンジェームスヘンリー「言った!!」
ナレータートップハム・ハット卿が、騒ぎを止めに来た。」
ゴードンダックは、俺の事を『走るソーセージ』って言いやがった!」*10
ジェームス「僕の事、『錆びた鉄くず』だって!」
ヘンリー「僕は、『コチコチの堅物野郎』って言われたんです!」*11
トップハム・ハット卿「どうなんだ、ダック!!」
ナレーターダックは、全然身に覚えが無い。」
ダックソーセージや鉄くずなんて言葉、僕には考え付きません!!」
トップハム・ハット卿「おほっ、おっほん!」
ゴードンジェームスヘンリーダックは、俺達を笑い者にしたんだ!!」
ナレータートップハム・ハット卿は笑いを堪えて言った」
トップハム・ハット卿「くっ、ほ、ほ、本当か、ダック?」
ダック「とんでも無い!蒸気機関車は、そんな卑怯な事しません!」
ナレーター「其処へ、ディーゼルが出て来た。」
トップハム・ハット卿「なあディーゼルダックの言った事を聞いたかね?」
ディーゼル「さあ・・・、何の事だかちっとも分かりませんねえ・・・。それにしても、ダックがそんな事をするなんて・・・。はあ・・・、悲しい事です・・・。」
トップハム・ハット卿「うーん。よし、分かった。」
ナレーターディーゼルは、嘘がバレやしないかと落ち着かなかった。」
トップハム・ハット卿ダック、すまんがお前は暫くエドワードに行って貰おう。」
ダック「仰る通りにします・・・。」
ナレーターダックは、悲しそうに去って行った。一方、ディーゼルは勝ち誇った様に、にんまりと笑った・・・。」
原作との相違点・原作では、ヘンリーにつけられた悪口は「オンボロ四角足」である。*12
英国CVナレーター/他:リンゴ・スター
米国CVナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン
日本CVナレーター森本レオ
ディーゼル郷里大輔
ダック塩屋浩三
ゴードン内海賢二
ジェームス森功至
ヘンリー/貨車達堀川亮
トップハム・ハット卿宮内幸平
貨車達石炭の貨車)/牛の家畜貨車?/L&BRの有蓋貨車/LBSCの有蓋貨車?高戸靖広
シリーズ前回ディーゼルがやってきた
シリーズ次回とこやにいったダック
原作前回ディーゼル機関車のディーゼル
原作次回ダック、とこやさんへいく
参照画像・参照はディーゼルのわるだくみ/画像?

*1 新シリーズの書体で表記した物のみ。
*2 しかし、ディーゼルの嘘を信じ込んですぐに寝返る事になる。
*3 なお、このアニメで『貴様』という呼び方をしたのは、現時点でこの回のディーゼルのみ。
*4 ダックは今回が初めてで(次にダックが終始笑わない話は第4シーズンの『がんばりやのスカーロイ』まで一切ない。)、ヘンリーは『パーシーとしんごう』、ゴードン第1シーズンゴードンみぞにはまる』、ジェームスは『きたないきかんしゃ』に続いて終始笑わなかった*5
*5 尚、この話は終始笑わなかったキャラクターが多い最初のエピソードである。
*6 結末は次回発覚する。
*7 このBGMが流れたのは第1シーズンの「フライング・キッパー」以来で、ヘンリーに対して流されるのは第3シーズンの「ヘンリーのもり」まで無し。
*8 但し、冒頭の曲は前回の物を流用している為、堀川りょうさんも担当している。
*9 一部の書籍のみ。
*10 ディーゼルに自分の事を指して『ソーセージ』と言う。
*11 原作でつけられた悪口は「オンボロ四角足」である。
*12 ゴードンへの悪口は「すっ飛びソーセージ」、ジェームスへの悪口は「赤錆の古鉄」で、人形劇版とあまり変わっていない。