- 作中やアルティマニアでは用語化されていないため、KHI内の呼称の一つを便宜上の項目名とする。
メモリアルアルティマニアでも呼称が統一されているわけではないが、「ワールドの壁」と称されている。
通常、それぞれのワールドはこの壁に囲われているため住人が出入りすることはできず、互いに行き来することもない。
- 故に別のワールドに干渉することやワールド同士が交流し合うことは通常起こり得ない。
- 一般人は容易に往来が出来ないものの、技術や能力などを持つ者であれば例外的に、闇の回廊や異空の回廊(使用する度に心が闇に蝕まれる、ノーバディは存在が危うくなるなどのリスクはあるが、これらは黒コートや鎧を身に纏えば防ぐことができる)、グミシップ(KHII以降はゲートの開通が必要になった)、ポータル、星のカケラなどを使っての行き来は可能である。一部のワールドは入るために特殊な手段が必要となる。また、KHIでいくつものワールドが崩壊していた際は生き残りがトラヴァースタウンに流れ着いており、ここでは他のワールドの存在は半ば周知の事実となっている。
- とはいえ上記の通り抜け道は多く、しかも闇の力を使えば闇の回廊で自由に行き来ができる、なんなら後述の方法を使えばハートレスによって簡単に壁そのものを壊せてしまう(もっともハートレスが量産されない限りは可能性は低かったと言えるのだがそれでもゼロではない)、というのはかなり闇側にとって有利な気がする。それで大丈夫なのか…。
- 一般人は容易に往来が出来ないものの、技術や能力などを持つ者であれば例外的に、闇の回廊や異空の回廊(使用する度に心が闇に蝕まれる、ノーバディは存在が危うくなるなどのリスクはあるが、これらは黒コートや鎧を身に纏えば防ぐことができる)、グミシップ(KHII以降はゲートの開通が必要になった)、ポータル、星のカケラなどを使っての行き来は可能である。一部のワールドは入るために特殊な手段が必要となる。また、KHIでいくつものワールドが崩壊していた際は生き残りがトラヴァースタウンに流れ着いており、ここでは他のワールドの存在は半ば周知の事実となっている。
- 電波もこの壁で遮断されるため通信することも不可能である。
- こちらも例外的に、KHIIIで開発されたモバイルポータルを用いれば、この壁を越えて通信することが可能となる。
しかし、「世界の心の扉」が開かれることで壁が壊れ、外からの来訪者を受け入れたり、住人が外の世界に出ていくことが可能になる。だがそれは、逆に言えば外敵の侵入を許してしまうことにもなっている。
- KHIの際は、アンセムが人工的にハートレス(エンブレム)を作り出したことで爆発的にハートレスが増加したため、世界の心の扉が発見される可能性が増大していた。その結果、多くの世界で心の扉が開かれて世界を隔てる壁が崩れ、心を奪われてしまった世界が既に存在する状態からKHIの物語がスタートする(この時点でキャッスル・オブ・ドリームがその内の一つであることがわかる)。
- かつて世界は一つだったため、壁が崩れるような事が起きると一つだった頃の状態に戻ろうとしてさらに崩壊が進むのではないかという説もある。
- KH0.2の王様によると、世界の境界が不安定になっていたらしい。
他の世界の壁が崩れた際に壁の破片が降り注ぐ様子は、各ワールドでは流星として認識されている。
この壁は、いくつもの世界を巻き込んだ争いが再び起きることのないよう、キーブレード戦争の後に作られたものである。
地上に降ってきた壁の欠片は「グミ」と呼ばれるようになり、グミの塊が「グミブロック」としてグミシップの資材に使われるようになった。
グミから作られたグミブロックは様々な特殊能力を持つが、KHIでは新たなワールドへの道を開く「ナビグミ」やその欠片である「ナビグミのかけら」という特別なグミも存在した。
- KHIで壁を通り抜けられた理由として、「グミシップが壁と同じ素材のため」という説があるが、その場合どのワールドにもすんなり着陸できていることから、世界の壁の成分は基本的にどのワールドでも共通だと考えられる。
- KHIではナビグミによって開かれた道を通ることでワールドの行き来をすることができていたが、ラストで世界が本来の状態に戻ったためにKHII以降では世界を繋ぐ道が消えてしまい、ゲートを使わないと行き来できないようになった。また、それに伴いナビグミも登場しなくなった。なお、KHIIIではまたもや航路が変わっており、最初にゲートを開くシーンがあるが、以降はかなり自由に航行出来るようになっている。
BbSでは星のカケラと呼ばれる、グミのような性質を持つ石(あるいは、「グミ」と呼ばれる前の壁の欠片)が登場した。